Office2010の発売日が決まったようなので、遅ればせながらベータ版の使用感と併せてのエントリです。
マイクロソフト、「Office 2010」を6月17日発売
4月16日に開発完了をアナウンスしていましたが、一般発売は6月17日でファイナルアンサー。
各エディションは以下のようになっています。
■Office Personal 2010
※Word 2010、Excel 2010、Outlook 2010 の最小構成
通常版 29,800円 アップグレード優待版 15,800円
2年間ライセンス専用 永続ライセンス変換パッケージ 10,800円
■Office Home and Business 2010
※PersonalにPowerPoint 2010とOneNote 2010 を追加。
通常版 34,800円 アップグレード優待版 25,000円
■Office Professional 2010
※さらにPublisher 2010とAccess 2010を追加。全部入り。
通常版 59,800円 アップグレード優待版 37,800円
■Office Professional Academic 2010
※学生や教育関係者向けの全部入り。構成はProfessionalと同じ。
28,381円
価格構成で目新しいのは、パワポとワンノートを追加したHome and Businessの追加。データベースソフトのAccessや印刷物作成のPublisherがいらない方用ですね。
また、2年しか使えないと限定すればPersonalが安くなっています。追加料金を払うことで延長も可能なので、パソコンを長く使う予定が無い方にはいい選択肢かもしれません。
また、日本語入力システム「Microsoft Office IME 2010」は6月17日より無償でダウンロード提供とのこと。私はこれの良さがわからないのですが、どんなもんなんでしょう。
昨年11月29日からパブリックベータ版を公開していて使ってましたが、2007よりは多少安定度が上がったという言う印象です。
あと、今回の売りであるWebアプリケーション版の「Office Web Applications」についてはいまいちです。まずWindows Liveというマイクロソフトが提供しているインターネットサービスに登録し、その上でWindows SkyDriveという無料の保存スペースにOfficeのファイルをアップロードする必要があります。
つまり、これを使いたければ俺たちのインターネットサービスを使ってデータはそこに保存しろよ、という囲い込み戦略の一端なんですな。だから記事にもならないし、宣伝も少ない。情報もごく僅かなのはそのせいでしょうか。このブログにもおかげで、検索でのアクセスが細々とあり恩恵を受けていますが。。。
そこまでして使えるようになるOffice Web Applicationsですが、今のところOffice97にも劣る簡易版です。例えばExcelでは画面上に配置した吹き出しやテキストが表示できません。本当にセルを表示するだけ。
これならOpenOfficeを使います。。。
というわけで余り積極的に記事を書く気になれなかったのですが、半年間使っていたのでとりあえずエントリしました。検索から流入してきた方、ゴメンナサイ。それぐらいの内容だ、という感想だったと言うことで。
【関連リンク】
Office2010、beta版ダウンロード提供中(ただし英語版)
この後日本語版が提供されてボチボチと使ってました。CPUがAtomでもそれなりに快適に動いてくれますし、2007の激重ぶりを考えると改善はされていると思います。見た目もきれいですよ-!
0 件のコメント:
コメントを投稿