さて、まだ実物も見てないのに着々と産み出される当ブログのiPadエントリですが、考察する事はいっぱいあるのでどんどん行きます。幸い、5月末に発売が延期になるというニュースも飛び込んできたので、妄想タイムはもう少ししていて許される状況でもありますし。さらりと公式HPも更新されているのがにくいです。がっでむ。
iPad 国内発売は5月下旬に延期、5月10日から先行予約(Engadget Japanese 2010/04/14)
さて、今回はiPadの画面の話です。アーリーアダプタの話も交えてさっくりと展開しましょう。
まず性能。数値的には申し分ないと思います。視野角の広いIPS液晶をLEDバックライトで発色させる9.7インチワイド画面は、1024×768ピクセルとサイズ的には十分な解像度を持っています。これがAppleお得意のマルチタッチディスプレイとなっており、iPhoneなどと同様の操作性となっています。
小さな画面では拡大・縮小するためのピンチでマルチタッチが活躍しましたが、これだけ大きな画面になると画面そのものの操作でマルチタッチを使う機会が増えるでしょう。そんな体験はまだしたことがないのでイメージがわきませんが、使えばわかるでしょう。
と、操作性については閑話休題。
画面サイズは賛否両論ですが、VICTOR INTERLINKで8.9インチというサイズを経験した身としては、IPS液晶とこの解像度との組みあわせならまったく問題ないと思います。どこかのNetWalkerのように小さな画面に高解像度を押し込むとタッチ操作に難が出てしまいますし、この大きさでこの解像度ならかなり精細に文字も表示できます。バッテリの消費電力もむやみやたらと解像度を上げると増えてしまうので、バランスを取った結果とも言えるでしょう。
また、IPS液晶を選んだ理由としては対面での使用が念頭に置かれていると思います。例えば営業が対面で販促ツールとして使う場合、机に置いた状態で相手からも自分からもクリアに見えなければなりません。通常PCモニタで使われる視野角の狭い方式ではせっかくのプレゼン資料がくすんでしまいますので、量産効果で最大限に価格を引き下げつつむやみに大きさを求めないことによって価格を抑えた、というところでしょうか。
あと、文字を読むには明るすぎると言う意見もあるようです。これは電子ブックリーダーとしてはKindleというライバルがいて、こちらが快適に文字が読めるためだと推測できます。パソコンのモニタを注視するとわかりますが、バックライトでこうこうと発色している液晶モニタって目が疲れます。それを明るいLEDで発色させているiPadではなおさらのことでしょう。
というわけで、画面の明るさは今のところiPadの数少ないアキレス腱と言ってよいと思いますちょいと明度設定が変更できるツールがあれば便利なのですが、きっと誰か気づいてよさげなアプリを出してくれることでしょう。
実はグレア(光沢)画面というのも目が疲れる理由だと思うのですが、これはノン卯レア加工されている保護シートを貼ることで解決ができます。このあたりは先人達の知恵が確認できたら更新しておきます。
次回はストレージの話。たぶんほとんどの人は最小で十分のはず。理由はそちらで。
【関連リンク】
Apple iPadまとめエントリ
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