あれ?
有楽町では熱烈大歓迎もっと勉強した方が良いよ的なもてなしを受けましたが。おかげでじっくりと考えながら弄れました。

結局、触れても買いたいという機運は下げ続落中で、いったん予約はやめて冷静に考えることにしました(続きのレビューは書きますが)。
その最大の理由は、ネット界隈で批評されているキーボードもありますが、どちらかというと本体サイズにあります。両手で支えると親指入力するには大きすぎる本体幅は、ZAURUSで活用していた立ったままのテキスト入力は無理だろうという結論です。これは工人舎のPMシリーズもほぼ同じ幅なので、同じ結論でした。

では、ブラウザとしての能力はどうなのでしょうか。実はビック有楽町ではネット接続は試せず(意味ないだろ・・・ネットマシン売るんだろ?)、ヨドバシ梅田ではライブドアのポータルをちょっと試せただけ。
あのねぇ。自分がよく見るページでどれだけの使い勝手なのか確認しないと意味ないでしょう?ネット接続が出来て、フルブラウザのFireFoxが使える事が最大の売りなんですよ?SHARPはこの点について両販売店に強くプッシュすべきではないでしょうか。
あとは可もなく不可もなく、まぁ大丈夫という印象です。openofficeはワード、エクセル、パワーポイントのファイルはそこそこ開けるはずだし、そんなに活用することはないでしょうから気になりません。
となるとネット接続できない状況で何を持って評価とすべきかと悩むかと思いましたが、決定打がありました。カーソルの合わせにくさです。
高精細が売りの5インチ液晶は苦もなくフルサイズのwebページ(ライブドアのみ確認)を表示しますが、ボタンをクリックしようとしたり、範囲指定をしようとするときに「そこ」を指定するのが指では非常に難しい。ZAURUSで散々苦労したのでそれほどでも無いだろと思ったのですが、合計30分ほどいじって結局指でスムーズに指定するのは諦めました。ちなみにポインタとなるストラップは「着いていなかった」のでわかりません。
後は独自開発のポインタですが、悪くはありません。ただ画面が高精細なのでボタンが小さすぎ、ThinkPadでポインタのドラフトに慣れているはずの自分でも「こりゃ難しい」と感じてしまいました。
ちなみにNetWalkerのキーボードはそれほどタイプ心地は悪くありませんが、キーの真ん中を確実に捉えないと失敗する場合があり、「意識」してタイピングをすることを共用されるため「無意識」にブラウジングをするのにはちょっとかったるいのではないかと思います。
さらに無線LAN以外の通信、つまりE-mobileなどのWWAN機器での通信を考えると、その悩みは更に増えます。ZAURUSでも通信時にはCFカードの出っ張りがタイピングの阻害になっていましたが、このNetWalkerではUSB端子の位置がポインタ操作をちょうど邪魔する位置に来てしまいます。公衆無線LANはブラウザでの認証が必要など手間がかかるのでWWANを使う人は多いと思いますが、その際にこれはじわりと頭を悩ます問題となるでしょう。
というわけで、「ネット端末」にするには残りのメリットである3秒起動と10時間駆動だけでは私には物足りなく、株価下落を続けているわけです。
ただしこれらはちょっとした改善で変わるようなものばかり。というわけで、様子見となってしまっているのです。電子辞書のBRAIN、なかなかタッチの良いキーボードですよねぇ。ZAURUSのポインタ、指でもそれなりに快適に使えてましたよねぇ。USBはアダプタなんかで、本体直差しを回避させるなんて、SHARPならすぐに作れるんじゃないかと。
欲しい、でも買えない。そんな感じのNetWalkerです。うーん。。。
【関連エントリ】
■NetWalkerのまとめエントリ
■Zaurusのある生活 まとめエントリ
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