2009-11-30

ニュース:どうやって使おう?工人舎 デュアルディスプレイモバイルノート「DZシリーズ」

■PC-NEWS 20091127にもちらりとリンクを載せましたが、改めて。

■工人舎 デュアルディスプレーモバイルノートを発表(ASCII.jp 2009/11/27)
■工人舎、デュアルディスプレイを搭載したモバイルノート「DZシリーズ」を発売(GIGAZINE 2009/11/27)



確かにデュアルディスプレイって便利です。私も仕事で使うノートパソコンに液晶モニタを繋いでデュアル化して使っていますし、自宅ではパソコンそのものが複数あるのである意味デュアルディスプレイです。

しかし、目の前にあるのはひとつだけです。この製品のようにフレームの枠がど真ん中に来るような状況で使う事はありません。

ひょっとしたら参照時にしか使わないとか、非常用とか、色々使い方があるのかもしれません。しかし文字打ちするときに、もう一方の画面に参考yじょうほうを出しながらタイピングするとき、フレームの枠が目の前で威張っていたら使いやすいと果たして言えるでしょうか。

こんなのはデュアルディスプレイを使っていればすぐ分かることです。ヒンジの使い方次第で如何様にも出来たはずなので、これはちょっといただけないです。

せっかく、凄く面白いのに。企画そのものはワクワク出来たのに。

工人舎という会社のモバイルノートパソコンに対するこだわりと、その技術力を見てきたからこそ、このパソコンの液晶画面の位置は非常に残念です。

PC-NEWS 20091130

All Aboutが忙しくてちょっと間隔が空いてしまいました。
というわけで、ここ数日間(主に今日)気になったニュース。

■パソコンソフト
■ZIP/RAR/LZH/ISOなどあらゆるファイルの解凍・圧縮が一発でできるようになるフリーソフト「Explzh」(GIGAZINE 2009/11/28)

家庭内や個人で利用する場合は無料(企業や会社の場合は税込1050円、10ライセンス以上でディスカウントあり

これだけ高機能でも、必要性が分かる人がどれだけいるのかとなると。次のソフトにも言えるんですが、結局運用する人次第なんですよね。

■めんどくさがりほどトクをするフリーのファイル管理ソフト「FenrirFS」(GIGAZINE 2009/11/27)

そのタグは自動的に付かないし、タグの付け方が行き当たりばったりになると大変です。
結局フォルダ分類が一番簡単だと思うんですが。

■周辺機器
■業界最小サイズのパソコン向け地デジチューナーが登場、大きさはUSBメモリ程度(GIGAZINE 2009/11/26)
■USBメモリー並みの業界最小サイズを実現したパソコン用ハイビジョン対応地上デジタルチューナー”ちょいテレ・フル”(BUFFALOプレスリリース)

パソコン用地デジチューナーは相性問題が出やすいのですが、それクリアできるのなら欲しいです。

■SSDの価格が劇的に値下がりする時期は?メーカー各社が見通しを明らかに(GIGAZINE 2009/11/26)

> 要するに2011年までSSDは徐々に値下がりすることはあっても、劇的に値下がりすることはなさそうです…。
残念。

■アップル、「MacBook」用電源アダプタのコピー製品メーカーを提訴(CNet Japan 2009/11/30)

磁石でくっつくマグセーフはアップルの特許ですが、これがひっかかったんでしょうね。

■エプソン、液晶ディスプレイ事業の営業機能をソニーグループへ移管(CNet Japan 2009/11/27)

SONYロゴのEPSONモニタが発売されるかも。

■値下がりが続く2TBのHDD、1GBあたりの単価が一番低い「最もお買い得なHDD」に近づく(GIGAZINE 2009/11/28)

> 日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)製の2TBモデルHDD「HDS722020ALA330」が1万3780円

この勢いだと、決算期には1万円台が見えてきそうです。2TBの次の容量が出れば決定的でしょうね。

■セキュリティ関連
■ソフマップ、ユーザーの目の前でHDDなどを物理的に破壊してくれるサービスを開始(GIGAZINE 2009/11/27)

これ、目の付け所が良い。パソコン廃棄ではデータ流出は個人単位でも不安がられますが、これなら安心です。

■その他

■Appleのスティーブ・ジョブズに苦情のメールを送ってiPodをゲット(GIGAZINE 2007/09/30)
■スティーブ・ジョブズからのメールはやたら短く簡潔だった(GIGAZINE 2009/11/24)

神様は気まぐれって事で。もしくはカネの臭いをかぎ分けているか。


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2009-11-27

PC-NEWS 20091127

今日気になった情報をまとめました。
なお、本日は簡易更新です。

■パソコン本体
■工人舎 デュアルディスプレーモバイルノートを発表(ASCII.jp 2009/11/27)


■パソコンソフト
■Gmail感覚のファイル管理ソフト「FenrirFS」--フェンリルが公開(CNet Japan 2009/11/26)
このタグ付けが面倒で、結局フォルダ管理に戻ってしまいます。フラットに管理できるのはよいのですが。

■パソコン周辺機器
■2TB、1万3000円台は当たり前!? 明日1万2000円台へ(ASCII.jp 2009/11/27)
来年春頃には1万円切ってくる勢いです。

■ビクター、iPodドックを内蔵したCDシステム「RV-NB50」--バスチューブ構造で重低音再生(CNet Japan 2009/11/25)

■リモコン型USBワイヤレスキーボード&タッチパッド(engadget Japanese 2009/11/25)
これ、面白そうです。

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2009-11-26

Windows7のマルチタッチが呼び水?増殖中のボードPCに新機種「Gateway ZX4800-41」」

ボードPC、増殖中です。

■Gateway、マルチタッチ対応の液晶一体型PC(価格.com 2009/11/20)


解像度1600×900ドットと微妙にフルHDに足りない20型ワイド液晶を採用しています。Windows7の売りの一つであるマルチタッチに対応しているため、画像の拡大や縮小などをタッチ操作で行うことができます。

CPUにはCLUVの「Celeron T3000」、メモリは4GbyteのDDR2-800、HDDは750GBと性能的にはネットトップのちょっと上。「Windows 7 Home Premium」を採用しているのでマルチメディア関係にも問題無く対応出来ます。想定価格は100,000円前後のため、VAIO typeLなどの国産ボードPCと以前紹介したEeeTopのちょうど中間に位置するような製品です。

しかし、こう増えて来てもいまいち微妙な製品が多いと感じるのは何故でしょう。

これならAspire Revoなどのネットトップや、富士通TEOなどと小型の液晶テレビを組み合わせた方が満足できるかもしれません。もっとこう割り切った性能のものを出したほうが魅力が増すと思うのですが、如何でしょうか。

【関連リンク】
■ついに出た パソコン内蔵型モニタ「EeeTop PC」

ニュース:ポメラが魅力的なアップデートを実施 KINGJIM pomera DM20

まるで出汁(ダシ)を取るときにアクをすくうように、ネガティブ要素を「正当深化」(あえて進化ではない)で丁寧に取り除いてきたって感じです。

■“モノ書き”のためのプレミアムな「ポメラ」DM20--キングジム、編集機能を強化(CNet Japan 2009/11/26)
■デジタルメモ「ポメラ」に進化したプレミアムモデル DM20(engadget Japanese 2009/11/24)
■デジタルメモ「ポメラ」DM20発売(KINGJIM 公式リリース)


画面の大型化(解像度は従来機と同一)によってキーボードがはみ出したようなスタイルからフィットするようになるなど、外観上でも変更が加わっていますが、注目は地味な機能面の深化です。

■最大5階層までの「フォルダ管理機能」、

これは待っていた人、多いのではないでしょうか。
今までは単階層だったのでファイル管理が大変でしたが、これで分類が可能となります。
また、携帯電話の仕様に併せてフォルダを作成すればメールに添付して送信もできます。

■QRコード変換で、最大3200文字を携帯電話で読取可能に。

これは目の付け所が違うと感じました。そうそうメールで送る必要は無いので、機能を追加するのではなくソフトウェアで解決。しかも高精細で読み取りやすい液晶を使っているからできる芸当でもあります。すげぇ。

■ATOKに約30種類のオプション辞書を追加。

辞書の機能不足を呻く人は多かったのですが、辞書登録機能の強化や定型文登録機能、自動改行の設定などATOKならではの機能が追加されてきました。

■最大入力文字数が8000字→2万8000字へと大幅増

フルキーボードを出先で使うようなヘビーユーザーには足りなかったようで、3倍以上にアップ。
私の場合は8000字でも事は足りますので、メモ程度で使う人には関係ないかもしれません。

■保存ファイル数が6→1000と大幅増

これもある意味ビックリの仕様でしたが、ちゃんと解決してきました。

■「キーバインド設定」により、capsキーとctrlキーを入れ替え可能

あまりキーボードを使っていないので何ともですが、要望が多かったんでしょうね。

発売は2009年12月11日からと言うことなので、クリスマス商戦でボーナスを抱えて迷う人多いのではないかと思います。

ニュース:ThinkPadもどきがまた追加? ThinkPad Edgeシリーズ

赤いトラックポイントが付いていて黒い筐体なら確かにThinkPadでしょう。同じメーカーが発売しているし。

■レノボ、ThinkPad Edgeシリーズを年内発表?(engadget Japanese 2009/11/20)

ただ「Edge」ってどんな思いがこめられているのでしょう?「端っこ」とか「異端」とか?発売の際には「ThinkPad Entry」(入門機)とか「ThinkPad Value」(お得版)とか、そんな風にして欲しいです。

と、ここまで拒絶反応を示すのは、13インチモニタ+CLUVの組みあわせに1.6キロ台という何のひねりもない性能が発端です。ThinkPadのアイデンティティは「タフで、高性能で、携帯性に優れる」でしょ?タフはともかく他の2項目は満たせないじゃない。

何のためにIdeaPadという新しいブランドを確立させ、U350とかを作ったんでしょうか。黒く塗ってトラックポイント付きのキーボードにしただけにしか見えません。U350は良くできていましたし、All Aboutで記事を書いた時にもその良さについて書きましたし、当ブログ内でも比較エントリを作成して良さを伝えてしまった程です。が、これはスペックを見る限りではいただけません。

ThinkPadというブランドはSLシリーズを出したあたりで怪しい雰囲気を感じましたが、旧来のThinkPadとThinkPadもどきといいたくなるようなモデルが混在するようになるのかもしれませんね。

といいつつ、新しいモデルが出ると気になってしまうのが悲しい性なのですが。

【関連エントリ】
■ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ

PC-NEWS 20091126

今日気になった情報をまとめました。
なお、21時以降に単発ニュースを追加します。

■パソコン本体

■デル、リビング向け超小型デスクトップPC「Inspiron Zino HD」--テレビ接続を考慮(CNet Japan 2009/11/25)
■Inspiron Zino HDミニデスクトップ国内発表、4万9800円から(engadget Japanese 2009/11/24)
独立エントリで書きたい製品ですが、情報が少ないので先ずはこちらで。

■iMac (27-inch Late 2009)/2.66GHz Core i5をiMovie 09で性能チェック(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/11/22)
まだまだCore i5はCore2 Duoとの性能差を引き出せるようなソフトが揃っていないようですね。これはCPUの設計が大幅に変わるタイミングの過渡期にはよくある光景ですが、1年もすれば優劣がはっきりするような気がします。

■パソコンソフト
■グーグルが考えるネットブック--「Chrome OS」からうかがえる方向性(CNet Japan 2009/11/25)
ついにgoogleが作ってしまったOSですが、廉価PCの世界では席巻しそうな勢いですね。

■「ユーザーはWindowsとの互換性を求めている」--MacBU、次期Office for Macを説明(CNet Japan 2009/11/25)
まぁ、そのためのOfficeですから。VBAが使えなかったと言うことにも驚きました。これが出るまでMacはお預けかな。。

■周辺機器
■サンワサプライ、乾電池駆動の手のひらプロジェクタ「400-PRJ002」(CNet Japan 2009/11/25)
Nikonから発売されているプロジェクタ付きのカメラより少し性能は良いみたいです。携帯電話との連携に優れていると売れるような。

■Webサービス関連
■グーグル、オフライン版「Gmail」で添付ファイルに対応(CNet Japan 2009/11/25)
いつのまにか、Gmailってオフライン版が出て居たんですねぇ。久しぶりに使って見ようかな。

■DeNAとNTTドコモが合弁会社設立、課金型UGCサイトを運営へ(CNet Japan 2009/11/25)
世界一と言われる日本の携帯電話の課金システム。これ、パソコンソフトにも使えないんですかねぇ。携帯電話の引落に併せてとか。ATOKなんて携帯版があるのですから、追加料金(従量制)でATOKが使えるようになるサービス出したら売れ真線か?>JUSTSYSTEM関係者様

■iモードブラウザ2.0の「かんたん認証」を利用した不正アクセス手法が発見される(CNet Japan 2009/11/24)
啓蒙活動。携帯電話も安全ではありません。


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2009-11-24

Nikonレンズ(とそれに近いもの)、5千円キャッシュバック

デジタル一眼カメラは各社がキャッシュバックキャンペーンを展開していますが、Nikon(ニコン)が交換用レンズに対してキャンペーンを開始したようです。

ニッコールレンズ5000万本記念キャンペーン(Nikonホームページ)



これはレンズ関連だけでなく、フラッシュ(最上位のSB-900のみですが)や本体のレンズキットのレンズも対象となっていますのでかなり広範囲に適用が聞くものになっています。

キャンペーンは11月20日~来年2月14日(バレンタインデー)まで。期間中に購入した製品の「保証書のコピー」「レシートまたは領収書等のコピー」「製品箱のバーコード部分2点の切取り(コピー不可)」を応募専用封筒に貼付けて郵送する事になっています。保証書も対象になっていますので、証明するものをなくす心配も無さそうです。応募締切は2010年3月1日の当日消印有効となっています。

ちなみに私のお勧めは以下。

■本体(レンズキット)
Nikon D90 AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR

■レンズ
AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR
AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

Nikonのカメラをお持ちの方でレンズ購入を考えている方、Nikonのデジタル一眼カメラを考えている方にはなかなか魅力的なキャンペーンではないかと思います。

【Amazonリンク】

Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVR
ニコン (2008-09-19)
売り上げランキング: 24689
おすすめ度の平均: 5.0
5 守備範囲が広くて使いやすい!


Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)
ニコン (2006-12-07)
売り上げランキング: 472
おすすめ度の平均: 5.0
4 D700との愛称はいいですね。
5 携帯性、品質、コストパフォーマンス最高です。
4 優秀だと思います
4 凄いです
5 使えます

2009-11-22

SONY VAIO X 簡易レビュー

ずいぶん前に作成していたWindows7モデル一気レビューの中に、VAIO Xもあったのですがうっかり挙げ忘れていたので追加します。

現在はだいぶ解消されたようですが、当初の想定を大きく上回る受注のため(だったらしい)手元に届くまでに2ヶ月~3ヶ月待ちと言われていました。まぁ、VAIOというブランド力、積み重ねてきた技術、そしてモバイルを作り続けてきたプライド。それらが結実したこのVAIO XはThinkPad大好きな私にも「スゲェ!」と素直に脱帽するほどの魅力があります。


基本的にはVAIO type PのSSDモデルと画面サイズとBTOオプションで選べるCPUのクロック数以外にはスペックに差がないため、動かした快適度はVAIO type Pと同じように「Atom Zでもここまで動くんだ!」と思えるほど快適なので、Microsoft Officeなどビジネスソフトを使うだけなら全く文句はありません。

そこで当エントリでは細かい使い勝手などを中心に取り上げます。とりあえず買って損の無い製品だと思いますよ。

■画面
きれいです。もうSONYの面目約如といったところです。11.1ワイドというとかなり小さく感じますが、1366*768の解像度との組み合わせだと見やすく感じます。先日のVAIO Xのイベントでも「モバイルでのベストバランス」とSONY関係者も言っていましたが、確かにそのとおりだと思います。低反射のグレア画面も映り込みが少ないので、オフィスの明るい環境でもそれほど気にはならないでしょう。また、発色についても癖が無く素直(と開発の人が言っていた。確かにきれい)なので、写真などの鑑賞にも優れています。ThinkPadには真似できません。。。

■キータッチ
幅があるせいか、VAIO type Pと比べて余裕はあるのですが、おそらくキーそのものはtype Pと同じものを使っていて、キーの間隔の隙間が大きい印象です。キーが小さすぎて押しにくいと思いましたが、type Pも慣れるまで使いにくかったので慣れれば何とかなるのかもしれません。またキーストロークは薄さを追及しているので非常に少なく、ノートパソコンでもThinkPadのようなストロークの深いキーボードやデスクトップパソコンを使っている方には違和感があるかもしれません。まぁ、慣れだとは思いますが。

■タッチパッド
最初は狭いと感じたタッチパッドが思ったほど使いにくくありませんでした。バッテリーとの兼ね合いで非常に狭い面積のタッチパッドですが小さなサイズに合わせて最適化がされているのか、普通に動かしても端から端まで一気に移動できます。使い勝手が悪いとは感じなかったのですが、やはりVAIO type Pのようなトラックポイントのほうがモバイルには似合うと思うのですがいかがでしょうか。

■端子の配列について
有線LANコネクタ、USB端子、そしてアナログ端子など必要なものは全て備えています。これなら仕事で使うのであればまったく問題ないでしょう。

とにかく一度といわず、何度も店頭で触れて確かめてみてください。最初はネガティブに感じた要素も、次第に慣れることで解消される部分が多いため、触れれば触れるほど魅力の増す製品です。私はThinkPad + VAIO type Pの布陣が完全に機能し始めてしまったため(タイミング悪すぎですよ!)購入にはどうしてもいたりませんが、モバイルパソコンをこれから考える方にはお勧めの一台です。

【関連エントリ】
■SONY VAIO X まとめ+リンク集エントリ

■SONY VAIO typeP まとめエントリ

2009-11-21

8時間駆動PC「TimeLineシリーズ」にCLUV採用の新モデル追加

AcerがTimeLineシリーズにCLUVのCPUを採用した新モデルを発表するようです。とは言え、元々省電力CPUを採用するモデルだったのでマイナーチェンジと言っても良いでしょう。


■エイサー、CULVノートPC「Timeline」2機種(価格.com 2009/11/19)

Windows7対応モデルが一段落して、ようやく個別モデルのニュース記事が書けるところまでリリースペースが落ちてきましたが、どうやら今のキーワードは「CLUV」のようです。これ、何なのかというと今年頭ぐらいにインテル社が提唱した「Atomプロセッサよりずっと性能が良くて、省エネルギー性はそれに迫るものがあるよ」というCPUに付けた総称です。とはいえ、提唱元のインテル社は既にこの呼称は使用していないようですが、着実に認知度は上がっているという面白いキーワードです。

しかし。

日本製ノートパソコンの長所は、軽く、長持ちバッテリーで高性能がキーワードでした。ネットブック攻勢から始まった海外製のパソコン進出は、重く、そこそこ使えるバッテリーで、そこそこの性能でした。この性能部分がCLUVによって埋められ(日本製ノートパソコンもこれを採用してコストダウン)、その恩恵でバッテリーの持続時間もアップさせています。軽さだけはまだまだ国産のノートパソコンには圧倒的にかないませんが、価格差が2倍程度あることを考えるとユーザーの視線は厳しいかもしれません。

軽量化については汎用部品を諦めたり、素材のこだわりで調達価格が上がるなどコストダウンが難しいため、ワールドワイドに使いまわす製品を作る海外勢にはやや難しいかもしれません。しかし骨格の共通化をはかり、そこの素材を日本仕様のものだけ変更したり、外装部品の交換やSSDの積極的な採用などを積み重ねればかなりの軽量化が果たせるかもしれません。しかも、安価に。

東芝のDynabookはワールドワイドに販売されており価格的にも対抗できるかもしれませんが、B5モバイルノートの分野で攻め込まれるとそう言っていられなくなる可能性が有ります。

13~15インチで展開しているTimeLineシリーズですが、今後軽量化を行い、12インチクラスに切り込んできたらなんて考えると、国産メーカーは厳しいだろうなと思います。

とは言え、サポート体制などでまだまだ海外勢は(特に初心者に)厳しいので、いきなりシェアを奪われることはないと思います。それでも積み重ねでじりじりと切り崩され、気が付いたら国産メーカーが1社も残っていないという事態は避けて欲しいものです。

【関連エントリ】
■SONY VAIO typeP まとめエントリ
■SONY VAIO X まとめ+リンク集エントリ
■ThinkPad X61のある生活

低価格15型ノートPCのInspiron 15に考える、おデブノートの魅力

CLUVという対ネットブック用語と、その製品をWindows7発売に合わせて各社が揃えてきました。この結果、そろそろネットブック熱のメッキが剥げやしないかと少々心配になっている今日この頃です。そんなことを考えていたら、こんなニュースを見つけました。

■ネットブック並みのお手頃価格15型ノート Inspiron 15(ASCII.jp 2009/11/02)


以前のエントリ「PC購入:HP Compaq FY154」でも触れましたが、今14インチから15インチのワイドモニタの「デブ」パソコンはモノによっては激安で購入できる場合があります。特にHPやDELL、Acer等海外製パソコンはその傾向にあります。画面サイズが大きいため、ネットブックと比べて年配者なら文字の読みやすさで圧倒的にこちらが有利ですし、処理能力の高さやメモリ搭載量の余裕など、64bit時代を迎える上でこのおデブノート達は凄く魅力的なカテゴリなのです。

有利なのは性能や画面サイズだけではありません。本体幅に余裕があるためテンキーを搭載した機種も出始めていますが、これならデスクトップのキーボードと何ら変わることなく使えます。ライトユーザーと言われる人たちはキーボードが壊れるまで酷使するなんて滅多にないのですから(私はかなり使いますが、それでも壊したことはないです)「交換ができないからダメ」なんてのは関係ない場合がほとんどです。

また、持ち運びしないのならバッテリーの持続時間も関係ありません。ちょっと他の場所で使いたいときだけバッテリー駆動させ、電池が減ったらコンセントに繋げばいいだけです。国産のノートパソコンが売りにしている長時間駆動が必要なくなると、一気に価格帯が下がってしまうのです。

もちろんデスクトップと比べればやや高く、性能も見劣りします。しかしデスクトップと比較した場合、今度は優れた省スペース、省エネルギー性が魅力となってきます。最近のデスクトップはノートパソコンの部品を取り入れ省エネルギー性と省スペース性を手に入れた製品もありますが、それらは必然的に性能が低めに、価格は高めとなり、デスクトップ本来の魅力を失ってしまいます。

無線LANを導入すればコンセントだけの配線で済むノートパソコンは片づけも楽ちんなので、狭い部屋で使うにも便利。前述のノートパソコンを使っている私の親も「デスクトップじゃなきゃヤダ!」と言い張っていたのですが、今ではもう「デスクトップには戻れない」と言ってしまう有様です。

もちろんデスクトップの拡張性や高性能も魅力です。しかしネットブックの安さに惹かれてそちらを検討するぐらいなら、ちょっと冷静になって考えるとベーシックなおデブノートはとても魅力的な製品です。秋モデルでこれらに当てはまる手頃な製品を、価格.comで絞り込んだリンクを作成したので、宜しければ参考にどうぞ。

■価格.com 低価格おデブノート

【関連エントリ】

■ThinkPad X61のある生活

2009-11-20

ついに出た パソコン内蔵型モニタ「EeeTop PC」

27インチモニタサイズのiMacやNECのVALUESTAR G タイプWで実現されている製品が、やっと普及価格帯でも商品化されてきてきました。

■ASUS、20型タッチパネル液晶一体型「EeeTop PC」(価格.com 2009/11/20)
これのどこが素晴らしいかと言うと、HDMI入力端子を搭載していること。つまり、HDMI端子を備えているパソコンのモニタとして使うことができるのです。小型ネットトップの進化を応援していた人間として、これ以上の進化はありません。

惜しむらくはアナログRGB端子を持っていないこと。まだまだノートパソコンではアナログRGB端子が主流となっているため、例えば我が家のThinkPad X61やVAIO type Pが接続できません。過去のVALUESTAR G タイプWでは付いていたようなので、ここはぜひ検討していただきたい部分です。

しかしHDMI端子で統一さえしてしまえば、普段使いには画面内蔵(とここで言っておきます)のパソコン機能を使い、高い性能が必要になったときだけ外部の高性能デスクトップを起動すればよいのです。普段使いはほとんどの方がネットやメール、Officeなどビジネスアプリの使用になるのですから問題にはならないでしょう。また、一人暮らしの方ならゲーム機のモニタとして使うことも可能になりますし、ワンセグチューナーなどを付けておけばテレビにも早変わりします。

パソコンの性能としては、OSにはWindows7 Home Premiumを採用。CPUにデュアルコアAtom 330、2Gbyteのメモリー、320GBのHDDを搭載などネットトップとしてMaxの性能を盛りこんでいます。これなら、モニタ性能さえ良ければAspire Revoのようなネットトップのシェアを確実に一定量持っていくことができるでしょう。

お値段は8万円前後とやや高めの設定ですが、タッチスクリーンを搭載していることも考えると発売当初の売値としてはこんなもんだろうと思います。ただし年末商戦で6万円台に突入したりすると、このマシン、急激に魅力を増すのではないでしょうか。

というわけで早く実機をさわってみたいものです。発売は11/28開始なので、もう少し待つ必要が有るみたいです。

【関連エントリ】
■小型デスクトップは便利
■Acer Aspire Revo まとめページ

KENWOODのポータブルプレーヤ「Media Keg MG-F」に思う不満

新製品のニュースを読んで感じたことがあったので、まとめニュースから独立させました。

■ケンウッド、microSDカードも使えるデジタルオーディオ「Media Keg MG-Fシリーズ」を発売(CNet Japan 2009/11/19)


特徴を挙げるとこんな感じの製品です。

・内蔵メモリ
・microSDカードスロットを搭載しており、メモリ容量の増設が可能
・4Gbyteと8Gバイトモデルの2種類、価格はそれぞれ1万5000円/1万8000円前後
・クリアな音楽再生を実現する高品位D/Aコンバーター
・ヘッドホンアンプとヘッドホン端子のレイアウト最適化によるノイズ低減
・遮音性の高いカナル型ヘッドホンなどを採用
・CDジャケットも表示できる2.0インチ液晶

iPod nanoをご存じの方なら、「で?」と思ってしまう特色です。音質などのチューニングは音響メーカーであるKENWOODならではの味付けが施されているかと思いますが、iPod nanoと比較すると飛び道具もなく、容量も少ない。SDカードの領域をシームレスに使えるかどうかはわかりませんが、ユーザーは「あのフォルダの中にある曲」ではなく「あのアーティストのあのアルバム」という検索を知ってしまうと、この方式は非常に不便なんです。音をたしかめられる売り場が減っているため、唯一の武器もうまく伝わらないんじゃないでしょうか。SDカードを使える事を武器としていたPanasonicも撤退してしまいましたし、

もういっそのこと、各音響メーカーはiPodに接続する超小型アンプ付きヘッドホンとか開発してみてはいかがでしょうか。音質が武器なのですから、出力された音のチューニングをスピーカーだけでなく、積極的に制御して「iPodじゃないみたい!」と驚かせれば売れるんじゃないかと思います。iPodTouchのような極薄の筐体なら背面に張り付かせれば良いだけですし、プロテクタや外部電池などと組み合わせれば、出っ張りがちなアンプ機能をうまく埋め込めるでしょう。

カセットテープ時代(古)、KENWOODのポータブルプレーヤーは音が良くスタイリッシュで憧れていました。過去にそんなワクワクした商品を生み出していたのですから、きっと今だってできるに違いありません。

なんて書きつつ、おしまい。

【関連エントリ】

■レビュー:音楽プレーヤー、イヤホン

PC-NEWS 20091120

本日気になったニュースです。

■パソコンソフト
■Googleの独自OS「Google Chrome OS」をスクリーンショットで徹底解説(GIGAZINE 2009/11/20)
■Googleがパソコン向けの独自OS「Google Chrome OS」の詳細を正式公開、実際に動作しているデモムービーも(GIGAZINE 2009/11/20)
■Google Chrome OS 開発版 ダウンロード提供開始、普通のPCで動きます(engadget Japanese 2009/11/20)
GoogleがついにOSまで作ってしまった、というニュースです。恐らくはインスタントオンのOS搭載として採用されることになると思いますが、数秒で使えるようになる(起動する、ではない)のはWindowsはもとより、電源ONからのスタートでは携帯電話と同レベル。Windows陣営の反撃に期待したいところです。こうやって切磋琢磨があれば、結果的にユーザーの利益になって行きますので。

■セキュリティ関連
■舞台はメールからSNSへ! 脅威のターゲットが変貌と警告(ASCII.jp 2009/11/16)
>SNSの運営者をよそおってID/パスワードの変更を行なわせるフィッシング(偽装)サイトに誘導するケースもある(実際にはID/パスワードの詐取が目的)。
これはひっかかってしまう可能性多いのではないでしょうか。ちなみに最近、私のメールには「VAIOの注文について」とか、「DHLでの発送について」とか、それっぽいタイトル(ただし英文)のウィルスファイルつきのメールが手を変え品を変え届きます。もう、避けられないんですかねぇ。ウィルスメールって。

過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

Acer Aspire Revo(R3610)Windows7モデルの情報

世間では、Aspire RevoといえばWindows VistaモデルのR3600から、Windows7モデルのR3610と変わってきていて、情報もずいぶん揃ってきました。



そこで当エントリでは気になる参考情報を集めてみました。最後に用意したR3600のまとめエントリと併せ、購入に際しての参考にしていただければと思います。
(最終更新 2009/11/18)

■通常の使用には十分耐える

前モデルのR3600に採用されたCPUのAtom N270(1.6Mhz) と同クロックながら、コア数が2つとなったAtom 330とWindows7との組みあわせは良好なもののようです。メモリが2GbyteのモデルであるA44を私も店頭で試してきましたが、R3600ではもたついたファイル操作などの処理が問題なくできるのには驚きました。

このマシンはIONチップセットが最も電力を消費する(確か20W)のですが、N270でも4Wしか使っていなかったものが8Wに増加しただけになります。AC駆動のため、バッテリー駆動するノートパソコンのように電力消費量をシビアに削減しなければならないものではなく、またWindows7の優れた電力制御と組み合わせれば、4Wの差は性能アップとのトレードオフで十分なものです。

■メモリは64bitOSでも、IONプラットフォーム(Atomプロセッサ?)の制約で3Gbyte程度しか使用できない。

これはメモリを4Gbyte積んだ、上位機種のA45のみに発生する問題です。
(追記中)

【関連エントリ】
■Acer Aspire Revo まとめページ
■小型デスクトップは便利(ThinkCentre A61 Ultrasmall等)

2009-11-19

延命?スケジュール通り?NetWalkerに漢字辞書モデル追加

巷での噂もずいぶんと少なくなり、落ち着いてしまった感じのあるSHARP NetWalkerに漢字辞書を搭載したモデルが追加されるようです。

■モバイル端末「NetWalker」に電子辞書モデル登場(ASCII.jp)


主な機能としては以下の3つが追加となります。
 ・「広辞苑 第六版」「新英和中辞典(第7版)」など7種類の辞書を
  収録したマイクロSDカードを同梱
 ・辞書閲覧ソフトでインターネット上にある約1,000種類の
  辞書コンテンツから検索可能
 ・今後解説される電子書籍販売サイト「NetWalkerライブラリー」
  から書籍を購入可能

ハードウェア的には従来機と同様に、辞書コンテンツが収録されたマイクロSDカード(別途発売も予定)を同梱し、インターネット辞書と電子書籍サイトとの連動などソフトウェアの追加が主だった変更点です。

型式は「PC-Z1J」となり、12月上旬から発売開始予定。価格は5万円前後とありますが、現在のNetWalkerの販売価格を見る限りでは4万~4万5千円ぐらいになると思われます。

・・・と、通り一辺倒のニュースサイトでも取り上げるネタを並べつつ。
問題はこれが当初のスケジュールにあったものかどうかと言うこと。ぼちぼちと売れているようですが、評判を聞く限り10万台/年を豪語されていた重役の方には申し訳立たない程度の売り上げと思われるこのモデル。洗練された電子辞書専用機種の使い勝手に、インターネット機能でどこまで切り込めるかは見物です。

昨年のWILLCOM D4といい、このNetWalkerといい、(その前のEM-ONEや最新の光タッチMebiusなども)ZAURUSの時に感じた「スゲェ!」度が失われつつあるように感じます。私の手元にあるZAURUSはHDDがイカレはじめたのかカレンダーデータが飛んだりしていますが、ハコそのものは頑強なので、ばらしてCFカードなんかと換装すればまだまだ行けそうな気配です。

しかし上記に挙げたマシン達はいかんせん壊れやすそうと感じてしまいますし、ソフトウェア的な完成度もどうしても納得がいかない。また、作りも微妙にチープです。ZAURUS SL-C3000で感じたソフトウェアの完成度、PDAとして使う上で求められる頑強さ、何よりそこに置いたとき感じられる満足感。そんなものが失われていないでしょうか。

その分販売価格も下がっていますが、例えばどうように値下げ圧力に晒されながらもVAIO type PやVAIO Xのような独創的な商品を送り出し続けるSONYに感じるような作り込み、所有する満足度がいまいち足りないように感じます。それをどのように使い、どんな風に生活を便利にさせるのか。独創的なアイデアのシャープペンを作ったSHARPだからこそ、そんな事を期待してしまいます。

ぜひ、現行NetWalkerのネガティブな要素を打ち消した新しいNetWalkerを開発して欲しいと心から願っています>SHARP開発陣の皆様。

【関連リンク】
 ■SHARP NetWalker まとめエントリ

PC-NEWS 20091119

本日気になったニュースです。

■Windows7
■69%がWindows 7に満足 XPユーザーからは辛口の意見も(ASCII.jp 2009/11/18)
私もほぼ同じような見解です。しかしながら最新のソフトの対応状況など、そろそろXPから卒業するタイミングを迫られてる事も事実です。唯一懸念があるとすれば、過去資産を生かせるXP Modeを普及バージョンとなるであろうHome Premiumに搭載しなかったマイクロソフトの選択が今後問題とならなければよいのですが。


■パソコンソフト
■マイクロソフト、「Office 2010」パブリックベータ版をリリース(CNet Japan 2009/11/19)
■Download Microsoft Office Professional Plus 2010 Beta※日本語版はない
ついにパブリックβ版がリリースされてきましたが、残念な事に日本語版がないです。まだ出ていないだけだと思いますが、気の早い方は上記のリンクから入手出来ます。※ただしWindows Live IDが必要

■Webサービス関連
■ソースネクスト、プリペイド型通信カード「いきなり 最大21Mbpsモバイル」など発売(CNet Japan 2009/11/18)
価格破壊を続けるソースネクストの製品なのでちょっと期待しましたが、「いきなり 最大21Mbpsモバイル」が9万9800円、「いきなり 最大7.2Mbpsモバイル」は8万3800円(それぞれ税込)とごく普通(月割りでそれぞれ7677円/6646円)。イーモバイルとのセット販売を使って手に入れた方がお得だと思うのですが、いかがなものでしょうか。

■セキュリティ関連
■なぜ止まらない? ファイル共有ソフトでの情報漏洩(ASCII.jp 2009/11/12)
ファイル共有で情報漏洩がされる仕組みについて詳しく解説しています。ファイル共有そのものは全く推奨できませんが、もしされている方がいたら一読することをお勧めします。


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■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-18

VAIO typeP 買い足した周辺機器 その4 3D USBアダプタ

VAIO typeP関係で買い足した周辺機器、最後は3D USBアダプタというコネクタ部分を自由に方向を変えるツールです。


小さな筐体に各種スロットを詰め込んでいるため、各種コネクタ間の余裕が少なく、USB機器を接続する際にコネクタ周りがちょっとでもおデブさんな機器や、他の機器の併用の際に問題が出ることも購入前から判明していました。


そこで解決策として、コネクタの方向を自由に変更できるアダプタを買いました。600円弱で購入できるこのアダプタはUSB機器を自由な角度で保持し、コンパクトにまとめられる優れものです。VAIO typePに限らずモバイル機器を使う人なら手に入れると非常に便利な一品です。

たとえば、上記のイーモバイルの通信機器を使う際に、アンテナのように垂直に立てられるため非常に便利です。使わないときにはまっすぐにして胸ポケットにしまっておけるため、さっと取り出せますし、USB機器のコネクタを保護した状態で持ち運べるのでなかなか役に立っています。


他にもUSBメモリを邪魔にならないように立てて使ったり、外付けHDDのコネクタを奥に誘導して邪魔にしないようにするなどかなりの頻度で使われています。おそらく今回の投資の中で最もコストを回収出来ているものではないでしょうか。モバイル使いなら、一つは持っていると便利な道具です。

ただし使い始めに、自由関節が非常に渋く折れるのではないかとヒヤヒヤしながら曲げていました。個体差もあるとは思うのですが、力の弱い女性などは最初男性の方にグリグリと動かしてもらうほうが良いかもしれません。

サンワサプライ 3DUSBアダプタ AD-3DUSB8
サンワサプライ
売り上げランキング: 2526
おすすめ度の平均: 3.5
4 自分の環境では、何故かイーモバイルの通信速度が倍になります!?
2 関節壊れやすい。。。
4 便利ですが作りがもろいです
3 目的次第では便利
4 定番になってほしいけどあまり売ってないね


というわけで、買い足した周辺機器シリーズは終わりです。そろそろWindows7に移行しようと思いますが、その前にバックアップを取らないと。→と思ったら良いツールを見つけました。これについては又今度。

【関連エントリ】
■SONY VAIO typeP まとめエントリ

PC-NEWS 20091118

本日気になったニュースです。

■パソコン本体
■世界最薄ノート Adamo XPS 本日発売、17万4000円から(engadget Japanese 2009/11/18)
SONY VAIO Xが世界最薄を名乗れなかった(そのくせに重く、実用性低すぎないか?)のDELL Adamo XPSがやっと発売されました。私の所有しているVAIO type Pもじゅうぶん変態パソコンですが、これには絶対かないません。使い道、思い付きませんでした。

■その他
■文化庁が「ダウンロードの違法化」政令案に意見募集(CNet Japan 2009/11/17)
啓蒙活動。違法ダウンロードは取り締まることに賛成ですが、それを悪用しないような枠組みは有るべき。それが抜け道になろうとも、冤罪を産み出さない仕組みとしてもらいたいものです。

■児童ポルノ禁止法、単純所持規制が成立するのか?(六本木で働いていた元社長のアメブロ 2009/11/18)
これも啓蒙活動。えっちぃなページをちらりと見ただけでつかまってしまう可能性が有ります。こちらのエントリ、良く読んでおきましょう。

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2009-11-17

VAIO typeP 買い足した周辺機器 その3 e-mobile D12HW

VAIO typePを購入して買い足したもの、第3弾はe-mobile D12HWです。外出中にもインターネットが出来る、いわゆる通信モジュールってやつです。既に型落ちしていると思いますが、現在でもヤフオクなどでゲットは出来ます。3.6Mbpsタイプのものですが、7.2Mbpsのものと比較してもそんなに速度の差は体感できないので十分でしょう。


このVAIO typePは、購入当初から極小サイズの本体のため拡張性については諦めていました。それでも最低限の拡張は必要になりますし、それらを全てUSB経由でまかなう必要があります。

ちなみにGPSが欲しくてDOCOMOのWWANモジュール内蔵タイプを購入したのですが、2年縛りのe-mobileがまだ半年残っているのでそちらを使うことを諦めたことは内緒です。

しかしながら、私の所有している通信用のイーモバイルはPCカードスロット用のため、このVAIO typePでは使えません。そのため、ヤフオクでこのUSBタイプの通信モジュールを格安で手に入れましたという次第です。

あと、外部アンテナを繋いだり、microSDを内蔵して外部ストレージとして使えるなどなかなか優れものです。



しかし。。。じつはZAURUS用のCFカードスロットのものもあるので、これでめでたく3台目のe-mobileを入手したことになります。いい加減差し替えが面倒になってきたため、こちらの機器に興味を持っていたりするのですが予算が追いつかないですねぇ。

あと、これを買ったおかげで購入したのが次のエントリで紹介した3D USBコネクタでした。

【関連エントリ】
■SONY VAIO typeP まとめエントリ

PC-NEWS 20091117

本日気になったニュースです。

■パソコン本体
■CULV搭載ノートPCラインアップ比較--1つ上の“ネットブック”は定着するか(CNet Japan 2009/11/16)
10万円以上が当たり前のモバイルノートと非力なAtomプロセッサの間を埋める商品として大量リリースされたCULVの特集記事です。このCULVの特集記事はAllAboutの記事でも取り上げたCLUVを一挙に比較していますが、重く、バッテリーの持続時間も短く、何よりwebやメールが主体のライトユーザーに請求するには、Atom採用のネットブックの開発が進んだ現在では乗り換える魅力に乏しいのも事実です。

とは言え、現行のAtomプロセッサは対応しているチップセット側の関係でメモリが3Gbyte以上使えないなど、64bit時代に対応出来ない足かせがあるため今後徐々にCULVに移行が進むのかもしれません。

■パソコンソフト
■マイクロソフト、「Office 2010」ベータ版を開発者向けにリリース(CNet Japan 2009/11/17)
じりじりと情報が出て来るOffice 2010ですが、もう少しで評価版がリリースされる可能性が高くなってきました。

■周辺機器
■500台限定--ぺんてる、イラスト作成に特化したデジタルペン「airpenDraw」(CNet Japan 2009/11/16)
ボールペンの先から超音波と赤外線を発信して、実際に書いた内容を読み取る画期的なデジタルツール「airpen」に読み取り精度を1.5倍に向上させた「airpenDraw」が登場するようです。ただし500台限定、価格は市場想定価格は2万9800円と標準のものの2倍以上と非常に高価です。

このairpenは、筆跡情報を記録する受信ユニットに2Mbayteのメモリを持ち、A5で60ページ分のデータを保存出来ます。保存されたデータは、JPEGやTIFF、BMP、SVGなどのファイル形式でPCに取り込めるのでそのままブログなどへの掲載も可能です。また、USBケーブルでPCを接続するとリアルタイムで書いている内容を画面に表示させることも出来ます。タブレットモードを備えているのでタブレットのように使うことも可能です。

私は標準の「airpen」を所有していますがかなりの精度があり、こちらでも十分絵描きに使えると思うレベルですので、繊細なタッチを要求する絵描きの方にもこのモデルは魅力的ではないでしょうか。なお、こちらの製品は11月21日に発売されるようです。


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2009-11-16

VAIO typeP 買い足した周辺機器 その2 画面保護シール

VAIO typePを購入して買い足したもの、第2弾は画面保護シールです。

先日のエントリでケースにも画面の保護フィルムがあったのですが、反射を抑える物が欲しかったので反射防止仕様を謳っている液晶保護シールを別途購入しました。


もともと、VAIO typePはそれほど反射はきつくないのですがより和らぎました。これは良い買い物でした。唯一残念だったのは、何度も張り直しがきくという謳い文句でしたが、入り込んでしまったゴミが取れないこと。1箇所だけ「ポチッとな」と浮いていて、ちょっと残念です。

とはいいつつも、これで画面の細かな傷を気にする必要もなくなり一安心。写り込みも和らいだので良しとしましょう。

次回は通信モジュールです。DOCOMOのWWAN内蔵タイプを買ったのに、これも必要でした。。。

ELECOM 液晶保護フィルムSONY VAIO Type P用(反射防止仕様) EF-FL8W
エレコム (2009-02-19)
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【関連エントリ】
■SONY VAIO typeP まとめエントリ

PC-NEWS 20091116

本日気になった情報やニュースのまとめです。

■パソコン本体
■minipc.jp、A5用紙より小さなサイズのCore 2 Duoマシン「CX45シリーズ」(CNet Japan 2009/11/13)
ネットトップという言葉が生まれる以前から小さな筐体のパソコン、ならびに自作用のキットを作り続けているminipc.jpより新作のニュースが飛び込んできました。小さなPCメーカーですので量産効果が期待できないのでやや高価ですが、小型パソコンをお考えの方には魅力的な選択肢だと思います。

■ビデオカメラ
■エグゼモード、最大50倍ズームを備えたフルHDビデオカメラ「YASHICA ADV-1025HD」(CNet Japan 2009/11/13)
店頭想定価格が3万9800円前後と、非常に安価なフルハイビジョン録画デジタルビデオカメラが発表されました。光学5倍ズームと3.0型のタッチパネルタイプを採用し、記録媒体は最大16GバイトのSDHCカードに対応させるなど機能的には十分です。ただしピント合わせや手振れ補正など、光学系の能力については今までエグゼモードから発表されたビデオカメラは値段なりの性能であるという情報がありましたので、店頭で実際に触れてみてたしかめることをお勧めします。


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2009-11-15

VAIO typeP 買い足した周辺機器 その1 セミハードケース 

先日のエントリで色々良い点、そして悪い点を書き綴りました(こちらのエントリを参照)。それらの対策などで買いそろえたものや準備したものを書いていきます。もし良かったら参考し似てください。今回はtypeP専用のセミハードケースです。

 
このVAIO typePは、塗装が美しく非常にキズに弱い、もしくは衝撃に弱いというものがあります。私の場合メインマシンがThinkPadなので、粗雑に扱う事に慣れてしまった自分には気をつけ無ければならないことが多々あったりします。

とは言え元々繊細なマシンだとわかっていたのでかなり気を使いながら使用していたのですが、僅か1週間でえくぼ凹みを作ってしまい酷く落ち込みました。むき出しのままフェルト製の袋に入れて持ち運んでいたため、擦り傷などからは保護ができていたのですが物理的な衝撃が加わったためと推測できます(それなりに混雑する電車で通勤していますし)。


と言うわけで、セミハードケースを購入しました。かなり厚ぼったくなるので薄いハードケースが欲しかったのですが、今のところそんなものは無いのでこれで我慢です。

ちなみにこれは大容量バッテリーをつけたままでも入ります。電車の中ではケースをつけたまま開いて使っています。インナーも傷がつきにくい素材(スポンジ?)なので、これで外側のキズ対策はばっちりです。



ちなみにこのケースには保護フィルムがついていますが、低反射のものが欲しかったので別途購入しました。それは次の機会に。

【関連エントリ】
■SONY VAIO typeP まとめエントリ

2009-11-13

PC-NEWS 20091113

本日気になった情報やニュースのまとめです。

■パソコン本体
■日本エイサー「Aspire 1410」~6万円を切る11.6型CULVノート(HotHot REVIEW 2009/11/09)
ネットブックよりちょっと良い性能が売りのCULVです。サポート体制に目を潰れるパソコン中級者以上には、国産PCを買うハードルがこれらのおかげでずいぶん上げられてしまっているような。つか、サポート料ってのがパソコンの原価を上げる大きな要因でもありますしね。面倒を見ているパソコンがありますが、手がかかりますもの。

■周辺機器
■ロジテック、FM感度を高めたUSB接続ラジオチューナ -AM/FMラジオを受信/録音。iTunes自動転送も(AV Watch 2009/11/12)
同梱ソフトでFM/AMの切り替えや、チューニング操作、録音、再生だけでなく、タイマー録音も可能で、音程を変えずに早聞き、遅聞きも可能。録音ファイルの自動分割も可能なほか、iTunesへの自動転送も可能で、録音したラジオを手軽にiPod/iPhoneへ同期できるとあるので、NHKの学習放送と組み合わせれば、学習のお供に最適ですな。MP3対応を外したのはいただけないですが<MP3プレーヤーを未だ愛用しているので。

■ASUSTeK、フォトスタンドスタイルの23型フルHD液晶 ~28,800円(PC Watch 2009/11/13)
■ASUSから厚さ16.5mmのスタイリッシュ 23型 液晶ディスプレイ(engadget Japanese 2009/11/12)

パソコンに薄く、小さくを求める人なので、これはちょっと魅力的です。画面位置も低い方が好きなので、かなり興味大。しかしモニタ、安くなったなぁ。

■デジタルカメラ
■オリンパス、「OLYMPUS PEN」の上位機「E-P2」をラインアップ(CNet Japan 2009/11/12)
■「オリンパス・ペンE-P2」が国内で正式発表(デジカメ Watch 2009/11/12)
ついに来ましたねぇ。リコーが発表したユニット交換式カメラとまっこうからぶつかりそうなこのカメラ、どこまでうけいれられるんでしょうか


■webサービス関連?
■携帯電話のwi-fi化は、携帯電話会社の首を絞める気がします。(ひろゆき@オープンSNS)
相変わらずあっさりと問題点を付くエントリを載せてくれます。ただしwi-fiと携帯電話の通信には、今の所大きな違いがあります。それは電波の広域性(言葉、あってるかな?)です。
携帯電話の3G回線は車や電車の移動中でも使えますが、wi-fiは固定のスポットでしか使えません。まぁ、この先技術革新が進めば携帯電話の通信も速度が上がったり、wi-fiでより広範囲をカバーできる技術が産まれるかもしれませんが、現状でITに詳しくないマスコミ各社の記者により魅力的にアピールさせるためにはこんな発言をしといた方が受けが良いのでは無いかと思います。

↑なんてことをコメントしといたら、本人からコメント返しされてました。上記でフォローし忘れたのですが、パケット通信はパケホーダイの人って確実に元が取れるように通信をしている人ばかりで、その人達がネットワークにかける負荷ってバカにならないと思うのです。それがwi-fi経由のインターネット回線に逃げてくれるのなら、電波が弱いと言われ続けるソフバンはおろか各キャリア共に設備投資費を増強ではなく範囲拡大に振り分けられるわけで。首都圏のwi-fiスポット増強は他社任せ、地方は地道にエリア拡大。ソフバンには悪くない戦略だと思います。なんて、またコメントしとこうっと。

■アプリケーションは「数より質を目指す」--マイクロソフト、Windows Mobile 6.5発表(CNet Japan 2009/11/12)
> これまではメニューなどが小さかったためスタイラスを必要としてきたが、今回からは片手で操作ができるようになった> Internet Explorer Mobile 6を標準搭載し、PC向けウェブサイトの閲覧性をさらに向上させた。「こだわったのはPCサイトの再現性。PCで見えているものをいかにモバイルで見られるかを追求した」
> スマートフォンに保存した連絡先、予定表、写真などのデータをクラウド上に同期し、容量200Mバイトの範囲でバックアップできる無償サービス「Microsoft My Phone」も特長の1つ
まとめると、iPhoneにできたことをWindowsMobileでもできるようにしてきました、ということでしょうか。ただしWindowsとの親和性はiPhoneも追求しているため、何か一つ「キラリ」と光るものが欲しいところです。

ちなみに私はガラパゴス携帯と言われるi-mode携帯(しかも古い)で満足しています。webメールが参照できますし、簡単な返信も可能。何より(どんな状況でも)片手で使えるメリットは大きいのではないでしょうか。Windows Mobileも片手操作に特化した何かを身につければ、iPhoneとの差別化が計れるのではないでしょうか、なんて。


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■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-12

PC-NEWS 20091112

■パソコン(Mac)
■Mac OS X v10.6.2 アップデート 提供開始(engadget Japanese 2009/11/10)
→Macの秋モデル関連ニュースはこちら

■周辺機器
■三洋電機、ハンディ電源「eneloop stick booster」--eneloop2本を利用(CNet Japan 2009/11/11)
モバイル電源は営業職の方などには今や生活必需品となりつつありますが、本命といわれる燃料電池の前に各社が様々な商品を出してしのぎを削っています。この製品は細くコンパクトで、eneloopを使う汎用性が売りですね。

■「iMac」や「MacBook」をタッチスクリーン化--Troll Touch、モニター用パネルを販売(CNet Japan 2009/11/11)
Windows7で大きな売りとなているタッチパネルですが、Apple社は乗り気ではなく、その解決策としてMagic Mouseを出してきましたが、サードパーティとしてはそこが商売のしどころです。完成度は分かりませんが、興味のある製品ではあります。

■通信機器
■速報:ウィルコム HYBRID W-ZERO3発表、PHSとW-CDMA 両対応(※画像追加)(engadget Japanese 2009/11/11)
■高解像度画像で徹底解説するウィルコムの新型スマートフォン「HYBRID W-ZERO3」(GIGAZINE 2009/11/11)
■ウィルコムが新型スマートフォン「HYBRID W-ZERO3」を発表、3GとPHSの両方が利用できる世界初のハイエンドモデルに(GIGAZINE 2009/11/11)
これ、DOCOMOなどの3GとPHSの両方が使えるのが売りなんですがPocket WiFiのように無線ルーターとしても使える優れもののようなんです。詳細はまだ発表されていませんが、バッテリーの持続時間や料金体系、通信速度次第ではより魅力的な商品になりそうです。この通信機器を無線ルーター化するのは今後開発競争が進みそうで、個人的には嬉しい限りです。

■EMOBILE通信サービス、200万契約を突破(CNet Japan 2009/11/11)
そんなモバイル通信の世界を切り開くイーモバイルも順調に契約数を増やしています。純増数ではauを抜いたようですし、モバイル通信の需要はまだまだ開拓中と言うことなんでしょうか。

■Webサービス関連
■Apple、パフォーマンスを改善した「Safari 4.0.4」の配布を開始(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/11/12)
速度とセキュリティの改善がポイントのようです。WindowsでSaffariを使っている方は少数だと思いますが、Appleの世界では標準ブラウザのこちらも着実に改善が進んでいるようです。

■マイクロソフト、検索エンジン「Bing」に多数の新機能を追加へ(CNet Japan 2009/11/12)
検索機能ではgoogle以上、とも言われるBingですが使ったことがないです。すいません。

■グーグル、「Google Maps」にインフルエンザワクチンの在庫状況確認ツールを追加(CNet Japan 2009/11/11)
これは面白いかも、ということで掲載。

■セキュリティ
■機密情報の持ち出し、80%超の人が「バレないだろう」--トレンドマイクロ(CNet Japan 2009/11/11)
その気になって調べれば、持ち出しルートの特定なんてほとんどの場合で可能です。最近では重要データはファイルサーバに保管されることが多く、ここへのアクセス履歴や端末側のログなどちょっとした対策を講じることで監視は可能。持ち出し自体は成功しても、後で見つかって御用になってしまいますよ。絶対しないでくださいね。

■MS、11月の月例パッチを公開--Windowsカーネルの緊急の脆弱性に対応(CNet Japan 2009/11/11)
啓蒙活動。

■無料で使えるセキュリティソフト「Panda Cloud Antivirus」が正式版に移行(CNet Japan 2009/11/11)
製品については未見ですが、試してみる価値がありそうです。

■その他
■東芝、私的録画補償金をめぐる提訴に反論「補償金の対象か否か明確でない」(engadget Japanese 2009/11/11)
■東芝がアナログチューナー非搭載録画機器の私的録画補償金について「購入者から補償金は徴収できない」と改めて主張(GIGAZINE 2009/11/11)
■法治国家日本を破壊するのは、SARVH(録画人間の末路 2009/11/11)
パソコンでのテレビ録画機能を大きく左右するかもしれないこの訴訟、目が離せません。

■未だに手帳かよ!(六本木で働いていた元社長のアメブロ 2009/11/11)
パソコンとは関係ないですが、携帯ジャンキーを自称する堀江貴文さんが煽りエントリ(だと思います)を掲載しています。実は私もZAURUS+アウトルックで全てスケジュールを管理していますが、仕事でカッコがつかないので小さな手帳も持ち歩いています。ただのノートと化していますが。



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■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-11

SONY VAIO type P(Windows 7モデル)簡易レビュー

我が家のVAIO typePはWindows7アップグレードキットをまだ適用していませんが、先日の電気屋巡りの際に新しいモデルに触れる機会がありましたので簡易レビューを残しておきます。


まずは各種アプリケーションの立ち上げ時間。Vistaモデルと比べると体感速度ははっきりと上がっています。VAIO特有のアプリも、Vistaの時のように待たされる感が少なくなっています。

次に負荷をかけながらの挙動も確認したくて、Windows MediaPlayerでの動画再生をバックグラウンドで実行しながらエクスプロ-ラを立ち上げ、フォルダを移動するというVistaが(経験上)苦手とする作業を行ってみました。ここでもVistaのような待ち時間はほとんど感じられず、また実行中の不快な動作速度の低下も感じらレ間線でした。多少のもっさり感はありましたが、CPUの非力さ(店頭モデルのZ520)であることを考えれば十分な許容範囲です。
※新しいWindows MediaPlayer12はGMA500に内蔵されている動画支援機能が使えるようで、実際にはそこまで負荷はかかっていないかもしれません。しくじりました。

ハードウェア的な変更点は無いので、Windows7と各種ドライバの細かなチューニングの進んだ結果でしょう。とは言え、ファイル操作などはまだまだWindows XPの軽快感に及びません。しかしサスペンド状態の電源管理や起動の速さなど、モバイルパソコンとして必要な機能では古いXPでは敵わない部分があるのも事実。

基本的にはVistaモデルとハードウェア的な変更がないため、アップグレードをすれば同じ環境になるはずです。アップグレード権のある人はぜひアップグレードを行うべきだと思います。



VAIO typePのまとめエントリはこちら。

PC-NEWS 20091111

■パソコン本体
■ASUS、Windows 7を搭載した「Eee PC 1101HA-WP」を発売(CNet Japan 2009/11/10)
インテル Atom プロセッサ Z520を採用するほぼVAIO typePと同性能、クロック数ではやや上を行くVAIO Xなどと同じカテゴリの製品が、XPからWindows7に変更をしてきました。薄さを強調していますが、最厚部で36.2mmあるのでそれほどでもなく、1.38kgという重さもポータブル向きではありません。しかし11.6型ワイド(1366×768ドット)画面やノートパソコンとしては大容量の250GバイトのHDD、メモリを2G搭載して約8時間のバッテリ駆動時間を可能にするなど、webやOfficeの使用がメインな方ならVAIO Xと同様メインマシンとして十分使える一台です。とはいえ、ネットブックの世界もWindows7を使用することで画面サイズやメモリ容量の制約が無くなり、次第に上位性能のパソコン市場を食い始めています。私の周りにも10インチ程度の画面のネットブックをメインマシンとして使っている方がいますが、「これで十分」といっています。

■パソコン周辺機器
■ServersMan@CAS 個人向けに出荷開始!(フリービットの公式?ページより)

これは使い方を説明するのが難しい製品ですが、自宅で手軽にホームページやファイルサーバが構築できる優れものです。とはいえ、iPhoneやモバイルパソコンを使う方でないとその本当の能力は分かってもらいにくいかもしれません。

■Apple、電池本数を1本減らし重量を軽くした「Apple Wireless Keyboard (2009)」を11月11日から発売開始(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/11/10)

lenovo ThinkPad USB トラックポイントキーボードを使っている私には縁の薄いキーボードですが、実は週末から新型のiMacをお借りする予定があるのでちょっと興味があります。

■デジタルカメラ
■リコーがユニット交換式カメラ GXR を発表、撮影素子や画像処理エンジンを交換可能(engadget Japanese 2009/11/10)
■「一眼レフの領域に踏み込めた」--リコー、レンズ交換が可能な「GXR」発売(CNet Japan 2009/11/10)

デジタル一眼カメラはレンズ交換によって様々な撮影シーンに対応出来るのが大きな特色ですが、レンズ交換時に撮影素子との間にゴミが入ってしまう恐れがあるため、屋外での交換には神経を使います。それを撮影素子ごとパッケージしてしまったこのカメラ。凄いアイデアですが、カメラとしての使い勝手ではファインダビューがなかったり、既存システムが全く使えないなど普及するには大きなハードルがあるように思えます。オリンパスとPanasonicが使っているデジタル専用のフォーサーズ規格も、レンズが揃うまでにずいぶん時間がかかっていましたし。

■Webサービス関連
■Life-X、データ保存期間を撤廃--1年を超えても閲覧・管理が可能に(CNet Japan 2009/11/10)
実はお試しで使って以降寝かせてあるのがこのサービスですが、保存期間が一年だったとは。。。サービスとしては良くできていて、SONYのデジタルテレビなどにもリンクして使えるなかなかのサービスです。興味のある方は以下のリンクよりどうぞ。

Life-X

■その他
■NTTドコモ、自宅に基地局が置けるフェムトセルサービス「マイエリア」開始(CNet Japan 2009/11/10)
DOCOMOの最新モデルはWiFiに対応するなど、家庭内ネットワークに参加する準備を着実に整えてきています。これでパソコンと手軽にデータ連係ができるようになれば、パソコンのライバルではなく頼もしいパートナーとなるのですがどうなる事やら。

■たまには地上波放送の正しい未来も考えてみようか(録画人間の末路 2009/11/10)
ながら視聴の効能を説いています。確かにパソコンでワンセグを視聴しているのも似たようなものですが、私の場合要らない情報が多すぎて消している時間が多いのも事実です。買い物番組、多すぎです。

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■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-10

VAIO typeP 使い始めて一月あまり。の感想。

さて、我が家に変態ウルトラモバイルパソコン(ソニードメインからアクセスがあるから、関係者がこの呼称見たら怒るだろうな。。。)がやってきて一月経とうとしています。

相変わらずThinkPad X61とZAURUSの使用時間を削っている状況は変わりありませんが、それ以外の隙間時間にもじわじわと浸食をはじめていますので、今日はその感想を長所短所を交えまとめました。事前に想定していたものはそのままに、所有物として使わなければ気づかなかったものも併せて置きますので、秋モデル購入の参考にしていただければと思います。

■ダイニングテーブルでパソコンをする時間が増えた → 想定通り

今までX61もダイニングテーブルで使っていたのですが、食事前のちょっとした時間や朝の出勤前の一服タイムにメールをチェックしたり、テレビを眺めている時に気になった情報を調べるツールとして活用しています。


X61の時にはあまりにも威張っている(目立つ)ので拒絶反応を示されていたのですが、このtype Pではそのようなことにはなりませんでした。その理由はパソコンとしては変態的でもある小型の筐体にあるのですが、その中でも高さがない、というのは凄く大きなウェイトを占めているような気がします。

■電車でパソコンをする時間が増えた → 想定通り

ダイニングテーブルの項目で書いたように、画面の高さがないVAIO type Pは使う際の抵抗感を下げてくれます。カバンから取り出す際の抵抗感、画面を広げる際の抵抗感。これらが無くなっただけで、電車の中で使う際の抵抗感がずいぶん下がりました。その結果ちょっと使おうという気になり、比較的みじかい時間でもパソコンを広げるようになりました。VAIO Xのように標準的な高さのパソコンではこうはいかないと思います。

■パソコンの使用時間が短くなった → 想定外

画面の小さなVAIO type Pの稼動時間が増え、細かい文字を見る時間が増えたためか目が疲れます。そのためかパソコンのダラダラ使用が減り、結果として総使用時間は減りました。とはいえ何時でも使える気楽さのためなのか効率は上がっているので、結果としてはメリットなのではないかと思います。

■速度の遅さに耐えられる → 想定外

最も低いクロック数のZ520を選んだのでイライラするかと思ったら、全く問題ありません。その理由の一つに、起動時間の早さがあります。スタンバイ状態からの復帰は非常に早いため、ほとんど再起動もさせずに使い続けています。たまにWindows Updateで強制的に再起動を求められる以外はしないのですが問題無し。このあたりはVistaの堅牢性が威力を発揮しているのではないかと思います。マジでSP2適用後の安定性は素晴らしいです。
あと、画面が小さいのでマルチタスクでの作業をしないのも理由でしょう。
 ・メールチェックをする。
 ・テキストを打つ。
 ・webを見る。
 ・写真のチェックをする。
そんな作業をぼちぼちとこなすのにはまったく問題ないです。

■電池が長持ち → 想定外

大容量バッテリーを使っていることも大きな理由ですが、カタログ上の数値では変わらないX61(大容量バッテリー)よりも明らかに長持ちします。Vistaは省電力機能が強化されていると言われていますが(X61はXP)、それも大きな理由でしょう。


■片手持ちで使える → 想定外

余りにも軽く、かつ画面が細かすぎて「ひょい」と持ち上げて使うことが多いです。ウロウロしながら画面を見て考え事ができるので、記事の校正をするのに何かと役立ってます。

■肩がこる → 想定外

おそらくVAIO type Pを使うようになったためだと思いますが、非常に肩がこります。細かい文字をじっと見つめた後で肩をぐるぐる回すとボキボキと関節が鳴ります。入手前はそれほど肩がこる事はなかったので、これが原因ではないでしょうか。

■SDカードの抜き差しが辛い → 想定外

各パソコンのデータ連係にSDカードを使っていますが、VAIO type Pはラウンドした筐体の下側に完全に収納する形でSDカードを差し込みます。そのため、差すのにも抜くのにもいちいち筐体を持ち上げなければならないので、毎日のように抜き差しをする私にはちょっと辛いです。


とりあえずこんな所です。

まとめると、メインマシンとしては絶対にNGですがセカンドマシンとしてはこれほど使えるマシンはなかなかいないでしょう。
ちなみにVAIO Xは、11.1ワイドという画面サイズが問題ない方はビジネス用ならメインマシンとしていけると思います。それだけAtomプロセッサとVista SP2、もしくはWindows7の組みあわせは悪くないと思うのですが、XPの速度になれた方にはどうしても酷評されてしまいます。というか、私の周りにはさらに軽いWindows2000を使い続ける猛者もいて、まぁ、確かにその通りなので特にそう言う意見に反論するつもりもありません。

しかし省電力機能や復帰の速さではViata SP2もしくはWindows7が有利ですし、その他の速度も慣れてしまえばそれほど問題にはならないと思います。そもそも、Windows XPだって当初はそうやって酷評する人がいたのですから。



VAIO typePのまとめエントリはこちら。

PC-NEWS 20091110

久々の更新です。

■パソコン(mac)
アップル、「Mac OS X v10.6.2」をリリース--サーバ版もアップデート■(CNet Japan 2009/11/10)
不具合が報告されていたMac OS X v10.6ですが、マイナーバージョンのアップデートでそのあたりについても対応を行ってきたようです。

■Webサービス関連
■GREE、新PC版を正式リリース--Twitterから更新可能に(CNet Japan 2009/11/09)
ついに正式版となったようですが、私はまだ試してないんですよねぇ。。。

■その他
■エネループ利用が激しい昨今(スタパブログ 2009/11/09)
■エネループホームページ(SANYO)
エネループは私もカメラのフラッシュやリモコンなどで愛用していますが、まだまだ現役の電池ばかりであることと、一回大量に購入してしまったので新型の威力を体感するのは先になりそうです。
過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-06

PC-NEWS 20091106

今日見つけて気になったニュースと情報です。

■パソコン本体
■フォトレポート:デル、超薄型ノートPC「Adamo XPS」の詳細を明らかに(CNet Japan 2009/11/06)
■世界最薄、厚さわずか9.99mmのノートパソコン「Adamo XPS」がついに正式発表(GIGAZINE 2009/11/06)
■デルAdamo XPSは11月18日発売、17万4000円から(engadget Japanese 2009/11/06)
■9.99mmノート Adamo XPS正式発表、実機ギャラリー&動画(engadget Japanese 2009/11/05)
やっと発表されました。VAIO Xのようなモバイルではなく、ただ薄さを競うアートな一台のようです。凄いとは思いますが、ワクワクを感じるかというとちょっと。。。

■デジタルカメラ
■オリンパス・ペン E-P2 正式発表(engadget Japanese 2009/11/05)
同じマイクロフォーサーズ規格を使うPanasonicにレンズ交換式一眼カメラの世界最小の座を奪われたオリンパスですが、まずはE-P1をブラッシュアップさせてきました。外付液晶ビューファインダや外部マイクアダプタを接続できるようにした以外はE-P1と変わらないようですが、マイクを付けるというのは中々面白い拡張です。ビデオカメラとして使うには形状にやや難がありますが、今後ビデオカメラ型をした一眼カメラなんて出てきたら、写真も撮れ、画質も素晴らしい機種になりそうです。

■携帯電話
■カシオ G'zOneにQWERTYキーボード採用モデル G'zOne Brigade(engadget Japanese 2009/11/0)
海の向こう、アメリカのお話ですが、通常のテンキーも備えているとのことなので利便性は高いのではないでしょうか。

■周辺機器
■Apple、Apple Magic MouseのWindows用ドライバを開発中(Macお宝鑑定団 2009/11/05)
マウスの表面がタッチパッドというユニークな機構を備えたApple Magic Mouseですが、Windowsでも使えるようになるようです。Mac独自の便利機能については一部使えないようですが、このマウスに興味があった方には朗報でしょう。

■webサービス関連
■Yahoo!オークションで「Illustrator 10」海賊版を販売していた大学生が逮捕(CNet Japan 2009/11/06)
啓蒙活動と言うことで。

■BIGLOBE、ウェブリブログをTwitterと連携(CNet Japan 2009/11/06)
Twitterでブログ更新を伝えようという試みでしょうか。RSSとは違い、不特定多数に情報が発信できるのはある意味強みですね。

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2009-11-05

Acer Aspire Revo R3610 簡易レビュー

新宿ヨドバシと有楽町ビックをぐるりと回った際に、新しいAcer Aspire Revo(R3610)が展示されていたので触れてきました。


まず見た目の変更点として、S/PDIF端子がフロントのSDカードスロットの上部に追加されていたことです。画像が無いので分かっていただけないと思いますが、ちょっとかっこわるい。

あとはVistaのロゴがWindows7になって、足がV字型になりました。この足のデザイン変更についてですが、できれば四角くして場所をとらないようにして欲しかった部分です。このV字型では逆に邪魔になるかもしれません。

外見についてはこんな感じのマイナーチェンジです。

それでは実際に動作確認です。複数のフォルダを開きながら次々とマルチタスクで命令を実行させてみたところ、R3600ではモタモタと実行されていた作業がサクサクと動きます。特にバックグラウンドでHDDを動かす作業をしてももたつかないのにはビックリしました。

これはデュアルコアAtom330を積んだだけではなく、Windows7のデュアルコアへの最適化が進んでいることも大きな理由でしょう。後はIONチップセットドライバの最適化も進んでいると想像できます。

流石にソフトウェアの確認はできませんでしたが、デュアルコアCPUへの最適化をした最新のソフトならば、このAtom330に変更した性能アップは大きく体感できそうです。

Lenovo ThinkCentre A61 UltraSmallをデュアルコアCPUに載せ替えてメインマシンとして運用していますが、これなら置き換えても十分耐えられそうです。買い換えしようか、非常に迷います。うーん。


→Aspire Revoとしては旧モデルとなってしまった型番「R3600」の
 まとめエントリはこちらからどうぞ。

PC-NEWS 20091105

今日気になったニュースと情報です。


■パソコン周辺機器
■新作に大いに期待(録画人間の末路 2009/11/04)
高級モニタについて言及されています。パソコンを使ってのテレビ録画やモニタについて等、こちらのブログでは参考となる情報を多く提供してもらえています。

■Webサービス関連
■「Firefox 3.6」は当初の予定通り12月にリリース--モジラ幹部が明言(CNet Japan 2009/11/05)
加速度センサへの対応で、どんなサービスが生まれるか見物です。

■mixiアプリ「サンシャイン牧場」、課金ユーザーの個人情報が閲覧可能な状態に(CNet Japan 2009/11/04)
mixiアプリで良くも悪くも取り上げられるサンシャイン牧場ですが、mixiアプリがまだまだ発展途上な事を考えると少し様子見ぐらいが安全かもしれません。

■セキュリティ関連
■偽セキュリティソフト「FAKEAV」、アカウントを盗む「KATES」に注意(CNet Japan 2009/11/05)
よく分からないときには、身の回りに居る詳しい人に必ず確認してください。

■その他
■国内IT市場、2009年は前年比7.7%減と大幅に縮小--IDC Japan予測(CNet Japan 2009/11/05)
つまらないパソコンが増えたことについて前のブログで言及しましたが、これが拍車をかける要素とならないことを祈るばかりです。

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Windows 7モデル一気試ししてきました

ビック有楽町店やヨドバシ新宿本店などをウロウロ回る機会に恵まれたので、Windows 7化されたパソコンたちをチェックしてきました。

全体的な総評についてですが、確かに軽快に動いてます。
Atomプロセッサ(Z530)のVAIO type P(別エントリで詳しく書きます)も、Vistaの時よりは軽快に動いています。このCPUはWindows XPでも多少のもっさり感を感じてしまうのですが、それと同じレベルには来ています。


また、タッチパネル搭載機が一気に増えました。キムタクが出演している富士通のCMのようにマルチタッチで遊べる機能がOSに標準搭載されたことが大きいのでしょう。日本HPは一昨年からこのコンセプトのパソコンを発売していましたが、Windows 7になったことでより完成度を高めているように感じました。


ただしタッチパネル搭載機も含め、似たパソコンが増えてきたというのも感じます。性能、画面サイズ、コンセプト等。クルマでも同じような現象が見られるのですが、こうなってくると製品での差別化が難しくなり価格競争に突入していき、結果として業界全体が疲弊していく可能性が出てきてしまいます。価格が下がるのは良いことですが、かといって細かな作りこみを放棄してまでのコストダウンを続けると結果として魅力が薄れ、業界全体の活気が失われてしまうような気がします。

コストダウンについては、既にその兆候は見られます。富士通はキーボードが光沢仕様のグロッシーキーボードなんてのを売りにしていましたが、指でベタベタパチパチ触りまくる部分を光沢仕様にしたら指紋や手垢が気になって仕方ないと思いましたし、このアイデアならそれほどのコストアップにはならないと思いますが、かといって良いアイデアとは思えません。



パソコンの完成度はOSとの連携によって高まりました。だからこそ、基本性能の高さ以外にも「おおっ!」と言える驚きを感じてみたいのです。人が財布の紐をゆるめるのは、ワクワクやドキドキを感じた瞬間だと思いますので。

【関連エントリ】
■2009秋冬モデル+Windows7新モデル 関連ニュース(2009/10/27 更新)
■Windows7関連ニュース まとめエントリ(2009/10/27 更新)

2009-11-04

PC-NEWS 20091104

今日見つけたニュースと情報についてです。
今日は何故かYahoo!関連が多いです。

■パソコン周辺機器
■ビクターがデジカメ進出、ペンタックス買収へ(Yahoo Japan 2009/11/04)
■JVC・ケンウッド・ホールディングス、ペンタックス買収でデジカメ事業参入か(CNet Japan 2009/11/04)
これで音響のケンウッド、ビデオのビクター、カメラのペンタックスと、それぞれの分野に大きな強みを持つブランドが1社になることになります(ビクターは音響にも強いですが)。かと言ってデジタル時代に生き残れるかどうかは別物で、それぞれのシナジー効果を活かしたサービス、製品、そしてソフトウェアを用意できるかどうかが大きなポイントのような気がします。ビクターについてはこんなこれも)ニュースも飛び込んできていますので、集中と選択をしているのでしょう。

■Webサービス関連
■KDDI真っ青の「WiMAX」不振(Yahoo Japan 2009/11/04)
繋がらないというアーリーアダプタの言葉を聞いて、私も確かに検討候補から外しました。サービス開始当初のe-mobileも似たようなものだったのですが、既に構築したネットワーク網はWiMaxより広く、繋がりやすいのは疑いようもない事実です。通信速度が出ないというデメリットは維持コストとのトレードオフでもあり、そこに必要性があればドコモという選択肢も出てきます。
いずれにせよ、インフラの整備が急務だと思うのですが難しいのですかね。

■ネット選挙解禁へ 総務相、論点整理を指示(Yahoo Japan 2009/11/04)
これ、けっこう大きな出来事だと思います。明日辺り、ネット界隈の論客がいろんな意見を言ってくれることに期待です。

■鳩山内閣、Amebaでブログ開始(CNet Japan 2009/11/04)
インパクトで言えば、上のニュースよりこちらのほうが大きいかも。発言内容は期待できませんが、内閣が情報を発信するのにブログを使うというのはすごいことです。
なぜなら、マスコミの検閲を受けずに情報を流すことを宣言したのですから。
これには無論メリットデメリットあるかと思いますが、チャレンジ精神は素直に評価したいです。


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■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-03

PC-NEWS 20091103

Windows 7発表のインパクトも薄れ、ニュースネタが少なくなりつつありますがこの4日間で気になったニュースをいくつか。

■パソコン本体
■レノボのオールインワンPC、ThinkCentre A70z発表。499ドルから(engadget japanese 2009/11/02)
相も変わらずlenovoの新製品は、どうもこう・・・・

■3万円以下のモデルも、Acerがノートパソコン市場で本格的な価格競争に突入へ(GIGAZINE 2009/11/03)
安くなるのは良いんですが、技術革新が止まることは避けてほしいものです。


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