2009-03-30

レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D40

デジタル一眼カメラのレビュー、第二弾はNikon D40です。

発表当初は小さく、軽く、安いカメラでしたが、生産も中止された現在はさほど特色のない激安デジタル一眼カメラになっています。しかし、その性能は侮りがたいものがあります。

このD40はAPS-Cサイズの撮影素子とNikonのDXフォーマットに適応するレンズ資産の組みあわせで、コンパクトカメラでは真似できない撮影能力を持っています。もちろんすばやい起動時間と正確なピントあわせも、他のデジタル一眼カメラ同様コンパクトタイプでは敵いません。

画素数こそ600万画素と最新のコンパクトタイプのものと比べて見劣りしますが、実際に撮影すればその性能差を感じることはほとんど無いと言って良いでしょう。

何より、レンズキットが4万円弱で買えるのはおおきな魅力です。コンパクトタイプのものに1万円ほど追加すればデジタル一眼カメラが手に入るので、コンパクトタイプのものと十分検討の余地が生まれるのではないかと思います。

しかもデジタル一眼カメラのメリットである、レンズやフラッシュを買い増して性能を上げられるというメリットもあります。デジタル一眼カメラもすでに完成の域に入りつつあるので、レンズを交換したりフラッシュを付け足すだけでその撮影性能が上がることが体感できるでしょう。この点だけでも入門用のデジタル一眼カメラとして最適な一台でしょう。

ちなみに価格.comでは最安値が高級コンパクトタイプ並みになっています。今こそ買いかもしれませんね(2009/03/30現在)。


次回は中級機のD90の紹介です。他の中級機と呼ばれるデジタル一眼カメラと違い、SDカードが使えるこのカメラは敷居が低いフレンドリーなカメラだと思います。


【関連リンク】
 ・Nikon D40(ニコンHP)

0 件のコメント: