このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
さて。来る2/4(金)CASIOの新しいカメラのブロガー向けイベントに無理矢理呼んでいただき行って参りました。我が物のように持ち運んでる借りものの、これまたCASIOの製品であるEXLIM H20Gを携えて。
先にこのイベントについて、軽く説明を。簡単に言えばこの春のモデルの発表会でした。ハイスピードエクシリムの最新モデルZR100や、まったく新しいカメラのコンセプトであるTR100について、実際に実機を手に取りながら豪華な商品担当者の方々が説明して下さるというものでした。
で。
私はカメラは大好きですが撮影については門外漢ですので、詳しい解説は他の参加ブロガーに譲り、スゲー!と思ったことを中心に纏めていきます
入り口。会場はプレス発表会の場所そのままで開催でした。
パネルの中にデジカメ第一号機のものが。フィルムカメラの終焉はこの機種から始まったのですね。確かこの開発秘話はプロジェクトXでも放映されてましたが、しっかり見ましたよ。
整然と並べられ、貸出を待つZR100。
お食事も出ました。ありがたや。
巨大なTR100のモックが貼り付けられたひな壇。あとでここにブロガーが群がる事になります。
さて、まずは挨拶から。
商品企画部の小野田様より、今回発表するカメラが産まれた背景について説明。
キーワードは写真革命。銀塩カメラから続いているカメラの概念を打ち破るという高い理想を掲げてきました。
このイベントで試すことが出来た後述のHDRアート機能など、カメラ屋でないからこそ新しいチャレンジをしていくという姿勢に目の付け所が違うS社やLike no otherなS社を連想しました。
日本の電機メーカー、まだまだ元気じゃねーかと思った瞬間でした<他社を持ち出してすいません。
このブログの写真を撮影したGPS機能搭載のH20Gについても触れていましたが、各社がデジカメに色んな付加価値をつけていこうという試みをしている中で新しい発想をするのは難しいかもしれませんが、そんな中で産まれたのがこのイベントで紹介された2機種でした。
■その1 ZR100
そんなわけで1機種目はこのZR100です。
写真をとることにプラスαとしてつけたのがHDRアート機能。スライドは絵じゃなく写真です。嫁さんに見せたら「何これ面白い!」とかなりうけてました。
このカメラについては実際に撮影した画像があるので、そちらで詳しく話すことにします。
■その2 TR100
ここでTR100のデザインを担当した神谷様にバトンタッチ。(確か)Z1200以降のすべてに関わっているとおっしゃってました。こんなジェントルマン数の容貌なのに、その口から出て来る言葉はとってもここでは書けません。
そんな神谷様が、とあるアイデアから産み出したのがTR100になります。コンシューマエレクトロニクスショーで数多くの賞を受賞したこの商品は、「カメラは写真機から進化していない」という疑問がきっかけだったようです。
そこでCASIO自らがQV-10で定義付けた形態を再構築。
こうしてTR100のデザインラフが産まれました。常識破りのスタイルはこんな自由なイメージからスタートしていたんですね。て、パンフにしっかり書いてありますけど。
このカメラは独特な形状が産み出す自由なスタイルで、様々な使い方の提案をしてくれます。
例えばこのビデオカメラのようなスタイル。これを見たとき、実は「ガタッ」っと立ち上がりそうになってしまいました。なぜなら、携帯電話のカメラで「こう持てたらなぁ」と思っていたスタイルだったからです。
フォトフレームとしても利用可能。画面は小さめですが、オフィスや出先で撮影した画像を見るのに良い感じです。
こんな風にどこかに引っかけて撮影も可能。自由自在に形を変えるそのスタイルで、どんな使い方が想像できるかがこの商品の最大の魅力でしょう。
と、ここで小野田様に再度バトンタッチ。
このTR100は写真撮影の目的を、撮影ではなく「作る事」と定義したそうです。これをCASIOが今までカメラの楽しみを引き出すために対応させてきたものがバックアップします。作ったものをインターネットへのアップロードを容易にするためのeye-Fi対応や、その受け皿となるアップロードサイトの用意。ZR100で紹介したHDRアート機能ももちろん備えています。
デザイン優先のため広角21mm、f値2.8と明い超広角レンズは単焦点。プレミアムオートとデジタルオートがあるとは言え、基本は単焦点と割り切った方が良いでしょう。これに裏面照射型CMOSセンサーと最新画像処理エンジンを備えたこのカメラは、確かに従来のカメラとして考えるのは難しいかもしれません。
たとえば、まだ試作器の段階のものを試しましたがピント合わせや暗所の撮影も良好でした。これは割り切って単焦点にした成果だと思いますし、21mmという超広角レンズは今までの撮影スタイルとは違った使い方をしないとその性能を生かせないような気がします。
デジカメを進化させるのはカシオ計算機だ!!という思いが、こんなデザインラフを生み出したともいえるのでしょう。
ちょっと長くなったので続きます。
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(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
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