2010-05-12

iPadの保存容量はどれ位必要なのだろう?

前のiPad関連エントリiPadの画面について考えるで保存容量はどれ位必要だろう?と結びましたが、その目安を検討する方法です。



これは私の使い方を元に思考実験をしたものなので、本当に当てはまるかどうかは半信半疑で読んでいただければと思います(おいおい)。なお、内容に誤りがあった場合には指摘をいただければ修正します。まさしくweb2.0。

なお、iPodTouchやiPhone持ってる人なら後述で検討すべき保存容量や使い方が正確にわかると思いますのでよろしければそれと併せて確認をどうぞ。

■その1:ネットワーク接続環境

まずは最も重要になるのがこれです。自宅で使い、かつ無線LAN環境が整っている方は最小モデルで十分な可能性が高いです。というのも母艦となるPCのデータを再生するiPhoneのRemoteのようなアプリがあると思われますので、動画と音楽は本体に保存する必要がないためです。

持ち歩く方でも、3Gモデルで常時接続をする人、もしくはPocket-wifiのような携帯無線LANルータを使う方は容量をそれほど必要としない可能性があります。既にDropBoxやEverNoteなど、クラウド環境にデータを保存するサービスがいくらでもあるため、iPadに何でもデータを突っ込むという「いけてない」やり方は使わない方が良いです。というか、それでは良さが引き出せません。基本的にはすべてのデータをクラウド環境に保存し、必要に応じて参照するのがスマートです。私の場合はワードやエクセル、PDFのファイルはDropBoxに入れて、モバイル無線LANルーターのcovia CMR-250とイーモバイルの組みあわせで常時接続してデータを使っています。



しかしWi-fiモデル購入者で前述の携帯無線LANルータを持つ予定がない方は、保存するデータ容量に併せて検討する必要が有るでしょう。

■その2:アプリを大量にインストールする

アプリをガンガンインストールする方は、そのインストールするアプリ容量に注意が必要です。例えばねと環境に接続していなくてもナビが使えるMapFan for iPhoneは、地図データをローカルに持つためインストール条件に3GB以上の空き容量を確保する必要があります。ゲームについても大きな画面を活かした3Dゲームなどが出てきたら、これも容量を圧迫することは必至。iPadはiPhoneと比べて画面も大きくなっているので画像データが大きくなっている可能性もありますし、インストール予定のアプリを考えながら選ぶ必要があるでしょう。ちなみに私はMapFan for iPhoneのiPad版が出たらすぐ買います。

■その3:モバイル環境で動画を見る

モバイル環境で動画を見る人も要注意でしょう。iPhone比較で4倍の画面サイズとなってますので、動画容量も飛躍的にアップ。もちろんクラウドから動画をストリーム再生しようにも、かなり安定した回線速度が必要になるため、SOFTBANKの回線では正直心許ないです。ここは素直に最大の64Gbyteを買って、ローカルに保存した動画を見ることをお勧めします。


ちなみに私は昨日、3Gモデルの64Gbyteをなけなしのカネをはたいて選びました。理由はその2に書いたように大容量のナビアプリを導入予定であることと、iWorksで作成したデータが基本的にiPadの中にしか保存できなさそうなためです。

そんなわけでおしまい。

【関連リンク】
 Apple iPadまとめエントリ

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