ドスパラ Prime Note Cresion NA（プライム ノート クレシオン NA）
CPUはAtomプロセッサで最強となるAtom330を採用。デュアルコア化されたことで、その性能も飛躍的に向上しています。シングルコアのもので4Wだった消費電力は、デュアル化されたことにより8Wとなりましたが、それでも通常のノートパソコン用CPUが40W程度であることを考えればその省電力ぶりは歴然です。
画面は12.1インチワイド、1366x768というなかなかの解像度を持っています。ただし光沢タイプらしいので、このレベルの製品では写り込みが気になるかもしれません。もちろんIONプラットフォームの採用により、HDMIからの外部出力では1920x1080のフルHD出力が可能となっています。
メモリは標準で2Gbyte、最大4Gbyteまで増設可能ですが、OSにWindowsXPを選べるためこのままでも十分でしょう。ハードディスクもネットブックとしては珍しく320Gbyteと容量の多いものを選んでいます（通常は160Gbyteぐらいまでのものが多い）S-ATA接続なので、より高速な7200回転のものやSSDに換装することによりその速度を上げることもできるでしょう。
このサイズで光学ドライブを標準搭載していることも見逃せません。通常はスーパマルチDVDドライブですが、IONプラットフォームなのでブルーレイドライブでもその性能を発揮できそうです。
インターフェースもUSB2.0ポートが3つ、マルチカードリーダ、ギガビットLAN、HDMI端子、アナログVGA端子等と充実しています。敢えてあげるとすればカードスロットとe-SATA端子が無いことぐらいでしょうか。
唯一の弱点が、この大きさで重量が2Kg程度と重いこと。ただしビジネスで毎日持ち歩く、という使い方でなければそれほど問題にはならないかと思います。
OS抜きとはいえ、これで59800円は安いです。ビジネスユーザーならWindows XPを、ホームユーザーならVista Home Premiumでマルチメディアを安価に楽しむマシンとして重宝できそうです。
X61があるためこれは流石に買えませんが、実物に触れたらインプレションを掲載します。
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