久々に文章ネタ。
Nikon D50ユーザーになって確か3年以上になりますが、いまだにこのカメラで不満を感じるのは一つしかありません。それは高感度撮影。
ブロガーMTやAllAboutの記事作成に当たって、D50以降の新しいデジイチやデジカメを数多くレビューしましたが、質感やお遊び機能を覗くと、ピント合わせや撮影のクオリティは600万画素で全く問題無いし、コンパクトデジカメとの比較では特定の条件以外では絶対的なアドバンテージがあります。
それは暗所撮影。
知らない人に言うとビックリしますが、屋内で夜間に撮影すると、フラッシュ無しでは化なりの確率で手振れします。というのは、感度の低かったフィルムカメラを使っていた世代なら当たり前の話でもありますが。
ところが、ISO1600なんて高感度フィルムの限界が当たり前になっているデジカメの世界ではそれがほとんど分かりません。今ではISO3200や6400なんてのも手頃な値段のデジカメで実現しています。これらのカメラなら、フラッシュ無しでサクサク撮影できます。
え?
フラッシュ焚けば問題無いじゃないかって?
それは撮影する人の傲慢。
被写体全てがフラッシュを許容する事はないのですよ。
むしろフラッシュを炊けない、炊いても光が届かない状況なんてごまんとある。
芸術ではなく、記録としてのカメラはちゃんと写ってナンボ。
そこで技術云々を言うのは、私のようなカメラを勉強する人には金言ですが、普通の人には知ったこっちゃない話なのです。
そんなわけで
「古いカメラでもフラッシュを勉強すれば・・・」
という言葉を聞く度に
「予算に余裕があるなら、高感度に余裕があるカメラに買い換えては?」
と被せてしまいます。
すいません、怠惰で。
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