2011-12-26

【レビュー】NEC Lifetouch Note その4 インストールすべきアプリ

※とりあえず暫定的にアップします。
今回はLifetouch Noteを活用させるためのアプリを紹介します。

Lifetouch Noteはモバイルキーボードをどこまで活用できるかがポイントとなる端末ですが、試行錯誤しながら試した結果私は大きく分けて以下の5種類のアプリを入れています。

1,文章作成
2,データ共有
3,メール・SNS
4,リモート操作
5,スマホインストールアプリ
  ※Android標準機能のカレンダーや地図(ナビ)等

重要度は先に挙げたものが高いのですが、どれも必需アプリなのでどれが欠けてもLifetouchNoteが完成しなくなると考えています。そこでそれぞれのカテゴリでインストールしているアプリを紹介しながら、どのようにこの製品を活用しているか紹介していきます。なお、これはパソコンとスマートフォンを持っていることが前提条件となります。

1,文章作成

モバイルキーボード端末としてはこれは外せないところです。私は以下の3つのアプリをメインに利用しています。

・ EverNote(プリインストール)

 文章作成をする上で、外せないアプリといったらこれでしょう。LifetouchNoteではプリインストールされているので無料版がすぐに使えます。
 3G通信機能の付いていないWi-Fiモデルの方は、ローカルにデータが保存できる有料版(年額4000円)にしておきたいところです。

・Googleドキュメント

 これもクラウド上で文書作成をするのに外せないソフトの一つです。レスポンスや操作性でまだまだと感じますが、まだベータ版という位置づけなので今後改良が進むにつれてパソコン版なみの使い勝手が実現されると思います。

・ライフノート(プリインストール)

 当初はそれほど重要視していなかったのですが、上記2つのアプリをヘビーに使えば使うほど活用するようになりました。
 その理由は上記アプリの編集能力の貧弱さ。特にアンドゥが直前のものにしか適用されないため、パソコンとキーボードの操作体系が異なるLifetouchNoteでは致命的な失敗が復旧できない事が多々あります。
 そこでこのライフノートに文書をコピーして編集、その後アプリ側に戻すというやり方が多くなっています。ライフノートはネットワーク環境にも依存しないので常に安定して文書を使うことができますし、LifetouchNote専用アプリだけあってキーボードとの親和性も高くなっています。
 できればもう一声、パソコンのテキストエディタ並に操作性が高まるとうれしいところではあります。

2,データ共有

上記の文書作成アプリ以外で重要なのがこのカテゴリのアプリ。作成中の文書データや各種参照資料などをこのサービスで管理しておけば、アプリ経由でデータを呼び出すことができます。
 パソコンやスマートフォンを補助するLifetouchNoteにとって、それらとデータの同期ができるインターネットストレージはとても相性がよいのです。ちなみに私が利用しているのは以下の2つです。

・DropBox
・Yahoo!ボックス

 DropBoxは無料版で容量2G、Yahoo!ボックスはヤフオクを使うためYahoo!プレミアム会員になっているので容量50Gで合計52Gあります。これだけあれば文書作成で必要なデータは全部入ってしまいます。
 ちなみに無料で25Gの容量があるWindows SkyDriveもつい先日(2011/12)iPhoneアプリを出したので、今後Android端末でも使えるようになるかもしれません。

3,メール・SNS

 キーボード端末のLifetouchNoteとメールも相性の良い組み合わせです。私が利用しているのは以下の3つです。

・メール(プリインストール)
・GMail(プリインストール)
・HotMail

 プリインストールされている「メール」にパソコンで使うメールアドレスを設定すれば全く同じメールが外出先でも受信・返信できますし、GmailやHotmailなどのWebメールアプリは通常のメールアプリと同じような使い勝手を実現してくれるのでこれもおすすめです。

 ただしメールでやりとりする文書はセキュリティの関係でパスワード付き圧縮をするのが通例となっていますが、これを解凍するために必要なアプリも必要です。私は以下のアプリを入れています。

・PassZIP

 SNSもメールと同じようにモバイルキーボードと非常に相性の良いアプリです。最近のSNSは位置情報と写真を活用するものが多いため、GPSとカメラを備えているLifetouchNoteはスマホと組み合わせることでSNSをより有効活用できるでしょう。私が使っているのは以下の5つです。

・twitter
・Facewbook
・mixi
・gree
・Foursquare

また、以下についてはSNSやメールにもカテゴライズされないコミュニケーションツールと呼べるものになります。ここで詳しくは紹介しませんが、これも必須アプリとなりつつあります。

・Skype(画面左下にはマイクが搭載されているので通話もできる)

4,リモート操作

 スマホにはパソコンやサーバと呼ばれるコンピュータを遠隔操作できるアプリがいくつかありますが、これもLifetouchNoteで活用できるジャンルのアプリです。私が使っているのは以下の2つのアプリです。

・TeamViewer
・ConnectBot

 TeamViewerはWindowsパソコンを遠隔操作できるアプリです。LifetouchNoteは光学式ポインタをノートパソコンのタッチパッドのように使えるのでほぼノートパソコンと同等の操作ができると考えて良いと思います。どうしてもWindowsパソコンが必要になったときにはこのTeamViewerを使います。

 また、Webサービスを作る勉強をしているため、サーバにインストールしているLinuxを遠隔操作できるConnectBotも使っています。これは少し特殊な使い方ですので詳細は割愛します。

5,スマホのインストールアプリ

 スマホ(スマートフォン)は片手で使えるのでとても便利ですが、画面のサイズが最大でも4.5インチと限界があります。しかしLifetouchNoteは7インチ、しかも横方向に大きいのでアプリによっては使いやすくなります。たとえばカレンダーなら月間表示でも予定の文字が読みやすくなりますし、動画ならもっと大きなサイズで楽しめます。
そこで以下のアプリを入れています。

・CalenderPad ・Googleマップ(プリインストール)
・RealPlayer

CalenderPadはプリインストールされているアプリ「カレンダー」と同様にGoogleカレンダーと同期できるスケジュールアプリです。ただし純正のものより使い勝手がいいので私はこちらを使っています。Googleマップは大きな画面が地図の確認に便利ですし、RealPlayerは動画再生に使っています。

■その他

その他にはPDFファイルの参照用にAdobe Readerをインストールしています。

■NG

ちなみに自分が使っているアプリをいくつかダウンロードして試しましたが、天気系アプリのウェザーニュースはインストールできず。ゲーム系は縦画面専用のものが多く、インストールできても快適に遊べませんでした。

さて、次回は今回までのレビューをふまえ、LifetouchNoteを活用できる状況とユーザー像について考えてみます。

【関連リンク】
・NEC Lifetouch Noteまとめエントリ
 Lifetouch Noteのレビューや関連リンクを集めました。

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