27インチモニタサイズのiMacやNECのVALUESTAR G タイプWで実現されている製品が、やっと普及価格帯でも商品化されてきてきました。
■ASUS、20型タッチパネル液晶一体型「EeeTop PC」(価格.com 2009/11/20)
これのどこが素晴らしいかと言うと、HDMI入力端子を搭載していること。つまり、HDMI端子を備えているパソコンのモニタとして使うことができるのです。小型ネットトップの進化を応援していた人間として、これ以上の進化はありません。
惜しむらくはアナログRGB端子を持っていないこと。まだまだノートパソコンではアナログRGB端子が主流となっているため、例えば我が家のThinkPad X61やVAIO type Pが接続できません。過去のVALUESTAR G タイプWでは付いていたようなので、ここはぜひ検討していただきたい部分です。
しかしHDMI端子で統一さえしてしまえば、普段使いには画面内蔵(とここで言っておきます)のパソコン機能を使い、高い性能が必要になったときだけ外部の高性能デスクトップを起動すればよいのです。普段使いはほとんどの方がネットやメール、Officeなどビジネスアプリの使用になるのですから問題にはならないでしょう。また、一人暮らしの方ならゲーム機のモニタとして使うことも可能になりますし、ワンセグチューナーなどを付けておけばテレビにも早変わりします。
パソコンの性能としては、OSにはWindows7 Home Premiumを採用。CPUにデュアルコアAtom 330、2Gbyteのメモリー、320GBのHDDを搭載などネットトップとしてMaxの性能を盛りこんでいます。これなら、モニタ性能さえ良ければAspire Revoのようなネットトップのシェアを確実に一定量持っていくことができるでしょう。
お値段は8万円前後とやや高めの設定ですが、タッチスクリーンを搭載していることも考えると発売当初の売値としてはこんなもんだろうと思います。ただし年末商戦で6万円台に突入したりすると、このマシン、急激に魅力を増すのではないでしょうか。
というわけで早く実機をさわってみたいものです。発売は11/28開始なので、もう少し待つ必要が有るみたいです。
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