2009-07-30

ニュース:APS-Cフラッグシップ強化-Nikon D300S-

NikonのAPS-Cサイズのフラッグシップ機、D300がマイナーチェンジを行うそうです。

 ・デジタル一眼レフカメラ「ニコン D300S」を発売(Nikon発表資料)



変更点としては

 ・従来のコンパクトフラッシュに加え、SD/SDHCカードとのデュアル化。

 ・ボディ単体での連写速度の向上
  (6コマ/秒→7コマ/秒、グリップ使用時は変わらず8コマ/秒)

 ・D90やD5000と同様の動画撮影機能に対応
  ・1280x720/24fps、640x424/24fps、320x126/24fps
  ・AVIのMotion-JPEG形式を採用
  ・録画時間は1280x720で最長5分、640x424および320x216で最長20分

 ・モーターの回転数を落とし、通常撮影に比べてミラーダウンの動作音を抑えた
  「静音撮影モード」の採用

 ・ライブビュー起動専用ボタンの追加(使い勝手の向上)

 ・大きさは旧モデルと同じ、重さは約825gから約840gに微増

等。
動画撮影が大きなポイントとなっているようですが、D90のエントリでも触れていないように、動画再生はNikonの中級機以上では魅力を増やす「おまけ」にしか過ぎません。どうしても動画を!というときに、補助的に使えると言うだけです。

どちらかと言えば連写速度の向上やSD/SDHCカードとのデュアル化など、地味ですが使用する際に「効く」改良のほうが大きなポイントとなるでしょう。また静音撮影モードやライブビュー起動ボタンなどは先に下位のD90やD5000で採用されていた機能なので、D300ユーザーが乗り換えるに検討する材料になるかもしれません。

ニュースの段階ではまだわかりませんが、D90でより洗練されていた高感度撮影機能がどうなったかは気になるところです。こちらについては分かり次第お伝えします。

【関連エントリ】
 ■インプレッション:デジタル一眼カメラ Nikon D5000
 ■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D90
 ■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D40
 ■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D50

【関連リンク】
 

ニュース:IODATA、新型PLC発売 -PLC-ET/ML-S-

安くなりましたねぇ。

アイ・オー、10,920円のPLCアダプタセット(PC Watch)



親機子機セットで10400円と、私が買ったモデルと比べて半分ぐらいまで下がっています。これはちょっと使ってみる気になる価格設定ではないでしょうか。

PLCの特徴は、電波状況に左右されず安定した通信が行えること。発売当初は分電盤の配線次第では大幅な速度低下などが懸念されましたが、私の使っている感想では速くないけど安定している、という感じです。


古い家屋では上記の理由により導入には慎重を期した方が良いですが、アイオーデータのこの製品は接続ができなかった場合、購入代金を返金する「ペイバックシステム」というサポートシステムがあるのでとりあえず購入して試してみる、ということができます。

デスクトップなどで無線でしかインターネットの配線が出来ない、という方には何気に便利な製品ですよ。

2009-07-28

ニュース:高級コンパクトデジカメがパワーアップ -RICOH GR DIGITAL III-

広角単焦点の明るいレンズを採用した高級コンパクトデジカメ、RICOH GR DIGITAL IIがモデルチェンジしてGR DIGITAL IIIになるようです。



従来機から、性能的に変更になるのは以下の通り。

 ・解放値 F2.4→F1.9
 ・従来と比べて約2倍の高感度を誇る新CCDの採用
 ・新画像エンジン「GR ENGINE III」の採用

他にもレンズ枚数の増加や操作性の向上など謳われていますが、旧モデルを持たないユーザーとして魅力を感じるポイントは上記の3点です。

まず、レンズが明るくなった事は朗報です。GR DIGITALシリーズは外部フラッシュが使えるとはいえ、コンパクトなボディにはバランスの悪い外部フラッシュはなかなか使いにくいものです。レンズの解放値が明るくなった事でシャッタースピードが稼げるようになるので、暗所での撮影能力が上がっているはずです。
併せてフィルムに当たるCCD(撮影素子)が高感度に強くなったことと、画像エンジンが新しくなったことで解像度・彩度を維持しながら、各種ノイズを効果的に低減出来るようになっているようです。

元々CCDに1/1.7型とコンパクトタイプのデジタルカメラとしては大きなものを使っているので余裕はあったのですが、レンズの高性能化に加えCCDそのものの改良と画像処理の最適化を加えて暗所に強くなったことは、カメラ初心者にも大きなセールスポイントとなるでしょう。

昨日発表されたばかりでまだまだ情報が少ないのですが、発売が楽しみな一台となりそうです。

【リンク】
【速報】リコー、「GR DIGITAL III」を発表(デジカメWatch)
リコー、「GR DIGITAL III」の発表会を開催(デジカメWatch)
身は大きく変わった新“GRD”――F1.9レンズ搭載の「GR DIGITAL III」(ITmedia +D LifeStyle)

RICOH GR DIGITAL III(RICOHの製品ページ)
RICOH GR DIGITAL II(旧モデルの製品ページです)

2009-07-25

レビュー:PHILIPS イヤフォン SHE9700-A

先日、CREATIVE ZEN STONE PLUSを買い増しした際に気軽に使えるイヤホンも欲しくて此方を購入しました。



感想ですが、CREATIVE ZEN STONE PLUSのシャリシャリ音に上手に低音を乗せてくれる感じです。まだ使い始めたばかりなので低音の利きが悪いですが、こなれてくればよさげな感じです。



延長ケーブルを使わないと、腰に付けたCREATIVE ZEN STONE PLUSから耳までの長さがぴったり(当方、身長163cm)。お出かけのお供としての魅力が更にパワーアップした感じです。

セットで買うと6千円程度。売り切れるのも時間の問題なので、もう1セット買おうかな。。。

【アウトレット】 CREATIVE メモリプレーヤー ZEN STONE PLUS 4GB スピーカー内蔵モデル ピンク
クリエイティブ・メディア (2009-06-03)
売り上げランキング: 56
おすすめ度の平均: 5.0
5 期待以上のなかなかの品物
5 スピーカーが凄い!!
5 ウォーキング用に。


【アウトレット】 PHILIPS イヤフォン SHE9700-A
Philips (2009-03-17)
売り上げランキング: 30
おすすめ度の平均: 4.0
2 普通じゃないか
5 いい感じです。
5 すばらしい音です
5 値段以上の音質に驚きました!
1 期待はずれ

2009-07-22

レビュー:CREATIVE ZEN STONE PLUS ※最終感想

暫く放置していましたが、CREATIVE ZEN STONE PLUSについての最後のエントリを書きます。

ちなみにこのアウトレット商品は、下記amazonではブラックは在庫切れになり、ついに危ないと言うことで延々と悩み続けた結果、昨日ピンクをポチッとなと購入しました。ケースをかぶせれば、恥ずかしくないかなと。ついでにアウトレットのイヤホンも購入。これについては後ほどインプレッションします。



休日になればウェストポーチやベルトにくっつけて持ち運ばれるこの音楽プレーヤですが、2度ほど紛失の危機にさらされています。

1度目は朝の出勤時に走っていたら、墜ちてコロコロと転がり、それだけに飽きたらず自分で踏んづけてしまいました。大ショック!!!

しかし、本体は傷ひとつついてません。ラバーケースの恩恵と石と名付けられた形状の頑強さはなかなかのものです。その際、クリップを壊してしまいましたが、分解してはめ直したら直りました。GJ。

2回目は自転車こいだ後、駐輪場で落としてしまったようです。幸い心優しき住人が拾ってくれましたが、クリップがそれほど強くないためあまり信用してはいけないようです。というわけで、今は携帯用のストラップをつけてそれも引っかけてます。

このように石ころのようなぞんざいな扱いを受けている音楽プレーヤですが、裏を返せばそれだけ持ち運ばれている証でもあります。

車に乗ればカーステレオや自身のスピーカーで車内を音楽で満たしてくれますし、家の中ではノートパソコンの傍らで音楽を奏で続けてくれます。
電車ではイヤホンでYAHOO!ですし、クセのある操作性も見ないで使いこなせるところまで昇華させました(日本語おかしい)。



と、散々持ち上げたところでダメ出しも。



まず、スピーカーオフにしておいても、イヤホン抜いたらオンになるのはどうかと思います。No Music No Lifeな音楽ジャンキーにはたまらない機能かもしれませんが、会社でシャカシャカなってしまうと非常に恥ずかしいです。必ず楽曲停止、後イヤホン取り外しです。

また、FMラジオの感度の悪さは涙ものです。いまだ受信できていません。。。>これはイヤホンがアンテナになる事を知らなかったため。イヤホンをさせば、なんとか受信できました!

フォルダ移動ももう少しなんとかならないものかと。30程度の移動が非常に時間がかかります。時折iPodを使うと神のように感じます。ジョブス万歳。

とまぁ、問題も多々あるこの音楽プレーヤーですが、その魅力は形状とスピーカー、何より音質にあると言っても過言じゃありません。ただしシャカシャカ音質が嫌いな人はダメです。Kenwood等の音響メーカーが作ったプレーヤーを使いましょう。コンピューターミュージックに慣れ親しんだ世代、もしくはそれが許容出来る方のプレーヤーです。

もうすぐamazonでも売り切れると思いますが、よい買い物できたと思ってます。ちょっとでも興味を持った方は、今すぐ以下のリンクより情報をどうぞ。

というわけで、CREATIVE ZEN STONE PLUSのエントリはこれでおしまいです。気が向いたらまた書きますが、その頃にはもう売ってないんじゃないのかなぁ。

【関連リンク】

■はまった。 CREATIVE ZEN STONE PLUS

■どこでも音楽プレーヤー?CREATIVE ZEN STONE PLUS

■購入:Creative ZEN Stone Plus(音楽プレーヤ)


【アウトレット】 CREATIVE メモリプレーヤー ZEN STONE PLUS 4GB スピーカー内蔵モデル ピンク
クリエイティブ・メディア (2009-06-03)
売り上げランキング: 56
おすすめ度の平均: 5.0
5 期待以上のなかなかの品物
5 スピーカーが凄い!!
5 ウォーキング用に。


【アウトレット】 PHILIPS イヤフォン SHE9700-A
Philips (2009-03-17)
売り上げランキング: 30
おすすめ度の平均: 4.0
2 普通じゃないか
5 いい感じです。
5 すばらしい音です
5 値段以上の音質に驚きました!
1 期待はずれ

2009-07-17

パソコンの消費電力の主は、CPUからGPUになりつつある

ずっと思っていたことなんですが、Aspire Revoを使ってから痛感してしまったのでエントリとして残します。

まず、この数字を見てください。Aspire Revoのとある部品の、それぞれの消費電力です。

A  4W
B 12W

その差、3倍。

AはCPUのAtomプロセッサ、BはGPU(画像処理プロセッサ)統合型チップセットのIONチップセットになります。メインであるはずのCPUより、画像表示機能を持つGPU統合型チップセットのほうが消費電力が高いのです。

Aspire Revoと同様のコンセプトの商品であるASUSのEeeBox、ならびにEPSONのNP-11Vはファンレスですが、このAspire RevoはIONチップセットの発熱量を処理するためファンがついているので、さらにパソコン全体の消費電力は増えてしまいます。

もちろんパソコン全体の消費電力で考えれば、Aspire Revoは他のデスクトップパソコンと比べて非常に省エネルギーの製品です。しかし画像処理能力を向上させるために採用したIONプラットフォームにより、ASUS EeeBoxやEPSON NP-11Vと比べて大きく消費電力量が増えたことは間違いありません。

CPUの世界では一時期消費電力が肥大化し続けましたが、コア数を増やすことでクロック数を抑え省電力化を果たしたIntel Core2や、数世代前の性能を最新の技術で作成することで消費電力を大幅に抑えたAtomプロセッサなど次々と省電力化を果たした製品が生まれつつあります。

GPUの世界ではGPU統合型チップセットという形で省電力化が進んでいますが、専用GPUと比べての性能差が大きく、またIONプラットフォーム製品のような省電力モデルの数も少ない状況です。

今後、GPUの世界でも省電力化が進み、IONプラットフォームのようなものが続々と産まれるのかもしれません。

2009-07-15

ニュース:Office無料化->2010年

これにはびっくりしました。

マイクロソフトが国内でも無償のWeb版Office、今秋にベータ公開
マイクロソフト「オフィス」無償化の危険な賭け グーグルに対抗

このweb無料版の利用にはWindows Liveという無料webサービスに加入する必要があるので、このWindows Live加入の促進を狙った側面もあるかもしれません。何せ、マイクロソフトのgoogleに対抗するwebサービスの提供は昨年の第一4半期に約5億ドルもの赤字を生み出していて、この世界不況の中でさらにその赤字幅は拡大している可能性があります(※1)。

無料webサービスは広告収入に支えられているため、ユーザー数が増えないことにはこの赤字の圧縮、および黒字化は難しいでしょう。そのためのキラーアプリとしてOfficeは確かにすばらしい飛び道具です。しかしOfficeを含むビジネス事業部の2008年度の営業利益は約124億ドル(※2)とWindows Live年間赤字の6倍もあるため、web版のOfficeの機能制限は大きいのではないかと推測されます。

また、googleの戦略が徐々にマイクロソフトの領域に食い込んでいることも、今回の発表に繋がった可能性があります。先日のエントリニュース:Google「Google Chrome OS」発表で取り上げたように、マイクロソフト最大の商品であるOSの領域にまで手を広げてきたタイミングとほぼ同時期の発表というのがそれを証明しているような気がします。

いずれにせよ、こちらのブログでも早い段階でこの無料web版については紹介していく予定です。

なお、Office2010についてはテクニカルプレビュー版が公開されているようです。興味のある方は以下のリンクよりどうぞ。

Microsoft Office 2010 ベータ プログラム

※1
マイクロソフトのバルマーCEO、オンライン事業の赤字について弁明(2008/07/25)

※2
[PDC 2008]ついに「ブラウザ版MS Office」が登場、無料Webアプリの波に抗しきれず(2008/10/29)

2009-07-10

Aspire Revo CUDAソフト:Adobe Photoshop CS4

(2009/7/10新規作成)
IONプラットフォーム製品はCUDA対応と言うのがひとつの売りになっていますが、どんなもんだろうと思い試してみることにしました。
とはいえ、結構高価なソフトなので体験版での計測です。

ちなみにPhotoshop CS4でCUDA機能が使われるのは以下の場面のようです。
 - すべてのズームレベルにおけるスムース表示
 - アニメーションズーム
 - ワンストップズームのトランジションアニメーション
 - 画像のハンドトス
 - バーズアイビュー
 - カンバスの回転
 - 非正方形ピクセル画像のスムース表示
 - ピクセルグリッド
 - カラーマッチを GPU に移動
 - GPU 経由でのブラシ先端編集描画のフィードバック
 - 3D GPU 機能

今回はカンバスの回転(画像の回転)を実行し、作業完了までの時間を計測してみました。
なお、小さな画像だと差はありましたが計測に至るほどの差が出なかったため、以下のサイズのjpegファイルを使用しました。

横:30000pixel
縦:18750pixel

実行結果は以下のとおりです。

CUDA機能OFF 約4:40
CUDA機能ON 約4:10

30秒ほどですが高速です。タスクバーが表示され、それを見ている限りでの体感速度では数字以上に速いと感じましたが、Core2以上のCPUを搭載したPCと比較はできないレベルではないと思います(つまり遅い)。ただし画面の描画はOnとOffでのスムーズさが全く違いますので、CPUにAtomを使っているPCの中ではダントツの性能と言って良いでしょう。シングルコアのAtomでこれですから、デュアルコアのAtomを使っていたならば、とすこし残念でもあります。

まぁ、静止画の編集のため、CUDAの恩恵に預かれる範囲もそれほどではないのかなと。すべての作業に効く万能選手ではなさそう、ってことで。



→Aspire revoのエントリまとめページはこちら。
  Acer Aspire Revo まとめページ
 
 

2009-07-08

ニュース:Google「Google Chrome OS」発表

ついにというか、やっとというか、検索で有名なGoogleがLinux(リナックス)をベースにしたパソコンのOS(基本システム)「Google Chrome OS」を発表しました。

 ・米GoogleがついにPC向け独自OS、x86/ARM両サポートの「Google Chrome OS」(マイコミジャーナル)
 ・Google、パソコン向けにオープンソースの新OS「Google Chrome OS」をリリースへ(GIGAZINE)

現在、ユーザー数を着実に増やしているブラウザのGoogle Chrome(グーグルクローム)の使用を念頭に置いた者のようですが、正式な公開は秋となるようです。

最近流行のネットブックはインスタントオンと呼ばれる簡易起動のOSを備えていることが多いのですが、ここにGoogleの各種サービスが使えるであろう「Google Chrome OS」が採用される可能性は十分にあります。
マイクロソフトは10月にWindowsの新しいバージョンであるWindows7を発売し、この機能限定バージョンであるStarter Editionをネットブックに採用させると発表していますが、「Google Chrome OS」の発表時期がWindows7の発売時期に近いことが気になります。

すぐにとはいかないでしょうが、日本でのOSと言えばWindowsという寡占状態が、この「Google Chrome OS」とネットブックによって変わりそうな予感がします。

2009-07-07

Acer Aspire Revo やっとVista SP2を適用

VistaSP(サービスパック)2がWindowsUpdateに出てきたので、アップデートをさせました。SP2はダウンロード容量が大きいため、一度にすべてのPCに表示させず段階的にWindowsUpdateさせているのは知っていましたが、まさか購入したてのPCすら対象だとは知らず、待たされました。

結果ですが、Windowsスコアはまったく変わりません ※部品を変えていないので当たり前ですが。
しかしSP2は適用することを強くお勧めします。かなり快適になりました。

特にファイルコピーや移動など、ファイル操作に関連する命令が早くなったように感じます。前はモタモタと計算、もしくは検証をしながら動いているように感じましたが、それが軽減され、ストレスをあまり感じなくなりました。ただし私がWindows Vistaを使って遅いことになれていた可能性もあるため、Windows XPユーザーが乗り換えた方が気にならないかと言われればそうでもないと思います。

これについてはXPしか使ったことのない知人とPCを見に行ったとき、Vistaパソコンの軽快さを体験して「これなら使える」と言っていましたので、それほど問題にはならないとは思います。Windows XPでも、CPUがAtomである以上遅さを感じる場面は多々ありますので、よほど負荷の高い作業をさせるヘビーユーザーでない限りそこまで気にならないのではないでしょうか。

発売日が10/22と決定されたWindows7もストレス鳴く使えることを売り文句としていますが、初期ロットでは多少なりとも安定性に不安がありますので、しばらくはVistaを使い続けたほうが安心出来るかもしれません。

というわけで、SP2は適用することをお勧めします。



→Aspire revoのエントリまとめページはこちら。
  Acer Aspire Revo まとめページ
 
 

2009-07-03

Acer Aspire Revo 使用レポートが大幅に遅れています

苦し紛れのエントリですが。

価格.comでもぼちぼちと評価が上がってきているようですが、私のレポートは大幅に遅れています。

その理由がソフト。

私のソフトはXP時代に揃えたものがほとんどで、実際、ブログを更新するマシンとして使うX61もXPだったりします。で、VistaマシンであるThinkCentre A61 UltraSmallで相性問題で微妙な挙動に悩まされたことがあったので、正しいレポートにしたくてそれらのインストを思いとどまっている、と言うわけです。

しかもWindows7への優待アップグレードについても激安でできるようなので、すると7に対応したソフトを買うとなり、その資金を残すためにVista末期の今ソフトを手に入れるのか?と自問自答してしまうわけです。

もっぱら、旧PCのデータ移動やブラウジングに使用していますがまったく問題はありません。Atomなので基礎体力は低いのですがIonプラットフォームでドーピングされ、Vistaが本来足を引っ張るAeroの動作や画面切り替えの挙動がスムーズになり、結果Vistaは快適に使えることがわかっています。

ファイル操作に時間がかかることや、たまにクラッシュするのは他のVistaマシンでも体験することなので、このAspire Revoの問題というわけでもなさそうです。

あと、Ionプラットフォームは通常Atomと組み合わせされるIntel 945GC Expressが2W台なのに対して12Wほどなので、通常のチップセットに比べれば対性能比で非常に優秀だけど純正比で消費電力が6倍となっています。省電力が売りのAtomプラットフォームでこれがどこまで受け入れられるかはひとつの指針でしょう。

激安ネットトップのNP11-VはSiS672+SiS968チップセットがそれなりに熱を持つのか、熱いという指摘を散見しますが、ファンで冷やすAspire Revoはそれほどでもなく。

今のところ、普通に使えるVistaパソコンでしょうと言う認識です。
ちょっとだけ遅いですけどね。



→Aspire revoのエントリまとめページはこちら。
  Acer Aspire Revo まとめページ
 
 

2009-07-01

Acer Aspire Revo ハードウェアで気になる点(随時更新)

このエントリでは、ハードウェア的に気になるポイントを追記していきます。
(新規作成:2009/06/27(土) 最終更新:2009/07/16(木))

※なんだかんだ書いてますが、全体的には好印象です。一応。

・e-SATAコネクタにHDDを接続すると再起動されてしまう(7/16追加)
 →電源の入ったHDD接続時に現象発生。
  ケーブルのみ差し、その後HDD接続→電源ONすると当現象は起きません。

・マウス内部に入っているUSBレシーバに気が付きにくい(7/1追加)
 ※私は使っていなかったので存在にすら気が付いていませんでした。
  これがないとマウスはおろか、キーボードすら使えません。

・USBコネクタが前面ではなく、後部と本体上部、前面の角にしかない。
 ※一時的に使いたいものを接続するのに使いにくい。
 しかも前面の角にあるものは蓋がついているのに、上部はむき出し。
 ホコリ対策としては不十分だし、そもそもなんで蓋がついてるのか不明。
 →やっぱり前面にUSBコネクタが欲しい。(7/1記述修正)

・他の超省スペースPCと比べると騒音(主に冷却ファンの風切音)が気になる。
 ※ASUS EeeBox、EPSON Endeavor NP11-Vはファンレス構造。
 →ただしその音量はノートパソコン並みなので、これが気にならない人には問題ない。
 (7/1追記)

・コネクタが前後上部と3方向にあるため、ケーブルだらけになりそう。
 特にe-SATAコネクタはフロントにしかないので、SATAのHDDを
 つなぎっぱなしにすると見苦しくなりそう。
 →eSATAケーブルはごついので自由に曲げられず邪魔になる。後日写真を掲載します。
  後ろにあった方が便利かも。(7/1記述修正)

・電源スイッチの動作が渋い。
 ↑保護シール剥がしたら良くなるかも。
  ↑状況変わらず。結構頑張って押しこまないといけないです。(7/1記述修正)

・画面表示設定が、正しく保存されない(再起動のたびに変更される)
 ↑正しく表示されることもある。WindowUpDateが怪しい?(6/29追記)
  ↑初期のトラブル以降は安定している(7/1追記)

・本体が結構熱を持つ。早めに保護シール剥がさないとはがれなくなるかも。
 ↑なんとなく剥がせない貧乏性の自分。
  ↑剥がしました。別に傷つく理由もないので剥がした方が良いのかも。(6/29追記)

・本体上部の廃熱口は結構な熱を持つ(恐らくIONチップを冷やすため)(6/29追加)
 →全体的にはそれほど熱を感じず、上手に排熱してるという印象。
  →処理をせずアイドル状態の時には発熱量少ない(7/1追記)

・本体後部のUSBポート4つは何気に使い勝手がよい(6/29追加)
 →既にポインティングデバイス付きキーボード、外付HDDで2つ使用。
  通常であればこれにマウスとプリンタが接続されて、埋まるのでは?
  (私はプリンタはLAN接続、マウスは使っていない)

【まとめ】
サイズから来る制約での問題が多いため、多少はやむを得ないのではないかという印章です。(7/1追記)


→Aspire revoのエントリまとめページはこちら。
  Acer Aspire Revo まとめページ