2009-09-30

Acer Aspire Revo Windows7まで更新停滞します

久々にAcer Aspire Revoネタを。

現在更新が滞っているネタですが、実はWindows7絡みで問題発生中です。
というのも、有償アップグレードの登録をしても「既に登録済みです」と出てきてしまう。
あれ?まだ登録してないよ?

サポートセンターに電話すればいいのですが、電話せずにズルズルと来ています。
まずいなぁ。

というわけで、この問題が解決したらまたエントリを追加しておきます。

2009-09-29

PC-NEWS 20090929

最近、エントリにするには小さすぎ、かといってほっとくのは惜しい情報が増えてきた(ように感じる)のでこんなエントリをつくってみました。

■東芝、32nmプロセスを採用したSSDを製品化--体積は従来の7分の1に
(CNET JAPAN 2009/09/25 15:06)

SSDは昨年のEeePCでの採用以降、ネットブックにも低いコストで採用されるようになっています。現在は容量が8Gから16Gと、今やiPodTouchにも負ける位の容量のものが多いのですが、小型化、省電力化などが進むと採用する製品が増えるので量産効果による低価格化が期待できることと、ノートパソコンの小型化をより進めることができます。

実はこの一年でSSDの価格も非常に下がってきているため、あと2,3年もするとノートパソコンは標準ではSSD、大容量のストレージが欲しい人はHDDという棲み分けができるようになるかもしれません。

■ソニー『MDR-NC300D』(広告記事)
(CNET JAPAN 2009/9/29 14:23)

実は私は3年ほど前からSONY製のノイズキャンセリングヘッドホン(MDR-NC11A→まだ売ってる、すげぇ)を使っていますが、耳栓代わりに集中力を高めたいときや騒音が気になる飛行機や新幹線での移動が快適にできるようになりました。

もちろん音楽を聴くのにも威力を発揮しています。通勤の手段が地下鉄と言うこともあり、車内での騒音はかなりのレベルになりますがMDR-NC11Aを使うと音量は一気に下がり、どれだけの音を垂れ流していたかが分かります。

というわけで、これも試してみたいのですが、MDR-NC11Aが特価3千円の時に3つもまとめ買いし(1年ぐらいで壊れる)、最後のひとつを大事に使ってる身としては手が出せません。残念。

■ポリカーボネートの白MacBook、近日中にリフレッシュのうわさ
(engadget japanese 2009/9/28)

MacBookは1年以上購入候補に入っていながら手が出せないもののひとつ。今度評価レビューで借りれるかもしれないので、良かったら真剣に検討したいです。

■現役りなざうユーザが斬る! NetWalker徹底検証
(ASCII.jp 2009/9/28)

購入を諦めたとはいえ、次に繋がる何かを求めてNetWalker系の情報はウオッチしています。隙あらば、、、いえいえ、財務省の許可が出そうにありませんが。

私と同じくSL-C3000ユーザーの筆者がNetWalkerについて熱く語ってます。Linuxというものに精通している方には良いオモチャなのですが、ZAURUSでの実用性を全て入れ替えるものではないことがやっぱり見えてきます。やはり大型化したサイズと、キラーアプリの不足だと思うんですが(キラーアプリについては後日)。

■ビクターが小型HDビデオカメラPICSIOを発表、実売2万円
(engadget japanese 2009/9/25)

画質は流石ビクター、似たような商品とは一線を画すみたいです。
ただしレンズのしょぼさは悪コンディションでの撮影に響くので、HD画質が果たして必要なのかというところで悩みます。iPodNanoで足りちゃうかもしれないし。

■容量2倍以上、あらゆる機器に対応した本格モバイルバッテリー「MyBattery Book XL」が登場
(GIGAZINE 2009年09月04日 11時56分11秒)

ちょっと古いですけど。
Netwalkerを検討してたときに、外部バッテリーについて探していたら見つけた記事です。バッテリーのほうが重いのでは?という本末転倒な状況になるかもしれませんが、いざというときだけ持っていくのならありだと思います。重いから、ではなく状況によっては小さなパソコンが必要な場合もありますので。

■極薄軽量のNetbookキラー、「VersaPro UltraLite タイプVS」が“熱くならない”秘密を探る (1/3)
(+D PC USER 2009年06月12日 15時56分)

Netwalkerを検討してたときに、比較マシンとして見つけたものです。この薄さは店頭で確認するとビックリします。

2009-09-27

インプレッション:Panasonic Let's Note W8

今回はビジネスノートパソコンとしてlenovo社のThinkPadど双璧を成しているPanasonic Let's Noteより、持ち運び性と性能のバランスのとれた機種であるW8を紹介します。

なぜノートパソコンという名称に「ビジネス」とついてしまうのか。省電力と高性能の狭間でバランスをとり続けるノートパソコンだからこそ、このLet's Noteの特徴がビジネス用として割り切った一つの完成形であるためであるからです。



■省電力に特化した性能と耐久性

Let's Noteは過去のモデルから一貫して省電力を追求しバッテリーでの長時間駆動を実現しています。
CPUは高性能なCore 2 Duoの中でも省電力モデルを採用し、省電力モードの採用や無線LANやドライブなどの電源スイッチを用意して無駄な電力を抑えるなど、様々な工夫を凝らしています。、

また、バッテリー充電量約80%に制限することで、通常の約1.5倍のバッテリー耐久年数を実現するなど、用途に合わせた充電モードでバッテリーをいたわる機能を搭載しています。バッテリーそのものの耐久性も視野に入れた機能を搭載しているところは、エコロジーにも通じます。
 
■耐衝撃性と軽量化にこだわったデザイン
 
耐衝撃性を謳ったノートパソコンと言えばlenovo社のシリーズが有名ですが、このLet's Noteも耐衝撃性の高さで有名です。
Let's Noteの凄いところは、堅牢なだけでなく軽さも追求していることです。先に挙げたThinkPadシリーズは重量的にはそれほど軽量とは言えませんが、Let's Noteはこれを両立させています。

持ち運びをするノートパソコンでは軽さは大きな武器となりますが、それに加えいざというときの耐衝撃性能は、持ち運んで使えば使うほど安心と信頼が生まれるでしょう。

■専用開発のシェルドライブ

これまではLet's Noteシリーズ共通のメリットを紹介してきましたが、Wシリーズには他のモデルにはない大きなメリットがあります。それがB5ノートサイズに納めるために、専用に開発されたDVDシェルドライブです。

仕事では資料の配布にDVDやCDが使われる場合がありため、どうしてもCD・DVDメディアが必要になる場合があります。そんなときにドライブは非常に役に立ちます。

■割り切りで犠牲となっているものは?

ここまでにあげたメリットはどれもビジネス用に特化させるために磨かれたものですが、もちろん犠牲になっているものもあります。
たとえば省電力の取り組みはさまざまな部分に影響しています。画像処理への負担と表示そのものへの負担軽減からか、モニタの解像度はLet'sNote発売当初よりほとんど変わらず低いままです。サイズとのバランスなど、ほかの要因があるのかもしれないのですが、同じ解像度のX61を使っている感想としては特に縦方向には増やしてもいいような気がします。

キーボードもサイズの制約からか非常に薄く、かつ軽いタッチに仕上がっています。これは入力する際に指の力を必要としないというメリットともなりますので賛否が分かれるポイントですが、私的には打鍵感があり、かつそれなりに薄い「バランス」の取れたlenovo社のThinkPadのようなキーボードが好ましいと考えています。

何より、昔から一貫して省電力用のCPUを採用していたため絶対性能で劣っていました。

「軽く、長時間駆動」というメリットを生み出すために、これらのデメリットが発生しているかは確認した上で選ぶ必要があるでしょう。


■まとめ

ビジネス用として割り切ったことにより、ノートパソコンに求められるサイズや長時間のバッテリー駆動などを追求したからこそのこの性能ですが、裏を返せば犠牲になっているものもあるわけです。人間は欲張りなので、「できればこれも」と、犠牲になっている様々な機能を求めてしまいがちですが、それらを求めてしまうとLet's Noteにはならないわけです。

そんな中でも、光学ドライブの採用と1.2kg弱という重量のバランスを両立させたPanasonic Let's Note W8 は他に比べる相手のいない製品だと思うのです。

まぁ、高い値段出せば、あるんですけどね。価格設定もLet's Noteって絶妙なんです。

2009-09-25

工人舎「PM」とSHARP NetWalkerとの比較 その2 サイズからくる制約の呪縛 →そして別マシンへ。

久々のネタですが、以前のエントリ「工人舎「PM」とSHARP NetWalkerとの比較 その1 まったく性格の異なる2台」の続きを。

前回は最後にサイズの問題について触れたところで終わりにしましたが、この2つの製品は「サイズ」にこだわるため、性能や機能にそれなりの犠牲を強いています。


SHARP NetWalker


工人舎 PMシリーズ

その最たるものが、SDカードスロット。マイクロSDカードの採用だけならまだしも、どちらも非常に取り出しにくい位置にこれが付いています。

私の場合、特にNetwalkerに期待していたのがデジタルカメラで撮影した写真のビューアとしての機能でした。ZAURUSはその貧弱な性能のため大きな画素数のカメラで撮影した画像を見るのが辛く、またSDHCカードは読み込めないため最大で2Gbyteという制約の中でSDカードを運用せざるをえなくなっています。



しかしNetwalkerはレギュラーサイズのSDカードカードを読み込ませるにはUSB接続のカードリーダーなどに頼らざるをえなく、現段階ではそれが出来るかどうかも疑問です(いや、できるとは思うんですが)。

また、ZAURUSに比べて大型化したこの2台は、比較して4センチ程度幅が広がったためか、ボタン式からフルサイズと同じようなキーボードを採用しています。ただしその打鍵感が物足りないというか、帯に短しタスキに長し、という具合に親指入力するには大きすぎ、5本指?タイピングするにはちょっとかったるい。

サイズを小さくしたという割には割り切り感が少なく、これなら富士通LOOX Uのほうがよほど潔いと感じてしまうほどです(ちょっと厚すぎますが)。



そもそも、私がNetwalkerに期待していたのは以下の点でした。

・FireFox採用による問題のないWebページ閲覧
 →ZAURUSではJAVAVM、JavaScript、CSS、そしてブラウザの違いで表示できないものが多すぎる

・Linux学習マシン
 →最新のUbuntuを素のまま採用していたので、良い教材かと。

・デジカメのビューア
 →上記で取りあげたとおり。

・快適な親指タイピング
 →立ったままでの文字入力の機械が多いので。5本指入力はオマケと割り切ってました。

しかし、店頭で触れた感想はどれも物足りない。人柱として試そうにも、少ない小遣いをやりくりして捻出するのですから、少なくとも買った瞬間は満足できなければ流石に万単位の買い物はできません。その満足感がどうしても感じられなかったのです。少なくとも定価では。。。

工人舎のPMシリーズもWindowsを採用している以外に目立ったメリットは感じられませんでした。6万も出すのであれば、飛躍的に質感が高まったネットブックを買う方が満足できるような気がしたのです。

というわけで、ネットブック界隈に目をやったとき、別のマシンが目に飛び込んできたのです。

Netwalkerについてはこのエントリで一旦終わりにします。
また購入の機運が高まったら、再度投稿を始めます。

(2010/05/27追記)
なお、別のマシンとはこれのことでした→VAIO type P 追記するのをスッカリ忘れていましたが、良かったらこちらもどうぞ。

※NetWalkerのまとめエントリは→こちら。

【関連エントリ】

■Zaurusのある生活 まとめエントリ
■インプレッション: WILLCOM NS
■ニュース:手のひらサイズのWindowsXP 『Viliv S』
■ニュース:韓国のUMPCが工人舎よりリリース ーKOHJINSHA PMシリーズー(mBook)


SHARP Net Walker (ネットウォーカー) モバイルインターネットツール ホワイト系 PC-Z1-W
シャープ (2009-09-25)
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4 「使いたいときに使える。」そんな端末です。

工人舎 モバイルPC KOHJINSHA PM1シリーズ AtomZ510 SSD16GB WinXP HomeSP3 ホワイト PM1WX16SA
工人舎 (2009-10-03)
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5 使える。ただし、目的による

2009-09-21

NetWalkerに触った感想(有楽町、そして梅田)

現在、大阪に旅行中なのですが(※pc4beginnerの趣味ブログ参照のこと)、梅田のヨドバシでも店員の熱い視線を・・・全く感じずにサクサクと触ってきました。

あれ?

有楽町では熱烈大歓迎もっと勉強した方が良いよ的なもてなしを受けましたが。おかげでじっくりと考えながら弄れました。



結局、触れても買いたいという機運は下げ続落中で、いったん予約はやめて冷静に考えることにしました(続きのレビューは書きますが)。

その最大の理由は、ネット界隈で批評されているキーボードもありますが、どちらかというと本体サイズにあります。両手で支えると親指入力するには大きすぎる本体幅は、ZAURUSで活用していた立ったままのテキスト入力は無理だろうという結論です。これは工人舎のPMシリーズもほぼ同じ幅なので、同じ結論でした。



では、ブラウザとしての能力はどうなのでしょうか。実はビック有楽町ではネット接続は試せず(意味ないだろ・・・ネットマシン売るんだろ?)、ヨドバシ梅田ではライブドアのポータルをちょっと試せただけ。

あのねぇ。自分がよく見るページでどれだけの使い勝手なのか確認しないと意味ないでしょう?ネット接続が出来て、フルブラウザのFireFoxが使える事が最大の売りなんですよ?SHARPはこの点について両販売店に強くプッシュすべきではないでしょうか。

あとは可もなく不可もなく、まぁ大丈夫という印象です。openofficeはワード、エクセル、パワーポイントのファイルはそこそこ開けるはずだし、そんなに活用することはないでしょうから気になりません。

となるとネット接続できない状況で何を持って評価とすべきかと悩むかと思いましたが、決定打がありました。カーソルの合わせにくさです。

高精細が売りの5インチ液晶は苦もなくフルサイズのwebページ(ライブドアのみ確認)を表示しますが、ボタンをクリックしようとしたり、範囲指定をしようとするときに「そこ」を指定するのが指では非常に難しい。ZAURUSで散々苦労したのでそれほどでも無いだろと思ったのですが、合計30分ほどいじって結局指でスムーズに指定するのは諦めました。ちなみにポインタとなるストラップは「着いていなかった」のでわかりません。

後は独自開発のポインタですが、悪くはありません。ただ画面が高精細なのでボタンが小さすぎ、ThinkPadでポインタのドラフトに慣れているはずの自分でも「こりゃ難しい」と感じてしまいました。

ちなみにNetWalkerのキーボードはそれほどタイプ心地は悪くありませんが、キーの真ん中を確実に捉えないと失敗する場合があり、「意識」してタイピングをすることを共用されるため「無意識」にブラウジングをするのにはちょっとかったるいのではないかと思います。

さらに無線LAN以外の通信、つまりE-mobileなどのWWAN機器での通信を考えると、その悩みは更に増えます。ZAURUSでも通信時にはCFカードの出っ張りがタイピングの阻害になっていましたが、このNetWalkerではUSB端子の位置がポインタ操作をちょうど邪魔する位置に来てしまいます。公衆無線LANはブラウザでの認証が必要など手間がかかるのでWWANを使う人は多いと思いますが、その際にこれはじわりと頭を悩ます問題となるでしょう。

というわけで、「ネット端末」にするには残りのメリットである3秒起動と10時間駆動だけでは私には物足りなく、株価下落を続けているわけです。

ただしこれらはちょっとした改善で変わるようなものばかり。というわけで、様子見となってしまっているのです。電子辞書のBRAIN、なかなかタッチの良いキーボードですよねぇ。ZAURUSのポインタ、指でもそれなりに快適に使えてましたよねぇ。USBはアダプタなんかで、本体直差しを回避させるなんて、SHARPならすぐに作れるんじゃないかと。

欲しい、でも買えない。そんな感じのNetWalkerです。うーん。。。

【関連エントリ】
■NetWalkerのまとめエントリ
■Zaurusのある生活 まとめエントリ

2009-09-19

ニュース:VAIO typeP 期間限定で値下げ

シルバーウィーク限定で、SONYのVAIO typePが1万円値下げしているようです。

SONY STYLE VAIO typeP



発売当初こそ、独創的なスタイルや他に類を見ない超幅広画面、そして携帯性に見合わぬ優れたキーボードなどの付加価値で性能と比較すると高価でしたが、ここへ来てWindows7発売に合わせた新モデルを用意しているのかどんどん価格を下げています。

例えば、WWAN・GPSを内蔵すると15,000円かかりますが、現在これが無料になっています。また、Windows7アップグレード対象のHome Premiumへのアップグレードは無料、 Businessへのアップグレードも通常の5,000円引(+5,000での変更が可能)と、これらと組み合わせるとVAIO typePの性能を引き出すためのオプションがべースモデルとほぼ同じ値段で追加できます。

WWAN・GPSを内蔵すると、GPS機能が使えるためナビとして活用できます。ドコモの通信機能は使わないでおくことも出来るので、GPS機能のみ使う事も可能です。

また、Home PremiumやBusinessを選べば、Vistaと比較して動作が軽快になるWindows7アップグレードが3千円で可能になるので、非力なtypePではぜひ変更しておくべきでしょう。Windows7では、BusinessからのアップグレードのエディションにあたるProfessionalでは、Businessと違いマルチメディア機能が使えるようになります。Businessのセキュリティやデータ保護機能と、マルチメディア機能が同時に手に入るのですからここはぜひBusinessにしておくべきでしょう。

このシルバーウィークはNetWalkerが先行発売されるなどモバイルコンピュータのニュースに事欠きませんが、元祖モバイルパソコンのVAIO typePも注目すべき製品となりそうです。

【関連エントリ】
■NetWalkerのまとめエントリ
■Zaurusのある生活 まとめエントリ

2009-09-18

Netwalkerに本日触れてきます。そして温故知新へと続く。

このところ、ネガティブな書き込みが続き反省しつつ。

なんだかNetwalkerはなし崩し的?に本日から発売、て形になってるみたいですね。

 ビックカメラ、シャープ製MID「NetWalker」を18日に先行販売 ~タッチ&トライイベントも
(PCWatch)



今日は品川のイベントに参加予定でしたが、有楽町のビックカメラのほうが近いので行ってくる予定です。

それにしても、1週間スケジュールが前倒しに、しかも実機展示が前日、突然ビックで始まるなど「サプライズ」を演出しようという意図なのでしょうか。その割には情報が少なく、ネット界隈にはネガティブな情報が散見され、その理由がハードウェア的なものとなるとちょっと勘ぐりたくなります。

いやいや、冒頭で反省したばかりなので、ネガ意見はダメですね。

エントリにしようと思っていた気になる点は、既にネット界隈でしっかりとダメ出しを食らっています。私の考えていたメリットは、SHARPの提唱しているものとはちょっと違っているので今さらではありますが、ここまで否定的な意見が続くということはアーリーアダプターと呼ばれるヘビーなモバイラーには物足りない部分があると言うことなのでしょう。

しかしながら、サイズに制約があるPDAやスマートフォンは「あちらを立てればこちらが立たず」的な不自由さがあるのも事実。実際にこの目と手で確かめてこようと思います。

ちなみにNetwalkerを使いこなすために準備をしていると、ZAURUSの魅力がじりじりと増え始めている自分に気が付きます。Linuxパソコンと考えればこれ以上ない小型なボディに5年前の設計とは思えぬ拡張性、SHARPや有志が提供した数々のソフト資産と親指入力では未だ最強のキーボードは、使用目的によっては貧弱な性能をカバーするに余りあるのではないでしょうか。



夏頃始めた開発言語の学習やそれに付随するLinuxの学習で、手のひらサイズのこのマシンは今までと同様に隙間時間を有効に埋めてくれるマシンとして私をサポートしています。Netwalkerに触れた後で、今のZAURUSに対する評価がどのように変わるかがちょっと楽しみではあります。

【関連エントリ】
■NetWalkerのまとめエントリ
■Zaurusのある生活 まとめエントリ

2009-09-17

ThinkPad USB トラックポイントキーボード、来月入手

先日のエントリ「走りの製品は入手が難しい。NetWalker然り、ThinkPad USB トラックポイントキーボード然り。」で入手出来るか不安だったThinkPad USB トラックポイントキーボードのほうが、amazonからの連絡で来月中旬に届くと連絡がありました。まだ一月も先ですが。



それにしても発表の翌日に注文して、一月半も待たされるということは、よほど人気があるか、よほど生産量が少ないか、もしくは実は発売日が大幅に遅れているかのいずれかでしょう。

と思ったら、既に入手されている方もいるみたいですね。

トラックポイントキーボード到着(xvi.log)
「ThinkPad USB トラックポイントキーボード」届いたんでレビューしてみよう(ぐでぐでパンチ)

待ちきれなかったら、amazonから乗り換える予定です。流石に一月は長い。。。

→ようやく届きました。併せてまとめエントリも作成しました。→こちら。

ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語)

ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語)

2009-09-16

走りの製品は入手が難しい。NetWalker然り、ThinkPad USB トラックポイントキーボード然り。

このところ、購入しようとした商品がなかなか入手出来ない状況に陥ってます。

例えばNetWalker。
知り合いの勤めるショップから購入しようとお願いしていたのですが、先週末に状況を確認したところ入荷予定がグレーらしく「正式回答ができない」との悲しい回答が。
既に大手がしっかりと押さえてしまっているのか、そもそも流通量が少ないのか分かりませんが、待たされるとせっかく高まった購入気運に水が差され、買う気が萎んでしまいます。既に準備を始めてしまっているので買わないと言うことはないのですが、本命のカラーであるワインレッドを待つかもしれません。


同様にThinkPad USB トラックポイントキーボードも、amazonから「まだ入手時期未定です」のつれない連絡がやってきました。これが入手出来ないのであれば廃盤となるトラベルキーボードの入手も検討しなければならないのですが、一体どうしてくれようという感じです。




ただ、レビューのできるパソコンが着々と入手予定or入手済なので、当ブログではこちらを片づけてしまうことにします。

それにしても早く来ないかなぁ。。。

※NetWalkerのまとめエントリは→こちら

※トラックポイントキーボードのまとめエントリはこちら


ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語)(amazon)

ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語)(amazon)

2009-09-11

工人舎「PM」とSHARP NetWalkerとの比較 その1 まったく性格の異なる2台

発表時期が近かったこの2台、何かと比較される事が多いように感じます。


SHARP NetWalker


工人舎 PMシリーズ
tWalker

しかしながら、この2台は全く別のカテゴリの製品と考えないと「もう一つのほうが良かった」と後悔する可能性が高い製品です。特に日本ではパソコンと言えばWindowsパソコンを指す事が多いため、より顕著に表れる可能性が高いでしょう。

その理由として、製品コンセプトがまったく異なることが挙げられます。工人舎PMシリーズはIntelのAtomプロセッサを利用した「超小型Windowsパソコン」として企画され、小さな端末にWindowsを動かすための工夫がされています。必要最小限の性能に必要最小限の拡張性を備え、携帯性を最大限追求したこの製品はまさしく最小の部類に属するWindowsパソコンです。そのサイズとWindows採用のため「インターネット端末」ともいえますが、それはあくまでも結果としてそのようになっているだけです。
しかし超小型ボディにWindowsパソコンとしての機能を詰め込んだ結果、Windowsパソコンとしての様々なものが犠牲になっています。「非常用Windowsパソコン」と名付ければ、何となくイメージがわくのではないでしょうか。

それに対して、SHARPのNetWalkerは携帯性の高い「インターネット端末」を企画し、それに併せてデザインがされています。webページの多くでサポートされるようになった「FireFox」や、その関連ソフトであるメーラーの「ThunderBird」を採用するためにLinuxの中でもユーザーの多い「Ubuntu」を採用し、また長時間駆動を達成するためについ最近「Ubuntu」が動くようになったばかりの省消費電力の組込系CPUであるARMを採用しています。キーボードやボディの大きさについては長年培ってきた電子辞書のノウハウを活かし、小型ボディで快適に入力ができるデザインになっていると言えます。
しかしあくまでもこれは「インターネット端末」のため、OpenOfficeを採用したことによるワードやエクセル、パワーポイントの表示や編集は「オマケ」であり、純粋なWindowsパソコンであるPMシリーズと比較することが間違っています。他にも動画プレーヤーやUSBによる拡張、スケジューラのSunBirdによるPIM機能などにより「パソコン」としての機能を揃えていますが、これはLinuxを採用した事による結果だと言って良いのではないでしょうか。

どちらもインターネット端末としてwebページの参照やメールの送受信はできますが、本来の目的がまったく異なるため比較すればするほど違和感を感じてしまいます。

つまり、(非常用)Windowsパソコンと携帯型インターネット端末のどちらが欲しいのか、これを見極めて検討をしなければ、本来必要としたものと違う製品を手にしてしまう可能性があるのです。

とはいえ、どちらもサイズの問題からくる欠点を抱えています。これについては続きのエントリで取りあげます。

※NetWalkerのまとめエントリ作成しました。→こちら

2009-09-09

ニュース:価格破壊は続く MSI U100 Light

先日の「ニュース:ネットブックも価格破壊「EPSON Endeavor Na02mini-V 」」でも価格破壊と書きましたが、こちらを見落としていました。

MSI、実売3万円台のネットブック「U100 Light」(MSNデジタルライフ)


mBookのような特化したモバイル性でも無ければ、実売価格はどんどん下がっていくような気がします。

安くなるのは良いんだけど、パソコン業界大丈夫なのかなぁ。

ニュース:ASUSからもIONプラットフォーム製品誕生 ASUS Eee Box EB1012

ずっと噂されていたモデルが、ついに日の目を見ることになったようです。

ASUS Eee BoxにデュアルコアAtom・NVIDIA ION採用モデル EB1012

国内発売はまだまだ先のようですが、Acer Aspire Revoと違いデュアルコアを採用したことでマルチタスク実行時の処理速度向上が見込めます。
並べてインプレッションとか、面白そうですね。

SHARP NetWalkerを購入して長期レビューします

この1週間ほど悩んでいましたが、SHARPから発売されるNetWalkerを購入してレビューすることを決めました。→前言撤回、悩んでます。詳細はまた後日。


昨年入手したZAURUSは既に私の生活になくてはならないツールとなっていますが、使えば使うほど、2つの大きな問題に突き当たってしまいます。

一つ目は性能です。

416MhzというCPUクロック数は今年東芝から発売されたスマートフォンの半分以下、メインメモリについてはわずか64MBしかありません。特に後者のメインメモリについては、パソコンのメインメモリが1GB(1024MB)以上が当たり前になりつつある中ではあまりにも非力なため、使用できるソフトに大きな制限が発生してしまいます。

また、大きなファイルを操作しようとするとメモリが不足してしまい、開けないことも多々あります。エクセルの表や年々増大しているデジカメの画像ファイルなどに対応できません。

また、SDカードも2Gbyteまでの古い規格のものしか読み込めないので、最新の大容量のSDHCカードは読みこめません。通信能力を持たないZAURUSには致命的な弱点になっています。

そしてもう一つが、通信機能の古さです。

E-mobileでの通信や無線LANなど、ZAURUSは設計が5年前とは思えないほどの通信能力を備えています。これはCFカードスロットの機能拡張性と有志が提供するドライバの恩恵によるものですが、残念ながら通信機能を使うwebブラウザやメーラーについては最新のソフトに比べて大きく見劣りがします。

特にwebブラウザはFlashに代表される新しい技術に対応しきれなくなり、また解像度640x480、3.8インチ画面の表示領域の狭さもネックとなり、実用レベルにはほど遠いと言わざるをえません。

しかしNetWalkerはCPUクロック数は800MHzとほぼ倍に、メインメモリは512MBと8倍になり、性能的な問題を一気にクリアできます。通信機能こそ無線LANの内蔵に止まりましたが、最新のwebブラウザであるFireFoxやメーラーのThunderBirdを標準でインストールされているので、インターネットでの使用は飛躍的に快適になるはずです。

そして解像度1024X600、5型ワイドと高精細化、かつ大型化した画面は流行のネットブックと同じ解像度を持つため、最低限の表示領域が確保できたと言って良いでしょう。

先のエントリで取り上げたKOHJINSHA PMシリーズ(mBook)などの登場により、価格についても短期間に値頃感が生まれる可能性があり、そうなれば魅力は増す可能性があります。

とはいえ、私が1週間も悩んだのは様々な問題が見え隠れしていることが大きな要因でした。
こちらについては今後のエントリで取り上げていきたいと思います。

※NetWalkerのまとめエントリ作成しました。→こちら

2009-09-08

ニュース:Canonプリンタ、2009年度モデル発表-PIXUS-

今年はEPSONより発表が早かったようです。※例年だとほぼ同日に発表される

キヤノン、Webプリントと大画面液晶で攻める「PIXUS」プリンタ09年モデル(+D ITMedia)


昨年はEPSONが大幅なモデルチェンジを行い、中級機以上に自動給紙機能を備えるなど大きく機能進化を果たしましたが、Canonは地道なマイナーチェンジに止まっています。

今年はどうだろう、と思いましたがモニタ画面の大型化やスクロールホイールの改良など、印刷機能については目を引く機能がありませんでした。

ちなみに私は2世代前の最上位機であるMP970を所有していますが、このモデルを見ても買い換えをする考えは起きませんでした。毎年のように地道な改良を繰り返し、完成度を高めているのはわかるのですが、EPSONのスキャナ部分への自動給紙機能(オートドキュメントフィーダー)のような大きな改良を望んでいただけに、少し残念な発表でした。

ちなみにスキャナへの自動給紙機能は、スキャナ機能を使う方にはその便利さがすぐに実感できる優れものです。CanonのFAX機能付きプリンタにはその機能がありますが、上位機種にもぜひ採用を検討していただきたい機能です。

ニュース:韓国のUMPCが工人舎よりリリース ーKOHJINSHA PMシリーズー(mBook)

韓国生まれの超小型パソコン、mBookが日本では工人舎よりリリースされるようです。
取り上げているサイトも多いです。

 ■真にポケットサイズのネットブックを工人舎が発表

 ■工人舎、ポケットサイズのWindows PC「PM」

 ■工人舎、重量345gの小型NetBook「PM」シリーズ

 ■工人舎、重量345gのXP搭載モバイルPC「KOHJINSHA PM」シリーズ - 7時間駆動

 ■重さ約345gの超小型で高機能なミニノート「PM」が登場、SSD搭載で7時間駆動



重量345gと非常に軽量なこのマシンは、4.8インチのワイドタッチパネル液晶を搭載したWindows XP搭載マシンです。韓国ではLinuxを採用している下位モデルにWindowsを搭載して来たため、性能的には疑問符がつきますが興味をそそる1台ではあります。

ちなみにmBookは製品の傷やぐらつきなどで厳しい評価も散見されましたが、工人舎が取り扱うにあたり、金型を新しく作り直させたりするなど対策もされているようです。このような部分が並行輸入では実現できない付加価値でしょう。

価格は59800円とネットブック全盛のこのご時世では割高感がありますが、とにかく小さいこのマシンはそれだけでも価値があるでしょう。

フルサイズのWindowsを採用しながら、VAIO typePとは違い本当に「ポケットに入る」このマシンはワードやエクセルを出先で確認したいビジネスマンには強い味方になるかもしれません。

【関連エントリ】

 ■ニュース:ZAURUSの後継機種?『SHARP NetWalker』

 ■ニュース:手のひらサイズのWindowsXP 『Viliv S』

ニュース:ThinkPadクオリティを受け継ぐキーボード、新モデル発表-ThinkPad USB トラックポイントキーボード-

以前のエントリ「レビュー:ThinkPadクオリティを受け継ぐキーボード -Lenovo ThinkPlus USBトラベルキーボード ウルトラナビ付-」で、ThinkPadの使い勝手を引き継いだこのキーボードが廃盤になる恐れがあるとかきましたが、なんと新モデルと思われるキーボードが発表されました。

 レノボのTrackPoint付きキーボードに新モデル、TrackPadなしで6300円
(engadget日本語版)


既に旧モデルの予約をしていたのですが、それを即キャンセル、新モデルを速攻で注文したのは言うまでもありません。
(下の写真は旧モデル)



改良点は以下のようになっているようです。

 ・従来モデルよりコンパクト(シンプル?)化(※小型化ではない)
 ・テンキー付モデルの廃止
 ・タッチパッドの廃止
 ・ESCキーとDELETEキーは巨大化
 ・低価格化(11,235円→6,300円)

私が最も望んでいたワイヤレス化は望む声が少なかったと言うことで見送られてしまいました。この点は非常に残念です。

旧モデルのThinkPlus USBトラベルキーボードはその名の通り持ち運びを考えられているキーボードでしたが、トラベルという単語が外れた新型はシンプルにはなりましたがやや大型化してしまったようです。小型であればあるほど望ましいのは言うまでもありませんので、この点は残念でしょう。

ちなみに諸元は以下のようになっています。lenovo HPの諸元表が狂っているので、ひょっとしたら変更があるかもしれません。

奥行き×高さ×幅
220mm ×22mm×315mm (旧トラベルキーボード)
251mm ×37mm×338mm (トラックポイントキーボード)

また、テンキー付きのモデル廃止についてはノートパソコンが主流になりつつある現状ではそれほど問題にならないでしょう。

大きな英断と感じたのは、タッチパッドの廃止です。今やほとんどのノートパソコンで採用されているタッチパッドを捨て、トラックポイント一本に絞ったことでよりユーザー層を明確にしてきたと感じます。ちなみに私は旧モデルのタッチパッドを一回も使っていませんでした。

ESCキーとDELETEキーの巨大化はThinkPad T400sとほぼ同じキーボードレイアウトということなので、基本的にはThinkPad T400sのキーボードがそのまま採用される形になるのかもしれません。

そして最後に大幅な低価格化。トラベルキーボードは11,235円でしたが、このモデルは6,300円とずいぶん安くなりました。おそらく専用ケースの廃止や目に見えないコストダウンがされているとは思いますが、お財布にも優しく、また購入に踏み切れなかった方にも大きな魅力となるのではないでしょうか。

届いたら早速レビューしますよ!

→届きました!レビューなどのまとめエントリも用意しました。→こちら。


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2009-09-02

ニュース:家電のノウハウを盛り込めるか? Panasonic LUMIX GF1

オリンパスのEP-1に続き、Panasonicからもマイクロフォーサーズ小型一眼の新製品が発表になりました。

マイクロフォーサーズ小型一眼 LUMIX GF1発表(Engadget Japanese)



これは女流一眼と銘打った小型一眼カメラのLUMIX G1、それをハイビジョン動画撮影に対応させたGH1に引き続くマイクロフォーサーズ規格のカメラ第3段となります。

今までのラインナップは非常に小さいとはいえ、グリップがあり、形も一眼レフカメラ然としていましたが、今回はオリンパスEP-1と同様、コンパクトカメラを意識したスタイルとなっています。大きさもEP-1とほぼ同様なので、イメージも湧きやすいのではないでしょうか。

ただし大きさが同じと言うことで、一抹の不安もあります。

オリンパスEP-1は実際に店頭で手に持ってみましたが、コンパクトカメラと呼ぶには大きすぎ、かといって一眼カメラのような安定感が無く、ファインダーも搭載していないため構えると「重い」という印象がありました。

デジタル一眼カメラは両手と顔との3点でカメラに触れるため、写真を撮る瞬間の重さというのはあまり感じません。女性の場合には化粧があるので顔には触れられないと思いますが、それでもファインダーを覗くスタイルは肘を支点に重量を分散させる姿勢になるので、実はあまり疲れないのです。

しかしこのように背面の液晶を見ながらの撮影では、カメラを突き出す格好となるため重量を腕だけで支える形になります。ただでさえ重い一眼カメラの機構を、Panasonicがどのように軽量化し、また持ちやすさをどこまで突き詰めているのかは非常に興味があります。

恐らく、同じくPanasonicから発売されているコンパクトタイプのハイエンドカメラ、LUMIX DMC-LX3と比較される方も多いとお思います。交換レンズや豊富なアクセサリなどは確かに魅力ですが、LUMIX DMC-LX3の機動力と天秤にかけた場合には悩ましいものがあるでしょう。



とはいえパンケーキレンズをセットした状態での写りの良さはEP-1で既に実証済ですし、高級なお散歩カメラとしての条件は十二分に満たしている製品でもあります。より詳細な情報が出て来た際にどこまで魅力的な付加価値があるのか、注目してみたいと思います。

【関連エントリ】
 ■ニュース:高級コンパクトデジカメがパワーアップ -RICOH GR DIGITAL III-

ニュース:ネットブックも価格破壊「EPSON Endeavor Na02mini-V 」

ついにここまで来たかという感じです。

エプソンダイレクト、3万円台のスリムNetbook「Endeavor Na02mini-V」(+D PC USER)

直販、かつカスタマイズ無しで定価がついに4万円を切ったことで、今後ますますパソコンに対する「価値観」が変わることが予想されます。

大手国産モデルではネットブックにも付加価値を付け、比較して高い価格を維持しています。確かに高品質、手厚いサポート、細かなところに宿る気配り、そしてSHARPの光タッチセンサーなどの独創的な技術など、海外製のメーカーとは一線を画すものがありました。


しかし、海外メーカーを巻き込んでのネットブック市場での競争はものすごい速度での進化を促しています。

昨年のモデルのネットブックしか知らない方には、最新のモデルを使うとキット驚かれると思います。打ちやすいキーボード、高解像度モデル、高い質感、そしてIONプラットフォームなどによる性能アップ等等。

実話は私の手元にも、セットアップの依頼を受けたアメリカのGATEWAY社のネットブックがあります。キーボードの剛性感や手頃なサイズ、必要十分な性能にOffice2007がバンドルされて49800円で入手したそうです。

ただし価格破壊はどこかしらにしわ寄せが来るものです。今後パソコン業界にどのようなしわ寄せが来るのか注意が必要な時期に来ているかもしれません。

【関連エントリ】
 ■ニュース:IONプラットフォーム採用のネットブック誕生
 ■ニュース:Acer 新製品発表2/3 Aspire One 751