2009-05-29

ニュース:13インチMacBook White ちょっと強化



Appleの告知HPはこちらから。
アップル - ノートパソコン - MacBook - ホワイトポリカーボネートの13インチMacBook。


CPUはともかく、HDDの容量が2倍の160GBになったのは大きなニュースです。

NVIDIA GeForce 9400Mを採用した13インチMacBook Whiteは、何気に動画編集マシンとして優れたコストパフォーマンスを持つマシンですが、いかんせん本体のHDD容量が80GBと素材や完成品を入れるには心許ない状態でした。

まだまだ容量は大きいとは言えませんが、これなら完成品を入れるぐらいは出来そうです。

ちなみに私の友人はKeyNoteというプレゼンテーションソフトで演出効果を作成し、iMovieでそれを取り込み、イベント等で流す映像を作成しています。Windowsも動画編集の環境はずいぶん良くなりましたが、Macはどうしても少し先にいるんですよね。

ここはマイクロソフトなどには頑張ってもらいたいところです。

【関連エントリ】
ニュース:MacBook Pro性能強化、注目は13インチ

2009-05-27

Google Chrome(グーグル クローム)バージョンアップ

検索エンジンで有名なGoogle社が昨年リリースしたWebブラウザ、Google Chromeがver2.0となりました。
使用している方は、機能の「Google Chromeについて」から、バージョンが古いと更新ボタンが標示されるようです。





様々なHPを行き来するのに、このGoogle Chromeはとても便利ですし、直感的な操作体系は初心者にもおすすめできるポイントです。まだ使ったことのない方は是非試してみてください。

ダウンロード先はこちら。

Google Chrome

2009-05-22

ニュース:Acer 新製品発表3/3 Aspire Revo改め、ASR3600

最後はAspire Revo改め、ASR3600です。

【速報】Acer、Core 2 Duo搭載で長時間フル稼働できる薄型超低価格ノート「Aspire Timeline」や「Aspire One」新モデル、「Aspire Revo」などを発表



HPはまだ更新がされていないようです。
→されたようです。こちら

こちらは機能的な詳しい仕様はすでに発表済でしたが、今回は採用するOSや発売日、見込価格の発表です。

OSにはWindows Vista Home Premium SP1となりました。マルチメディア用途としてはVista Home Premiumは悪くない選択肢ですが、Atomという低消費電力だが低い性能のCPUがどこまで足かせになるか、IONプラットフォームの能力が問われるところでしょう。

想定価格は2GBのメモリを搭載したモデルが4万円、4GBのメモリを搭載したモデルが5万円、23インチ光沢ワイド液晶を同梱した2GBメモリ搭載モデルが6万円となっています。同価格帯のデスクトップは存在しますが、ここまで小さく省電力なものは無いため、性能がどこまで保証されるかがポイントとなるでしょう。

なお、発売日は6月26日となっています。

EeeBoxでは最高解像度の問題で私は購入を断念しましたが、このASR3600がそれをどこまでクリアしてくれるか非常に楽しみです。

→購入することにしました。以降のエントリはこちらから。

Aspire Timelineのエントリはこちら。

AspireOneの新製品のエントリはこちら。

【補足】
Aspire revoのまとめページ作成しました。

Acer Aspire Revo まとめページ

ニュース:Acer 新製品発表2/3 Aspire One 751

2本目はAspire Oneの新モデルです。

【速報】Acer、Core 2 Duo搭載で長時間フル稼働できる薄型超低価格ノート「Aspire Timeline」や「Aspire One」新モデル、「Aspire Revo」などを発表



HPの情報はこちら。
Aspire One 751

昨年、全世界で一番売れたパソコン(あえてネットブックとは言いません)であるAspire Oneが、ネットブックの足かせをいくつか外してきました。
11.6インチのディスプレイは、1366×768の高解像度を手に入れました。ネットブックの縦方向の解像度不足は、メインのネット使用で足かせになるものでしたが、これをクリアしたことにより大幅に「パソコン」としての能力を高めたことになります。

1.2kgと通常のノートパソコンより軽く、LEDバックライトを採用したことにより駆動時間を1時間増やした4時間駆動のバッテリなど、旧モデルの弱点をしっかりつぶしてきています。これに動作が軽快なWindowsXPを組み合わせるのですから、同時に発表されたVista採用のAspire Timelineよりも魅力的に感じる可能性が大きくなりました。

EeePCのAsusTekも解像度を高めたモデルを発表しているので、ネットブック旋風第2章が始まる可能性もあります。Aspire Timelineと併せ、発表まで業界全体の動向に注目したいと思います。

Aspire Timelineのエントリはこちら。

Aspire Revoのエントリはこちら。

ニュース:Acer 新製品発表1/3 Aspire Timeline

下記ニュースより、まずはAspire Timelineから。

【速報】Acer、Core 2 Duo搭載で長時間フル稼働できる薄型超低価格ノート「Aspire Timeline」や「Aspire One」新モデル、「Aspire Revo」などを発表



HPにも新製品の情報が掲載されました。
Aspire Timeline

このパソコンはいろんなニュースが詰まっていますが、一番のニュースはCPUにCore2Duoを採用しながら、9万円を切る(89800円前後)バーゲンプライスにあります。今までもこの価格帯のパソコンはありましたが、モデル末期のバーゲンでもこの価格は衝撃的なものです。

重量こそ1.6kgと大きさの割にはずっしり重いですが、Mac Air並みの薄さと8時間駆動のバッテリ、13.3インチで解像度1366 x 768の画面の組み合わせは他社には脅威の価格です。家庭内モバイルではこれで十分でしょう。

本来、Acerなどの台湾メーカーは日本の小型ノートパソコンやアメリカのパソコンを、設計および製造してきた実績があります。中間マージンとなるメーカーが抜ければ、価格が下がることは容易に見当がつきます。

これによりネットブック旋風から始まった台湾メーカーの攻勢は、国産PCの本丸である高性能ノートパソコンの牙城に食い込んできたことになります。国産PCでは倍はしますから、実際に店頭に並べられたら勝負になりません。CPUのグレードを下げれば同価格帯のものはありますが、もし販売担当者でも性能差を埋めるセールストークは難しいです。

おそらく国産メーカーは実販売価格を下げて応対することになるのでしょうが、一部の特徴あるPC以外では太刀打ちは難しいでしょう。サポート体制では優位だとしても、パソコンがここまで普及して「家電」に近づきつつある現状ではこの優位性もいつまで続くかわかりません。

実際の発表はまだ先のようなので、注目したいと思います。

AspireOneの新製品のエントリはこちら。

Aspire Revoのエントリはこちら。

痛っ!!!!!!

ケータイWatchで、役に立つ痛い連載を見つけました。

The クラッシュ!

モバイル機器は常に故障や破壊の危機と隣り合わせですが、これらの参考事例を見れば未然に防げるものもあると思います。

それにしても痛い。。。



実際に身に災難が降りかかった際に重要なのがデータのバックアップ。パソコンでもモバイル機器でもこれは必須の作業です。絶対こまめにしたほうが良いですよ。

パソコンのバックアップならこちらも参考になります(宣伝、宣伝)


誰でも簡単バックアップ -BunBackup-

2009-05-19

ニュース:SONY 入門用デジタル一眼カメラ3機種発表

デジタル一眼レフカメラ“α380”,“α330”,“α230”(有効1020万画素CCD搭載)を発売

1420万画素、チルト可動液晶でライブビューのα380。
1020万画素、チルト可動液晶でライブビューのα330。
1020万画素、僅か450gと軽量でシンプル機能のα330。

一気に3機種の発売です。

最軽量、廉価版のα230は他メーカーのモデルと比べて機能的な売りが少ないため、ここでは上位2機種に絞って色々見ていきます。

【前モデルからの改善点】
・SD、メモリースティックのデュアルスロット採用
・本体の小型、軽量化

【他メーカーと比べての長所】
・ライブビューのAFスピードが速い
・機能の割に軽い
・α330のカラーバリエーション

【他メーカーと比べての短所】
・ファインダーの倍率が低い
・連射速度が遅い(秒間2.5コマ)
・ISO感度が低め

CFスロットを廃止し、SD、メモリースティックのデュアルスロットを採用したことでコンパクトタイプからの乗り換えが楽になり、またノートパソコン等で読み出すのが簡単になります。ボディはαシリーズはやや大柄だったのですが今回はずいぶんダイエットし、他メーカーのエントリーモデルと比べても遜色ないレベルになってきたようです。

また、α330で採用したカラーバリエーションは家電メーカーならではのアイデアでしょう。同じく家電メーカーのPanasonicもカラーバリエーションを強化したLumix G1を発売していますが、ただでさえ大きく重いデジタル一眼カメラは色だけでも軽やかになりたいものです。

さらに独特なライブビューの方式によりAFスピード速度が速く、この点はデジタル一眼カメラの中で今もっとも実用的だと思います。

ただしそのライブビューのためにファインダーの大きさが小さくなっていることはマイナス要素です。連射速度も他社のエントリモデルの半分程度、高感度の弱さなどαシリーズの弱点は改善されてはいるようですが、NikonやCanonのモデルが進化してしまったため、比較すると弱く感じてしまいます。

逆にこの短所が気にならないのであれば、特に新色の追加されたα330は魅力的なモデルです。実機に触れたらもう少し詳しいエントリを投稿します。

2009-05-14

ウィーン、カシャ。  ピピッ、カシャ。

ピント合わせの速度は、カメラの性能で最も差を感じられる部分だと思います。

通常、コンパクトタイプではピントが合うのを待ちます。
しかしデジタル一眼カメラでは、シャッターを半押ししたらすぐにピントが合います。
どのメーカーの機種でも、コンパクトカメラとの差は歴然だと思います。
※私が触った事のあるカメラでは、ですが。

ちなみに、ズームでもおなじ事が言えます。
コンパクトタイプでは、モーターがズームしてくれるのを待ちます。
デジタル一眼カメラでは、レンズを回転させてズームするので一瞬です。
モーターでも早いものがありますが、それでは今度は微調整が難しくなり
結局時間がかかってしまいます。

ウィーン、カシャ。
ピピッ、カシャ。

使えば、違いがわかります。
お店で是非比べてください。

2009-05-06

価格.comの売れ筋パソコンのクチコミについて

2009/05/06現在、価格.comのノートパソコン売れ筋ランキング1位と2位のクチコミ掲示板です。

価格.com - 東芝 NB100 NB100_H PANB100HNL のクチコミ掲示板

価格.com - lenovo IdeaPad S9e 40682EJ のクチコミ掲示板

このクチコミ掲示板はその機種に関わる様々なことが質問でき、善意の参加者がそれに答えてくれる良いシステムだと思っています。私も記事を書く際には良く参考にしますし、実際に参加もして出来ることについては回答なんかもしています。

しかし上記の掲示板を見ると、なんとなく殺伐としたものを感じます。その殺伐とした雰囲気を感じる理由に、返答がない書き込みが散見されることが挙げられます。

クチコミ掲示板は善意の回答が無ければ成り立たないシステムです。そのシステムで回答が無いとフィードバックが無く、そこにある知識がより良いものとなる機会が失われる事にもなると思いますがいかがでしょう。

質問者は常に初心者ですし、その質問が洗練されていなかったり的外れなのは仕方がありません。しかしそれに答える方達は、私が見る限りジャンル毎に固定されていることが多く、回答のない質問が続くと毎回同じような質問や返答もない質問に答えているため疲れてしまう、なんてことはないのでしょうか。

日本はとかく、善意というものは無償であることが求められます。各種天災のボランティア活動もそうですし、各種福祉活動も同様のことが言えるでしょう。

しかしそこに人が働いている以上、時間が消費されます。価格.comで回答をしているような方は、自分が実際に蓄えた知識や経験を元に回答をしているので、その時間に対しては相応の対価が支払われる価値のあるものかもしれません。それに対して回答すら無く、書き逃げとも言える行為はとても悲しい行為だと思います。流行の直江兼続流に言えば、「愛」が無い。←彼の使っていた愛はちょっと意味が違うようですが。

書き逃げする質問者は、回答者の善意に頼りすぎていませんか?と言いたくなるのは問題があるでしょうか。

情報は繰り返しリサイクルされることで精度を増すことが多々あります。回答者に対して質問者がフィードバックをし、それを回答者が受け取ることで回答の精度が高まり、結果として掲示板を訪れる質問者がより的確な回答を受け取れるようになる。回答者はより精度の高い知識が得られる。

クチコミ掲示板が機能すれば、このようにwin-winの関係が生まれます。それが何となく感じられない上記のクチコミ掲示板に、肥大しつつある価格.comの問題点を感じたのですが、考えすぎでしょうか?

インプレッション:デジタル一眼カメラ Nikon D5000

Nikon D5000を触ってきたので、その感想です。

結論としては、デジタル一眼カメラ初心者にお勧めしやすいカメラでした。上位機種のNikon D90の基本性能をそのまま引継いでいるため、暗所での撮影に強い高感度撮影やオートでのお任せ撮影、動画撮影機能など、初心者にこそ欲しい機能が全てそろっているためです。

上位機種と同じ基本機能を使うのはCanonのEOS Kiss X3と同じ手法ですが、こちらは更に背面の液晶が自由に動かせるバリアングル液晶を搭載して魅力をプラスしています。基本機能はEOS Kiss X3に軍配が上がりますが、比較して不満が出るほどの差ではないためバリアングル液晶を搭載しているD5000のほうがより魅力的ではないでしょうか。

気になる点としては、バリアングル液晶を採用したことでNikon D60と比較して高さと重量が増加している(D60:495g、D5000:560g)ことも気になるところです。EOS Kiss X3も480gと軽量なので、この差は実際に持ち比べて確認した方が良いところではないでしょうか。

また、マニュアルで各種設定を変更する際にメニューからいちいち呼び出さなくてはいけない点です。これはコンパクトデジタルカメラでフルオートで撮影することになれている方には問題ないものですが、絞り優先やマニュアル撮影などデジタル一眼カメラならではの撮影をしたい方には物足りないかもしれません。

まとめです。

D60と比較すると、基本性能が圧倒的に高いが大きく重い。
D90と比較すると、より便利で小さいが、高度な撮影が難しい。
EOS Kiss X3と比較すると、より便利だが、重く基本性能で劣る。

重さが気にならなければ、D5000はお勧めのカメラだと思います。

2009-05-01

ニュース:Acer IONプラットフォーム製品を続々発表

NVIDIAのIONプラットフォームとデュアルコアCPUを採用した低価格デスクトップ「ION 330」が登場(出典:GIGAZINE)

先日、同サイトのニュースより、同じIONプラットフォーム製品を採用するAcer Aspire Revoの話題を取り上げましたが、昨年EeePCでネットブックというジャンルを切り開いたASUSに引き続き、今年はAcerがネットトップの世界を切り開く予感がしてきました。

しかしこのIONプラットフォーム、高い省電力性を誇るものの非力なAtomプロセッサをGPUの性能で補うため、ネットトップと呼ぶには性能が高すぎるように思います。特に注目すべきは、高い画面描画性能とより高速なDDR3メモリを使えることです。

現在、パソコンの速度はCPUの能力だけでは測れないようになっています。メモリやハードディスクへのアクセス速度、高解像度の画面描画にかかる時間など、CPU以外のグラフフィックアクセラレータやチップセットの能力も求められるようになりました。Atomプロセッサのプラットフォームはこれらが貧弱でしたが、この部分が改善されたIONプラットフォームを使うことでパソコンを上回るネットトップ、という可能性も出てきます。

気になるのが、Aspire Revoで発表されているようにOSにWindows Vistaを採用している点です。確かに洗練された操作体系は魅力的なのですが、Vistaは高い能力を必要とするため、非力なAtomプロセッサでどこまで使いこなせるか気になる部分ではあります。

昨年、AllAboutはじめてのパソコンで紹介したコンパクトなデスクトップPCは便利内で書いたように、デスクトップパソコンでは小さい事は大きなメリットになります。このIONプラットフォームがデスクトップパソコンに旋風を巻き起こすのではないかと思います。

関連記事
PC選びは性能ではなく省エネが目安になる(AllAboutはじめてのパソコン

【補足】
Aspire revoのまとめページ作成しました。

Acer Aspire Revo まとめページ