NikonのAPS-Cサイズのフラッグシップ機、D300がマイナーチェンジを行うそうです。
・デジタル一眼レフカメラ「ニコン D300S」を発売(Nikon発表資料)
変更点としては
・従来のコンパクトフラッシュに加え、SD/SDHCカードとのデュアル化。
・ボディ単体での連写速度の向上
(6コマ/秒→7コマ/秒、グリップ使用時は変わらず8コマ/秒)
・D90やD5000と同様の動画撮影機能に対応
・1280x720/24fps、640x424/24fps、320x126/24fps
・AVIのMotion-JPEG形式を採用
・録画時間は1280x720で最長5分、640x424および320x216で最長20分
・モーターの回転数を落とし、通常撮影に比べてミラーダウンの動作音を抑えた
「静音撮影モード」の採用
・ライブビュー起動専用ボタンの追加(使い勝手の向上)
・大きさは旧モデルと同じ、重さは約825gから約840gに微増
等。
動画撮影が大きなポイントとなっているようですが、D90のエントリでも触れていないように、動画再生はNikonの中級機以上では魅力を増やす「おまけ」にしか過ぎません。どうしても動画を!というときに、補助的に使えると言うだけです。
どちらかと言えば連写速度の向上やSD/SDHCカードとのデュアル化など、地味ですが使用する際に「効く」改良のほうが大きなポイントとなるでしょう。また静音撮影モードやライブビュー起動ボタンなどは先に下位のD90やD5000で採用されていた機能なので、D300ユーザーが乗り換えるに検討する材料になるかもしれません。
ニュースの段階ではまだわかりませんが、D90でより洗練されていた高感度撮影機能がどうなったかは気になるところです。こちらについては分かり次第お伝えします。
【関連エントリ】
■インプレッション:デジタル一眼カメラ Nikon D5000
■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D90
■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D40
■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D50
【関連リンク】
0 件のコメント:
コメントを投稿