2011-02-10

【ブロガーMT】カシオ新商品発表会 ZR100+TR100 その2

このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)

さて、前エントリの続きです。

前回は後半でTR100について触れましたが、その続きから。こんなラフを重ね、デザインが研ぎ澄まされていきます。



そして産まれたモックアップ達。詳細は割愛しますが、ほんの僅かなデザインの差のたま、小野田様以下、デザイナー達は多くの時間を費やしてこのデザインを磨き、形にされていったのですよね。



まだ製品版ではない状態ながら動く製品を実際に試してみました。ビデオスタイルでグリップするとマジでビデオカメラのようです。これがポケットに収まっちゃうんですから素晴らしい。



この商品は本当に「デジカメ」ではない何かをめざした物なので、実際の所デジカメの買い換え候補としては機能的な制約もあり上がってこないかもしれません。しかしデジカメなんていらない、と言っている人には逆に魅力のある商品かもしれません。携帯電話のカメラでは不可能で、かつ何かを創造的に撮影する。ひょっとしたらその本当の使い方は私のようなオッサンでは思い付いていないかもしれません。

さて、一つの主役であるZR100についても紹介していきます。こちらは実際に撮影したHDRアートを以下に並べて、適当なフレーズをつけてみました。

・はいみなさーん、画面を確認してみましょう。


・ ・・・(無言でカシャカシャ)


・んっふっふ、半身だけではなく全身を写したまえよ


・絵じゃねえんだよ、俺たちはモノホンのゴミ箱だ!


・我々はHDRアート機能で写された写真。さらにHDRアート機能でうつすのなら、もう写真ではないぞ。


ちなみにこのHDRアート加工、CASIOのwebサービスであるイメージングスクエアでも同じ事ができるようです。しかも無料。このおもしろさを試すのなら、まずはこちらをつかってみるのも良いでしょう。
 
とまぁ、他のブロガーさん達と違って全然カメラのことを書いてませんが、こんな感じでレポートはおしまいです。というのも、「カメラではないもの」を追求するというその姿勢に見習って、カメラではない何かを訴えてみようと構成してみました(※構成がグダグダになってしまったのは秘密です)。

イベントを通じて感じたのは、CASIOは「カメラ」を作っているのではなくて「デジカメ」を作っているんだなぁと言う事。

しかしカメラの性能や、その機能性は文句のつけようがありません。飛び道具のようなTR100だって、操作性はとても分かりやすくシンプル。ZR100だってカメラの外観はくそまじめなカメラです。グリップひとつとってもそれが分かります。

しかし、小野田様にこの撮影を行っていたEXLIM H20Gのことを良いカメラだと言ったら「ありゃデザインがねぇ」と言って他の担当者が慌てていたり、性能について褒めたら「おれは(以下自粛)」と本当に担当者?と疑いたくなるような言葉が出て来たり、司会進行の方が「うちはカメラ屋さんじゃ無いので」なんて平気で言ったり。某C社やN社が聞いたら顔が青くなったり赤くなったりしそうな言葉が平気で出て来ます。

でも、それがCASIOなのだとわかりました。そんな自由な発想で、デジカメという新しい世界を切り開いてきたのだと。

さて、最後はこの写真で締めくくりたいと思います。



ものすごく綺麗なお姉様の写真が他のブロガーのエントリで掲載されていると思いますが、硬派な当ブログではあえて掲載しません(こら)。

というのもデジカメはきれいなお姉さんではなく、こういうおっちゃんを含むサラリーマンがあーだこーだと知恵を絞って開発しているからです。そんな裏事情を知ってカメラ売り場を歩けば、ぱっと見では似たようなカメラ達が色んな個性を見せてくれるようになるでしょう。

ここで紹介したカメラはまだ売り場に並んでいませんが、売り場で見かけたら前回と今回のエントリで紹介してきた方々の顔をちらりとでも思い出してください。きっとカメラについて知ってみようと思えるはずです。そして手に取ればくそまじめ、写せば機能はしっかり、そして茶目っ気を忘れない。カメラの個性が自分とフィットしたら、是非自分のカメラとしてあげてください。きっと大切なパートナーとなってくれると思いますよ。

というわけでおしまい。

補足:
当エントリ、ならびに前エントリの写真(HDRアートのものを除く)はCASIO EXLIM H20Gのオート(フラッシュ無し)で撮影しています。フラッシュを焚いてないのでピントがやや甘かったり、ISO感度が上がってざらついてますがかなりきちんと写っているという印象でした。

というわけで今度こそ本当におしまい。



このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
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