2009-10-31

ニュース:工人舎、超小型パソコン「PA」シリーズを発表

またひとつ、超小型ノートパソコンが誕生しようとしています。

■工人舎、タッチパネル対応4.8型液晶搭載ノートPC(価格.com 2009/10/22)


工人舎といえば数年前モバイルパソコンを作り続けてきた老舗のメーカーで、つい先日には韓国で「mbook」として発売されている超小型モバイルパソコンを、国内の仕様にあわせた「PMシリーズ」を発売するなど精力的に新機種をリリースしています。しかし今回のリリースはPMシリーズから時間もあいておらず、しかも製品的にサイズや性能的に近いものがあるため非常にびっくりしました。



性能についてはZ系Atom Z520を採用し、メモリは512Mとどちらも貧弱ですがその結果からか最長約7.5時間のバッテリー駆動を実現しています。
OSは他のネットブック同様、Windows XP Homeを採用しています。これを幅161、高さ26、奥行111mmで約400gと小さな本体に詰め込んでいます。PMと真っ向勝負の機種ではないでしょうか。

画面はPMシリーズ同様、4.8型光沢ワイドの解像度1024*600のタッチパネルですが大きな違いとしてくるりと回転してタブレットモードになります。これぐらいのサイズの画面ではペン操作が便利ですが、画面と本体がフラットにならず使い難いPMシリーズとは一線を画している部分です。PMシリーズは韓国からの輸入モデルですが、これは工人舎の過去のシリーズをぎゅっと圧縮したようなモデルで全く別物と考えて良いでしょう。

過去の工人舎のモデルが良かった方にはお勧めですが、キーボードのタッチや画面の光沢がきついなど、注意すべきポイントも引きずっているような気がします。実際に触れてみないと何とも言えないところではあります。

できればワンセグを廃止してレギュラーのSDカードスロットの採用、ノングレア液晶などが私の要望になりますが、そんなモデルが全然無いところを見ると売れないんでしょうね。。。

2009-10-30

ニュース:ONKYOから超小型、光学ドライブ搭載ネットトップ「DP305」発表

超小型パソコンを取り上げ続けている当ブログですが、こんな魅力的な機種の発表を10日以上も見つけられませんでした。

■オンキヨー、ONKYOブランドの超小型PC(価格.com 2009/10/19)


この機種の何が魅力的かというと、IONプラットフォーム製品の超小型ネットトップに光学ドライブと一体化出来るユニットを作ったことです。Acer Aspire Revoでいちばんの不満点だった光学ドライブを一体化したこのPCはリビングパソコンとして大きな価値を見いだせる製品です。また、設置する際にもスクエアな足なので場所を取りません。これはAcer Aspire RevoだけでなくEeeBoxでも同様の問題だったのです。

惜しむらくは、元祖IONプラットフォーム製品のAcer Aspire RevoがデュアルコアのAtom330を採用したタイミングで、まだシングルコアのAtom230を採用してしまったことです。こちらはシングルコアのAcer Aspire RevoとWindows 7との相性も確認していないので断言は出来ませんが、Vistaでは非力だったこの組みあわせがどこまで使い物になるかは未知数です。

ドライブ分高くなった価格もネックの一つ。

今後もこちらの製品については情報を確認していきたいと思います。

なお、メーカーの公式ホームページはこちらになります。

■ONKYO DP305(ONKYO DIRECT)

【関連エントリ】
■ニュース:EPSON Endeavor NP11-V発表
■Acer Aspire Revo まとめエントリ
■小型デスクトップは便利 まとめエントリ

PC-NEWS 20091030

本日気になった情報とニュースのまとめです。
今日もネタがあまりありませんが、パソコン関連の独立ニュースを後ほど2本アップしていきます。

■パソコンソフト
■“雷鳥”は三度飛ぶ--Thunderbird 3、11月中旬にリリース(CNET Japan 2009/10/29)

メールソフトとしてFireFox(ファイヤーフォックス)とセットで使われるThunderbird(サンダーバード)の最新版がついにリリースされるようです。今度のバージョンではOSの検索機能との連動や、検索の高速化など検索時代に即した機能強化を果たしています。
実はこのThunderbird、lightning(ライトニング)というアドオンソフトと併せて導入するとアウトルックのようにスケジュールとメールを統合させた環境を作ることが出来る優れものです。インストールも簡単ですし、私も今回のバージョンアップでいずれかのパソコンで使って見ようかと思案中です。



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2009-10-29

ニュース:e-mobile(イー・モバイル)3G一体型モバイルWiFiルーター「Pocket WiFi(D25HW)」+新データ通信プランを発表 

(2009/11/02 追加更新)
e-mobile(イー・モバイル)ユーザーの私には待ち焦がれていた商品がついに発表になりました。
併せて魅力的な料金プランも用意してきました。



■モバイルルーター関連
■Pocket WiFi D25HW(イー・モバイル公式ページ)
■イー・モバイル、3G一体型モバイルWiFiルーター(価格.com 2009/10/29)
■速報:イー・モバイルからポータブルHSPAモデム「Pocket WiFi」 D25HW(Engadget Japanese 2009/10/29)
■イー・モバイル、無線LAN機器を複数台同時に使える3G内蔵のモバイルルーター「Pocket WiFi」と新料金プランを発表(GIGAZINE 2009/10/29)
■イー・モバイル、持ち運び可能なWi-Fiルータを発売
(CNET Japan 2009/10/29)
■イー・モバイル、3Gモジュールを内蔵したモバイルWiFiルーター「Pocket WiFi(D25HW)」をチェック(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/10/29)
■イー・モバイルオンラインストア、3G一体型モバイルWiFiルーター「Pocket WiFi」(D25HW)の予約受付を開始(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/11/03)

■データプラン
■イー・モバイル、月300Mバイトまで2580円のデータ料金プランを発表
(CNET Japan 2009/10/29)
■イー・モバイルがデータ通信用のバリューデータプランを導入、300MBまで2580円(Engadget Japanese 2009/10/29)

まずはモバイルルーターから。
通信速度は下り7.2Mbps、上りが5.8Mbpsと上りが速いことに注目です。Webサービスを使う上で、複数マシンで接続する場合にはこれはメリットです。

また、バッテリーの性能も連続駆動が約4時間、待ち受け状態では100時間とい十分です。さらには交換可能ということなので、複数のバッテリーを持つことで長時間の稼動にも耐えるでしょう。

約95.5mm×48.6mm×14.1mmというコンパクトな寸法に80gという重量なので、胸ポケットに収めてもポケットがだらしなく垂れ下がることもないでしょう。

そして16GBまでのmicroSDHCが使用可能なカードスロットを備えており、USB接続時にはストレージとしての運用も可能なようです。

通信方法はWEPも使えるので古いDSやZAURUSも安心です。

ルーターとしては同時接続台数が5台と一人で使うのなら十分ですし、DHCPサーバやファイアウォール等、一通りの機能を備えています。私が接続するならパソコンとZAURUSの2台でしょうか。
iPhoneのランニングコストがどうしても解決できず、かといってiPodTouchでは常時通信出来ないため二の足を踏んでいましたが、これなら問題無し。思わずiPodTouchを買ってしまいそうです。

無線LANだけでなく、USBモデムとしても使用可能(PCからの給電で駆動)と自宅の回線を置き換えることも可能な万能ぶり。なお、3G通信中は給電のみで充電は不可とのことなので、使わないときに充電は必須です。

これで通常購入では4万円弱のようですが、詳細な情報は続編を待ちたいところです。

また、データプランは私のようにたまにしか使わないけど、使うときはけっこう使うユーザーには気にな李マス。現在は最低料金2980円のにねんプランを使っていますが、ちょっと使うだけですぐにこれ以上になってしまいます。しかし来年3月にこの縛りが解けるので、その後こちらに移行してモバイルルーターを使えばコストを抑えつつモバイルがしやすくなります。

いずれにせよ、モバイルルーターの性能はまだ見えない部分が多いので、こちらを見極めてから考えようと思います。

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PC-NEWS 20091029

今日気になった情報とニュースです。
イーモバイルから発表された小型無線ルーターについては別記事を作成します。

■周辺機器
■ビクター、メタリックカラーを採用したインナーイヤーヘッドホン「HA-FX15」(CNET Japan 2009/10/29)
今現在使っているPHILIPS SHE9700-Aは耳の奥まで無理なく入る形状が気に入っているので、いくら安くても買えないかなぁ。

■webサービス関連
■ニコニコ動画が「9」にバージョンアップ、狙いは「原点回帰」(CNET Japan 2009/10/28)
「ニコニコ動画のトップページのデザインがごちゃごちゃしすぎていたので、ユーザーインターフェースをシンプルにする。」(ひろゆき氏)
UIの大切さを流石分かってます。とはいえ、 私は見ていないので何ともなのですが。

■モバイルにも対応した「ミクシィ年賀状+」、10月29日より開始--0円の年賀状も用意(CNET Japan 2009/10/28)
これは面白いです。住所知らない相手にはがきが送れるというのは、つまりmixiにさえ住所を登録しておけばmixi経由ならいちいち住所変更の連絡は必要ない&送る方は住所の管理が必要ないことになります。これ、すごいことですよね。mixiがインフラになるって事ですから。

■au、2年契約でデータ通信料を割り引く「誰でも割シングル」を開始(CNET Japan 2009/10/28)
それでもe-Mobileなどのデータ通信専業(厳密にはそうではないけど)の会社と比べると高い。回線は安定しているけど、そのへんをユーザーがどう判断するかでしょうね。

■その他
■業務用厨房機器最大手のタニコー、iPod touchによるセルフオーダーシステムを発表(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/10/22)
iPod touchを、ファミレスなどに必ずある、注文を受けたときに「ピッピッ」と入力しているハンディ端末にしてしまおうとするアプリですね。これは目の付け所、良いんじゃないんでしょうか。
というのも、ハンディ端末ってけっこう高いんですが、iPod touchなら8Gbyteのもので2万弱。これにソフトウェア代がいくらになるのかわかりませんが、トントンの値段で出せると一気に競争力が高まります。
しかもハンディ端末とは違い、様々なアプリを追加することで連絡用手段や店舗内のデータへのアクセス、オーダー状況などウェイターやウェイトレスが把握できるようになりきめ細やかなサービスを行える可能性が有ります。
後数年すると、ファミレスのレジにはMacがおいて有るなんて事もあるかも。


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Windows 7 アップグレードキットが届きました(VAIO type P)

今日(もう昨日か)、先日申し込んでおいたVAIO type PのWindows 7 アップグレードキットが届いてました。先に頼んでおいたAcer Aspire Revoは引き落とし通知のみでなかなか届きませんが、こちらは送付と同時に引き落としの通知が来ています。・・・やっぱり、普通はこうですよね。


こんな封筒です。


静岡県の掛川市が発送の基地のようです。意外な場所です。


封筒の中に結構みっしりと詰まったプチプチ、その中に段ボール箱のキットが入っています。


内容物はこんな感じ。Windows 7のDVDに3枚組のサプリメントディスク(ドライバや各種アプリが入っていると思われる)、手順書とサービスのセールスです。3万弱払えばフルサポートで、1万弱で最低限の作業をしてくれます。自信の無い人はこれでも良いかもしれません。価格も妥当だと思います。

と言うわけで、本日は開封式でおしまいです。セットアップはこの土日にやろうと思いましたが、メインマシンのX61がぐずついているのでクリーンセットアップが優先されるかもです。type Pは既に外出時には活用されまくりで、安定稼働している今、あまりリスクを負いたくないという本音もあったりします。稼働時間は低いのだけど、確実に「隙間時間を有効に埋めるツール」としてZAURUSとX61を補完し、徐々に浸食しています。

現在、ちょっとバタバタしていて更新が遅れていますがその辺もエントリは作成中です。

VAIO typePのまとめエントリはこちら。

【関連エントリ】

・ThinkPad X61のある生活

・Zaurusのある生活

・lenovo ThinkPad USB トラックポイントキーボード まとめエントリ

2009-10-28

PC-NEWS 20091028

今日は速報性のあるニュースはあまりありませんでした。

■webサービス関連

■遂に携帯コンテンツも有料動画時代がやってきた。(六本木で働いていた元社長のアメブロ 2009/10/27)
パソコンではいわゆる「無料」という言葉への対策が頭を悩ます問題となっていますが、携帯電話の世界では有料の優良コンテンツを集めたビジネスモデルが確立しそうです。
ちなみに私も「無料」をこよなく愛する、いわゆるタダ乗りユーザーです。しかしクリティカルなサービスにはお金を払います。また、無料サービスが有料になったときには必要なら継続し、いらなきゃ解約するだけです。けして文句は言いません。無料の間「使わせてもらっている」だけですから。
ただし、無料で活用させている物については、当ブログやその他の媒体で宣伝します。ブログ「はじめてのパソコン」で紹介しているBunBackupもそれ。結局、無料で提供されているサービスやアプリは宣伝という目的も多分に含まれています。使って良ければ紹介してあげる。そんな風にみんなが思うようになれば、無料のサービスやアプリももっと増えると思うのですけどね。


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2009-10-27

Windows7関連ニュース まとめエントリ

Windows7がついに発売になり、様々な特集が組まれるようになりました。
そこでここではWindows7関連のリンクをまとめていきます。
そろそろネタ切れと思っていましたが、移行を考えている人には気になる情報が飛び込んできました。
(最終更新 2009/11/12)

■MS、「Windows 7」移行支援ツールの配布を中止(CNet Japan 2009/11/11)
オープンソースの技術を使っていることがネックのようですが、Windows7移行を考えている買い換えユーザーは少し待った方が良さそうです。

■絵で見る日本語版「Windows 7」--タスクバーの変化やタッチパネル機能(CNet Japan 2009/11/06)
新機能が分かりやすく解説されています。

■「Windows 7」販売本数、「Windows Vista」の234%増--米調査(Cnet Japan 2009/11/05)
■10月22日に発売された新OS「Windows 7」はWindowsVistaに比べて約2.5倍の売れ行き(GIGAZINE 2009/11/09)
滑り出し順調のようですが、パソコン販売台数アップには貢献できていないことが気がかりです。エントリ「Windows 7モデル一気試ししてきました」でも触れたように、OSが変わっ他だけでなく、各メーカーがワクワクできるような機種の開発に取り組まなければ売り上げ減になってしまうでしょう。実際、発売するモデルにワクワクできるマックは売り上げを伸ばしているようですし。

■Ultimate7の快適!動画人生(録画人間の末路 2009/11/02)
作成中のエントリで、Windows7でWindows MediaPlayerを動かしたことについて触れているのですが、どうやら新しいWindows MediaPlayerの出来がよいのも一因だったみたいです。この方は(駄目なものには)辛辣な意見を遠慮無くされる方ですが、ここまで褒めると言うことは本当に良かったのでしょう。

■「Windows 7」を産んだのは「Vista」への不満--MSの方針転換の理由
(CNET Japan 2009/10/27)
Windows7が各PCメーカーとの調整との結果産まれたものだとは知りませんでした。
例えばThinkPadシリーズで有名なlenovo社はWindows7に最適化された最新機種を売りにしていますが、その背景にはこんなカラクリがあったとすれば納得です。

■失敗に学んだ「Windows7」 前評判の高さを持続できるか
(IT+Plus 2009/10/22)
地味な改良を地道に広告し続けるWindows7の戦略は、大体的な広告で失敗したVistaの教訓が活かされているようです。とはいえ、VistaもSP2まで上がり、かなり快適になったと思うのですけどねぇ。先入観は怖いです。Windows XPは軽いですが、使い比べると古さを感じます。

■MS、「Windows 7」をUSBドライブからインストール可能にするツールを提供(CNET Japan 2009/10/22)
とはいえ、初心者にはまだまだ敷居の高い作業のようです。ネットブックの販売台数を考えると、Windows XPはまだかなりの間は現役OSとして君臨することでしょう。

■「Windows 7」エディション比較--搭載機能で選ぶ最適なWindows 7(CNET Japan 2009/10/22)
比べても比べてもよく分かりませんが、ほとんどの方は意図しない限りHomePremiumを使うはずなので、他のエディションは見る必要ありません。なので、Windows XPモードも使えません。これはマイクロソフトはもっと大体的に謳った方が良いと思いますが。。。<よく聞かれるんです。

■「Windows 7」VS「Snow Leopard」パフォーマンス比較--新OS対決を制したのは(CNET Japan 2009/10/20)
こんなの信じちゃいけない例として取り上げました。どんなパソコンにも「最適化」という作業何必要で、これを行わない限り最適な性能は出せません。特にドライバ計の制御による性能アップと電力管理については個別の製品への最適化はとても重要で、特に(見かけ上同じ部品が使われていても)専用設計の部品が使われるノートパソコンでは、同一マシンでも厳密な性能は測れません。

これはMacOS Xが良くないとか、本当はWindows7が良いということではなく、個別の製品を見て検討して欲しいと言うことです。Macは単一会社の供給なのでハード+ソフトの組みあわせが1つしかありませんが、Windows7は複数のメーカーが製品を発売しているので、それぞれ違う物として考えるべきだと思います。


■Windows 7で拡張されたアクセシビリティ機能とは?(CNET Japan 2009/10/19)
新機能の解説です。

■「で、結局XPからWindows 7にする意味あるの?」--そんなアナタに見てほしいベンチマークと比較レビュー(builder(ZD Net Japan) 2009/09/23)
■Windows 7 RTM VS. Vista、XP:新旧Windowsのベンチマーキング(builder(ZD Net Japan) 2009/08/11)
Windows7を検討している方にはぜひ。





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Mac 2009秋モデル関連ニュース

Macの2009秋に発表された製品についてまとめました。
今後随時更新していきます。そろそろネタ切れかな?
(最終更新 2009/11/12 追加更新)

■■■■■Mac■■■■■

■総合
■Mac OS X v10.6.2 アップデート 提供開始(engadget Japanese 2009/11/10)

不安定さが指摘されていたMac OS X v10.6ですが、その対策とも言えるアップデートが始まったようです。ユーザーの方はぜひ。

■iMac
■iMac (27-inch, Late 2009)フォトレポート(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/10/22)
■新 iMacは21.5型と27型高解像度、4コアCore i5、Core i7オプション(Engadget Japanese 2009/10/20)
■新 iMac 27インチ & Apple Magic Mouse 実機ギャラリー(Engadget Japanese 2009/10/20)
■新型27インチ「iMac」のファーストインプレッション(CNET Japan 2009/10/21)
■フォトレポート:アップル、新たな27インチの「iMac」を発売(CNET Japan 2009/10/21)
■フォトレポート:27インチの新iMac、Flashビデオの再生に不具合か(CNET Japan 2009/11/02)


■Mac Mini
■Mac miniもパワーアップ、光学ドライブなしでデュアルHDDのサーバ版追加(Engadget Japanese 2009/10/20)

■MacBook
■MacBook (13-inch, Late 2009) フォトレポート(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/10/22)
■アップルの「MacBook」2009年秋モデル--実機レポート(CNET Japan 2009/10/21)
■白MacBookもユニボディ化、9万8800円(Engadget Japanese 2009/10/20)
■フォトレポート:アップル、ユニボディのポリカーボネイト製「MacBook」を発売(CNET Japan 2009/10/21)
■新 MacBookもさっそく分解 at iFixit(Engadget Japanese 2009/10/20)
■フォトレポート:分解、新型「MacBook」--新しいユニボディデザインの内部(CNET Japan 2009/10/30)

■Apple Wireless Keyboard
■Apple Wireless Keyboard (2009)フォトレポート(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/10/22)

■Apple Magic Mouse
■Apple Magic Mouse フォトレポート(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/10/22)
■アップルMagic Mouse発表、マルチタッチ対応(Engadget Japanese 2009/10/20)
■アップルのマルチタッチ対応新型マウス「Magic Mouse」--ジェスチャーで操作可能に(CNET Japan 2009/10/21)

■Time Capsule / Airport Extreme Base Station
■アップル、「Time Capsule」と「Airport Extreme Base Station」を刷新(CNET Japan 2009/10/21)

■Apple Remote
■Apple Remoteまでモデルチェンジ、アルミボディで1980円(Engadget Japanese 2009/10/20)


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PC-NEWS 20091024-27

また貯めてしまいましたが、気になったニュースをついばみました。

■パソコン本体(Windows)
■厚さ9.99mm、目を疑いたくなるほどの超極薄軽量ノート「Adamo XPS」の詳細が判明(GIGAZINE 2009/10/26)
■デル Adamo XPSはCore 2 Duoとインテル内蔵グラフィック、約700g?(Engadget Japanese 2009/10/23)

先日発表されたSONY VAIO Xが世界最薄を名乗れなかった理由のパソコンが徐々に正体を表しはじめました。ただ、薄いのはよいのですが実用性についてはいまいちピンと来ません。どんな目的でこれを買えばよいのか、続報を待ちたいところです。

■パソコン本体(Mac)
■新iMac、日米分解レポート(Engadget Japanese 2009/10/26)
分解するとこんな感じみたいです。

■Apple Magic Mouse、Windows非対応でBoot Camp環境でも一部機能は動作しない(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/10/21)
Windowsとの併用をしている方はご注意を。

■パソコンソフト
■セキュリティソフト「ESET」、中堅・中小企業で人気上昇中(CNET Japan 2009/10/26)
知名度は今ひとつですが軽量、高性能で有名なESST。皆さんも機会があれば試して欲しいセキュリティソフトです。

■マイクロソフト、「Outlook」データフォーマットのオープン化を検討(CNET Japan 2009/10/27)
モバイル機器との連携に大きな弾みとなりそうです。

■周辺機器
■安価になった新型「iPod touch」の64GBモデル、発売1ヶ月でさらに大きく値下がり(GIGAZINE 2009/10/25)
思わず買ってしまいそうです。

■Webサービス関連
■「Windows 7」学生向け割引アップグレードで問題点--MSは問題を認識(CNET Japan 2009/10/27)
アメリカ限定サービスでの不具合のようですが、日本でもぜひやって欲しい物です。

■GREE、Twitter対抗サービスに--PC版を140字の「ひとこと」SNSにリニューアル(CNET Japan 2009/10/27)
これは思い切ったやり方です。mixiボイスを使っていますが、日記は全く書かない自分を見てそう感じました。

■新生GyaO!、9月の利用者数がニコニコ動画上回る--ネットレイティングス調べ(CNET Japan 2009/10/27)
視聴時間の短さは視聴者の年令層が比較的高い事が関係あるかもしれません。社会人なら忙しいですしね。手軽に見れるネット動画と位置づければ、そこにあるビジネスチャンスの潜在能力は侮れないのかもしれません。

■モバイルオークションで海賊版DVD販売の男性が逮捕、児童ポルノも(CNET Japan 2009/10/26)
Webは混沌とした世界と表現されていましたが、サイバーパトロールがされるなど徐々に秩序が産み出されているような気がします。それがよいのか悪いのかは分かりませんが。


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2009-10-26

Aspire Revo、 Windows7 アップグレード注文顛末記

(最終更新 11/15)やっと届きました!このページも更新完了です。

先日発表されたデュアルコアAtom採用の型番「R3610」登場のため型落ちとなった我が家のAcer Aspire Revo「R3600」ですが、Windows7導入によるメリットを知りたいので引き続き使用していく予定です。


ところでWindows7へのアップデートですが、Acer製のパソコンでは6/26以降にWindows Vistaがインストールされたパソコンを購入したユーザーを対象に950円でWindows7へのアップグレードメディアを配賦するとしています。私も勿論申し込んだのですが、この作業でトラブルがあったので記録しておきます。

なお、Acerの電話でのサポート担当者の教育は行き届いており、電話料金が有料なのを除いては文句の無い対応だったことを先に記しておきます。

以下、時系列でのまとめです。

■7月上旬
当初、Aspire RevoはWindows7への対応機種として謳われてい真線でした。しかしAcerの発表では「6/26以降の発売機種、およびそれ以降の購入者」となっていたため、申し込みに挑戦。結果、「対象機種ではありません」と表示され、申し込めませんでした。すごくショックでした。

■7月中旬
いつの間にやら正式対応となっていることを確認。安心して放置。

■10月上旬
重い腰を上げ、再度申し込みにチャレンジ。ところが、「既に申し込みされています」と表示され次に進めません。何度やっても結果は同じ。

仕方無いので本体に記載されている通話料が有料のサポートセンターに電話したところ、詳しい状況を聞かれ「確認が取れ次第再度連絡いたします」と丁寧に応対してもらいました。

■10月中旬(上記からきっちり1週間経過)
「取消作業が完了したので、再度注文作業を試していただけますか?」と連絡が来たので、もう一度注文すると無事手続が完了しました。返答はないと思いつつ、一応お礼のメールをしておきました。

■10/22
「引落が完了しました。送付完了後、再度連絡します」とメールが来る。

■10/29
なんと先日のお礼メールの返信が来る。凄くびっくり。
おそらく仕事量が多くてレスポンスが追いついてないんだろうけど、律儀に返してるんだとちょっと感心。

■11/04
やっと発送通知がきましたが、3~7日ほどかかるとのこと。もう暫くお預けのようです。

■11/15
無事に到着しました。発送連絡から11日。もっとも長くかかった口でしょうね。ちなみにお届けは国際郵便でした。発送に5$かかり、CD代は4.5$と記載されているので1$100円換算で請求をかけていたみたいです。450円は手間賃とCD代と思えば、安いでしょうこれ。。。



さて。やっとこさとどきましたが、結局この経緯を見ていると最近ビギナーにも販路を広げているAcerだからこそ注文したくなることがいっぱいあります。

指摘ポイントは以下の通り。

・WebからのWindows7アップグレード申し込みが分かりづらい。
 操作された方なら分かりますが、多言語対応のページは日本語化が完全では
 ないので戸惑った人は多いと思います。

・途中で申請が止まってしまうと、私のようになってしまう可能性が有る。
 これもシステム側のミスでしょう。ここで泣かれる人もいるかと
 思いましたので、あえて顛末記を作成しました。

・コールセンターが有料
 携帯電話からの発信で、かつ、かなり待たされました。
 通話料も普段滅多に電話しない私には非常に高価で、結果的にSONYの
 Windows7アップグレードと同じぐらいのコストになってしまいました。
 維持コストも分かりますが、「6秒十円」(だったはず)て、あれだけ
 待たせて高すぎですよ。まぁ、対応は良かったんですけど。

・返信がメールのみ、しかも分かりづらい。
 なんか機械翻訳みたいな文章で通知が来たのにはビックリ。
 この辺は国産メーカーのサポートと比べると「ああ・・・」と感じて
 しまいます。日本人は、サービスが細やかすぎです。

・引落のメール後、なかなか送付されない
 送付のタイミングで引落ではないんだ、とまたまたビックリ。

・送付後、到着までにひたすら時間がかかる。
 結局2週間弱待たされました。ちなみに郵便検索の状況確認でもなぜかヒットせず。

とまぁ、前置きで「コールセンターの対応は素晴らしかった」と前置きしなければ、クレーマーかよと言われかねないほど指摘ポイント盛り沢山。まだまだAcerなど、海外ブランドは初心者には勧めにくいと感じてしまいました。

結局「気になるなら電話。待ってればそのうち来る」といった感じでしょうか。特に急ぐ物ではないですし、ドライバの初期不良も怖いのでのんびりと待っていましたが、これでやっとアップグレードに取り掛かれます。そちらについてはまた後日。

→Aspire Revoとしては旧モデルとなってしまった型番「R3600」の
 まとめエントリはこちらからどうぞ。

2009-10-23

PC-NEWS 20091023

今日見かけて、気になったニュースです。

■パソコンソフト関連
■Psystar、今度はMacクローンソフトウェアを発売(CNET Japan 2009/10/23)
ちょっとMac気分を味わいたい人には良いソフトだと思うのですが、本家が認めていないのでは。。。

■PDA,スマートフォン関連
■(iPhone|iPod Touch)オーナー必携! - #書評_ - iPhone情報整理術(404 Blog Not Found 2009/10/21)
αブロガー、かつPerlの高名なプログラマである小飼弾さんの書評です。iPhoneユーザーではない私もやっぱり便利なんだろうなぁと考えてしまいます。でも、使う時間がないんですよね。携帯電話で十分間に合ってますし。

■Webサービス関連
■モジラ、「Firefox 3.6」をマイナーアップデートに位置づけか?--幹部が示唆(CNET Japan 2009/10/22)
今やIEに次ぐ第2勢力としての位置づけを確立しつつあるFireFoxですが、日本ではまだまだマイナーな存在です。今回のアップデートでは加速度センサとの連携など、モバイルツールを意識したと思われる機能を追加しているので、モバイル機器での勢力が伸びるとこの状況が変わってくるかもしれません。

■サイバーエージェント、Twitterライクな新サービス「Amebaなう」12月開始(CNET Japan 2009/10/22)
mixiボイスといい、twitterに刺激を受けて・・・て書いたほうが良いんだろうなぁ。SNSとかブログとか、無料ゲームとか、GREEやモバゲーも併せてもう全部似たような状態になってきましたし。あ、私はmixi使ってるのでmixiボイス使ってますよ。確かに便利。

■未承諾の広告メールで出会い系サイト運営事業者2社が行政処分(CNET Japan 2009/10/22)
情報発信の自由、なんてのたまう輩が出てきそうですが、毎日毎日スパムメールを捌いていると心底絶滅して欲しいです。


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■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-10-22

PC-NEWS 20091022

昨日今日のニュースまとめです。
なお、昨日のAppleの新商品発表は秋冬モデル+Windows7関連にまとめました。→こちら

■デジタル一眼カメラ
■キヤノン、AF性能を進化したデジタル一眼「EOS-1D Mark IV」を発売(CNET Japan 2009/10/21)
先日、Nikon(ニコン)のフラッグシップ機D3Sについてのニュースを取り上げたばかりですが、2強メーカーであるCanon(キヤノン)からもフラッグシップ機が発表されました。元々フラッグシップ機の数値的には高感度以外は(価格を含め)圧倒しているCanonですが、この点については暫く続きそうです。ただ、その数値が必要な物かどうかについては、私のようなアマチュアには全くわかりませんが。

■パソコン周辺機器
■LG、白色LED採用の液晶モニタ「W2286L」--低消費電力を実現(CNET Japan 2009/10/20)
私のVAIO typePは液晶が白色ベースのようなんですが、白色LEDでは無いのかなぁ。調べたけど分かりませんでした。

■ビクター、iPodが2台同時接続できる「ツインドック」搭載コンポを全国発売へ(CNET Japan 2009/10/20)
なんで2つも?と思ってリンク先を見たら、iPodとiPhoneを持つユーザーを見越してだったんですね。中々目の付け所が鋭いです。

■ソニー、デジタルフォトフレーム「S-Frame」--プリンタ内蔵機やスワロフスキーモデルも(CNET Japan 2009/10/20)
プリンタ内蔵は面白い、と思いました。「この写真、良いねぇ」と言われたとき、データを渡すのも良いですが印刷して渡すというのもお洒落ですよね。

■PDA,スマートフォン関連
■DELLのAndroidを採用した小型情報端末の詳細がリーク、大画面液晶や500万画素カメラを搭載(GIGAZINE 2009/10/22)
アメリカ国内では携帯電話の通信網も使えるモデルのようです。
これは私の意見ですが、Androidって普通の人には現状それほどメリットは感じられる物ではないと思います。流行ってるけど。iPhoneはiTunesに取り貯めた音楽や動画を、今までのiPodのように活用できることがひとつのブレイクスルーだと思いますが、Androidは以下の条件を満たさない限り爆発的な普及は見込めないと思います。

・フルブラウザの採用(既にあるのかな?)
・ワード、エクセル完全互換ソフト(ビジネスマンには何と言おうと必須)
・Outlook連携ソフト(iPhoneはExchangeサーバとの連携でビジネス用途では実現)
・iTunesとの連携(自分で取り込んだ音楽、動画が活用できること)

裏を返せば、これらのソフトを作れば大きなビジネスチャンスがあると思います。私は作れませんが。。

■次世代通信
■高速通信サービス「UQ WiMAX」が計画を前倒しして一気に利用可能エリアを拡大へ、小型の情報端末も(GIGAZINE 2009/10/20)
カバーエリアが少なく、テストユーザーが無料期間で使うのを止めているケースがあったUQ WiMAXですが、来年上半期までに一気に人工カバー率90%を目指すとのこと。KDDIの基地を使えば場所には困らないでしょうから、実現不可能な話ではありません。来年上半期が終わった時点で実現されていれば、かなり魅力的なサービスとなりそうです。
と思ったらこんなニュースも。

■次世代の無線技術、LTEの仕組みが分かる(@IT 2009/10/21)
> 最大通信速度は下り326.4Mbps、上り86.4Mbpsと規定されています。
> 単純計算をすると150 Mbytesのファイルを約4秒でダウンロードできる速度

ちなみにFlet's光などの光通信は上下100Mbps。どれだけ次世代通信の(理論上ですが)速度が速いかおわかりいただけるでしょうか。あとは実行値がどれだけ出るかですねぇ。無線は環境によってかなり速度を左右されますので。

このようなサービスを契約する際、何年かの縛りをかけることで安くすることが出来ますが、その速度に不満がある場合には十分注意が必要なようです。ちなみに私は下り最大3.6Mbpsのe-Mobileに契約していますが、これだけ普及したはずの首都圏でも電波の弱い場所があるなど、無線の新しいサービスが実用に達するのは非常に時間がかかる事は身にしみていますし、非常用で使うには問題無い速度と感じていますので暫くは使い続けると思います。

■Webサービス関連
■ミクシィ、業績予想を上方修正--2010年3月期中間期の売上高は62億円に(CNET Japan 2009/10/21)
■快進撃が止まらないグリー--今期業績予想の発表からわずか2カ月半で上方修正へ(CNET Japan 2009/10/20)
快進撃の続く2社ですが、こんなことあんなことの施策をすることでどれだけ業績に影響が出るのかは気になるところです。未成年をターゲットにした稼ぎだったのなら。。。いえいえ、そんなことはないと思いますけどね。ただ、対処のタイミングに時間かかったなぁと、内部事情を知らない人間からは見えてしまうのです。


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2009-10-20

PC-NEWS 20091020

本日気になったニュースを。

■パソコン本体
■9.99mmノートAdamo XPSは感熱ラッチ採用、22日発表(Engadget Japanese 2009/10/19)
指でなぞると開閉するって、SFチックですね。
SONY VAIO Xの13.9mmは汎用部品の限界の薄さのようですが、このパソコンは全て専用品なんでしょうか。

■パソコンソフト
■マイクロソフト、「Office 2010」のパブリックベータ版を11月にリリースへ(CNET Japan 2009/10/20)
以前にお伝えしたOffice無料化なんてニュースもありましたが、有料版も順調に開発が進んでいるようです。私的にはOfficeは2003で一旦完成されたソフトで、現在のOffice2007は大幅に変更されたユーザーインターフェースも含め、互換性が残されている新しいソフトと思っています。
そのOfficeがweb版、無料版、有料版と3パターンに分けて展開するOffice2010はどのような物になるのか注目しています。

■webサービス関連
■ミクシィ、ゾーニング施策を強化--18歳未満のユーザーへのアクセスを制限(CNET Japan 2009/10/19)
昨日のニュースで取りあげたGREEの課金制限に引き続き、mixiでも未成年保護の施策を打ち出してきました。とは言っても、どちらも正直遅いと感じます。バーチャル空間では危険が見えないので親の目の届かないところでは何をするのか分かりませんし、そもそも未成年には非開放だったmixiを開放した時点でやっておくべき事だったのではないでしょうか。

■その他-「世界中の子供にパソコンを」OLPC事業
■OLPC、ウルグアイの全小学生に配布完了(Engadget Japanese 2009/10/19)
ネットブック以前に「100ドルPC」として大きな話題となったOLPC(One Laptop Per Child)が、ウルグアイで配布を完了したようです。

このプロジェクトはご存知ない方もいるかもしれませんが、世界中の子供にネット環境が用意されたコンピュータを配布し、情報格差をなくそうという壮大な試みです。それが南米の、子供達がパソコンに触れるには厳しいと思われるウルグアイで配布を完了したのは大きな成果だと思います。

アメリカでは2台分の料金を払って、1台を寄付するという試みもされていましたが残念ながら日本では実現していません。世界規模でなくても、国内の自治体単位でもこんな取り組みがされたらきっと面白いと思うのは私だけでしょうか。


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2009-10-19

Aspire Revo, Windows7で64bit化、およびCPU強化

だいぶニュースから遅くなってしまいましたが、Windows7対応するに辺りAspire Revoが価格据え置きのままパワーアップを果たしてきました。



現在発売中の型番ASR3600から、新しい型番ASR3610への変更点は以下の通りです。

・CPUの変更(Atom230 → Atom330)
・Windows7に64bit版を採用(Vistaでは32bit版)
・プリインストールソフトの追加(ライティングソフト等)

CPUはシングルコアのAtom230から、デュアルコアのAtom330に変更されました。同クロックとはいえ、デュアルコアCPUの恩恵はかなりの物があるらしくベンチマークテストでは好結果を出しているAtom330がどれだけ性能アップに貢献するかが見物です。
ただし消費電力はコア数が2倍になったことにより4W→8Wと倍増していますが、これは仕方無いところでしょう。

OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を採用したため、4GBのメモリを搭載する上位モデルの優位性がより高まったと言えるでしょう。より多くのメモリを積む方が安定すると言われているVista,およびその後継であるWindows7ではメモリをより多く使える方が各種処理で有利に働きます。
IONプラットフォーム製品はメインメモリとグラフィック用のメモリを共有するため、どうしてもメインメモリを圧迫しがちなのですがこれによりさらに快適な画面描画が期待できると思います。

また、DVD作成ソフトのNero9 Essentialsをプリインストールソフトとして採用したのは良い判断です。前のモデルではDVDドライブを繋いでもDVDが作成できませんでしたから。。。

前モデルでのネガティブな要素を潰しつつお値段据え置きなのですから、これは素晴らしいマイナーチェンジです。しかしながら相変わらずメディアへの露出は他モデルばかりで、あまり広告が打たれていないように思えるのは私だけでしょうか。もっと広告を打てば売れると思うんですけどね。

後は実機で確認したい事として、IONチップセットのドライバの熟成度が気になります。前モデルではチップセット関連と思われるバグが散見されていましたが、これがWindows7用のドライバ、しかも64bit版と現在のところではSONYのVAIOシリーズでしかメインで採用されていないOS搭載を選択してきたことにより、どのような影響が出るのか気になるところです。

また、HDD容量が据え置きなのも気になるところです。マルチメディアパソコンとしての潜在能力を秘めたAspire Revoですが、HDD容量が寂しいため音楽データとちょっとした動画データを入れての運用しかできず、本格的に使うためにはe-SATAやUSBを活用してハリネズミのように外部記録装置を繋げる必要があります。ここはぜひ大容量HDDを採用したモデルも検討して欲しいところです。


私の手元にある前モデルもWindows7(32bit版)にアップグレード予定ですが、これによる変化を見届けた後で新しいモデルも入手してレビューしてみたいところです。

→前モデルのレビューなどをまとめたAspire Revoのまとめエントリはこちら。

【関連リンク】

AspireRevo R3610(Acer公式ページ)



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※メモリ4G、VESAマウントキットなどオプション充実のモデルはこちら。

PC-NEWS 20091014-19

今日は溜まっていたので、5日分にまたがっての情報です。

■デジタル一眼カメラ

■ニコン、デジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル「ニコン D3S」を発売(CNET Japan 2009/10/14)
■HDムービー撮影・編集機能を搭載し、よりいっそう進化したフラッグシップ一眼レフ「ニコン D3S」を発表(GIGAZINE 2009/10/14)

Nikonのフラッグシップ機がマイナーチェンジを受けました。下位機種で採用された動画撮影機能を追加し、なおかつ従来機でも定評のあった高感度撮影も感度をひとつあげています。これはセンサーの改良だけでなく、画像処理ソフト側の対応もあったはず。この改良が今後中級機のD90や、エントリモデルのD3000・D5000に反映されるはず。特に発売から時間が経ち、マイナーチェンジの可能性が有るD90の動向には要注目です。

■IONプラットフォーム製品

■Asus の IONネットブック Eee PC 1201N 仕様流出?(Engadget Japanese 2009/10/13)

ASUS Aspire RevoがデュアルコアAtomを採用してパワーアップしたり、ASUSのEeeBoxも採用するなどIONプラットフォーム製品はまだまだ動きが活発です。そんな流れのひとつがこれ。

ただ、ネットトップでは大画面モニタへの表示という大きな制約があったのでIONプラットフォームは有効だったのですが、小さな画面のネットブックで必要かと言われると、消費電力が上がって連続稼動時間とのトレードオフが発生するのでそれはそれで微妙なところです。

■電子リーダー

■ネット不要のWikipedia専用機 WikiReader、単4電池で1年駆動(Engadget Japanese 2009/10/14)

小さく、コンパクトで安く、パソコンでのアップデートが可能な情報端末。持ち運ぶのにも便利ですし、こんな端末も面白いと思います。

■ポラロイド復活

■ポラロイドカメラは来年復活、デジタル版も登場へ(Engadget Japanese 2009/10/14)

Pogoというポラロイド風デジタルカメラが既に発売されていますが、本格的な復活という点では中々期待できそうです。何と言ってもその場で「印刷した」写真を渡せる利便性は捨てがたい物があります。

■デジタルフォトフレーム

■プリンストン、赤外線通信対応のデジタルフォトフレーム「PPF-35IR」を発売(CNET Japan 2009/10/13)

いつの間にやらパソコン売り場の一角を占めるようになったフォトフレーム。サブモニタとして活用できる物から無線LAnに対応してwebサービス上にある写真を表示できるものまで多彩なラインナップとなっていますが、携帯電話に採用されている赤外線は手軽さという点では外せない通信機能でしょう。

■webサービス

■グリー、ゲーム「一部有料」を明示--未成年者の高額利用防止へ(CNET Japan 2009/10/13)

あたりまえです、と私は思います。だってターゲットが明らかに低年齢層ですもの。

■webブラウザ

■「Firefox 3.6」にマシン本体の向きを検知する新機能--モジラ発表(CNET Japan 2009/10/13)

web繋がりと言うことで。iPhoneでは加速度センサを利用したゲームがありますが、FireFoxを使うとパソコンでも傾きを利用したwebゲームが作れるようになるかもしれません。ネットブックでは良いけど、18インチなどの大画面ノートパソコンではちょっとした筋トレになりそうです。

■インターネット

■スウェーデンのインターネットが90分弱壊れました(Geekなページ 2009/10/14)

インターネットも万全ではないと言うことを教えてくれます。日本で起こったら一大事です。

■ウィルス対策ソフト

■マイクロソフトの無料ウィルス対策ソフトってどうなの?(CNET Japan 2009/10/19)

無いよりマシ、どころか怪しげなサイトに行かなきゃこれで十分かも。


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2009-10-18

VAIO typeP ファーストインプレッションとかそんな感じのもの

VAIO type Pを使いはじめて1週間経ちました。やっとセットアップも完了し、外出先でボチボチと使い始めたのでファーストインプレッションを書いておこうと思います。


第一印象は、とにかく遅い。Z系Atom、しかも1.33Ghzの周波数に最初から期待はしていませんでしたが、基本的に入力→待つ→入力→待つ、の繰り返し。普通のパソコンを期待する人は、この時点で諦めて手放すことを検討するのではないでしょうか。タイピングの文字表示にすら間に合わず「キーボード壊れてる?」と感じたほどでした。


ただしこれはセットアップが完了するまでの話で、SP2を適用し、裏でVAIO用のアプリケーションが勝手に行っていた作業が完了したらそこそこの速度は出るようになりました。今のところブログの更新や秀丸を使ったテキスト入力については何の問題もありません。

何気にモバイルツール歴が20年に達する自分にとって、VAIO typePはモバイルツールと考えれば様々な問題は許容範囲です。サイズと使い安さに対しての速度のトレードオフは、どんな者でも大なり小なり発生しますし、重さとサイズを考えなければ必要十二分の性能を持つThinkPad X61があるので、状況に応じて使い分ければ済む話です。


このVAIO type Pは私のライフスタイルで、ZAURUSでの移動時の文字入力と自宅のパソコンとの間の時間を補完する「タイプライタ兼webマシン」として手に入れた製品です。このエントリも電車の中で立っているときにZAURUSで書き始め、座席に座った後にSDカードに入れたテキストデータを移動させて続きを書きました。電車内では完成せず、自宅にあるX61で仕上げていますが、この「草稿」とも言うべき文章があるか無いかで効率がかなり変わるのは、文章を書いている方ならわかっていただけるのではないでしょうか。


ちなみにこの草稿、外出時の作成はZAURUSだけで済ませていたのですが親指入力ではどうしても速度が出ず、またネット接続でかなりの制約があるのでブログの直接編集ができません。作成した文章もSDカード、もしくはメールを使って最終的には他の機器に頼らざるを得ません。

ZAURUSのテキスト入力については持ち運び可能なウルトラナビキーボードを併せて持ち歩くことも検討しましたが、本体と別にキーボードがあるとひざの上で使うのは厳しく、カフェなどの小さなテーブルでも広げるのは難しいためあきらめました。


これはスマートフォンの文字入力に問題を抱えている方にも同じ事が言えるでしょう。そんな問題点をほぼフルサイズのキーボードを持つVAIO typePなら解消できます。実際にカフェやマクドナルドでも使いましたが、こんなに快適に使えるのかと思ってびっくりしたほどです。

文字入力に特化すれば、KINGJIMのポメラも有力な候補ではあります。しかしデータの移動がマイクロSDカードに限定されるのでZAURUSと同様の制約が発生しますし、開閉式のキーボードは安定した土台が必要なので電車の座席などで、膝の上で使うことができません。移動先の落ち着いた場所で使うだけならポメラ+スマートフォンという選択肢もあるのでしょうが、私の場合は移動中での使用となることと、ZAURUSとかぶる部分があったことから候補から外れていきました。



と言うわけで今のところ、typePの購入は100点満点の選択肢だったと満足していますが、既に問題点も見えてきたので書いておきます。

まず一つは、画面が見づらい。文字が小さいのはフォント変更で何ともなりますが、webページのアイコンや画像上の文字を読むのは絶望的な場面がよく発生します。ワンボタンで拡大する機能があれば凄く便利なのに、と何度も感じてしまいました。

もう一つは気を遣う外装。何よりショックだったのが、かなり気を遣って持ち運んでいたはずなのにいつの間にかえくぼ凹みが出来ていたことです。凄くショックです。下の画像、「O」の左上の部分に写真ではわからないほどのほんのわずかなくぼみがあるのです。あまりにも外装が綺麗なので目立つのだと思うのですが、モバイルするパソコンでこの繊細さは、正直息が詰まります。セミハードケースはありますが、ぜひともSONY様にはtypeP専用のハードケースをつくって欲しいと感じてしまいました。


とりあえずはそんなところです。

VAIO typePのまとめエントリはこちら。

【関連エントリ】

・ThinkPad X61のある生活

・Zaurusのある生活

・lenovo ThinkPad USB トラックポイントキーボード まとめエントリ

2009-10-14

VAIO X 体験会で聞いてきました。


このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して掲載しています。(詳細は末尾で)


前回のエントリVAIO X 体験会に行ってきました。の続きです。今回はその場で説明を受けた技術についてですが、参加したブロガーの皆様やVAIO Xのページですでに詳しく取り上げられていますので、ここでは相変わらず自分目線で気になった事を中心に取り上げていきます。

ちなみに前回、すっかり伝え忘れていたことがありました。



「何を書いても自由」

いくら集まった人間がどんな人間か、それなりに把握しているとはいえこんな風に言い切ってしまわれると天の邪鬼がムラムラしてもおかしくないのではないのでしょうか。と思ったら

「指摘がいただけるのなら、どんどんして欲しい」
「我々はよりよい製品を作りたい」

という思いがあっての言葉のようでした。

悪い部分があるなら、指摘をくれ。
そしたら今度はもっと良い物作ってみせるぜ。

SONYという会社は昔から商品についてとかく言われる会社ですが、私から見れば夢を見ることができる製品を作るから、そのギャップが発生したときに色々言われてしまうように思います。なので、このエントリではVAIO Xについて、特に性能面で正確に伝わるように書いていきます。

他の参加者や、VAIO Xの開発者インタビューページで一通りの事について触れられていますのでここでは勘違いしやすいポイントと私が個人的にすげぇと思ったことを書いておきます。あと、写真がピンぼけが多く見づらいのはカメラが高感度に弱いからと言うことにして下さい。もうNikon D50ではこういう暗いシーンは厳しいなぁ。

■縁のアール処理「リジッドアークデザイン」のメリット


森澤様がものすんごく力説されていた部分です。このデザインをこの薄さで実現するためにスケジュールまで調整させたというこのデザインは、工業デザイナーとしてチャレンジングなトライが結実すると喜びもひとしおだと思います。



その説明を聞いて納得だったのですが、この弧を描いたくぼみがPCの側面を囲うリジッドアークデザインは多くのメリットが与えられるとても優れたデザインです。

まず、13.9mmという薄いボディをより薄く見せるための演出。光が面として反射するのではなく、直線として反射するため、シャープな印象を与え薄いボディをより薄く演出することが出来ます。なるほど。

また、アールを描いた形状は捻れや剛性を高めるのにも効果的です。これでボディ全周をぐるりと取り込んでいますので、外からの圧力に強く、堅牢性が確保できています。新素材の複合カーボンと相まって、従来のモデルと比較して特に捻れ剛性が高くなっているように感じられました。

また、肉を内側にそぎ落とされているために開きやすいというメリットも産まれています。

「薄く見せたい」というデザイナーの欲求がそのまま実用的な効果も発揮する。こういう正の連鎖反応が産まれる仕事って気持ちいいもんです。

■冷却ファン



typePではファンレスだったのに!とVAIOファンを失望させる可能性のあるポイントです。
今回はボディの厚さが足りず、自然冷却ではクロックダウンが避けられないという判断からファンの搭載とのこと。最も省電力のZ系Atomでそう言われてしまったら、仕方がないと私は思います。それよりもファンが付いたことにより、放熱能力が高くなってtypePよりも安定すると個人的には踏んだのですがどうでしょう?<既に初期設定時にtypePの熱暴走を体験した身としては、ファンレスよりも安定性を望んだりします。

ただし薄いボディに入れるため、写真を見ておわかりのように従来の汎用品では間に合わず専用品の作成となったと言うことでした(左がX用、右が従来品)。

■足


細かなポイントですが、足がついています。ただでさえ熱を持ちやすいノートパソコン、チルト機構がついていればデスクと本体との間により大きな空間が産まれ、放熱に有利になります。もちろん前傾姿勢になることで入力もしやすくなります。ちょっとした事だけど、流石と思わせる点です。

■LAN



写真の状況、わかるでしょうか。これ、開閉式のLAN口を取ってもらっています(撮影協力:星様)。実はこのLAN口、強い力がかかるとこのように「パカッ」と外れ、衝撃を逃がす仕組みになっています。最初、この開閉式のLAN口を見たとき「強度は大丈夫かな?」と思ったのですが、このアイデアは素晴らしい。万が一壊れても、部品交換で補修ができるってことです。コネクタはとかく破損しがちな部品ですが、このような細かなアイデアが製品の寿命を延ばしてくれたりします。

■大容量バッテリー


外すと異形の大容量バッテリー。バッテリー取り付け位置がパームレスト部分にあるため苦肉の策でもあるのでしょうけれども、実際にはめてみるとフィットします。


そして、この本体との隙間がバッテリーを熱から守ってくれます。先ほどの足といい、この大容量バッテリーといい、ノートパソコンのアキレス腱でもある熱を逃がすためのアイデアは流石です。


接続した状態で手に取ってみても、しっくり来るのが不思議。底面を覆うようにバッテリーが広がったおかげで、重量バランスも悪くありません。片手で持つシーンもあるモバイルノートパソコンは、重量バランスが良くないと持ちにくくて困るときがあります。ええ、ThinkPadでは苦労してますので。

ちなみにこの形状、「レーシングカーのディフューザー」をイメージされていると説明していましたが、そんなこと言われても自動車レース見ていない人にはピンとこないとおもうので写真を用意しました。
これ。


画像はF1をひっくり返した物です。クルマの下の方がこのように上に向かって持ち上げられています、この持ち上げられた部分をディフューザーと呼ばれています。これが走っている姿になると、次の写真のようになります。


実際にはこのように見えます。確かに大容量バッテリーのイメージです。


「こんなもん作っちまいやがって」と苦笑している?岩井様。元々考えていなかった大容量バッテリーが林様から提案されたときにはびっくりしたそうです。出来映えもびっくりだったと思いますが、みなさん気に入っているようです。

最後に、林様がCPUにZ系Atomを選んだ際のエピソードで語っていたことで締めくくりたいと思います。

「Intelという会社はCPUに色々余計な物を付けるが、時折贅肉を削ぎ落としたCPUを作ってくる。前回はモバイルPentiumだったが、今度はそれがAtomだった」

なぜAtomなんて選んだのかと感じる方にこそ、この林様の言葉を送りたいと思います。モバイルパソコンはそもそもサイズに制約があり、快適に使うために何かが犠牲になってしまいます。長年モバイルパソコンを作り続けてきた林様が何を割り切って、どんなパソコンを作ってきたのか、諸元や備わっている機能を見ることで感じ取れるのではないかと思います。

以上、長々と乱文を書き連ねてしまいましたがこのあたりで終わりにしたいと思います。

→当ブログ内のVAIO X関連エントリはこちらのまとめエントリでどうぞ。


【関連エントリ】

SONY VAIO typeP まとめエントリ


このレビューはWillVii株式会社が運営する 家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、無償で招待されたセミナーに参加して掲載しています。セミナーの参加、及びレビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容に関する指示も本情報開示を除いて一切ありません(事実誤認があった場合のみ修正依頼があります) レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら


みんぽす

2009-10-13

PC-NEWS 20091013

本日気になったニュースです。

■アップル関連

■グリーンピース、アップルを称賛--米商工会議所脱退で(CNET Japan 2009/10/09)

■アップル、「Snow Leopard」でのデータ消失問題を認める--修正へ取り組み(CNET Japan 2009/10/13)

良くも悪くもお騒がせ。Snow Leopardはバグがちらほらと報告されて居るみたいで、まだ手を出すべきじゃないのかも。

■噂の新商品?

■デル、9.99mm厚ノート Adamo XPSを公開(Engadget Japanese 2009/10/13)

SONY VAIO Xが世界最薄を名乗れなかった理由とされる商品です。ちょっとずつ情報が見えてきましたが、これ実用性があるんでしょうか。少なくとも私には割れてしまいそうで使い方が見えてこないのですが。電子書籍とか読むのには良いのかも。

■アドビ、iPhone向け「Photoshop.com」対応アプリを発表--米国内で無料提供(CNET Japan 2009/10/13)

iPhoneアプリ市場は無視できなかったみたいです。無料で出来るってのは、色々諸刃の剣でもありますがその分機能も絞ってるようなので、まぁ良いのでは無いかと。ユーザーには。

■メルマガ「止めたいのに止められない」6割--アイシェア調べ(CNET Japan 2009/10/13)

実は私も取りっぱなしがあります。いつか読むだろうと思って放置してあるだけですが、何時読むようになるんだろ?

■GeoCities

■米ヤフー、「GeoCities」を10月26日に終了へ(CNET Japan 2009/10/13)
■米ヤフー、GeoCitiesを年内に終了へ--個人ホームページ時代の終焉とともに((CNET Japan 2009/04/24)

国内版GeoCitiesはどうなるんでしょうかねぇ。昔はホームページと言ったらGeoCitiesだったんですが。

過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009秋冬モデル+Windows7新モデル 関連ニュース

2009秋冬モデル関連のニュースをこちらにまとめました。
既に不定期ニュースで取りあげていた内容も随時こちらに移動します。
(最終更新:2009/10/30 機種追加)

■SONY
■ソニー、VAIO秋モデル--全11シリーズにWindows 7、タッチパネル搭載モデルも(CNET Japan 2009/10/08)
■新VAIO Cは光沢デザイン、BDドライブ内蔵で約17万円(Engadget Japanese 2009/10/08)
■液晶一体型VAIO LがフルHD化、マルチタッチ対応モデルも登場(Engadget Japanese 2009/10/08)

昨日はVAIO Xのニュース(→こちら。)を取りあげましたが、全モデルの発表となったようです。私の注目ポイントは、VAIO typeLの15インチモデルの型落ちとtypePの継続販売。
typeLの15インチモデルはアレこそボードPCだと思うのですが、型落ちしたという事は販売がふるわなかったのでしょう。本体とキーボードが一体になっていなくて、どうやって運ぶんだろうか。。。
type PについてはまことしやかにVAIO Xが後継機種ではないかと言われていますが、広報担当と開発者から「全くの別物です」とお墨付きを昨日いただいてきましたので、暫くは併売となりそうです。これでアクセサリーの入手にも困ることは無さそうです。良かった良かった。

■富士通
■富士通、FMVシリーズ冬モデル--全シリーズにWindows 7搭載、タッチパネルモデルも(CNET Japan 2009/10/13)
■富士通からタッチ液晶一体型のFMV F、タブレットノートMTシリーズ(Engadget Japanese 2009/10/13)
■富士通、企業向けPC「FMV-LIFEBOOK」「FMV-ESPRIMO」に新ラインアップ(CNET Japan 2009/10/14)

■東芝
■東芝、PC秋冬モデルを発表--Blu-ray搭載「Qosmio G60」、9.5時間駆動のネットノートも(CNET Japan 2009/10/13)
■東芝からもCULV「ネットノート」dynabook MX、11.6型と13.3型で9万円から(Engadget Japanese 2009/10/13)
■東芝からQosmio G60など、Blu-ray対応ノート一挙登場(Engadget Japanese 2009/10/13)
■東芝、ウェブオリジナルノートPCのラインアップをWindows 7モデルへ刷新
(CNET Japan 2009/10/19)

■NEC
■NEC、Microsoft Windows 7を搭載したビジネス向けPC--デスクトップ、モバイルノートなど(CNET Japan 2009/10/20)
■NEC、Windows 7搭載冬モデルを発表--新モバイルノート「LaVie M」など48モデル(CNET Japan 2009/10/16)
■NEC、“TV番組持ち出し”対応などPCラインナップを一新 -携帯電話で視聴可能。無線TVチューナ付属のノートも(AV Watch 2009/10/16)

■SHARP(シャープ)
■シャープ、Windows 7搭載の「Mebius」を発売へ(CNET Japan 2009/10/20)

■日本HP
■日本HP、Windows 7対応の新シリーズ「HP Compaq Pro」をリリース(CNET Japan 2009/10/21)
■日本HP、個人向けPC冬モデル発表--事務機の延長線から人の感性を刺激するPCへ(CNET Japan 2009/10/14)

■Acer
■エイサー、Windows 7搭載の11.6型小型ノートPC「Aspire Timeline」を5万円台で発売(CNET Japan 2009/10/14)
■「日本のPC、高すぎます」──これでどうだ、エイサーの5万円台「Aspire Timeline」新シリーズ(+D PC User 2009/10/13)
■Acer Aspire one D250にAndroid + Window デュアルブート版(Engadget Japanese 2009/10/13)
■Acerの「Windows 7」搭載製品発表会はこんな感じでした(GIGAZINE 2009/10/13)
■Windows7を搭載したAcerのAspireシリーズ新モデルの写真いろいろ(GIGAZINE 2009/10/13)

■ASUS
■ASUS、59,800円のWindows 7搭載CULVノートなど(価格.com 2009/10/23)
■ASUSからWindows 7搭載モデル--モバイルノート「UL」とネットブック「Eee PC Seashell」(CNET Japan 2009/10/21)
■ASUSからもCULVノート ULシリーズ、12.1型で約6万円から(Engadget Japanese 2009/10/21)
■EeePC Seashell に10型WXGA &Windows 7 Starterモデル(Engadget Japanese 2009/10/21)
■ASUSがネットブック2機種を発売へ、マルチタッチ操作対応の8.9インチモデルも(GIGAZINE 2009/10/20)
■ASUSTeK、法人向けモデル「Eee PC 1005HA Business」を発売(CNET Japan 2009/10/19)

■DELL
■デル、コンパクトスリムノートPC「Inspiron 13z」などWindows 7対応機を発表(CNET Japan 2009/10/22)
■デル、Windows 7搭載CULVノート「Inspiron 13z」(価格.com 2009/10/22)

■Lenovo
■レノボ、Windows 7を搭載した超小型・軽量ノートブックPC「IdeaPad U150」(CNET Japan 2009/10/22)
■レノボ・ジャパン、マルチタッチ対応の「ThinkPad T400s」等3機種を発売(CNET Japan 2009/10/16)
■レノボ・ジャパン、ネットブック「IdeaPad」シリーズにWindows 7モデル(CNET Japan 2009/10/16)
■NVIDIA ION採用のレノボ IdeaPad S12 今週発売、7万円弱(Engadget Japanese 2009/10/19)
■ThinkPadの起動時間を短縮--レノボの「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」とは(CNET Japan 2009/10/29)

■ONKYO
■「ONKYO」ブランドPCが始動--Windows 7搭載の新機種を一挙に発表(CNET Japan 2009/10/19)

■マウスコンピューター
■マウス、5万円台からの13.3型液晶搭載CULVノート(価格.com 2009/10/30)
■マウスコンピューター、Windows 7搭載のスリムデスクトップPC「Lm-iS400S-AM」を発売(CNET Japan 2009/10/22)


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2009-10-12

VAIO typeP やっと到着&セットアップ中。

長きにわたって待ち続けていたVAIO type Pがようやく我が家に到着しました。


ヤマト運輸の履歴見たら10/1にはReadyになってて、憶えのない配送日指定がされているなど何かの電波を感じますが、そこは大人の事情と思いスルーする事にします。待つのも大事なスパイスです。料理では。

さて、人生初のSONY STYLEの箱ですが感傷に浸るまもなく開梱です。VAIO typePの箱はずいぶんちっちゃいです。それに領収書といくつかの資料が付属していました。その資料の中にワイド保証への加入の勧めが。入り損ねて途方に暮れていた自分には非常にありがたいサービスです。皆さん、モバイル機器は保証はできる限り手厚く入りましょう。私は人生の買い物で保証だけで10万以上払ってますが、十分元を取っています。そのほとんどはMacでしたが。


それでは本体を実際に開梱です。国産PCは実に5年ぶりの購入(VICTOR InterLink→自作、そして改良の日々→ThinkPad→ThinkCentre→Aspire Revo→VAIO typeP)となります。ちなみにInterLinkは嫁さんPCとして未だ現役続行中。大切に使われている&不要ソフトがほとんど入っていないため、まだまだ行けてます。家庭内にウルトラモバイルが2台あるなんてかなり変態チックですが、これも軽くスルーします。


内容物を説明書に従い、チェック。説明書類、本体、そしてコンパクトにまとめられた補記類を・・・あれれ、ウォールマウントプラグアダプタが入ってません。領収書にも書いてないので頼み忘れたかな?これは明日改めてチェックです。


とりあえずパンフレットと本体を比較しました。全く寸法が変わりません。実物のキータッチも薄く、持っても軽いのでパンフレットでの予行演習は非常に役に立ちます。購入前にパンフレットを使ってのシュミレーションは非常に有効だと思います。


ちなみにtypePの化粧箱が小さくて感動したので、X61やiPodなんかと比較してみました。これなら小売店で購入しても持って帰るのも簡単ですねぇ。


そんなわけで、早速セットアップ作業開始です。まずはほとんど手つかずの状態でリカバリーディスクを作成。WindowsUpdateまで完了したらもう一回リカバリーを作る予定です。最後に各種ソフトを入れて、その状態でもリカバリーかな。最初の2回のリカバリーは保険です。昔、仕事で会社で使うパソコンのイメージディスクを作っていたのでわかるんですが、最初のセットアップって凄く重要だと思います。最近、知人が仕事で使うパソコンのセットアップを何台か行いましたが、やっぱり違うと喜ばれます。何したかと言えば不要ソフトや試用版ソフトの削除やディスククリーンアップとデフラグのしつこい実行、最低限必要と思われる解凍ソフトとメーラーの設定ぐらいです。それですら満足にできない人が多いと思うのは、私だけでしょうか。この辺がパソコンの敷居を高くする一因でもあるんですよねぇ。


リカバリーが終わったので、MacfeeとNortonの試用版を削除(何故にアンチウィルス系のソフトが2本も・・)してとりあえずAVGのfree版を入れます。Yahooのツールバーも入っていたりして大人の事情を色濃く感じますが全てスルーしながらサクサク削除。VAIO系のソフトは使ってみたいので残しておきましたが、これもマルチメディア系は消えていく予感がします。

デフラグしたところで、やっとWindows Updateを実行です。暇になったのでX61を引っ張り出してきて、我が家にきたノートパソコン恒例の比較写真をパチリです。


こうしてみると、VAIO typePがキーボードありきで作られたという経緯が痛いほどよくわかります。ThinkPadのキーボードとほとんど変わらない大きさのキーボードと、そのサイズにぎっしり詰め込まれた画面。もう、これは

「画面はおまけだ。必要になったら外部モニタを使え」

と言っているとしか思えません。そんなおまけモニタが高精細で(視力の良い自分には)とても使えるツールとなっているのですから、開発者には頭が下がります。スティックポインタもThinkPadのつきあいが長くなった自分(足かけ5年は使ってる)には全く問題ないです。タップまでできるなんて素敵です。

なんか読み返してると馬鹿にしてるのか褒め殺してるのかわかりませんが、少なくとも購入時に期待した物はきちんと備えている印象です。その辺は使用レポートに書きますので、しばしお待ちを。

【関連エントリ】

SONY VAIO typeP まとめエントリ

2009-10-10

なぜ私はVAIO type Pを購入することを決断できたのか。 その2

前回の続きです。


ついに購入を検討することになったのですが、実は私の手元にあった予算はNetWalkerを買うために用意してあった45000円。既に標準状態でも予算オーバーです。それでもとりあえずオプションを選んで検討をしてみます。

ちなみに私の使い道を再確認すると、以下のようになります。
 ・緊急時のメール受信、web閲覧
   →今回の主目的。
 ・出張などで使うマシン
   →荷物の軽量化が可能。基本的に出張中はwebとメールしか必要としない。
 ・移動中のテキストエディタ
   →座れるのならより快適、かつ素早い文章作成が可能。
 ・移動中のLinux、およびRuby学習マシン
   →VirtualPCを活用すればOK。webの資料を閲覧しながら学習が可能。

つまり、外出時のパソコンでの作業を補完するマシンです。そのため使用頻度も低いはずなので、あまりお金をかけられません。それを踏まえた上で選択をしていきます。また、ネットワーク接続で他のマシンと繋げたり、VirtualPCというビジネス用のWindowsにしかない機能を使うのでその辺もポイントになります。

OSは秋冬モデルとなった現在ではWindows7 のProfessionalとHomePremiumが選べますが、当時はWindows VistaのBusinessとHomePremium、そしてWindows XPでした。VistaではHomePremiumの機能が使えませんでしたが、7では上位互換となったためエンターテイメント機能も使えるようになります。今回はWindows7へのアップグレードを念頭に置いているため、対象外のXPは除外され、必然的にBusinessをチョイス。上位のOSを選んでも7へのアップグレードを見込んでなのか、ディスカウントをしていました。ラッキー。

色はクリスタルホワイトを選択。塗装って白が堅いと、クルマでの経験を生かしました。無難な白を選ぶあたり、自分もしっかり日本人です。でも白が好きだから良いんです。

CPUは最も安いZ520(1.33Ghz)を選択。パフォーマンスは求めていないのでこれで様子見です。

ストレージは60GBのHDDを選択。速度はともかく、バッテリーの持ちはそんなに変わらないという評判と、そんなにデータを入れる予定もないのでこれも最低ラインを選びました。

WWAN+GPSが無料というキャンペーンをしていたので迷わず追加。ワンセグは選べなくなりますが、どうせテレビは見ないだろうし、いざとなったらUSB接続のチューナを買えば見れるようになるのでこちらは落選。GPS機能はドコモと契約しなくても使えるので、これでナビとして機能するようになりました。何か使い道はあるのかな?

Bluetoothは使うアテはないのですが、何かしら便利かな?と追加。

ノイズキャンセリングヘッドホンは音楽聞くのに便利そうなので追加。

Webカメラも何か使う事があるだろうと思い追加。

キーボードは日本語配列のシルバーを選択。英語配列は慣れると便利だと言われますが、初心者のサポートをする時、なるべく標準的なものを持ってないとサポートできないんですよね。キーのあそこを押してください、って時に英語配列だと違ってきてしまうので。

バッテリーは外出時に連続使用でもバッテリー切れの心配をしたくないので大容量をチョイス。X61でも、結局大容量しか使っていませんし。

ディスプレイ、LANアダプターはビジネス使用を考え選択。

ウォールマウントプラグアダプターはコンパクトに使えるということなので選択。

各種ソフトは持っているので全て外すor試用版をチョイス。購入後、全削除です。

3年間保証サービスはとりあえずベーシックにしました。

このようにCPUとHDDは最低ライン、かつWWAN+GPSは無料だったにもかかわらず、OSで5千円アップ、大容量バッテリーで5千円アップ、チマチマとした追加で1万円アップ、計2万アップの69800円になってしまいました。

さて、この値段はNetWalkerの予算45000円と比較して25000円もオーバーしたことになります。と言うわけで再検討。

まずOS。Businessは外せませんし、何よりディスカウントが大きく効いているため外せません。
大容量バッテリーもX61での経験から、大容量以外に考えられません。
と言うわけで1万円アップの59800円は確定。

しかしノートパソコンで、Vista Businessを選んで59800円で買える物はそうそうありません。これが決め手となって購入することを決定しました。

後は他のオプションの選定です。が、どれもいらないものばかり。

Bluetoothは使うアテは無い。
ノイズキャンセリングヘッドホンは無くても音楽は聞ける。
Webカメラだって無くても困りません。
X61では有線LANは使わないし、モニタに繋いでまで使いません。
するとディスプレイ、LANアダプターも不要。
ウォールマウントプラグアダプターも無くても何とかなります。

とはいえ、初VAIOなので色々試してみたいスケベ心は抑えきれません。
結局、駄目なら次からは外すって事で、結局全部入れてしまいました。
これでしばらくは何も買えません。。。

痛恨のミスは、3年間保証サービスは持ち運ぶノートだからこそ故障を考えワイドにすべきだったこと。店頭で買う際には絶対に延長保証を付けるのに、今回は大幅オーバーの予算で気が回りませんでした。丁寧に使わないといけません。

とまぁ、こんな感じの構成での注文でしたが、本日(10/10)やっと発送の連絡が来ました。10月上旬の発送予定だったのでぴったり期間内です。やるなSONY。

ただし家族にちゃんと言わないで買ったため、一波乱の予感。これをクリアした後に、改めてレビューをしていく予定です。また、ネットブックじゃ駄目だった理由について書くことをすっかり忘れてたので、これもそのうち。

【関連エントリ】

SONY VAIO typeP まとめエントリ

VAIO X 体験会に行ってきました。

2009-10-09

VAIO X 体験会に行ってきました。


このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して掲載しています。(詳細は末尾で)


と言うわけで今回、SONY VAIOの新製品体験会にお邪魔してきました。今回はどんな感じで進行していったかと、開発陣の熱い(暑い?)思いをを報告します。肝心のVAIO Xのアーキテクチャに踏み込んだ話は次回に。

会場は銀座にあるソニービル8F、銀座オーパスです。
みんぽすオンリーのイベントですが、一切の手抜きはなく、軽食まで付いていました。
19時からの開催って事で、その辺りの気配りもバッチリです。
わずか20名ほど?がトークセッションを聞くような配置で、おいおい、俺ここにいて良いのか?と自問しながら最後列に着席。私はこの時点で既に雰囲気に飲まれていました。。。



式次第は、ソニーマーケティング株式会社 VAIOマーケティング担当 岩井様の司会でスタート。マーケティング担当とか、広報担当とか、ホントに話が上手で羨ましいです。



今日は新型VAIO typeAやtypeCも併せて紹介と言うことでしたが、開発秘話やVAIO Xへの熱い思いなどで話が盛り上がりすぎて、それらはおろかVAIO Xの実動機にすら触らなかったというのは公然の秘密です。だってメチャメチャ話が面白かったんだもん。

ちなみに本日話をしてくれたのは、開発リーダーの林様、商品企画の星様、デザイン担当の森澤様という顔ぶれ。本当は製造の担当者も来る予定だったのですが、あいにくの台風直撃で来れなかったそうです。残念。


林様。笑顔がキュートな「永遠のパソコン大好き少年」でした。


森澤様。坊主でもお洒落に見える人は、実は美形なんです。で、「職人」でした。


星様。司会進行を影から支えていました。どんな会社でも会社を支えるのは女性です。


さて、林様主体のトークセッションで私が注目した点を幾つか。ちなみにこちらでの内容はあくまでも各人の意見で、SONY公式発表ではないことをあらかじめお断りしておきます。

(林様関連)
・このVAIO Xは開発陣が作りたいものを会社に提案して作った。
・会社のロードマップに存在しなかったモデルを、モックを試作し、周囲を
 巻き込み、まさしくプロジェクトXのように進めた。
・軽く、堅牢に作るために積み重ねた技術はSONYの小型化への執念の結実。
・大容量バッテリーはスケジュールに無理やり押しこんで作ったが、凄く良いものに
 仕上がった。
・13,9mmというサイズは実は余り根拠がなかった(アレレ?)。

(森澤様関連)
・薄く見せるためのアイデアは、製造ラインを巻き込んで完成させた
・最後に上司の首を縦に振らせたのは、製造ラインや開発陣(林様)との
 間でネゴし、巻き込み、最後まで森澤様がこだわったアイデアだった。
・このデザインを実現させるため、スケジュールが後延ばしになった。
 ※それだけ難しいデザイン処理だった。

(星様関連)
・販売担当からすると、売りにくいモデル。
・これだけモバイルの製品が揃ってる中で、「薄い」「軽い」という
 キーワードが持つ魅力がどれだけ伝わるか心配。
・アサヒカメラという雑誌と厚さがほぼ同じなのだが、これは実は雑誌として
 それほど薄くない。→そのため、森澤様のところの「デザイン」が出てきた。

こんなところでしょうか。

あと、トークセッションの間に何度もモックや部品の撮影セッションが挟まれたのですが、他のブロガーさん達の熱意のすごさはハンパじゃなかったです。私は後ろのほうから望遠でちょこちょこと撮影していました。

何より今回のイベントで感じられたのは、開発に携わった皆様の必至さです。私もこのイベントに参加するまで、実はあまりVAIO Xに魅力を感じていませんでした(ごめんなさい)。薄いとはいえ処理速度がそれほど高くないZ系Atomの採用に代表される性能の低さ、より尖ったモデルのtype Pとの差別化が見えにくいこと、なにより世の中に氾濫する「薄い」パソコンの中でどこまでの差が見いだせるか、等々。

しかしこのデザインや採用したアーキテクチャなどは、全てはパソコンを道具として使うためにどのようにすることがベストなのか(いえ、根拠のない薄さの数字などもありますが)を突き詰め、検討し、無ければ作ってしまえというフロンティア精神の賜物だったのだなぁと。「パソコンは道具」がモットーの私は頷くことしかできませんでした。

ちなみに、ThinkPad使いの私に非常に響いた言葉は、林様の以下の言葉でした。

「なんか、大容量バッテリーっていかにも!って感じで出っ張ってるものが多いじゃないですか!!」

まさしくその出っ張った大容量バッテリーをX61にくっつけて持っていった私のココロにずしんと響きました。こいつのおかげでX61の重量バランスは大きく崩れ、それでも実働時間は4時間を切っています。しかしVAIO Xはスタイルを崩さないバッテリーで公称10時間、恐らく実働でも4時間以上はいける製品を作ってきました。それにあきたらず突貫工事で公称20.5時間というウルトラスタミナの大容量バッテリーを作ってきました。


ところがこの大容量バッテリー、バッテリー位置のレイアウトが前面のため異形とも言えるその造形で解決をしています。しかしながら機能美を付加価値として加え、なおかつクルマ好きにはたまらないキーワード「ディフューザー」という言葉まで用意してそれを見事にクリアしています。

まぁ、クルマ好きにはたまらないのですが知らない人には「なんだそれ?」だと思うのですが、それはそれって事で(VAIOは女性比率多いから大変だろうなぁ)。使用時の重量バランスの見事さとこれはこれで新しいプロポーションを産み出しているのには素直に脱帽なのです。

というわけで、私的に大ヒットだった大容量バッテリーの技術も含め、VAIO Xに盛り込まれたSONYの意地と根性、ではなく技術を次回は紹介していきます。

続く。

【関連エントリ】

SONY VAIO typeP まとめエントリ


このレビューはWillVii株式会社が運営する 家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から、無償で招待されたセミナーに参加して掲載しています。セミナーの参加、及びレビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容に関する指示も本情報開示を除いて一切ありません(事実誤認があった場合のみ修正依頼があります) レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら


みんぽす

PC-NEWS 20091008

今日もよろずなニュースをまとめてみました。
(2009/10/13 VAIO秋冬モデル関連を新商品ニュースまとめページに移動)

■ブラウザ

■9月のブラウザ市場、「IE」競合4製品がシェア増加(CNET Japan 2009/10/06)

Firefoxが1/4に近い23.8%まで上昇しているのは興味深いところです。日本ではIEがブッチギリでトップだったのですが、IEそのものが6~8に分布してしまい、なおかつ一番古いIE6ユーザーが多すぎる状況です。これは世界的に見ても同様の傾向なのですが、いろんな弊害があるIE6はそろそろ使わないほうが良いと思うのです。

■マックとWindows

■米国の「Mac」所有世帯の85%は「Windows」ベースのPCも所有--NPD Group調査(CNET Japan 2009/10/06)

どうしても標準マシンもほしい、ということなんでしょうか。

■UMPC(ウルトラモバイルパソコン)

■ 【CEATEC JAPAN 2009レポート】工人舎が約400gのコンバーチブルUMPCを展示 ~Athlon Neo搭載のデュアルディスプレイノートも(PC Watch 2009/10/06)

そろそろ「小ささ」を競うのではなく、その「小ささ」がどのようなメリットを及ぼすのかを提示できるようなマシンの売り方を見てみたいものです。UMPCはライフスタイルやパソコンへの関わり方によって、その選び方が大きく代わる製品ですので。

■液晶(新技術)

■曲げることも可能な「フレキシブル有機EL」ディスプレイを使ったVAIOや腕時計型ウォークマンなどのコンセプトモデル(GIGAZINE 2009/10/06)

液晶割れは、パソコンの故障でも大きなウェイトを占める(少なくとも私の周りでは)ものですが、この技術を応用すれば割れる液晶が随分と減るのではないでしょうか。

■SSD

■アイ・オー、東芝の高速SSDを一般販売(Engadget Japanese 2009/10/08)

高速さが売りのSSDが、64GBで2万後半で買える。ノートPCのSSD時代がもうすぐそこまで来ているような気がします。

■Windows7関連

■検証:ネットブック+Windows 7 Starter(@IT 2009/10/08)
ネットブック版Windows7は色々制約がささやかれていましたが、マルチ画面の非対応以外はそんなに困ることは無さそうです。やれやれ。

■Office関連

■マイクロソフト、新規PC購入者向けに「Office Starter 2010」を発表(CNET Japan 2009/10/09)

広告付きの「Starter」エディションが新規販売されるPCに搭載されるようで。まぁ、安く使えるのなら良いんではないでしょうか。とはいえ、同じように広告入りの無料のブラウザ版「Office Web Apps」の提供も予定されていますから(詳細は→こちら。)、棲み分けをどうするかってところでしょうか。Starter版のほうが使いやすそうではあります。web版はネットに繋がっていないと使えないようですから。


今日はこんなところでした。


過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-10-08

ニュース:SONY VAIO X 発表

(209/10/18更新→まとめエントリ作成に伴う整理の実施)

このところVAIOの新モデルが噂され続けていましたが、とうとう本日正式発表となりました。


■厚さ13.9mm、655g、最長20.5時間--ソニー、8万9800円~の「VAIO X」発表
(CNET Japan 2009/10/08)
■ソニー VAIO X国内発表、大バッテリー別売りで8万9800円から
(engadget Japanese 2009/10/07)
■ソニーが世界最軽量の薄型ノート「VAIO X」を正式発表、高耐久性と最大20.5時間駆動を実現
(GIGAZINE 2009/10/08)

噂のバッテリーは別売となりました。が、標準装備のバッテリーでも公称値10時間稼働とtypePの大容量バッテリーを上回っています。こりゃ、SONY本気ですね。

■ソニー VAIO Xシリーズ、「1日バッテリー」は別売オプション(Engadget Japanese 2009/10/06)

製品ホームページはこちらです。

■SONY VAIO X

実はこちらの製品に関しては、みんぽす様主催のイベントに参加して開発リーダーの林様をはじめとした方々に直接話を聞く機会をいただきました。当日の模様はこちらで詳しく取り上げています。

→VAIO X関連のまとめエントリはこちらです。

■SONY VAIO X まとめ+リンク集エントリ

【関連エントリ】

■SONY VAIO typeP まとめエントリ