2010-03-09

いまさらですがiPodtouchの第一弾レビューです。入手~一ヶ月

もうネタとしては枯れ果てた感のあるiPodtouchですが、iPad検討中の今こそ、比較のために書いておかねば、ということで今さらながらpc4beginnerとしての見解と魅力を書き記しておこうと思います。


で、このエントリも2ヶ月ほど寝かせていたので私の中では陳腐化していますが備忘として掲載しておきます。今現在については新しくエントリを起こします(最近こればっかりだな)ので。

このiPodtouch購入後、私の中でインターネット接続のための機器勢力図が大きく塗り替えられました。

■入手前
【外出先】
  メイン → docomo N-02B
   webメールと、はてななどのi-mode対応webサービス
  パソコン用ページ → VAIO type P
   上記で対応出来ないもの。
【自宅】
  メイン → ThinkPad X61
   これ以外はほぼ使いませんでした。

■入手後
【外出先】
  メイン → iPodtouch
   公衆無線LANで繋いでます。ほぼこれだけ。
   VAIO type Pの出番が無くなりました
【自宅】
  メイン → iPodtouch
  入力が必要なものやフラッシュのページ
   → ThinkPad X61

つまり自宅、外出先を問わずiPodtouchが基本になり、それがカバーできない時だけ他の機器を使っています。その理由ですが、携帯性に尽きると思います。私は市販のラバー性の保護ジャケットを着けて使っていますが滑り止めの効果を発揮し、片手ではちょっと余るボディ幅が握り易くなっています。思わぬ副産物。

また、機能的に痒いところに手が届いているのも見のがせません。
例えばメール。
パソコン用のpopメールだけでなく、webメールも受信できてしまいます。私はWindows LiveとGMailを使っていますが、実はどちらもiPodtouchの標準メーラーで受信できてしまいます。その設定は又今度。

googleのwebサービスについては、GMailの連携方法にちょっと技を加えるとスケジュールの同期が取れてしまうので、googleカレンダーに予定を入力しておけばiPodTouchでも常に最新の予定を把握できます。PCと繋いで連携させていたZAURUSと比較して、連携漏れが格段に減りました。嗚呼、さようならZAURUS・・・

しかも暇つぶしのゲームとして大貧民とオセロを入手し(どちらも無料)、音楽を聴きながらゲームを楽しんでいます。webはバカと暇人のもの、なんてi-modeの父が語っていましたがまさにその通り。私みたいなバカが暇つぶしするために使うツールに、オマケで暇つぶし用の娯楽が入っているのですからそりゃもう無敵状態です。

という様に、入手して一ヶ月は何かを覚えたサルのようにいじくりまわしていたのですが、少年はいつか大人の階段を上るように使い方も徐々に変わっていったのでした。

続く。

【関連エントリ】
■DOCOMO N-02B ファーストレビュー
DOCOMO渾身のタッチパネル携帯、ドラクエ3が出来ると聞いて喜んで買いましたがこの残念度があまりにも高かったためにiPodTouch購入に踏み切ってしまいました。ジャロってなんジャロ???

■SONY VAIO typeP まとめエントリ
iPodTouchの活躍のおかげで我が家では一時行き場を失いつつあったVAIO type Pですが、SONY渾身の傑作変態パソコンはまだまだ輝きは衰えていません。こいつは使い方次第で重いWindowsをモバイルさせられる傑作マシンだと思います。

2010-03-08

lenovo ThinkPad レビュー・コンテストの景品

ThinkPad レビュー・コンテストでなんとか入選し、その景品が送られてきました。


中身はこんな感じ。送り状と景品です。仕事が速い(発表してこの週末だから、すぐ送付したぐらい)のに感心です。さすが直販が充実してるだけある(違)。



メーカーなどはわかりませんが、高級感に溢れてます。



ロゴもシールなどではなく、ちゃんとプリントされています。これ結構カネかかってますよね?



ThinkPad所有者(しかも比較的新しいもの)という限定ではありますが、ブログを書けば誰でも応募でき、しかも結構な確率であたる(と言ってました)このイベント、おいしい話でした。

最近ブログをやってると言うだけでイベントに参加できるチャンスを与えられていますが、この流れが一過性のブームで終わるのか、それとも今後拡大していくものなのかちょっと気になり始めました。

アーリーアダプタのブロガーの中にはアルファブロガーとして活動し、経済的な基盤として収入を得ている方達もいます。私もこんな風にちょっとしたご褒美がもらえることがありますし、このブログのおかげで活動の幅が広がりつつあります。

もしブログはじめようかな、なんて方がいたら、なるべく早くはじめた方がよいのではと思います。こういうのは早くはじめたもの勝ちですから。

【関連リンク】
・B5リアルモバイル+ThinkPadキーボード+トラックポイントという唯一無二の組みあわせ

・ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ

・lenovo ThinkPad新製品発表(X100e、Edge13)ブロガーミーティング~10万以下のモバイルPCについて考える~に参加してきました。その1

2010-03-03

【思考実験】SONY DSC-TX7とDSC-HX5Vの比較で考えるカメラの選び方

以下、カメラ素人の自分がカメラド素人の知人に聞かれた質問と、その回答です。
あと、専門家じゃないので、見当違いの内容かもしれないことを先に書いておきます。
経験からの言葉って事で。

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【質問内容】
この2つのカメラ、どう比較すればいいのかな?

SONY CYBER-SHOT DSC-TX7

夜景や室内撮影に強いCMOSセンサー“Exmor R(エクスモア アール)”
広角25mm(*)レンズ搭載。
フルハイビジョン動画も撮れるスタイリッシュスリム

SONY CYBER-SHOT DSC-HX5V

広角25mmから250mm(*)までカバーする、ソニーの高性能「Gレンズ」搭載。
フルハイビジョン動画も撮れるハイズームコンパクト

性能だけ比較すると薄いDSC-TX7に魅かれるけど、レンズって大きいほうがいいんだよね?

【回答】
レンズについては大は小を兼ねるけど、トータルでの性能は使って見ないと分からないかも。ポイントは
 ・ピント合わせの速さ
 ・ピントの精度
 ・高感度撮影
てところかな。今のカメラならどれも写り良いし←これ、重要。

あと、DSC-TX7みたいな薄いカメラは、本体内部で光を上から下方向に90度曲げて、そこにある撮影素子に光を当てるというアクロバティックなことをしてます。

光を屈曲させてるので画像の湾曲や光量減少などの問題も発生するため、絶対性能比でいえば勝ち目はナッシング。

ピント合わせのモーターも本体に併せて小型化しているのか、私の経験上比較的遅くなる傾向にあります。個人的な感想でいえばピント合わせも甘い。レンズの性能にも影響されていると思うけど。

ただし現在のデジタルカメラは、取り入れた光をどうやって料理するかという「画像加工」の比率が大きく、最新型のほうが写りが良いというのはソフトウェアの進化によるものです。特に夜景に強い、というのはソフトウェア側の進化の賜物。撮影素子はたぶん画素数以外はそんなに。。。。。。

また、レンズの屈曲についても、最大広角とか最大望遠などのギリギリの所の性能で差が出るだけなので、通常使用ではあまり気にならないはず。

というわけで、室内撮影メインなら被写体の動きも遅い&フラッシュが有効なのでピント合わせの遅いDSC-TX7でもいけるし、雪山のようなピント合わせの難しい(反射が酷くて、レンズ性能の低いカメラだとボケやすい)場所で使うならDSC-HX5Vを勧めておきます。苛酷な撮影環境だとレンズの力がものを言う、てことで。

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彼は雪山大好きだったので雪山を例に出しましたが、光が足りない、もしくは光が多すぎる、コントラスト差が激しいなど、苛酷な環境であればあるほどレンズの力を思い知らされます。ピント合わせは入力された光を元に判定をするので、レンズの影響をもろに受けます。おそらくデジイチで感動するピント合わせの速度と正確さは、機能的なものだけじゃないだろう、と感じます。

しかし最近の画像処理の進化は凄まじく、ピントさえ合ってしまえば夜景の撮影などでは私の所有するNIKON D50なんぞでは最新のカメラに太刀打ちできません。

というわけで、素早い撮影を求めるならレンズで選ぶべきだし、そこを我慢できるなら携帯性に優れる薄型カメラで良いんじゃ無いかというお話でした。

2010-03-02

ウルトラナビキーボードとトラックポイントキーボードの入替え



職場で使っていたトラックポイントキーボードと自宅のウルトラナビキーボードを入れ替える事にしたので久々にツーショット写真など撮影してみました。

トラックポイントキーボードは音は静かで文句はないのですが、Tキーを壊してしまってパカパカ言うようになってしまっいます。ちょっと悲しいですが、実使用にはほとんど問題ありません。

では何故入れ替えるかというと、どうやらウルトラナビキーボードのドライバがWindows7に対応していないっぽいから。何度ドライバを当てても、Windows7化したAcer Aspire Revoでトラックポイントを認識してくれないんですよね。職場はWindowsXPオンリーなので問題無いんですが。

と言うわけで入れ替えを衝動に任せて行ったのですが、Windows7でのテストは週末以降になりそうです。AllAboutの作業も全然進んでいないし、日中の仕事もぼちぼちですし。やらねばならない事が後回しになりつつあるので、いい加減改めないといかんです。

しかし、ウルトラナビキーボードは打鍵音がシャカシャカ言うので、職場でどんなもんかとちょっと心配ではあります。気になるようだったらもう一つトラックポイントキーボード買おうかな。。。が、カネが無い。

とりとめがないのでこの辺で。

【関連リンク】
■トラックポイントキーボードとトラベルキーボードの比較 その1(2009/10/05)
■トラックポイントキーボードとトラベルキーボードの比較 その2(2009/10/06)
■トラックポイントキーボードとトラベルキーボードの比較 その3(2009/10/07)

2010-03-01

レビュー:DELL VOSTRO 13 その2(bad)

前回のレビュー:DELL VOSTRO 13 その1(good)の続きです。

前回は散々持ち上げたDELL VOSTRO 13ですが、完全無敵な製品などこの世にないため、どうしてもアラは出てきます。今回はそんなネガティブな部分を取り上げています。

まず重い。1.6kgという重量は13インチクラスのノートパソコンとしては頑張ってる方だと思いますが、薄さとアルミボディの塊感のせいか、持ち上げたときにずっしりと重さを感じます。実際に持ってしまえばそれほどでも無いのですが、モバイル性という点では最近の軽量パソコンと比べてはいけません。この点は参加したブロガーMTで担当の方もおっしゃっていましたが、価格と性能のバランスを取った、と明言していますので、8万を切る価格とデザインとの「バランス」を考えればコストパフォーマンスは悪くはないです。


また、前回褒めたキーボードも打鍵音は静かですがタッチがあまりよろしくない。なんとなくペラペラ、軽くチープな感じがします。これは比較対象が金のかかってるThinkPad X61だけでなく、ThinkPad X100eと比較しても感じる部分だったため、もう一息!と感じました。


そしてメモリが2Gbyte固定であること。オフィスなどの事務アプリではこれで十分ですが、設計屋さんが使う3DCADやプログラマの使う開発環境は何気にメモリ食いが多いので、ベンチャーをターゲットにするならばここは4Gbyteまで拡張できるようにして欲しかった。ベンチャーしている会社は技術屋さんもそれなりにいると思うのですが、いかがでしょうか>DELLマーケ担当の方

とまあ、あら探しすればチクチク出てきますが、価格対効果を考えれば私的には全て許容範囲内です。前回の冒頭で触れた

「故障時の対応についての考え方がスピードを求める時代にマッチしています。」

というのは、故障時には24時間以内に回収に来てくれると言うサービスがあるという点です。価格の安いパソコンなら、同じ物を2台購入して1台をバックアップ用としておく事ができます。するとパソコンの故障時にも業務を止めずに仕事を続けてることが可能ですし、上記のような保守サービスに加入すれば面倒な手間も省けます。
もちろんデータはクラウド環境やRAID機能のある外付HDDなどに保存する必要がありますが、バックアップ用のパソコンがあれば交換してすぐに作業が始められます。

ちなみに私の使っているThinkPadは部品交換ができるという強みがあります。これは長く使える仕事道具としては評価できますが、本体そのものが高価なため上記のように2台購入してバックアップ体制を作るのは難しい。ベンチャー企業などではできる限りコストを抑えたいと思いますので、そうそうThinkPadのような高価なマシンを導入するわけにも行かないでしょう。もちろんパソコンに詳しい方であれば、保守部品を用意しておくことで迅速な修理も可能ですし、部品単位の交換をすることでコストを下げることができます。しかし部品交換とパソコン交換、どちらが手間が省けるかは言うまでもありません。

上記のような理由により、このDELL VOSTRO 13はコストパフォーマンスに優れた満足できる仕事道具としてお勧めできます。ビジネスにスピードが求められる時代だからこその保守体制と、安かろう悪かろうではなく、限られた予算お腹で最大限のコストパフォーマンスを追求する。昔からDELLの製品に感じた精神をこのVOSTRO 13でもしっかりと感じる事ができました。

・・・悪い部分の指摘ではなくなってしまった。
しかも褒めちぎってるし。反省。

最後に。事務連絡で申し訳無いのですが、できれば貸していただける製品を被らないようにしていただけるととても助かります>AMN様 ThinkPad X100eと1週間期間が被ってしまったので、ちょっと触れる時間が短く悲しかったです。

以上でレビューとさせていただきます。貴重な機会を提供して下さったDELL、AMNの各企業に感謝して終わりにします。

【関連リンク】

■DELL「仕事に強いモバイルPCについて考える」に参加してきました。
■レビュー:DELL VOSTRO 13 その1(good)

■lenovo ThinkPad Edge13関連エントリ
※同じ13インチモデルですが、こちらはコンシューマを意識した結果グレア(光沢)液晶を採用したり、カラーバリエーションを展開した事でビジネス用途には向かなくなっています。

■ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ
※比較に出したThinkPadについては、上記エントリで私の所有するX61について解説しましたのでこちらで設計思想など感じていただければ。カネがかかってる分、良いパソコンなのです。。。