2009-03-27

レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D50

デジタル一眼カメラ(※)のレビュー、第一弾はNikon D50です。
すでに後継機種がD40→D40X→D60と進化を続けており、また中級機のD90とほぼ同サイズの大柄なボディなど、旧型と言うことでマイナス部分も多々ある機種ですが、コンパクトタイプのデジタルカメラとはものが違うため、Canon IXY 920IS等を使っていても手放せない一台です。
そもそも、デジタル一眼カメラは大型の撮影素子とレンズを持ち、またすばやい起動時間と正確なピントあわせなどカメラとしての機能はコンパクトタイプのものとは比較になりません。
また、レンズが交換できるのも強みです。私の場合は本来のキットレンズは家族が使っていて、現在はNikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G という手ブレ補正、広角、11倍ズームと言う3点セットの付いた便利レンズをつけているため、暗所撮影以外では最新型のものと比べて遜色の無い使い勝手を提供してくれます。
また、画素数も600万画素とA4サイズまでなら十分なものなので、問題を感じることもありません。
これらの理由により、最新型のコンパクトタイプのものと比べてもそれほど劣ると感じることが少ないのです。
もちろん最新型と比べると見劣りする点もあります。
そのひとつとして、上で何度か触れていますが暗所撮影ではISO感度を上げた際のノイズ処理が古いためあまり優秀ではないので、手ブレ補正つきレンズを使用しても限界があります。
また、SDHCカードが使えないので最大でも2GbyteまでのSDカードしか使えません。画素数が低いため、JPEG撮影なら500枚以上撮影できますがSDカードを最新のカメラと使いまわすのなら気をつける必要があります。
このように制限はありますが、本来の基本性能が高いため望遠撮影や風景撮影など、手放せない一台となっています。

次回はその進化型であるD40の紹介です。まだまだ「格安」デジタル一眼カメラとして発売されているこの機種、侮れない性能なのですよ。
※このNikon D50はフィルムタイプの一眼レフカメラと同様、レフ版を備えた機種ですが最近ではレフ版を備えていないものもあるため、当ブログではデジタル一眼カメラと記述します。

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