広角単焦点の明るいレンズを採用した高級コンパクトデジカメ、RICOH GR DIGITAL IIがモデルチェンジしてGR DIGITAL IIIになるようです。
従来機から、性能的に変更になるのは以下の通り。
・解放値 F2.4→F1.9
・従来と比べて約2倍の高感度を誇る新CCDの採用
・新画像エンジン「GR ENGINE III」の採用
他にもレンズ枚数の増加や操作性の向上など謳われていますが、旧モデルを持たないユーザーとして魅力を感じるポイントは上記の3点です。
まず、レンズが明るくなった事は朗報です。GR DIGITALシリーズは外部フラッシュが使えるとはいえ、コンパクトなボディにはバランスの悪い外部フラッシュはなかなか使いにくいものです。レンズの解放値が明るくなった事でシャッタースピードが稼げるようになるので、暗所での撮影能力が上がっているはずです。
併せてフィルムに当たるCCD(撮影素子)が高感度に強くなったことと、画像エンジンが新しくなったことで解像度・彩度を維持しながら、各種ノイズを効果的に低減出来るようになっているようです。
元々CCDに1/1.7型とコンパクトタイプのデジタルカメラとしては大きなものを使っているので余裕はあったのですが、レンズの高性能化に加えCCDそのものの改良と画像処理の最適化を加えて暗所に強くなったことは、カメラ初心者にも大きなセールスポイントとなるでしょう。
昨日発表されたばかりでまだまだ情報が少ないのですが、発売が楽しみな一台となりそうです。
【リンク】
【速報】リコー、「GR DIGITAL III」を発表(デジカメWatch)
リコー、「GR DIGITAL III」の発表会を開催(デジカメWatch)
身は大きく変わった新“GRD”――F1.9レンズ搭載の「GR DIGITAL III」(ITmedia +D LifeStyle)
RICOH GR DIGITAL III(RICOHの製品ページ)
RICOH GR DIGITAL II(旧モデルの製品ページです)
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