2009-10-31

ニュース:工人舎、超小型パソコン「PA」シリーズを発表

またひとつ、超小型ノートパソコンが誕生しようとしています。

■工人舎、タッチパネル対応4.8型液晶搭載ノートPC(価格.com 2009/10/22)


工人舎といえば数年前モバイルパソコンを作り続けてきた老舗のメーカーで、つい先日には韓国で「mbook」として発売されている超小型モバイルパソコンを、国内の仕様にあわせた「PMシリーズ」を発売するなど精力的に新機種をリリースしています。しかし今回のリリースはPMシリーズから時間もあいておらず、しかも製品的にサイズや性能的に近いものがあるため非常にびっくりしました。



性能についてはZ系Atom Z520を採用し、メモリは512Mとどちらも貧弱ですがその結果からか最長約7.5時間のバッテリー駆動を実現しています。
OSは他のネットブック同様、Windows XP Homeを採用しています。これを幅161、高さ26、奥行111mmで約400gと小さな本体に詰め込んでいます。PMと真っ向勝負の機種ではないでしょうか。

画面はPMシリーズ同様、4.8型光沢ワイドの解像度1024*600のタッチパネルですが大きな違いとしてくるりと回転してタブレットモードになります。これぐらいのサイズの画面ではペン操作が便利ですが、画面と本体がフラットにならず使い難いPMシリーズとは一線を画している部分です。PMシリーズは韓国からの輸入モデルですが、これは工人舎の過去のシリーズをぎゅっと圧縮したようなモデルで全く別物と考えて良いでしょう。

過去の工人舎のモデルが良かった方にはお勧めですが、キーボードのタッチや画面の光沢がきついなど、注意すべきポイントも引きずっているような気がします。実際に触れてみないと何とも言えないところではあります。

できればワンセグを廃止してレギュラーのSDカードスロットの採用、ノングレア液晶などが私の要望になりますが、そんなモデルが全然無いところを見ると売れないんでしょうね。。。

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