2012-10-31

【Windows 8】導入に待ち構えていた罠。ThinkPad X220 Tabletではマルチタッチが使えない!

(情報更新日 2012/10/31)

お仕事で使うので、頑張って発売日に入手したWindows 8。




早速先週末に、テスト版のWindows 8を入れていたThinkPad X220 Tabletにインストールしました。

インストールそのものはアップグレードのような形で、プロダクトキーを入力して情報を引き継いだ形で進みました。これはほぼ問題なく、1時間程度で完了。

さて使おうかと思ったら、タッチパネルが動かなくなっていました。

・なんですと?(^w^#

ThinkPad X220 Tabletはハードウェア側の問題でWindows 8の要求する5点同時タッチを満たせないため(4点が最大)、Windows 8に正式に対応しないというアナウンスは聞いていたのですがテスト版では問題無く動いていた機能です。

クリーンインストールを試みたり、lenovoのwebサイトから最新のドライバを入手し適用したりしましたが、状況は改善されません。

ネットの文献を読みあさり、インストール時のログを確認して出た結論はこれです。なお、ハードウェアやマルチタッチ周りの仕様はX230 tabletも同様の筈なのでまぁ使えないと考えた方が良いでしょう。

・テスト版では許容されていたWindows 7用のマルチタッチドライバがインストールできなくなっている
 ※インストール時にそれらしきエラーが出ています。
・lenovoではWindows 8に対応しないことを正式に報告している。
 ※対応表にX230 tabletのみ全て×が。。。(;△;
・ドライバ提供元(たぶん)のWACOMでもドライバが提供できていない。
 ※同様の機能を持つタブレットのドライバがWindows 7のものしか有りません。
 ただしドライバは順次提供中のようなので、11月のリリースに期待。

lenovoさん、もしこの零細ブログを見ていたらなんとか対応をお願いします。

というわけでWindows 8プリインストールのタブレットを探すことになったのですが直ぐに入手出来ない感じです。こんな仕打ちに懲りずにThinkPad Tablet 2を検討しているのですが、個人だと注文すら確定できない。。。

仕事に支障が出るので、困りました。どうしましょう。

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2012-10-30

【レポート】日本HP社のWindows8パソコン紹介のブロガーイベントに行ってきました。 その2 ElitePad 900

前回に引き続き、Fans:Fans経由で参加した日本ヒューレット・パッカード株式会社のイベントの報告です。本日は当日発表されたばかりのビジネスタブレット、ElitePad 900について。


足が長くてスタイル良くてイケメンで外資系企業に務めてる白木さん↓がプレゼンター。




(もてそう・・・)


そんな白木さんから挙げられた特徴はこれです。

・カッコイイ。


すいません、本当は性能から利用用途まで多岐にわたっての解説が有ったのですが、この台詞を何度も繰り返されていたのと、ご本人がスタイリッシュで(以下略)。

ビジネスで使う製品でもスタイリッシュでありたいというユーザーの要望をかなえた、と仰るイケメンの白木さん(くどい)の自慢通り、これ本当にビジネスマシンかよってぐらいカッコイイです。ぱっと見ホームボタンと底部にあるシステムスロット以外、何もない耐久性の高いアルミニウムの一体成形の筐体は、例えるなら某A社のiP○dのようなエレガントさです(こら)。

ただしこの製品はiP○dとは比較にならないぐらいの拡張性を秘めています。本体の拡張性はまるでありませんが、フルサイズのUSBポートやSDカードスロット、HDMIポートを備え、交換可能な超薄型バッテリーまでも備えるフルアーマーガン○ムのような拡張ジャケットを装着すればノートPCと遜色ない拡張性を身につけることが可能です。



それにしてもこのバッテリーの薄さは鬼です。B6ノートぐらいしか有りません。何枚も持ち運べ!ってかんじです。電源補給はまるで問題なし。






他にも「キーボードジャケット」と組み合わせればノートPCに変身しますし、ここでは紹介されませんでしたがバーコードリーダーを搭載したジャケットと組み合わせればPOS用途としても使えるようです。まさしくこのコンセプトはスト○イクガンダムやイン○ルスガンダムに(以下略)。

製品としての性能は以下の通りです。

CPU Atom(種類不明、Z2760かな?)
画面:10.1インチWXGA(解像度1280×800)Corning Gorilla Glass 2採用マルチタッチ
メモリ:2GB(増設不可)
記憶容量:32GB(SSD)
寸法:長方向261.0×短方向178.0×厚み9.2(mm) 重量:約680g。 カメラ:フロント:フルHD
      リヤ:8M
通信:無線LAN (802.11 a/b/g/n)、Bluetooth インターフェース:microSDカード、システムスロット(ジャケットでの拡張が可能)
その他:NFC、ジャイロセンサ、加速度センサ、デジタルコンパス、
     周辺光センサ、画面回転固定スイッチ 等


価格は未定のようですが、コストにうるさい企業導入の要件を満たすため他のタブレットと同価格帯におさめてくると思われます。

セキュリティについてもWindows 8純正のセキュリティ機能「BitLocker」によるデータ暗号化や、USB等へのポートアクセス制御ができるHP独自の「HPデバイスアクセスマネージャー」など、ビジネスモバイルとしての情報漏洩対策にも配慮されています。

NFCを利用した本人認証や電子マネー決済が可能とのことなので、企業で一括導入すれば入館証や社食の決済などを全てこれ一台で済ませられます。ふへへ、やべぇ。

標準バッテリ使用時の連続駆動時間は10時間で、ジャケットに装着する追加バッテリでさらに8時間。追加バッテリは交換可能なので、これを2つ持てば24時間働けます(こら)。

また、専用ツールを使ってユーザーにも簡単に標準バッテリを交換できるようなので、バッテリーの消耗が気になる方にも問題有りません。薄いし軽いしフルサイズWindows入ってるし。営業に持たせるならノートPCじゃなくてこれでしょう。

唯一気になるのが1280×800という解像度。2画面表示のスナップ機能が使えませんが、画面が小さいから不要と判断されたのかもしれません(engadgetのパクリではありませんよ!ホントにそう思ったんです。)


次回はもう一つのタブレットについて紹介します。


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2012-10-26

【雑記】Windows 8を買ってはいけない人

ついに昨日Windows 8が発売されましたね。



そのニュースを見ていて、ふと思いついたので書いておきます。
なお、どれもネタではなく真面目な話です。

・既にパソコンを使っている人で、パソコンに詳しくない人

 操作体系が劇的に変わっているので戸惑います。
 8が世間に普及するまで数年単位で買い替えを控えることをお勧めします。

・Windows 8を入れたら画面がタッチパネルになると思っている人

 本気でいそうなので、このエントリ読んだらそれは都市伝説だと啓蒙活動をお願いします。

・予算が厳しい人

各種ソフトが全く対応してこない可能性があります。
古い周辺機器も厳しいです。
Windows XPを使っている人は周辺機器とソフトを買い換えるだけの予算が無いと危ないです。

・流行に乗りたい人

AmazonのKindleやiPad mini,Nexus 7など、どれが流行るのか群雄割拠の時代です。
流行に乗りたい人は大人しく鉄板アイテムのiPhone 5を買いましょう。

今日はさらりとそんな感じで。


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2012-10-23

【レポート】日本HP社のWindows8パソコン紹介のブロガーイベントに行ってきました。 その1 感想

少々出遅れましたが、Fans:Fans経由で日本ヒューレット・パッカード株式会社のイベントに参加しましたのので、その報告をします。なお、既にブロガーの皆様が報告をされていますので、このブログでは私の目線で製品の中で気になったことを書いていきます。

まず最初に、今回のエントリでは日本HPが発表したWindows8パソコン全体の感想を。一言でまとめると「無難にまとめたなぁ」です。

ビジネスタブレットと個人用タブレットに、タッチパネル付から大画面までラインナップがカバーされているノートPC、カスタマイズ可能な据置型と大画面タッチパネルを擁するデスクトップに、超薄型モニタや回転式モニタなど流石世界シェアで1,2を争う企業だけあってラインアップに油断がありません。

ただし個々の製品を見ると営業への配慮だと思うのですが、価格が上がらないよう性能的には飛び抜けた製品がほとんどありません。キーボードやマウスもWindows 8特有のタッチ操作に対応したものの発表はありませんでした。

そんなコストの制約がある中で、各製品の使い勝手に注力して作り上げた製品が多いという印象です。例えばPCタブレットは元々先駆者のメーカーだけにそつなくまとめられていますし、ノートPCのキーボードの打鍵も癇に障るような音が出ず、長時間のタイピングでも疲れにくいような万人受けするチューニングです。私の母親も日本HP製の15インチのノートPCを使っていますが、非常に気に入って使っていますが、安価で使い勝手の良い製品を作るのは元々上手なんですよね。

また、サービス面ではメイドインTOKYOによる短納期や手厚いサポート体制も過去にずっと継続していたものなのでこのエントリでは割愛します。ビジネスの現場では日本HPのパソコンは多く使われているので(私も仕事では日本HPのノートPCを使っています)、このサポート体制を上手に使っているのでしょう。

次回のエントリで、製品についての感想について書いていきます。



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2012-10-18

【Windows 8】Microsoft Surfaceはなぜ日本で販売しないのか?

昨日の発表で、正式に日本では(2012/10/17時点で)発売国から外れることが確定しました。




マイクロソフト Surface Windows RT は8か国で販売、詳細スペック公開(engadget Japanese)

また、Surface は米国とカナダに加えてオーストラリア、中国、フランス、ドイツ、香港、英国の8か国でオンライン販売される予定です。「Japan」は今のところ含まれていません。

想定通りの発表ですが、中々残念です。
当ブログのSurface関連のPVがかなり伸びていることからも期待の高さが伺えるのですが、何故発売されないのでしょうか。というわけでいくつか仮説を立てました。

1,国内PCメーカーの反発

発売国のラインナップを見る限り、グローバルにPCを発売しているベンダーが抵抗しているとは考えにくい状況です、と言うことは、国内の主要ベンダーが拒否している可能性があります。

2,売れないと判断された

日本は電子手帳や高機能携帯電話など、モバイルコンピュータの先進国です。
そこでわざわざ後発のタブレットを発売しても勝ち目は薄いと踏んだのかもしれません。
なお、10/26発売のMS SurfaceはRT版という、過去Windowsとは非互換のものです。
3ヶ月後に発売される予定の、フルサイズWindowsのバージョンならあるいは、とも思えます。

3,日本語キーボード作りたくない

こっそり私の中で本命なのがこれです。
MS Surfaceはカバーに内蔵されたキーボードが売りになっていますが、もちろん海外版は英語キーボードの筈です。これをわざわざ日本版だけ日本語キーボードを用意する、というのが難しかったのかもしれません。

ただしこれが理由ならフルサイズWindowsのバージョンの投入もないわけで、かなり切実な問題となります。

ちなみに私は今、ThinkPadX220tのUK版を使っていますが慣れれば英語キーボードでも何とかなります。なので英語版キーボードでも良いから発売して欲しいところです。



まぁ、そんな感じで。
今日はHPのイベントでWindows 8端末を心ゆくまで触ってくる予定です。

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2012-10-15

日本HP社のWindows8パソコン紹介のブロガーイベントに当選しました。

最近ろくに更新していないブログなのでほぼ諦めムードで応募してみたのですが、受かってしまいましたのでご報告。18日行ってきます。

日本HP「次期Windows搭載新製品一斉紹介」緊急ブロガーイベント


よくよく自分のブログを読んでみたら、最近のエントリはWindows8関連のみだったんですね。
これが効いたのかな。


ちなみに日本HPはビジネスPCなどでは比較的くそ真面目なパソコンを作る会社ですが、個人向けPCではWIndows XPの時代からタブレットPCやタッチパネル付のノートPCを作っています。なのでタッチ操作に最適化をしたWindows 8ではその積み重ねを生かした製品を出してくると思われます。

既に発表されている主だったWindows8パソコンは以下の通りです。画像と一言コメントのみでフラッシュ紹介。

■■■デスクトップ■■■

■HP Pavilion 20
20インチ型のタッチ画面デスクトップPC。



オールインワンで場所も取らずモデルによっては地デジにも対応するなど、ホームユースではこのモデル辺りがお奨め製品になるかもしれません。

■■■ノート■■■

■HP Pavilion Sleekbook 14
オーソドックスなある意味日本HPらしいノートパソコン。


タッチ操作は手元の大きなタッチパッドで行うことを想定しているのでしょう。画面も14インチで、安価にWindows 8をはじめるならこの辺りになりそうです。

■HP ENVY TouchSmart Ultrabook 4
こちらはウルトラブック。画面もタッチパネルです。


ウルトラブックなのに14インチと画面が大きいのが特徴。解像度は1366×768と最低ラインですが、タッチ操作と大きな画面は親和性が高いので小さな画面の製品よりこっちの方が良いという人は多そう。


■■■タブレット■■■

■HP ENVY x2
日本HPに脈々と受け継がれているタブレットPCの集約がこれかな、というモデル。


 ネットブック用のAtomプロセッサ採用モデルで、画面も11.6インチ、解像度1366×768と最低ライン。メモリが2GB、記憶容量が64GBのSSDとやや貧弱ですが、取り外し可能なキーボードが付いています。
 とりあえずこんな感じで。

Windows8は操作体系がタッチに最適化されているので、特に旧来のPC然とした端末でどのように対応を行っているか確認してこようと思います。
※ラインナップを見ていると、かなり真面目に取り組んでいるように見えます。

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