2011-04-28

タブレットが突き抜けるためのone more thing とは。

前回iPodTouchについて書きましたが、タブレットについても触れておきます。

タブレットもiPadから始まり、各社がOSにAndroidを採用し、画面サイズや通信機能、入出力端子など百花繚乱状態になりつつあります。とはいえ、まだまだ課題の多いタブレット機器。

個人的には解像度がもう一声なのです。自炊書籍を読むのには、まだドットが荒い。ドット密度がiPodTouchなみにならないと厳しいです。というか、iPodTouchはその解像密度でメインの間場いる端末になってると言っても良いです。画面が大きい事がスマホとの明確な差別化なのですから、ここをどんどん磨かないとタブレットの普及に弾みが付かないと思います。重量やサイズなどより、まずはここかと。

タブレットが普及すれば、スマホのディザリング機能の解禁、もしくは通信機能の切り離しを促進するような気がします。複数機器の通信費は維持できない人は多いだろうから。

先陣を切ったau、そして他主要キャリアがどう反応するか。エリアがもうちょっと広ければイーモバという選択肢を推せるのですが、一ユーザーの意見として通信機器のメインにイーモバイルを雄のはちょっと勇気が要ります。生活エリアを見定め、割り切りをしてバックアップの通信手段が必要となると思いますので。

本日はiPad2の発売日でもありますので、それについても後で書いておきます。

2011-04-26

スマホを使って分かったiPod touchのポテンシャル

twitterのつぶやきまとめ。

Pocket Wi-Fi Sというスマートフォンを使った結果、iPod touchのポテンシャルを再確認した。

もう、私のライフスタイルで電話は優先順位はメール以下になりつつある。
ならば電話はガラケーのほうがスマートだ。
そしてメールに特化したiPodTouchで連絡のやり取りはほぼ完結してしまう。

また、公衆無線LANとモバイル無線LANルーターの進化により、モバイル無線LAN機器はどんどん機動力が高まっている事もポイントだ。Pocket Wi-Fi という武器を手に入れたiPodTouchは、もはや場所を選ばないインターネットマシンである。

確かに電話と融合したiPhoneは素晴らしい。しかしまだ維持コストが高いし、SoftBank版はルーター化出来ない。と考えると選択肢から外れてしまう。 http://htn.to/n8DfGa

通信機能を切り離し、他の機器でも通信機能を提供するモバイル無線LANルーターと組み合わせる。そしてそれをカバンに入れっぱなしにして、大容量バッテリーと組み合わせれば電池を気にする必要もなくなる。

スマートフォンは電池食いなので常にバッテリを気にする必要がある。しかし通信機能を切り離せば格段に持ちは良くなる。iPodTouchは常時通信をする必要がないのでバッテリーの持ちは凄く良い。プッシュ配信?そんなの、しょっちゅう画面を見てれば必要ないです。

このあたり、もう少し突っ込んで書いてみたいです。

【レビュー】Kindle3(良い点)

先日Kindle3を手放したのですが、この機会におさらいレビューをしておきます。
画像が少ないのは全然撮影をしてなかったからです。ゴメンナサイ。



さて。

アメリカのamazon.comからの空輸という形になるKindleは、購入して手元に届くまで実機について全く確認できない機械です。そのため手にとって操作するまで分からない事がたくさんありました。

そこで当エントリでは良かった点を重点的に取り上げて行きます。このKindle3は本当に良くできた電子書籍端末でamazonの電子書籍マーケットがあるとは言え、それを抜きにしてもアメリカでベストセラーとなった理由がよく分かります。それを以下にまとめていきます。

・持ちやすい

重量はわずか241gと片手で持っていて苦にならない重量です。というか、文庫本と持ち比べても重さが変わりません。これに角が全く無いデザインの本体は薄く、手におどろくほど馴染みます。



特筆すべきはその外装の質感。この質感は昔のThinkPadをご存じの方ならあれと言えばおわかりになっていただけると思います(オタクちっくですいません)。ラバー状のコーティングがされているのかな。とにかく手に持って全く滑る事はないですし、読む事に集中できます。これはSONY READERのカッコイイアルミ外装にはない安心感です。見栄えより実を取った感じ。


・読みやすい

Kindleの売りの一つであるe-inkの画面は、全く目が疲れません。これはバックライトを持たないで自然発光のみに頼る画面特性のおかげでしょう。ただしちょっとでも暗いと読みにくくなるのは難しいところ。

解像度については6インチというサイズを考えると、600*800という数値はそこそこ高解像といえると思います。自炊したPDF文書も、適正化された文字サイズで読む限りでは問題になりません。

また、ページ送りのボタン位置が親指のすぐ近くにあるので片手で快適に読書が可能です。これは写真撮っておけば良かったなぁ。ほんとうに良い位置にあるのです。

・シンプルだけど統一されたアクセサリ

個人的に気に入ったのは、このUSB>AC変換プラグです。


ケーブルを差し込むとまんまACケーブルですし、ヘッドが小さいので邪魔にならないのです。変換プラグとしては個人的にベストデザインです。これだけ買えるのなら一個買います。


というわけで、悪い点や総評は次回以降のエントリで。

2011-04-22

中途半端な連携でREGZAを名乗るのは止めませんか? レグザタブレット AT300

多分、このタブレットに興味を持つ人が調べる情報はこれというポイントに絞って。



Panasonicのモバイルプレーヤー、MV-100のように録画した番組がDL出来るとか、そう言う機能はないようです。ただしREGZAPhoneではMicroSD経由で録画番組の持ち出しが可能でしたので、同じ事が出来るでしょう。大きさはちがいますがAndroid端末なので。


それにしても、東芝が敢えて自分たちの技術力が低いように見せかける理由が分かりません。

SONYはWalkmanでワンセグ画質とはいえケーブル経由で持ち出せます。
Panasonicはより高画質な状態でワイヤレスで録画データを転送します。

さらにアイオーデータのPC外付け機器などではiPhoneなどで見れるワンセグ画質録画データを作る事が出来ます。これなら機器すら選びません。

東芝はいつになったらモバイルでの持ち出しが気軽に出来るようになるのでしょう。
MicroSD経由、めんどくさいんですよ。

PCも東芝で揃えましたが、今のところ軽い失望しか憶えられません。
録画機能に惑わされず、他社のテレビ買うべきだったかなぁ。

【Tips】ThinkPadは互換バッテリーを使うと維持コストがグッと安くなる。ただし自己責任で。

プリンタなら交換インク、ノートパソコンなら交換バッテリー。
メーカーが稼ぐ方程式ですが、ここで互換品という存在がその邪魔をします。

で。

我が愛機のlenovo Thinkpad X61は純正バッテリーがとにかく高い事で有名。
きっちりこの方程式を活用しています。
とはいえ、純正の安心感もあるので、大容量と純正をそれぞれ1本ずつ2万数千円の投資をしました。

ところがいすれも半年でバッテリー持続時間が半分に。1年で死亡。
バッテリーは当たり外れがある製品なので仕方ありませんが、流石にこれは。。。

というわけで、現在はROWA社の互換バッテリーを使ってます。警告がしょっちゅう出るのと、バッテリーの減ヘルス情報が表示されなくなるのが玉にキズですが。

でも警告は表示させないよう設定できますし、バッテリー情報も残量はでるのでヘルスチェック消耗品と割り切れば関係なし。歴史もある互換バッテリーメーカーなので安心して使ってます。サポート対象外になりますが。

ちなみに互換の大容量バッテリーは2011/4/22現在で5250円。在庫がしょっちゅう無くなるのであるときに買っておく事をお勧めする逸品です。



ちなみに標準バッテリーの互換品は、4950円と、容量が半分なのに300円ぐらいしか安くない。こちらはお勧めしません。装着時にはすっきりしますが、バッテリーは持続時間がなんぼなので大容量バッテリーを買うと多分使わなくなります。

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ちなみに純正はこっちら。大容量バッテリーは約1万1千円とほぼ2倍。



ちなみに標準バッテリーは9千円ぐらいと、こちらもほぼ倍。価格差と容量差が比例しないのはこちらも同じです。



バッテリー駆動時には無線LANを使う事で完全ケーブルレスとなるノートパソコン。
ケーブルレスを体感すると、ケーブルのある世界には戻れなくなりますよ。

とはいえ、バッテリーが切れれば無骨なACアダプタに繋ぐわけですが。

ぎゃふん。

2011-04-20

【徒然】ガジェットが絞り込まれてきた。

Kindle3とVAIO type Pを手放しました。
詳細はそのうち書きたいと思います。






どちらも凄く良い道具でしたし、特にVAIO type Pはその座を争ったThinkPad X61を一度は閑職に追いやるほど重宝した時期がありました。

結局、ライフスタイルに合わせて必要なガジェットって変わる事を確認したこの1年でした。

ちなみに私の所有ガジェットは、状況に応じて以下のような感じで使い分けられています。参考までに。

■in自宅
 メインマシン
  lenovo ThinkPad X61(モバイルサブノート)
 サブ・テレビマシン
  TOSHIBA Qosmio D710(地デジPC・モニタ一体型デスクトップ)
 読書、ごろ寝用
  Apple iPad 3G 64G(タブレット)

基本的にはメインマシンで全てこなしますが、状況に応じてiPadやD710を使ってます。メインが死んだ場合、この2台で補う運用。

各種データは様々な機器で使いたいものはDropBoxに。それ以外は外付HDDに全て格納して同期を計っています。

■in外出時(軽装)
 メインマシン
  Pocket Wi-Fi S(スマートフォン)
 サブマシン
  DOCOMO N-02B(ガラケー)
 バッテリー
  DOCOMO モバイルバッテリー
 ケーブル類
  DOCOMO>microUSB変換コネクタ

Pocket Wi-Fi Sで一通りこなしますが、e-mobileの受信の狭さを補うのと燃費の悪さをカバーするためにDOCOMO N-02Bも。これで一通りの情報の受信と収集、情報発信は可能。

充電に不安があるときはDOCOMOのコンパクトな充電器とDOCOMO>microUSB変換コネクタも併せて持っていきます。これでどっちも充電が可能。

■in外出時(通常)
 メインマシン
  Apple iPodTouch 64G(音楽プレーヤー?)
 サブマシン
  Apple iPad 3G 64G(タブレット)
 通信機器
  Pocket Wi-Fi(モバイル無線LANルーター)
  DOCOMO N-02B(ガラケー)  
 バッテリー
  eneloopモバイルブースター
  Pocket Wi-Fi予備バッテリー
  N-02B予備バッテリー
 ケーブル類
  MiniUSBケーブル
  iPad・iPodTouch充電ケーブル
  USB>DOCOMO変換充電ケーブル
 
メインマシンはiPodTouch 64Gです。高解像度かつコンパクト、大容量。Pocket Wi-Fiがあればインターネットマシンとして最強です。

iPad 3Gは単体で通信も出来るので、非常時にはプリペイドチャージで通信をさせています。自炊した技術書や電子書籍を64Gという大容量にたっぷりと溜め込んでますし、実働8hというタフネスさも併せてバックアッパーとして最強。

モバイル無線LANルーターにもなるPocket Wi-Fi SはPocket Wi-Fiと比べてかさばるし、バッテリー容量も少ないので一応カバンの中に入っていますが使われません。ガラケーは通信手段として。カメラの画素数も大きいのでメモ撮影に便利。

バッテリー類、および充電ケーブルはまとめてケースに入れてあります。eneloopの大容量モバイルブースターはベストバイのバッテリですよ。

■in外出時(重装備)
 メインマシン
  lenovo ThinkPad X61(モバイルサブノート)
 サブマシン
  Apple iPad 3G 64G(タブレット)
  Apple iPodTouch 64G(音楽プレーヤー?)
 通信機器
  Pocket Wi-Fi(モバイル無線LANルーター)
  DOCOMO N-02B(ガラケー)  
 バッテリー
  eneloopモバイルブースター
  ThinkPad X61予備バッテリー
  Pocket Wi-Fi予備バッテリー
  N-02B予備バッテリー
 ケーブル類
  ThinkPad ACアダプター
  MiniUSBケーブル
  iPad・iPodTouch充電ケーブル
  USB>DOCOMO変換充電ケーブル

ブロガーMTなど、ヘビーなテキスト入力が伴う場合や宿泊でのお出かけにはこの重装備パックになります。
必要に応じて外付HDD。さらにThinkPadが燃費食いなので、ACアダプターと予備バッテリーを追加されます。ちなみに宿泊のお出かけにはデジタル一眼レフのNikon D50がこれに追加される事が多いです。

ちなみにブロガーMTなどでのテキスト入力(つまり原稿作成)には、iPadも使います。X61とはDropBoxとGoogleの各種サービスで常に連携されているため、状況に応じてこちらでもテキスト入力します。さらに電車などで移動中に、同じくデータ連係されているiPodtouchを使って校正やデータ閲覧をする感じですかね。

それぞれについてはもう少し詳しく各予定です。

2011-04-18

【デジカメ】素人が最も必要なのは高感度性能。

久々に文章ネタ。

Nikon D50ユーザーになって確か3年以上になりますが、いまだにこのカメラで不満を感じるのは一つしかありません。それは高感度撮影。

ブロガーMTやAllAboutの記事作成に当たって、D50以降の新しいデジイチやデジカメを数多くレビューしましたが、質感やお遊び機能を覗くと、ピント合わせや撮影のクオリティは600万画素で全く問題無いし、コンパクトデジカメとの比較では特定の条件以外では絶対的なアドバンテージがあります。


それは暗所撮影。


知らない人に言うとビックリしますが、屋内で夜間に撮影すると、フラッシュ無しでは化なりの確率で手振れします。というのは、感度の低かったフィルムカメラを使っていた世代なら当たり前の話でもありますが。

ところが、ISO1600なんて高感度フィルムの限界が当たり前になっているデジカメの世界ではそれがほとんど分かりません。今ではISO3200や6400なんてのも手頃な値段のデジカメで実現しています。これらのカメラなら、フラッシュ無しでサクサク撮影できます。

え?
フラッシュ焚けば問題無いじゃないかって?

それは撮影する人の傲慢。
被写体全てがフラッシュを許容する事はないのですよ。
むしろフラッシュを炊けない、炊いても光が届かない状況なんてごまんとある。

芸術ではなく、記録としてのカメラはちゃんと写ってナンボ。
そこで技術云々を言うのは、私のようなカメラを勉強する人には金言ですが、普通の人には知ったこっちゃない話なのです。

そんなわけで

「古いカメラでもフラッシュを勉強すれば・・・」

という言葉を聞く度に

「予算に余裕があるなら、高感度に余裕があるカメラに買い換えては?」

と被せてしまいます。

すいません、怠惰で。

2011-04-14

【レビュー】持ち運び用マイクロUSBケーブルの比較

Pocket Wi-Fi Sを購入して2ヶ月。
Kindle3が旅立って半月。

我が家で最も持ち運ばれるPocket Wi-Fi Sの充電ケーブルが、Kindle3を失ったことで添付されていた1本しかない状況担ってしまいました。そこで持ち運ぶのによさげなものをいくつか購入して、試してみました。

今回の購入でポイントとなったのが、Pocket Wi-Fi Sの持ち運び時の充電で邪魔にならないこと。添付されているケーブルは太くて長いので、タフで汎用性があるのですがポケットの中ではすごく邪魔です。Kindle3のケーブルはその点いい感じだったのですが、長さはそれなりだったのでこれを踏まえてとにかく短いものをピックアップしました。

帯に短しタスキに長しで一長一短がありますが、参考になればと思いまとめてレビューしておきます。



eneloopバッテリーなど、USB給電可能なモバイルバッテリー所有者に一押しなのはこれ。標準USBオスのヘッドとケーブルを比較すれば、どれだけ小さいかわかるでしょう。とにかくコンパクトです。

しかも固定電話の受話器のケーブルのように丸められているので、いざと言うときには伸ばして延長することが可能です(伸びちゃっても、抑えておけば元通り)。長いお出かけやUSB充電が出来る場所にはこれを持ち歩いています。Xperia用とありますが、Pocket Wi-Fi Sでもちゃんと充電が可能。

欠点としてはコネクタのヘッドが標準のマイクロUSBケーブルと比べて太いので、保護ジャケットで口が狭くなっていると接続できないことが挙げられます。私はこれを使うときだけPocket Wi-Fi Sを裸族で使っています。
また、くるくると巻かれたケーブルがそれなりの厚みを持っているのでこれもマイナス点。

それでもこれが今のところ最強です。

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がっかりだったのがこれ。長さが短く、RM-2042のようにくるくる丸まっていないのでコンパクトに持ち運べる!と思ったら、ケーブルが太く頑丈できれいに折りたためません。ポケットの中で存在感を発揮してしまうので、まったく使われませんでした。

とはいえこれはコネクタのヘッドがマイクロUSBの標準ケーブルと同じ大きさなので、ジャケット装着しながらでも挿すことが出来ました。かばんの中でモバイルバッテリーと繋いでおく、というような使い方なら検討対象になるでしょう。安いですしね。



docomo、もしくはソフトバンクのガラケー所有者で、2台目としてマイクロUSBで充電するスマートフォンを購入した方で、ガラケー用の充電器を既にお持ちの方にお勧めなのがこれ。

docomoでは一定期間の利用者には外部バッテリーをプレゼントしてくれるサービスがあるのですが、これがコンパクトで便利な逸品です。それをスマートフォンにも使えるのですから、このケーブルと充電器を持っていればどちらも充電が可能。ちょっとしたおでかけではこれが最も使われています。ヘッドも標準の大きさだったのでジャケットつけたままで接続が可能。

欠点としてはケーブルの真ん中ででっぱりが出来ることと、ロックが甘くてたまに充電が出来ていないことがあることが挙げられます。それでもガラケー用バッテリー所有者には最もお勧めですね。

【購入前に選外になったもの】



この巻き取りケーブルがあるものは一見便利そうに見えますが、巻き取り機構が真ん中にあるのでケーブルを延ばすとこれが重りになり、だらしなくぶら下がります。しかも厚みがあるのでポケットの中でかなり邪魔になります。

デスク上で使うならまだ許せますが、それでも延ばした際に机の真ん中あたりにでっぱりが来るので個人的にはいつも選択外の商品になっています。

あと、この商品もコネクタのヘッドが大きいので保護ジャケットをつけている方は注意が必要です。



以上、駆け足のレビューでしたが、購入時の参考になれば幸いです。

2011-04-13

iPadからiTunes Cardを登録する方法

(情報更新日 2011/04/13 iOS4.2)

サークルKサンクスでやっていたiTunes Cardの割引フェアで6千円分のカードを買いました。人生、初iTunes Card。最近電子書籍の購入頻度が上がっているので、これぐらいは半年もあれば消費しそうです。

で、これの登録方法を祖もそしらない。PCから登録するのが王道のようですが、今現在iPadおよびiPodTouchをPCに連携できていない&母艦PCは深夜でないと使えないと言う理由から、iPadからこれの登録方法をググってみたら中々ヒットしない。

と言うわけでやり方をエントリしておきます。場所さえ見つければ簡単でした。

まずはホーム画面からAppAtoreを起動します。



起動後、「ニューリリースと注目作品」の横にある「全てみる」をタップします。




画面下部中央に「iTunes Card/コードを使う」ボタンが表示されます。これをタップします。



こんな風にコード登録画面が表示されます。iTunes Cardのコードを入力します。入力後、キーボードの「Go」(だっけかな?)をタップすると認証が開始されます。画面には特にボタンは標示されないのでここはつまづくかも。



無事認証がされると、こんな風に表示されます。これでおしまい。



ちなみにiTunes Cardはあちこちでたまにセールをやってます。割引きの無い世界ですが、これをうまく活用するとちょっぴりお得ですよ。

そんな感じで。


【amazonリンク】
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2011-04-08

【レビュー】Pocket WiFi S(S31HW)

我が家にPocket WiFi S(S31HW)が来てから1ヶ月が経ちましたが、やっとAndroidに馴染んできて、活用ができるようになってきました。そこでここではPocket WiFi+iPodtouchとの比較をしつつ、レビューをしたいと思います。

【ハードウェア】
まずはハードウェア的な機能のおさらいです。

重量   約105g
寸法   横54.8×高さ104×厚さ13.5(mm)
画面
 サイズ 2.8インチTFT
 解像度 320*240
 その他 タッチディスプレイ(マルチタッチ非対応)
CPU
 種類  Qualcomm MSM7225
 周波数 528MHz
メモリ
 内部  ROM:512MB/RAM:256MB
 外部  マイクロSDHC対応で最大32Gの拡張が可能
     ※2GのマイクロSDが附属
カメラ
 画素数 約320万画素(オートフォーカス非対応)
 センサーCMOS
 動画  352×288
 静止画 2,048×1,536
バッテリー容量
     1200mA
連続通信時間
 約4時間
接続端子
 microUSB(USB2.0)
 3.5mmイヤホンジャック
外部接続
 Bluetooth 2.1+EDR
 無線LAN IEEE802.11b/g/n
通信速度
 上り 最大7.2Mbps
 下り 最大5.8Mbps 
無線LANルータ機能
 無線  IEEE802.11b/g準拠
 セキュリティ WPA2 -PSK(AES)
 接続数 6
その他
 スピーカー
 マイク
 GPS
 電子コンパス
 
画面サイズや解像度だけでなく、マルチタッチやオートフォーカス、CPU処理速度など削れるところは全て削った割切仕様です。とはいえGPSや電子コンパス等などiPodTouchには無い機能を備えていますし、低い性能も一月使った感想では慣れれば問題無い範囲内です。短時間ならポケファイSだけ持ってお出かけする事がほとんどです。

後述の安価な維持費と併せて考えれば、お子さんの「はじめてのスマートフォン」としてのベストチョイスと言って良いでしょう。

【ソフトウェア】
ソフトについては、標準で以下のものがインストールされています。
・Android2.2標準アプリ
 ・GMail
 ・メール(popメール対応)
 ・YouTube
 ・Androidマーケット
 ・Googleナビ
 ・Google音声検索
 ・Googleマップ
 ・Googleカレンダー
 ・Googleメッセージ(留守電機能など)
 ・Googleトーク
 ・連絡先
 ・アクセサリ(時計、電卓、カメラ、ギャラリー、音楽など)
・その他
 ・twitterクライアント(公式)
 ・twidroid(twitterクライアント)
 ・facebook
 ・脱出ゲーム体験版

OSがAndroid2.2のため、音声検索やナビなどがあるのが嬉しいところ。ナビはバッテリーが使いっぱなしだと3時間ぐらいしか持たないので微妙なところですが、音声検索はホント便利です。全然間違えません。

それ以外のアプリではtwitterとfacebookが入っている辺りがポイントでしょう。これにmixiとGREEアプリが入っていれば完璧なのですが、それについては別途起こすエントリのほうで解説します。

【モバイル無線LANルーター機能】
このPocket WiFi Sの大きな特色として、国内他社のスマートフォンでは実現されていないディザリングとよばれる無線LANルーター機能を搭載している事が上げられます。画面上に大きく表示された「Pocket WiFi」ボタンをタップすれば、Pocket WiFiのように無線LANルーターに変身します。

今まで私のようにPocket WiFiとiPodTouch、パソコンを持ち歩いていた人なら、Pocket WiFi Sに乗り換えると持ち歩く機器がひとつ減る事になります※実際は変わってないのですが、これについては別エントリで詳しく説明します。

【価格】
2年縛りを活用すれば本体価格はなんと一万円、毎月の使用料が3280円とバーゲンプライスになります。
なお、この月額料金に電話代は全く含まれていませんが、エリアが主要3キャリアと比べて狭いため、2台目需要がほとんどと考えれば非常用電話として毎月の固定費用がかからない事のほうがメリットとなるでしょう。

維持費用は以下のようになります。
・初年度
 ・本体価格 \10,000
 ・初期費用 \ 2,835(契約事務手数料)
 ・月額   \39,360(\3,280×12)
  合計   \52,195
・翌年以降
 ・月額   \39,360(\3,280×12)

本気で使うならジャケットと増設SDカード(16G)が欲しくなると思うので、これに5千円位を追加出費として考えるとよいと思います。

ちなみに、ドコモのスマートフォンは本体代金が大体\40,000ぐらい、通信料が無料通話込みで\6,000ぐらいなので、初年度が契約手数料と併せて11万5千円ぐらい。これにジャケットと増設SDカード(16G)をつけて同じように+5千円と考えるのが妥当です。iPhone4は内蔵メモリ16Gのモデルが本体一括で\46,080、その場合の月額通話料が2年間は3,785円(それを超えると\5,705)なので、初年度は契約手数料と併せて9万5千円ぐらい。メモリ増設は出来ないので、ジャケット代で2千円位を考えると良いかもしれません。

上記計算はそれぞれ定額通話・通信料として計算してますが、通信はスマホの便利さを味わうと確実にMaxに届くのでこのプランで計算をした方が現実的です。ちなみにauはわかりませんが、同じようなものだと思います(こら)。もちろん高性能な本体と広範囲な通話・通信エリアを考えれば主要3キャリアのスマホと差額があって当たり前なのですが、ほぼ半分という差額を考えるとPocket WiFi Sの価格破壊ぶりは分かってもらえるのでしょう。

【短所】
ここまで良いところを中心に紹介してきたので、短所も洗い出しておきます。

まず、マルチタッチ非対応によるズームのしにくさ。画面に指を置いて暫く待ってればズームボタンが出現するんですが、タッチと勘違いする誤動作があるのと、認識してくれないときがあるのがストレス。ハードボタンで対応出来ないのかな。

あと、カメラがオートフォーカス非対応てのは地味に痛いです。ピンぼけ写真のなんと多い事か。画面の画素数が少ないので、パソコンで見るまでピンぼけに気づかない事が多数。

電池の持ちも厳しい。無線LANルーターとして使うだけなら公称4時間に迫る持続時間になりますが、スマホとして使うと3時間がせいぜい。筐体がもう少し大きくなってもいいので、Pocket WiFiと同じ1800mAとして欲しかったなぁ。

このPocket WiFi機能ですが、ソフトウェアで対応しているためかルーター利用時に誤動作するwebサービスがありました。具体的にはチャット利用時に、パソコンからアクセスしてるのにログイン後Pocket WiFi Sからのアクセスと判断されログインできない、等。この辺はソフトウェアのアップデートで改善される事を望みます。

【まとめ】
Pocket WiFi Sは、制約があるとは言え操作系以外はAndroid2.2の機能をほぼ全て使えるマシンです。iPodtouchなどでは使えないGoogle音声検索やGoogleナビ等のAndroid端末固有の機能が使え、これが本体価格1万円で手に入るのはスマホの選択肢を大きく広げた一台ではないでしょうか。

パソコンでもDOS/Vと呼ばれた低価格デスクトップパソコンや、ネットブックと呼ばれるノートパソコンが普及の原動力になりました。必要最小限の機能を低価格で使える、というのはその分野の機器が普及するのに必要な要素だと思っています。

マルチタッチ非対応、小さくて解像度の低い画面、通信エリアの狭さなどのデメリットは、スマホの主要機能が全て使える事で打ち消されます。

併せて、ディザリング機能モバイル無線LANルーターとして使える事がこの端末の魅力を大きく引き上げています。

ちょっとしたインターネットの利用は本体のみで。
もの足りなくなったらモバイル無線LANルーターとして、タブレットやパソコンからアクセスする。

そんな風に「ちょっと使い」としてのポジションにこそふさわしい機器だと思います。


【参考リンク】
http://emobile-honpo.com/report/s31hw.html
http://emobile.jp/products/hw/s31hw/index.html
http://emobile.jp/products/hw/s31hw/spec.html

2011-04-03

地デジの普及率は地デジパソコン次第?

総務省による平成21年度の通信利用動向調査によると、パソコンの世帯別普及率は87.2%と、9割弱の家庭にパソコンが普及をしています。しかし個人の所有となるとその割合は66.2%と一気に減少します。

その理由として、引用している資料では以下のように挙げられています。

携帯電話及びパソコンの個人利用率をみると、携帯電話(74.8%)がパソコン(66.2%)を8.6ポイント上回っている。世代別では、携帯電話の個人利用率は、20代~40代で9割を超えており、60代後半でも7割弱である。特に、「60~64歳」「65~69歳」は、全体の利用率との差が平成15年調査ではそれぞれ12.1ポイント、32.5ポイントあったものが、平成21年調査では0ポイント、5.1ポイントと縮小している。
一方、パソコンの個人利用率は、13歳~40代で8割を超えるが、60代後半では40.2%に落ち込んでおり、携帯電話よりも価格が高く、操作にも相応の知識が必要なパソコンは、携帯電話以上に世代間で格差が大きい。


価格が高く、操作も難しい事が個人の普及の妨げになっているとあるのですが、そんな中で「パソコンでテレビが見れないかな?」と相談される事があります。

地デジへの切替タイミングで、パソコンと一体になった地デジパソコンを検討したり、今あるパソコンに地デジの機能をつけようと考えている人は多いようです。

まぁ、我が家も2台目需要と併せてTOSHIBA QOSMIO D710を購入したのですが。


いろいろ問題はあるのですが、地デジパソコンというのは地デジ普及の一つの武器なのかなと思ってみました。

今日はそんな感じで。

2011-04-01

ノートパソコンはSSD化+バッテリー交換で大幅に延命できる(例:ThinkPad X61)

簡易エントリ。

【散在記録】Intel X25-M 120G (SSD)で取り上げた、ハードディスクをSSDに交換したX61が快適に動いています。



バッテリーが持たない、遅い、不安定と色々問題があって稼働率が下がっていたこのマシン。SSD化したら嘘のように快適になってしまったため、さらに大容量互換バッテリーを購入したら実働4時間以上の間寸になったため、稼働率が大幅に上がってiPadが追いやられるという予測していなかった事態が発生しています。
※互換バッテリー利用時はしょっちゅう「不正なバッテリーが付いてますよ」という警告が出るのと、サポート対象外になる事を併記しておきます。




ちなみに純正の大容量バッテリーも安くなって来ました。そろそろ入手が難しくなりそうなので、色々考えなければ。





閑話休題。

さて、巷ではThinkPadXシリーズは最新のX220が発表されましたが、Core2Duo+DDR2メモリ4G、WindowsXPという組みあわせの私の愛機は時代遅れの感が出て来たとは言え開発環境+テキスト打ち+webブラウズマシンとしては全く問題ありません。

あと、SSDの容量不足を心配される方のために、今インストールされているアプリについてもさらっと紹介。私のSSDは容量120Gbyteですが、以下を入れて、データを入れても半分ぐらいですね。

・Webブラウザ
 ・Google Chrome
 ・FireFox3.6
 ・IE8
・テキストエディタ
 ・秀丸 
 ・一太郎2008
・画像処理
 ・GIMP
 ・Adobe PhotoShop 5
・統合オフィスソフト
 ・Office2003
 ・OpenOffice ※Office2007ファイルを読み込むため
・動画再生
 ・VLC media player
 ・RealPlayer
 ・QuickTime
・開発環境
 ・Ecripse
・その他
 ・DropBox
 ・JUST PDF(PDF簡易出力編集ソフト)
 ・VMWare Player(仮想環境)

Webブラウザは画面が狭いのでもっぱらGoogle Chrome、必要に応じてFireFoxと使い分けています。IEはIE専用ページでしか使いません。

テキストエディタはもっぱら秀丸で、電子書籍作成調査のためPDF出力する際に一太郎を使います。JUST PDFというソフトを入れておくと、一太郎で編集した文章をそのままPDF化できるので凄く便利。

画像処理はGIMPの出番が増えてますが、使い慣れたPhotoShop5も現役。このバージョンがまともに動くのはXPまでだったので、このマシンと共に運命を共にするでしょう。ちなみにVistaや7環境ではPhotoShopElementsとGIMPを併用しています。

統合オフィスソフトは枯れた2003。2007のファイルを読むためにOpenOfficeを入れてます※最新のOpenOfficeは、Office2007以降の新しいファイル形式に対応しています。

動画再生はコーデック不要のVLC media playerに、RealPlayerとH.264コーデックを見るのには便利なのオマケであるQuickTimeを。


開発環境はOSを汚すので、VMWare上のUbuntuに閉じ込めています。Windows上にもEcripseも入れてますが、保険ですね。

DropBoxでは他のパソコンやiPadと同期したいデータを入れてます。文章メインなら無料の2Gbyteで十分。

仮想環境であるVMWare Playerは、領域として20Gbyteを割り当ててOSにLinuxのUbuntu10.1を入れ、開発環境のEcripse、ブラウザのGoogle Chrome、データ連携用のDropBoxを入れてメインの開発環境としています。CPUのコアを占有させて使う事が出来るため、デュアルコアのCore2 Duoならコアを一つ割り当てると結構快適に動きます。

ただし音楽関連のソフトとデータを入れてないので、これを入れると結構容量を食うかも※私はiPadを併用するので要らないのです。
ただし開発環境なんていらないライトユーザーなら、20Gbyte+αが浮くので問題無いと思います。

というわけで、ノートPCの速度に不満が出始めたらまずはSSD化、次にバッテリーを交換しましょう。きっと満足できますよ。

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