トラックポイントキーボードとトラベルキーボードの比較、最後のエントリです。前回は細かな部分について、前々回はサイズなど全体的な部分を見ましたが、今回はキモのキーボードとポインティングデバイスについて語っていきます。あと、画像が回転してしまってるものについては後日直します。。。理由がわからない。
まずはキータッチですが、IBM ThinkPadユーザーにも受け入れられる打鍵感だと思います。私のベストキーボードはThinkPad X20の固すぎず柔らかすぎず、メカニカルな音がほとんどしないあのキーボードなのですが、それの入力タッチをやや固くしたような感じです。左記のエントリにも書きましたが、職場で普通にタイピングして音がしないので、周りの目を気にせず快適に入力し続けています。トラベルキーボードもそんなにうるさくはないと思ったのですが、これと比べると月とスッポンでした。
またシャシーの剛性があがったのか、キーそのもののぐらつきも減った事と併せてがたつき感がかなり軽減されました。しかもただ固いだけでなくプラスチック製のシャシーで逃げがある分、所有するThinkPad X61と比較してなんというか、しなやかな硬さってのを感じます(※この辺りは主観200%なので、軽く読み流してください)。
あとはキーがT400Sを流用しているのか、EscキーとDelキーが巨大です。そこまでメリットがあるかはまだ2日しか使っていないので何ともですが、確かに打ちやすいかも。ただトラベルキーボードではFキーなどがグレーで差別化されていましたが、トラックポイントキーボードでは黒一色になっています。コストダウンですね。
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また、Windowsキーの採用も大きなポイントです。やはり無いより、あった方が使いやすいです。文字のプリントもやや大型化して見やすくなったのですが、下の写真でわかるでしょうか。
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機能キー周りもずいぶんデザインが変更となりましたCapsLockはキーを光らせるようにし、キー^ボード上部の発光体はほぼ無くなりました。ThinkBantageキーは健在。lenovoマシン以外ならコントロールパネルがワンキーで呼び出せます。個人的には気に入っている機能です。
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ついぞ一度も使わなかったタッチパッドも廃止されました。ドライバの問題か、殺してあるタッチパッドがいつの間にか復活していて起動の度に消していましたが、その手間が省けます。ただし赤ポッチはソフトリムが一つついているのみ。クラシックドーム派の私は調達してくる必要がありそうです。
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こんなところですかね。これで値段が半額。比較してしまうと今まではぼったくりか?という感じです。
と言うわけで、トラックポイントキーボードのレビューはこれでおしまいです。キーボードとしては少々お高い買い物ですが、ThinkPadのトラックポイントから離れられない方にはこれほど便利なキーボードはありません。ドッキングステーションと組み合わせれば、熱を持たない独立したキーボードと大型モニタでThinkPadをより快適に使う事もできますし。
また、トラックポイントを食わず嫌いの方で文章を大量に打ち込む人はこの機会にぜひお勧めします。ホームポジションから手を動かさずポインタ操作ができることは、作業の効率化に大きく貢献しますので。
というわけで、おしまいです。
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