(2009/7/10新規作成)
IONプラットフォーム製品はCUDA対応と言うのがひとつの売りになっていますが、どんなもんだろうと思い試してみることにしました。
とはいえ、結構高価なソフトなので体験版での計測です。
ちなみにPhotoshop CS4でCUDA機能が使われるのは以下の場面のようです。
- すべてのズームレベルにおけるスムース表示
- アニメーションズーム
- ワンストップズームのトランジションアニメーション
- 画像のハンドトス
- バーズアイビュー
- カンバスの回転
- 非正方形ピクセル画像のスムース表示
- ピクセルグリッド
- カラーマッチを GPU に移動
- GPU 経由でのブラシ先端編集描画のフィードバック
- 3D GPU 機能
今回はカンバスの回転(画像の回転)を実行し、作業完了までの時間を計測してみました。
なお、小さな画像だと差はありましたが計測に至るほどの差が出なかったため、以下のサイズのjpegファイルを使用しました。
横:30000pixel
縦:18750pixel
実行結果は以下のとおりです。
CUDA機能OFF 約4:40
CUDA機能ON 約4:10
30秒ほどですが高速です。タスクバーが表示され、それを見ている限りでの体感速度では数字以上に速いと感じましたが、Core2以上のCPUを搭載したPCと比較はできないレベルではないと思います(つまり遅い)。ただし画面の描画はOnとOffでのスムーズさが全く違いますので、CPUにAtomを使っているPCの中ではダントツの性能と言って良いでしょう。シングルコアのAtomでこれですから、デュアルコアのAtomを使っていたならば、とすこし残念でもあります。
まぁ、静止画の編集のため、CUDAの恩恵に預かれる範囲もそれほどではないのかなと。すべての作業に効く万能選手ではなさそう、ってことで。
→Aspire revoのエントリまとめページはこちら。
Acer Aspire Revo まとめページ
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