2012-12-18

【パソコン】久々のピュアデスクトップ? DELL XPS 8500 機能など

やや時間が空きましたが、前回に引き続き今回はDELL XPS 8500の機能面について。

このマシンはXPS 8500のラインの中でも、パフォーマンスグラフィック搭載という上から2番目の製品です。構成はこんな感じです。



CPU           Intel core i7 3770 3.4GHz(ターボブースト時3.9GHz)

グラフィック ATI RADEON HD 7870 2G DDR5

メモリ      DDR3 1600MHz 12G

HDD      2TB SATA HDD(7200回転) + 32GB SSDのハイブリッド構成


これで10万円台(前半)で購入できるとか(2012/12/18現在、直販価格)。

・・・安すぎだろ?
なんだこのモンスターマシン。



※このエントリ作成時の情報なので、最新の構成はデルの直販サイトで確認をどうぞ。



とりあえず色々試してみたんですが、、性能とか高すぎて何をしてもびくともしないもんで何も書けません。

それでも頑張って書くとすれば、CPUはIntelの製品ラインアップで最高峰のデスクトップ用Core i7、最高クロックの3770です。4コア8スレッド。わかりやすく書けば1つのCPUに4つ分のCPUを詰め込み、それを命令を整理することで8つ分のCPU並の性能にしたものです。

・・・化けものめ。

グラフィック回りはATI RADEON HD 7870 2G DDR5で武装。拡張スロットを2つ使ってるんですが、1スロットは放熱用のフィンです。


 

・・・おいこらまて。


メモリは12G積んでみました、的な。64bitOSを使ってるのでフルに駆使できます。HDDスワップ?なんだそれみたいな?

・・・ブルジョアめ。

ちなみに万が一スワップ発生してもSSDとHDDのハイブリッド構成なので、SSDで捌けるうちは高速です。というか、ファイル操作時の一時領域が少ないうちはSSDだけで賄えるから爆速です。そして2TBという大容量HDDで、画像ならダウンロード猿と化しても全く問題なし。

・・・許す(コラマテ。

シャドーベイに3TBのHDDを追加すれば5TBの大容量に。価格がこなれてきた120GぐらいのSSDを入れれば、一時領域がどれだけ増えても安心です。この辺りは拡張性のお化けであるタワー型の恩恵でもありますね。

この性能なら向こう3年は一線級、5年以上は普通に使える性能でしょう。ランニングコストで考えれば廉価モデルより、こういう高性能モデルをおごった方が得な場合があります。

また、前回の外観で触れたようにエアフローや静音性、それにUSBやSDカードスロットへのアクセス性とちょっとした心配り(物置とか)に優れた筐体など、大きな筐体を生かした設計はこのようなタワー型デスクトップを作り続けてきたデルだからこそ、というのもあるでしょう。

このようなタワー型のデスクトップPCは自作したほうが自由度が格段に高まるのでメーカー製のPCは苦戦し、国内メーカーはマウスコンピュータなど一部を除いて完全に撤退してしまいました。しかしメーカーだからこその保証と、このようなカスタムオーダーメイドの注文、そしてなにより

「こんな組み合わせの製品はいかが?」

という提案力こそ、メーカー製PCの魅力ではないでしょうか。
ノートパソコンばかり使っていましたが、デスクトップも良いなぁと心から思ってしまいました。

最後に、附属キーボードが良かったのでちらりと紹介。


今流行のアイソレーションキーボードなんですが、DELLは昔から安価に道具として使えるキーボードを作るのがうまいという印象があります。

こういうアイソレーションキーボードも、コストダウンが行きすぎると立て付けが悪くなったりキータッチがポコポコとして打ちにくいのですがこのキーボードは十分及第点です。ビジネスの現場で一括導入されるケースも多いので、大量のデータ入力に耐えられる設計がきちんと成されているんですよね。



この足による微妙な傾斜もポイント。フラットなキーでも、この傾斜によって指が良い感じに弾かれてストレス少なく入力が出来ました。↓フラットさはこんな感じ。




キーボードは傾斜角度が変えられるものが多いんですが、DELLとしてはこの角度で問題無い、という自信があるんでしょうね。


ケーブル長も十分。筐体を何処においても届きます。
このキーボードだけでもほしいかも。

というわけでレビューはおしまいです。

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構成などを組み合わせて色々遊んでみると楽しいです。





2012-12-12

【パソコン】久々のピュアデスクトップ? DELL XPS 8500 外観など

ここ数年、電気消費量の問題でノートパソコン、もしくはノートパソコンのCPUを使った省電力なモニタ一体型デスクトップパソコンを使っていましたが、Ajaxをばりばりと使われるwebブラウザベースのアプリが増え、パソコンにかかる負担が増えて性能が物足りなく感じる日々が増えていました。

というわけで、久々にタワー型のデスクトップパソコンを使ってみました。
パソコンメーカーの雄、DELL社の高性能ブランド「XPS」のXPS 8500です。

これ、メッチャ良いのですが、とにかくでかい。

どん。



筐体、でかいですね。結婚する数年前までこのような製品ばかり使っていたのですが、久々に対面するとその大きさに圧倒されます。ペットボトルと比べると、このとおり。


しかし、このようなタワー型のデスクトップパソコンの筐体が大きいのには理由があります。それは冷却効果です。

このXPS 8500のように高性能なデスクトップは、その代償として発熱量の高いデスクトップパソコン用CPUを使うことや、ハードディスクや光学ドライブ、そして発熱量の大きな電源ユニットなどすべてを内蔵しているので筐体内部の温度が高くなってしまいます。そのため温度管理は重要ですが、この製品の筐体は前面下部と側面から外気を取り込み、後方丈夫のファンで排熱します。冷気を下部から取り込み、それが暖められて上昇したものを排出する理想的な流れになっています。

前面下部。かなり大きな開口部で、空気をよく吸い込んでくれそう。。


側面。下の方に大きなスリットが。


後方上部に排熱ファン。通常モードではかなり静か。


デスクトップPCは負荷の高い処理を行うヘビーユーザーが使う場合が多いので、元々多い排熱量が更に増えてしまいます。そんな排熱を効率よく逃がす設計がデスクトップパソコンでは重要なのです。これ、省スペース型では難しいのです。

もう一つ需要なのが、排熱ファンの大きさ。ファンは大きければ大きいほど効率が高まり、低速で動かすことが出来ます。低速になると音量が減ります。筐体が小さく、排熱ファンも小さなノートPCで負荷をかける作業をすると「ふぃーーーーん!!!」なんてけたたましい音がするのはこれが理由です。

一昔前はこういうパソコンはうるさかったものですけど、普通に使う限りは性能に余裕が有るためかXPS 8500は気になる騒音は殆ど出ませんでした。夜使うことが多い自分には助かります。

また、こっそり高いユーザビリティも忘れてはならない点でしょう。私は机の上にデンと置いてしまいましたが、通常こんな馬鹿でかい筐体は机の下に置くものです。そのためフロントのUSBやSDカードスロットは上部にまとめられ、筐体上部には物置に出来る窪みまで設置されています。

上部にまとめられた各種スロット。SDカード、結構使うんです。


USB3.0も比較的上部に。モバイルHDD容量がブスッと。


物置的な窪みの向こうにはUSBやSDカードスロットとオーディオ端子が。



ちなみにフロントはつるつるピカピカの傷に気を遣う化粧が施されていますが、天板はざらっとしたプラスチックむき出しなので傷の心配は無し。こういう気配りもいいですね。

次は性能とか付属品などについてまとめてみようかと思います。


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2012-12-07

【周辺機器】MVPen Touch8発表。

MVPenテクノロジー社様主催の新製品発表会にお呼ばれしたので行ってきました。


新製品の内容はWindows 8対応のタッチペンとしか聞いてなかったのですが、上記瀬説明資料の画像が物語るようにタッチ操作をペンでしてしまおうという製品です。

商品HPはこちら。>http://www.mvpen.co.jp/touch8/

MVPenテクノロジーといえば、社名にもなっている紙に書いた文字をそのままPCなどに取り込める「MVPen」の会社です。私も昔外出が多かったときに使っていたのですが、紙に書いた文字が完全にトレースされるので色が薄いとかすれてしまうスキャナ取込より重宝していました。

その技術を応用し、Windows 8標準のペンドライバーを使ってタッチ操作ができるというのが今回の新製品。ペンを使うことで既存のタッチ非対応モニタでタッチ操作ができるというのが売りで、非常になめらかな挙動を見せていました。

ちなみにペン先はもの凄く密集した筆のような形状になっており、液晶画面を傷つける心配は全く無さそうです。


ご厚意で海外版を借りてきたので、ちょいとレビューをしつつ紹介したいと思います。

今日はそんな感じで。


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