このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
さて、今回は撮影したサンプルを所有するカメラ達とCASIO EXLIM H20Gを比較していきます。
参考対象としたのは以下の2台です。
・Canon IXY 900IS
710万画素と時代後れの感は否めませんが名機といえる一台。
3世代も進んだ後継機がワイド画面になった事以外は
キープコンセプトなのも頷けます。
広角28mm、手振れ補正、フェイスキャッチテクノロジーなど
まだまだ一線で活躍できる能力を備えています。
・DOCOMO N-02B
1210万画素と我が家では最も高画素な一台。
のっぺりとした画造りですが、比較的無難に撮影をこなします。
連写はできないけど。
モバイルのおまけカメラ以外は新しいものが含まれていませんが、買い換えを検討するならこれぐらいで丁度良いのかなと勝手に納得し撮影開始。普通の写真は満足できるクオリティで撮影できてしまったので、今回はいい感じに厳しい条件ができた以下の3パターンでフルオート撮影で比較をしてみました。
あと、あくまで素人の撮影および感想なので、ツッコミがあれば遠慮無くコメントからどうぞ。
■パターン1 逆光
逆光は暗所潰れが発生しますし、太陽からの色の階調がきちんと出すのが難しいパターンです。
CASIO EXLIM H20G
Canon IXY 900IS
DOCOMO N-02B
ぱっと見健闘してるのがN-02B。IXY 900ISと比べて数世代新しい画像処理エンジンを積んでいるはずなのでその差が出たのでしょう。IXY 900ISは全体的に白っぽくなってしまいました。EXLIM H20Gは空は凄く綺麗なのですが、暗所がちょっとくらいかな。
■その2 遠景
風景の撮影で、遠くまで撮影する機会が多いので試してみました。とはいっても我が家のベランダからですが。
CASIO EXLIM H20G
Canon IXY 900IS
DOCOMO N-02B
明るくなると、画像処理時の画造りの差を感じるだけなのでそこまで違いは感じないです。EXLIM H20Gは鮮やかに写す傾向があるみたいで、IXY 900ISのおとなしい写真と比べると差が歴然。N-02Bもそこそこ写ります。
■その3 雪景色
雪面も反射がきつくて写しにくいものです。とはいえ影になったところでの撮影なので全然差がついてなかったり(--;
CASIO EXLIM H20G
Canon IXY 900IS
DOCOMO N-02B
これも画像処理時の画造りの差を感じるだけかも。EXLIM H20Gは青っぽく、IXY 900ISは自然な感じ。N-02Bはとにかく明るく写してくれたって感じです。
■統括
CASIO EXLIM H20Gは全体的に標準点という印象です。「これはスゲー!」って感動がなかった代わりに不満もなく、安心して撮影が可能でした。どんな状況でも鮮やかに綺麗に写してくれます。
意外に頑張ったのがN-02B。考えられる理由として画像処理エンジンが新しい事に尽きるのかなと。のっぺり画なので駄目な人は絶対駄目でしょうけど、記憶に残すだけならこれはこれでありなのかなと思います。ただし連写が全く効かないので、あくまでも非常用。ピント合わせも遅いです。
Canon IXY 900ISは5年落ちという事を考えれば素晴らしいのですが、いかんせん厳しい条件では画像処理エンジンの古さを感じてしまいます。嫁さんのお母さんが購入した後継機種のIXY 920ISは雪山でも安定して撮影できていたので、これはもう買い換え時期なのかもしれません。ただし明るければきちんと写るので、この辺が買い換えについての見極めになるような気がします。
それにしてもEXLIM H20Gはピント合わせの速度やシャッターが降りるまでのレスポンスなど、とにかくストレスを感じません。カメラの基礎体力は高いレベルにあると思います。高倍率ズームのカメラには余り良い印象はなかったのですが、これは嬉しい誤算でした。
というわけで次回は飛道具のGPSなどについて、と思っていたのですがWillvii様のご厚意で急遽CASIOの新商品発表会に参加してきたので、先にそちらのエントリを掲載します。このカメラを使って撮影してきたので、屋内撮影の能力がどのようなものかも併せて感じていただけるかと思います。
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
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