2010-06-29

Canon imageFORMURA DR-150を購入しました→開封式。

なんだか早めの夏バテを味わってるうちにエントリネタが溜まってきたので、とりあえず本日のネタを出しておきます。

iPadを使い始めて電子書籍づいてしまい、フラットヘッドスキャナで職人のごとく自炊(取込作業)を行っていたのですが、あまりにも非効率な事と、自炊して使える本が結構多い事がわかってきたのでドキュメントスキャナを買う事にしました。入手したのはCanonのモバイルドキュメントスキャナ、imageFORMURA DR-150。本当はコクヨのさくっとファイリング by Caminacs NS-CA1Wが13000円ぐらいで投げ売りされていたのでそっちを買おうとしたら、あっという間に売り切れて締まって予定変更です。お値段はほぼ倍の23000円也。それが本日到着。

amazonは到着も早いのに価格.comで最安値。流通破壊ですなぁ。


相も変わらずの無駄が多い梱包。無駄な空間は緩衝材と割り切る事にしています(--;


というわけで箱とご対面。同社のプリンタのように光沢があるわけでもなく、凄く簡素な感じの箱です。光沢ツヤツヤの製品なので化粧箱に入っているかと思ったのにちょっと意外。各面を撮影しましたが、とにかく簡易包装って感じです。




では開封。上部にマニュアルとドライバのCD-ROMが入ってます。マニュアルも結構質素な紙です。


ビニールと保護シートに厳重にくるまれています。ツヤツヤ光沢なのでこのあたり気を遣ってます。どうせすぐ傷だらけになるんですが。


本体に巻き付けてあった紙には、各国語で「紙送りつけてね」と書いてます。最初から付けてあっても良いのにという書き込みを読みましたが、つけにくいし私も同じように感じてしまいました。


日本語書いているの気づきにくいです。ここはもう少し工夫して欲しいなぁ。


ちなみに部品はこれです。説明書見ても最初どうやって付けて良いか途方に暮れました。


やっとご対面。とにかく光沢がスゲェです。傷つくのが凄く怖い。。。モバイルって感じじゃねぇぞ。


というわけで早速使ってみましたが、それについては後日。



【関連リンク】
 ・日々自炊(スキャン)に追われる日々-DR-150のある生活-
 ・iPadやKindle3が切り開く電子書籍の世界 -技術書編-

【amazonリンク】

Canon imageFORMULA DR-150
Canon imageFORMULA DR-150
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2010-06-14

iPadとはどんな製品?(2週間使って見ての意見)

※当エントリはtwitterにつらつら書いたもの(6/9あたり)を纏めてみるテストです。

はてなダイヤリーの行きつけのブログ - Chikirinの日記より、「iPad脳の恐怖」の恐怖を読んで。

この中で引用されている方はiPadなどが作り出す世界に対して警鐘を鳴らしているけど、それは「理解できないものへの恐怖」って言い換えてもいいような気がします。そもそもそんなものはパソコン、携帯電話と既に2度も来た「波」で、特に携帯電話のメールはコミュニケーションのルールを変えてしまったと言って良いほどのインパクトがあった。しかしその結果、何か恐怖に値するものが生まれたかというとそんなことはない。当初は「メールなんかで!」と声高に叫ぶ文化人がチラホラと散見されましたが。

そんなわけで、iPadを使ったことの無い人はとやかく言うべきではないと思うのです。iPadを使ったことのある人の文章をよく読んでいれば、ただの道具だということに気がつくと思います。同じことは携帯電話がとっくにやってるし、パソコンでだってできる事ばかり。ただ、それが使いやすいというだけなのではないのでしょうか。

しかしその使いやすいという事がすごいことなんだ、ということは言っておきたいです。すぐ起動ができて大きな画面でwebページとメールが見れて、一日バッテリーが持つとっても薄い情報端末。ノートパソコンが目指してきた理想のひとつが形になったものなんです。モバイルWindowsPCのひとつの究極の形であるVAIO type Pも持っているからこそ、余計それを感じます。画面を開ける必要もなく、起動を待つ必要もなく、ウィルスチェックにイライラすることもなく、そこそこタイピングが出来て大きな文字で文字が読める。どれも当たり前のことで、モバイル端末ではなかなか出来なくて、でもiPadでは出来る。だからすごい。

ただしそのために割り切ったり、犠牲になった機能もあります。例えばタイピングは速度が上がると処理が追いつかないのでそれなりにゆったりと打たなければならないですし、コピペもアプリ間を跨いで行うと出来ないことがあります。あと、ペン入力は絶望的なので細かなタップは技術が必要だし、私のようなぶきっちょだと指で絵なんてとても描けません。マウスかペンが本当に欲しいです。

でも、それが嫌ならWindowsパソコンを選べばいいと思うのです。起動に時間はかかるけど何でも出来る。ただしどんなに速い機種でも、レジュームを駆使しても数秒は待たされてしまいます。その横で携帯電話ばりに一瞬で使えるようになるiPadがあると、不自由を割り切って使ってしまうこともあります。逆もまた然りですけど。

最新の携帯電話を使えばわかりますが、パソコンも真っ青の多機能なコンピュータです。私の使ってるDOCOMO N-02Bなんてガラケーの使いにくさを差し引いても恐ろしいほど多機能な通信情報端末です。携帯電話がここまで高機能になったのだから、その携帯性を損なうことなく大型化したのがiPadと考えれば、iPadの利便性は分かるのではないでしょうか。パソコンとしてみれば不十分で携帯電話としてみると大きすぎる。そもそもlike no otherな製品。できの悪い類似品はあるけど、まとも使えるボードコンピュータとしてはじめて世に出た製品と言って良いかもしれません。

こんなことはカタログスペック並べるだけでもわかります。それを見ずにCMや世論という「空気」に惑わされて、「恐怖」を感じてみたり「文句」を言っても何も産み出せません。いままでの何かを置き換えるものではなく、新しい何か。そんな製品がiPadという製品だと思います。なので新しいなにかを産み出すために、まず使って見るというのが正しいと思います。

しかし所詮電化製品の道具なので、使い方次第で評価も変わると思います。いろんな人がいろんな風に評価し、それを受けてガラケーやPCに反映されると、より良い製品が生まれてくるでしょうこんな風に切磋琢磨してくれるのがベターな流れじゃないかと考えるのです。

だって、iPadって所詮PCと携帯電話の間を埋める「何か」で、その2つがお互いのエリアに足を伸ばしてくれれば必要無くなるかもしれないものなんだから。やっぱり重いし、PCと両方持つのはかったるいですから。iPhoneユーザーでiPad入手して文句を言う人もいるみたいですけど、ひょっとしたらそう言う人たちはその「何か」が無い人なのかもしれないです。

当ブログのページビュー見てるとiPhone4が出てipad熱がいい感じに収まってきていますが、これからもっと「使った上での評価」が出てくることを希望したいなぁ、なんて思います。当ブログでもまだまだエントリを更新していきますので、宜しくお願いします。

【関連エントリ】
Apple iPadまとめエントリ

2010-06-11

新VAIO Pシリーズ先行体験会モノフェローズイベントにいってきました その3

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このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して掲載しています。(詳細は末尾で)


さて、3回目の今回は新型typePの立ち位置と、今後の進化について考えます。個人的な妄想全開なので、まぁ軽く読み流してもらえれば。

前回、前々回を読んでいない方は以下から復習をどうぞ。(その1)(その2


■最高のモバイルWindowsマシン

まず最初に言いたいのは、この新型VAIO typePはモバイルWindowsPCとして私の中では(現時点で)最高の一台ということです。VAIOのモバイルPCとしてはより万人に受け容れられるVAIO Xがありますが、モバイル性、割り切り感、独自性などトンガったWindowsPCとしてこちらのほうに軍配をあげます。今回の「深化」は初代のネガティブを打ち消す、もしくは良さをさらに伸ばすムカつ、いえいえ、素晴らしいものでしたし、この製品に対してのVAIO開発陣の自信をイベントでも強く感じました。

しかし、だからこそ「最高のモバイルWindowsマシン」でしかないことに不満も残るわけです。このあたりを詳しく考えていきます。

■Windowsを使うが故の限界

このイベントの前日は、世をにぎわせたiPadの発売日でした。
このブログでも散々取り上げたように私も銀座に並びたくも無いのにマーケティングの理由かなんだかよくわからないですが強制的に並ばされて買ってきました(ちなみにビックカメラではスマートなやり方で行列を最小限に抑えていたとの情報あり。次からはそっちで買います)。

このiPadは簡潔に言うと、見る事に特化したコンピュータです。キーボードという入力装置から作り上げたVAIO typePとは長時間駆動や高いモバイル性など、モバイルコンピュータという同じジャンルで似た特徴を持っていますが、出発点が全く異なるため似て非なる製品と言って良いでしょう(ま、見た目も全然違いますけど)。

しかしこのiPadには、VAIO typePが逆立ちしてもかなわない長所があります。それは起動時間の早さです。

携帯電話用OSを使っているのですから当たり前なんですが、これは使えば使うほど良さがわかります。ホームボタンを押せばコンマ数秒で現れ、使えるようになる画面。各アプリもアイコンをタップすれば数秒とかからず起動します。Z560と高速SSDを採用したtypePの最上位モデルでも、これには全くかないません。これはハードやチューニングではなく、WindowsというOSに依存する問題のためSONYでは解決できない問題でしょう。

モバイルコンピュータは隙間時間にちょっと使うことが多いため、起動時間が遅いのは致命的です。私の所有しているtypePは初代のもっとも遅いCPU+HDDモデルのため、特に起動が泣きたくなるほど遅いです。しかしWindowsPCがどうしても必要になることが多いため、かばんに入れる常備PCとして外すわけには行きません。この事こそが、typePの抱えるジレンマではないかと思います。

Windowsだからこそ求められる一台であるのに、Windowsだからこそ越えられない壁がある。私はそんな風に思ってしまいます。

■他のSONY製品(特にテレビとレコーダー)との連携不足

これは特に大きな声で言いたいのですが、せっかく手元にtypePがあってもSONY製品と組み合わせて便利に使える機能が(あることはあるんですが)使いたいと思えないため、我が家の家電は東芝(テレビ)やVICTOR(音響関連)の連合軍となっています。特にテレビはBRAVIAも候補には挙げたのですが、倍速以外に売りがなくHDD録画ができるREGZAにしてしまいました。

SONYで囲い込みをすることが批判に繋がることもあるとは思うのですが、では他社の製品と組み合わせてより良いサービスを提供するなんてできるのでしょうか。私が言いたいのは「自社製品でも便利と感じられるようなサービスが構築できないのに。他社製品でそれを感じてもらうなんて無理だろう?」ということです。

・気になる番組はクリックひとつでHDDレコーダーで録画する。
・その番組をtypePの画面でリモート再生する。
・パソコンに取り込んだ写真や動画をリモートでテレビに表示させる。
・PCの音楽をリモートでミニコンポなどから再生させる。

こんな風にtypePを「情報端末」として使ってみたいのです。BRAVIAでできるのならそれに買い換えますし、度量が広いならほかのメーカーでもできるようにしてくれればいい。手元にあるtypePは、自身の非力な閉じた世界のリソースしか使えないのです。PSPでは一部実現してるのに。iPadでもかなり出来ちゃうのに。なんてMOTTAINAI。

ほかにも、デスクトップのVAIOとの連携だってあります。せっかくすばらしいキーボードを作ったのですから、デスクトップVAIOのキーボードとして使ってみたいと思います。

今回のモデルではブルートゥースキーボードとして使える機能を搭載してきましたが、これは本当にキーボードとしてしか使えない。そうではなく、デスクトップの「モバイル部分」としてtypePを使えるようにしたいと思う人は他にもいるのではないでしょうか。

自宅のデスクトップは常時起動していて、地デジ番組を録画したり、インターネット経由でtypePからデータを参照できるNASとしての機能がある。録画した地デジ番組はtypePをセットしたらワンセグ画質でtypePに自動でコピーされ、外出先で見れるようにする。

音楽もデスクトップとtypePで常にデータが同期され、一方をバックアップデータとして使えると便利です。

デスクトップ側にはテンキー付のドックが用意され、ドックにセットするとtypePの画面をサブモニタとして利用しながらデスクトップ側の強力なCPUでさくさくと処理をする。。。

今だって似たようなことができますし、実際にいろんなソフトを駆使してやっています。しかしそんな便利機能をメーカー側が本気で作ったら、それは便利だろうなと夢想してしまうのですよ。

■iPadというライバルに比べて露出が足りない

これはリソースの問題もあると思うのですが、このtypePってもっと騒がれてもおかしくない製品だと思います。社会現象まで巻き起こしている相手を向こうにしてこれは難しいと思うのですが、局地的にはいけると思うのです。

前回のエントリでも書きましたが、表参道や原宿のショップに協力してもらって街中をtypePにしてもらうとか。モデルのイベントでtypePを持たせるのだってアリです。どこかのカフェで体験使用できるtypePを座席分用意して、使ってもらうのなんてのも良いでしょう。

私のような素人が考えるよりもっと素晴らしいアイデアがあると思いますので、ぜひそんな格好いいイベントを見てみたいものです。

■最後に

初代ユーザーから見て、とにかくムカツクという言葉がぴったりな完成度の新型は、初代で迷っていた人なら買い、初代を持っていて非力さなどで満足していない人も買いでしょう。

ただし先の章で書いたように「見る」がメインの人ならiPadという選択肢も併せて検討した方がより間違いの無い買い物が出来ると思います。気軽に持ち運べてきちんとタイピングが出来るWindowsPCが欲しいのならtypePをお勧めしますが、webを見たりゲームをしたりがほとんどというライトユーザーにはiPadで十分だからです。

出来れば店頭でタイピングをして、グリップスタイルを試してみて、現時点でのモバイルPCの完成型に触れてみてください。ネットブックやiPadにはない世界を、このtypePはきっと見せてくれるでしょうから。

最後になりますが、こんなイベントに興味を持たれた方はぜひみんぽす様に参加しましょう<これ重要。

イベントに参加して、ブログを書いて、また参加する。この「知識の習得」のサイクルが気持ちよくなったら、きっといろんな情報がブログで発信できるようになりますよ。

そんなわけでおしまい。



このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

2010-06-07

【レビュー】iPadのスタンドを買いました→アスカ DB512 フリースタンドS

今日はやっとロフトに行けたので、iPadのスタンドを買って来れました。


これは針金だけのシンプルなスタンドなのですが、iPadに使えるというネットの情報を見かけて探していました。ちなみにエントリ最後にあるamazonリンクでは送料のかかるところばかりだったのですが、送料無料も出始めていたりamazon本体も販売に乗り出すなど、手に入りやすくなっているみたいです。

で、このスタンドはS/M/Lの三種類あるのですが、ロフトにはSとMがあってMは売り切れ。・・・iPad特需だと思うんですけどね。仕方ないので売れ残っていたSを買ってきました。


Sは高さが10センチしかないので大丈夫かな?と思ったんですが、純正ケースに入っている状態だと良い感じで滑り止めになってこれで問題ありません。安定度も問題ないし、純正ケースに入れて使ってる人ならこれで問題ないと思います。


Sサイズと言うことで入力しようと思うなら幅と奥行きが足りませんが、この角度で入力する気にはならないので問題なし。心配だったのは電源入れた状態で立てられるか?だったのですが、無理なく立てられました。良かった。


ただし滑る材質のケースや保護カバーに入れている人だとLじゃ無いと安定度は足りないかも。また、材質が針金剥き出しなので、保護ケースに入れて使ってない人には絶対お勧めできません。

ちなみにこれ、分解して持ち運べます。部品は以下の2点だけ。使う時は10秒で組み立てられます。


組立は、足のキャップを外してスポッと入れるだけ。手頃なケースがあったのでそれに入れて持ち運ぶ予定です。Sサイズならカバンの片隅に入ってしまうので、Mが無かったのは怪我の功名でした。


トラックポイントキーボードも使える事はわかっていますので、今度はこれを組み合わせてのレビューもしときます。

ちなみにこれ、ロフトでは472円。amazonでは最安値515円となっているので、ロフトに行く機会のある人はそちらで買うことをお勧めします。ま、amazonから買った方が手間はかからないんですけどね。というわけで、MサイズとLサイズのリンクも貼っておきます。

→もう少しまじめなレビューを書きました。こちら。

【関連エントリ】

■Apple iPadまとめエントリ

【amazonリンク】

■Sサイズ(私が購入したもの、W8.3×D8.5×H10.5cm)
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コモライフ
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■Mサイズ(W12×D10.5×H16cm)
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■Lサイズ(W16×D13.6×H21cm)
フリースタンドLDB514 77411
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2010-06-06

iPadのプリペイドプラン、自動リチャージが解約できない→できました。

なんかgoogle先生も教えてくれないので、typePのエントリ中断して記録。

今自動リチャージの設定を解除しようとしたら、リチャージ解約の画面にキャンセルボタンしか出てこない。
なんで???



たぶん今キャンペーン中で解約できないのかもだけど、ただでさえいろんなことの説明不足の上にこの扱いですか。。。めんどくさいからSOFTBANKショップにも行かないし(ちゃんと説明するのに時間かかりそうorできない、という不信感)、JAROにも行かないです。が、SOFTBANKへの不信感は大きく増加。

今日は山梨の方に遊びに行ってきて、3G通信とイーモバ+COVIA CMR-250(モバイル無線LANルーター)の組み合わせとで使い比べてきたんだけど、速度はともかく電波が安定しない。地方でイーモバに負けるってのはちょっと無いでしょう。具体的には勝浦、甲府、清里あたりです。清里はどちらもNGでしたが、その他の2つはイーモバの方が安定して回線繋いでくれました。

実は今日の結果良ければ使ってみようかとも思ったんだけど、どう考えたって毎月4千円の負担増を許容できるレベルではなかったので設定変更しようとしたらこの状況でした。そりゃ、SOFTBANKで無ければねぇと言われても仕方ないですね※DOCOMOのガラケーは安定して回線を確保。

ちなみに解約できなかった理由として考えられるのは以下ぐらいでしょうか。
 ・昨日3G設定をしたばかりで、まだ解約できる状況ではない。

いずれにせよ規約がここにアップしにくいのですが、後で追加しておきます。あと、何かわかったらそれも追記しておきます。

iPad、巷で言われているほど凄いとは感じられないアラがちらほらと見え始めていましたが(あ、でもすげぇ製品ですよ!)、ちょっとこれはいただけないです。あと、クレームとかそういう類でもないです。ただ、iPadの設定がiPadからしかできなくて、ちょっとわかりづらくて、やっとたどり着いたら契約の設定変更が出来なかった、ただそれだけの話なので。

ああ、夜中にカチンと来てしまってろくでもないエントリ上げてしまった。。。

(2010/07/07追記)

上記の画面を下にスライドさせるとボタンが出てきました。Windowsのようにスライダーが出てくれればすぐ気が付くんですが。。。ちょっと気がつくの遅れて、100MBプランが継続されてしまいました。上納金上積みで。
細かいことはまた追記します。

【関連エントリ】
Apple iPadまとめエントリ

2010-06-05

新VAIO Pシリーズ先行体験会モノフェローズイベントにいってきました その2

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このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して掲載しています。(詳細は末尾で)


さて、2回目の今回は次回は新型typePの2つの「シンカ」について紹介します。前回を読んでいない方はこちらから復習をどうぞ。

■2つのシンカ「深化」と「進化」

あれ、これもスライドがないな。

今回のtypePについてのキーワードですが、特に「深化」については私も個人的なブログでさらりと書いていたのでビックリ。そう、初代typePを持っている人ならこの「深化」っぷりが凄すぎて正直ムカツくでしょう(^^; 私はイベント中に何度も言ってしまいましたが、もちろん最大級の褒め言葉です。2代目がこのように深化するなら間違い無くこっちを買ってましたし、これならモバイルPCを探している人間に「とりあえず買え」と勧められます。

初代と新型は、カラーリングの変更以外パッと見はほぼ一緒ですが、もう全然別物。1年半の月日がこれを可能にしたのか、フィードバックを取り入れたのか、或いは両方なのか。とにかく持ち運んで文字を快適に入力するWindowsPCとして完成された(断言)と私は思います。アンチSONYの方には申し訳無いですが、他社のモバイルでlike no otherはありません。ちなみにSONY信者ではないことも明記しています。自宅の家電でSONY製はtypePだけです(おいおい)。

前置きが長くなりましたが、と言うわけでふたつのシンカを確認していきましょう。 

■深化


SONYのモバイル機器と言えばスタミナ。今回は前回のtypePとの比較でサイズと重さを変えず、スタミナ性能を1.5倍向上させる目標を立てたそうです。これに貢献したのがSSD専用機化。HDD用よりも小さく、保護用の空間も廃止できたことは大きかったようです。後はレイアウトの最適化を行ってバッテリーの体積12%、容量19%アップを実施。メインボードは 奥行方向にずいぶん短くなっています。


上記の改良の結果、わかりづらいかもしれませんがバッテリーの奥行がやや増えています。


これではまだ31%足りないので、メカのほうで頑張ったそうです。
↑さらりと書きましたが、凄いことなんですこれ。結果的に標準バッテリーでもカタログ公表値で約5.5時間を達成。カフェでちょいちょいネットを見て、ブログを書くだけならこれで十分でしょう。

さらに消費電力の対策として、「おもらし」と言われるいわゆる放置時のバッテリー消費問題も対策を施したそうです。この問題は初代typeP使いならほとんどの方が知っている問題だと思うのですが、SONYから公式な発表もなく「何故だろう?」と不思議に思っていました。これはワンセグの予約録画のため、録画開始を実施するために電力を流していた事が原因でワンセグ無しのモデルと作り分けられない部分だったため、全てのモデルで発生する現象になってしまったそうです。

・・・理由を知って怒る人もいるでしょうけど、私は「ああ、なるほど」という感じでした。こういう情報は積極的に流して、次期モデルで検討するって言えば良いような気がします。

今回は予約録画はAC電源に繋ぎっぱなしでという制限をつけたため、標準バッテリーでの放置可能時間が12日→7ヶ月と大幅に上昇!ちなみに私のマシンはWindows7にアップグレードしてから休止モードの仕様が変わったのか非常に持ちが良くなったので羨ましいなんて思わないぞ!決して思わないぞ!!!

最後、駆け足ですがその他の深化を。


ベースモデルのCPUクロックが1.33Ghz→1.66Ghz、最上位が2.0Ghz→2.16Ghzに。特に最上位モデルはチップセットのベースバンドが200Mhz→266Mhzと1.3倍になっていることもあり、高速なSSDとの組みあわせでかなりシャキシャキ動きます。自宅で外付けモニタを用意し、大容量の外付HDD or NASを用意すればビジネスPCのメインマシンとしてのパフォーマンスを持っていると感じました。

また解像度を下げるボタンの追加は初代ユーザーから見て本当に腹の立つ、いえいえ、羨ましい機能です。じつはこれ、ソニービルのアテンダント(受付のお姉さんですね)からのフィードバックで、興味があるけども字が小さすぎてだめというのも理由なんだそうです。メインターゲットからダメ出しされたらそりゃ考えますよね。。。

■進化

タッチパッドについては、特にデザイナーから大反対だったそうですが、試作機を作ってもらって実際に使ってもらったら面白いほど反応が変わったそうです。以下、見事なまでに「やっつけ仕事」の試作機(テスト機というリアリティに溢れていて私は好きですが・・・)


このやっつけぶりを見よ!という完成度w 
デザイナーを説得するのに大活躍だったそうです。こんな無骨なマシンが納得させるという点が、工業デザイナーという仕事の性を物語っているような気がします。

また、SSD化によってパソコンを動かすことに対して許容されるようになったため、加速度センサーという新しい「進化」を組み込むことができたそうな。
紹介された加速度センサーの没機能として、スクロールがありました。本体を前後に傾けることでスクロールするというものだったそうなのですが、なかなか自分の思ったところで止められないという弱点があったそうです。チューニングを施してもなかなかうまくいかないと言うことで、私もスクロールできる試作機をさわってみましたが・・・アレ?普通に操作出来る。


「じょうずですね~」

とお褒めの言葉をいただきました(///▼/// ※画像の手は私ではありません。
でもこれ、速度一定でゆっくりと上下に動いてくれると縦方向の解像度が不足しがちのtypePをグリップスタイルで見るときにちょっと便利かも、なんて思いました。

加速度センサー、GPS、方位コンパスの三種の神器は今後モバイルデバイスでは標準の機能になりそうですねぇ。

■デザイン刷新の意味

ここは個人的に興味薄なのでかけあしで(おい)。

気軽に持ち出せる、をコンセプトに塗装を傷の目立ち難いものに変更したり、ポップなカラーにしたり。ソニプラに飾ってあってもおかしくないPCに仕上がってます。たぶん、青山とか表参道のショップとコラボして街中のショップにVAIOを展示したらすごい反響ありそうな感じ。唐突に土日そんなイベントやってみたら如何でしょう?ショップにはこれが入るバッグをセレクトしてもらえれば、面白いと思います。

■キーボードはPCの「操」

最後に、と言って鈴木様が話し始めたのがキーボートのキータッチのチューニング。初代モデルは部品のばらつきから鈴木様がGOを出したタッチと違ってしまったそうです。今回はその反省を含めチューニングをされたそうですが、新旧それぞれのNGとOKが出たものを実際に触れて確かめる事ができました。


モデルは開発担当の鈴木様。サマになっております(意味もなく持ち上げてみる)。

私も確かめてみましたが・・・確かに違う。初代のGOサインを出したものは「打ち続けたい」快感があります。製品版も悪くないのですが、比べてしまうと「スコスコ」と決まる快感があるというか。マニュアルのクルマを運転する方ならわかると思いますが、スポーツカーはギアチェンジ時のシフト操作のチューニングを行い「シフト操作する快感」を追求します。それと同じ快感がある。
新型はストロークが減ったことにより個人的には快感が減ってしまっていますが、GOが出た製品版は初代よりタッチが良くなっています。なんてムカツ・・・いえいえ、魅力的なんだ。

ちなみに使いやすいんだけど実用性一点張りのキーボードとしてレッツノートを挙げておきます。確かに長時間のタイプでも疲れないし良くできているんですが、快感がほとんどない。快感が必要かどうかって議論はあると思うのですが、PCの魅力を語る上でこの快感って無視できないものだと思うんですよね。

後は他に私が感じたことを幾つか。

まず、画面がたわまない。厚みが増えたことが大きな理由だと思うのですが、画面の角を持って動かすと初代はたわみがあり、それが華奢なイメージとなっていました。ところが2代目はがっしりとした剛性感があって安心出来る。ヒンジのトルクも軽くなっているそうなのでそれも理由かとは思いますが「外に持ち運ぶ」という想定ではこの点は大きな魅力となると思います。

それからキーボード手前の角が無くなったのはもっと大きな声で言って欲しいです。快適なキータイプをする上で、パームレストが全くないtypePは机の上に手のひらを置く形になりますが、旧モデルではこの角が非常に気になりました。ところが新モデルはこの部分が丸くなったため、気にならないのです。なんてムカツ・・・いえいえ、素晴らしい配慮ではないでしょうか。

新モデルはポップな色についてとやかく取り上げられると思いますが、このような細やかな改良の積み重ねによって「ポケットスタイルPC」としてのtypePは、今この段階では完成したと言って良いと思います。それぐらい魅力的です。最上位モデルでSSDの容量を256M以上にして、後はお好きなオプションをどうぞって感じです。

次回はこの新型typePのpc4beginnerとしての感想を、iPadとの比較を交えた立ち位置について考えてみます。ざっくりと言ってしまうと「正解はひとつではない」って事でしょうか。



このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
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2010-06-04

新VAIO Pシリーズ先行体験会モノフェローズイベントにいってきました その1

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というわけで、先週土曜日に久しぶりにみんぽす様主催のイベントに参加してきました。最近(みんぽす以外で)落選続きだったのでうれしかったなぁ。。。感謝です。2時間強フルフルに使い切ったイベントで書くことがいっぱいありすぎるので、当エントリではイベントの前半部分を駆け足で紹介します。計三回の予定ですので、気長におつきあいいただければと思います。

さて。まず最初に新型VAIO type Pについてさらりと紹介。

パッと見キープコンセプトの2代目は、全モデルでSSD化+CPUクロックの向上により操作性を向上させると共に、画面横にタッチパッドとクリックボタンを配置したことにより、立ったままでも「モバイルグリップ」と呼ばれる両手持ち操作が可能になっています。そのあたり、詳しい説明は後に譲るとして早速イベントの内容を紹介していきます。

今回のイベントはSONYから以下の3名の方、並びにアシスタントとして2名+みんぽすを主催されているWillViiから3名の計8名体制のスタッフが。参加ブロガーは20名程度なので、どれだけ豪勢な布陣かおわかりいただけるでしょう。公式発表会なんか目じゃないです。以下、メインのプレゼンターの紹介。


VAIOマーケティング担当の岩井剛様。SONYのこういうイベントでの顔です。この方がいなければこのイベントは存在しなかったでしょう。。。ただ感謝です。


開発担当の鈴木様(左)と企画戦略の伊藤様(右)。鈴木様はモバイルVAIOではよく露出するので説明不要でしょう。伊藤様は開発出身ということですが、SONYでは珍しい人事ではないということ。開発を知る人間が企画戦略に来るって、すげぇわかってる!と思いました。うちの会社の奴らに聞かせておこう。。。


さて、後はスライドを交えて。撮影し損ねた部分は文章で補います。

■ウルトラモバイルデバイスPCを作り続ける理由


アプローチとして再発明を選ぶか、磨き上げるかという差はありますがパソコンを使う敷居を下げる、というのは例のiPadにも言える話です。

■VAIO挑戦の歴史


本当にいろいろ作ってきています。私は歴史を先取りしすぎたマシンもあると思いますが、また次の機会にでも。

■ウルトラモバイルPC進化の歴史


グリップタイプとポケットスタイルに分かれた歴史が、新型typePで合体したというお話でした。そもそも、このグリップスタイルを思いついたのは鈴木様が使っていた際に、画面を見る際に「ひょい」と持ち上げたときに閃いたからということ。下の写真の持ち方に注目です。



つまり、モバイルグリップ+ポケットスタイルが今回の進化というわけです。初代で提案したポケットスタイルに、モバイルグリップという過去の提案をMIXしたこの進化は後ほど触れます。

■typeP誕生秘話(初代)



私もこの初代を所有していますが、それほど大きくない私の手でも片手でひょいと掴むことができるため気軽に持ち運ぶことができます。仕事柄いろんなパソコンに触れますが、ネットブックも含めきちんと使えるパソコンでこれほど「持ち運ぶ」ことの敷居が低い製品は他にありません。

■時代の変化-携帯電話やスマートフォントの関係


携帯電話の性能向上ややパソコンに近いスマートフォンの登場によって、モバイルPCに求められる位置づけが変わってきているというお話。とはいえ、ユーザーの声を聴くとほとんどの場合両方持つ、という結論になっているとのこと。ああ、私もそれだ。


最後にディスカッションの場を設けていただいたのですが、使い分けるポイントについてはSONYの皆さんもこの部分についてはどの部分に落としどころがあるのか探っていらっしゃるようです。個人的な意見については後のエントリで

■究極のウルトラモバイルPCとは?


超(つまりウルトラ)モバイルPCという定義の難しさを感じるスライドです。小型化とPCに求められる性能の両立させるポイントをまとめたものですが、バッテリーと重量の項目がなければどんなに楽だろうか、とふと感じてしまったり。あと、この中にはないけど熱ですね。性能アップと排熱量アップってセットなので。

■新しい形状も考えた

これ、スライド撮影できなかったみたい。まぁ、VAIOの「今」のウルトラモバイルをどう定義するか、てのは悩ましい問題だったって事で。
入力しやすいキーボードはすんなりと継承することで落ちついたようですが、画面解像度については高解像すぎて文字が読みにくい(ええ、本当にそう思います)ため解像度を下げる案もあったそうです。これは社内で意見を募ってもほぼ50:50で割れたそうですが、最終的には「解像度一発変更ボタン」というアイデアを使うことで現状維持としたそうです。・・・初代でも欲しかったぞ、これ。


今回はここまで。次回は新型typePの2つの「シンカ」について紹介します。



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