ThinkPad X61のある生活、今日はワイド画面のB5サイズノートパソコンとの比較です。
現在、B5サイズのノートパソコンではPanasonicのLet'snote以外では、X61の後継機であるX200も含めほとんどがワイド画面のモニタとなっています。
WindowsVistaではサイドバーという機能が追加されたため、この表示用にワイド画面は便利です。また、WindowsXPを使用している方でもgoogleサイドバーなどを使用している方も同じ事が言えると思います。
→参考リンク
■ワイド液晶乗り換えガイド(All About ノートパソコン)
確かにワイド画面は便利ですが、B5サイズのノートパソコンでは時にデメリットとなることがあります。それはフットプリント(底面積)の増加です。
ノートパソコンにはマウス代わりのポインティングデバイス機能(タッチパッド)が必要となるため、奥行を短くするのには限界があります。また。画面がワイド化することによって幅が広がるため、結果としてフットプリントの増大に繋がってしまいます。
ちなみにタッチパッドを搭載しないX200はアンテナを画面の枠に置いたため、幅方向はX61より大きいのに奥行はほとんど変わっていません。これはパームレスト(手のひらの置き場)としての場所を確保したためと思われます。
これにより、B5サイズを歌っていてもB5には収まっていないパソコンが増えています。
それに比べてX61をはじめとした4:3液晶のB5サイズノートパソコンは幅方向に余裕があるため、B4サイズのビジネスバッグに縦に入れることが可能です。これは持ち運び時に大きなメリットとなります。
ワイド画面のノートパソコンでも縁を薄くしたり、厚みを抑えることによって持ち運びのしやすさを追求したものがありますが、今度は冷却性能やバッテリーのサイズの問題で低電圧の性能が低いCPUを搭載することになってしまいます。
持ち運び時には最低限の画面表示機能を。自宅などでは高い性能を活かし外部モニタを活用してサイズを大きくすることでX61はより活用できる優れたモバイルパソコンとして仕上がっています。
次回は拡張性についてです。
ThinkPad X61のある生活 まとめページはこちら。
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