2009-11-05

Windows 7モデル一気試ししてきました

ビック有楽町店やヨドバシ新宿本店などをウロウロ回る機会に恵まれたので、Windows 7化されたパソコンたちをチェックしてきました。

全体的な総評についてですが、確かに軽快に動いてます。
Atomプロセッサ(Z530)のVAIO type P(別エントリで詳しく書きます)も、Vistaの時よりは軽快に動いています。このCPUはWindows XPでも多少のもっさり感を感じてしまうのですが、それと同じレベルには来ています。


また、タッチパネル搭載機が一気に増えました。キムタクが出演している富士通のCMのようにマルチタッチで遊べる機能がOSに標準搭載されたことが大きいのでしょう。日本HPは一昨年からこのコンセプトのパソコンを発売していましたが、Windows 7になったことでより完成度を高めているように感じました。


ただしタッチパネル搭載機も含め、似たパソコンが増えてきたというのも感じます。性能、画面サイズ、コンセプト等。クルマでも同じような現象が見られるのですが、こうなってくると製品での差別化が難しくなり価格競争に突入していき、結果として業界全体が疲弊していく可能性が出てきてしまいます。価格が下がるのは良いことですが、かといって細かな作りこみを放棄してまでのコストダウンを続けると結果として魅力が薄れ、業界全体の活気が失われてしまうような気がします。

コストダウンについては、既にその兆候は見られます。富士通はキーボードが光沢仕様のグロッシーキーボードなんてのを売りにしていましたが、指でベタベタパチパチ触りまくる部分を光沢仕様にしたら指紋や手垢が気になって仕方ないと思いましたし、このアイデアならそれほどのコストアップにはならないと思いますが、かといって良いアイデアとは思えません。



パソコンの完成度はOSとの連携によって高まりました。だからこそ、基本性能の高さ以外にも「おおっ!」と言える驚きを感じてみたいのです。人が財布の紐をゆるめるのは、ワクワクやドキドキを感じた瞬間だと思いますので。

【関連エントリ】
■2009秋冬モデル+Windows7新モデル 関連ニュース(2009/10/27 更新)
■Windows7関連ニュース まとめエントリ(2009/10/27 更新)

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