このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
さて、間に別のエントリを挟みましたがそろそろCASIO EXLIM H20Gのレビューの締めに入りたいと思います。
実はこのカメラを借りている間、ずっと鞄の中に入れて持ち歩いていました。高感度、高倍率のカメラなので携帯電話のカメラでは物足りないシチュエーションをカバーするのに非常に役立つカメラだったためです。
特にこのカメラで役立ったのが高倍率ズーム。光学10倍でほぼカバーできましたが、いざというときの飛道具としてプレミアムズーム15倍がある安心感は頼りになるものでした。
また、GPS機能で撮影した場所を見ながら話をするのが盛り上がるのも興味深い事でした。こんなところで写したよ、とか、ここから写すとこんな感じだよ、とか写真から会話を広げるのにとても役立ちました。
忘れてはならないのが、デザイナーさんをして「面白くない」と言わしめた生真面目で無骨なデザイン。カメラとして安心して使えます。グリップも只のゴムではなく、しわ加工がしてあって非常にひっかかり具合が良い。おそらく年配の方なら、この大きさとデザインに安心感を持つでしょう。私は結局ストラップ無しで使えてしまったほどです。
最後に気になる点をいくつか。
最初のエントリでも書きましたが、レンズ周りのデザインは傷がつきにくく、鞄に素のまま補織り込むのは勇気がいります。また、エッジが立っているのは傷つきやすいだけでなく傷もつけやすいので、せめて持ち運び用ケースを同梱させるなどの配慮もあれば良かったかなぁ、なんて思いました。
また、プレミアムオート使用時の保存時間にかかる長さは使い勝手が非常に悪いです。体感速度では携帯電話でSDカードに記録しているときとほとんど変わりありません。絵作りもちょっとのっぺりですし、この機能についてはまだまだ向上の余地ありと思います。
とはいえ、指摘する点はこれぐらいしか思い付きません。コンデジは色々制約があって、デジイチユーザーとしては色々注文をつけたくなるものですが、ポケットに入れておいていざというときの撮影に使う機械、そして撮影した写真を楽しむという点でバランスが良いなぁと感じた一台でした。
eye-Fiにも対応していて、使い方が説明書に書かれているのにもビックリ。カメラに無線LANを内蔵するとコスト増になりますが、このように他メーカーの機器を積極的に取り入れることで機能を拡張するというスタンスも高評価です。ヘタな規格争いに巻き込まれるよりよほど良い。
とはいえ、充電ケーブルが独自規格だったのはいただけませんが。これは是非ミニUSBに変更していただけるよう検討をお願いしたいです。
というわけで、レビューを終わります。
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(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
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