2010-06-04

新VAIO Pシリーズ先行体験会モノフェローズイベントにいってきました その1

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このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して掲載しています。(詳細は末尾で)

というわけで、先週土曜日に久しぶりにみんぽす様主催のイベントに参加してきました。最近(みんぽす以外で)落選続きだったのでうれしかったなぁ。。。感謝です。2時間強フルフルに使い切ったイベントで書くことがいっぱいありすぎるので、当エントリではイベントの前半部分を駆け足で紹介します。計三回の予定ですので、気長におつきあいいただければと思います。

さて。まず最初に新型VAIO type Pについてさらりと紹介。

パッと見キープコンセプトの2代目は、全モデルでSSD化+CPUクロックの向上により操作性を向上させると共に、画面横にタッチパッドとクリックボタンを配置したことにより、立ったままでも「モバイルグリップ」と呼ばれる両手持ち操作が可能になっています。そのあたり、詳しい説明は後に譲るとして早速イベントの内容を紹介していきます。

今回のイベントはSONYから以下の3名の方、並びにアシスタントとして2名+みんぽすを主催されているWillViiから3名の計8名体制のスタッフが。参加ブロガーは20名程度なので、どれだけ豪勢な布陣かおわかりいただけるでしょう。公式発表会なんか目じゃないです。以下、メインのプレゼンターの紹介。


VAIOマーケティング担当の岩井剛様。SONYのこういうイベントでの顔です。この方がいなければこのイベントは存在しなかったでしょう。。。ただ感謝です。


開発担当の鈴木様(左)と企画戦略の伊藤様(右)。鈴木様はモバイルVAIOではよく露出するので説明不要でしょう。伊藤様は開発出身ということですが、SONYでは珍しい人事ではないということ。開発を知る人間が企画戦略に来るって、すげぇわかってる!と思いました。うちの会社の奴らに聞かせておこう。。。


さて、後はスライドを交えて。撮影し損ねた部分は文章で補います。

■ウルトラモバイルデバイスPCを作り続ける理由


アプローチとして再発明を選ぶか、磨き上げるかという差はありますがパソコンを使う敷居を下げる、というのは例のiPadにも言える話です。

■VAIO挑戦の歴史


本当にいろいろ作ってきています。私は歴史を先取りしすぎたマシンもあると思いますが、また次の機会にでも。

■ウルトラモバイルPC進化の歴史


グリップタイプとポケットスタイルに分かれた歴史が、新型typePで合体したというお話でした。そもそも、このグリップスタイルを思いついたのは鈴木様が使っていた際に、画面を見る際に「ひょい」と持ち上げたときに閃いたからということ。下の写真の持ち方に注目です。



つまり、モバイルグリップ+ポケットスタイルが今回の進化というわけです。初代で提案したポケットスタイルに、モバイルグリップという過去の提案をMIXしたこの進化は後ほど触れます。

■typeP誕生秘話(初代)



私もこの初代を所有していますが、それほど大きくない私の手でも片手でひょいと掴むことができるため気軽に持ち運ぶことができます。仕事柄いろんなパソコンに触れますが、ネットブックも含めきちんと使えるパソコンでこれほど「持ち運ぶ」ことの敷居が低い製品は他にありません。

■時代の変化-携帯電話やスマートフォントの関係


携帯電話の性能向上ややパソコンに近いスマートフォンの登場によって、モバイルPCに求められる位置づけが変わってきているというお話。とはいえ、ユーザーの声を聴くとほとんどの場合両方持つ、という結論になっているとのこと。ああ、私もそれだ。


最後にディスカッションの場を設けていただいたのですが、使い分けるポイントについてはSONYの皆さんもこの部分についてはどの部分に落としどころがあるのか探っていらっしゃるようです。個人的な意見については後のエントリで

■究極のウルトラモバイルPCとは?


超(つまりウルトラ)モバイルPCという定義の難しさを感じるスライドです。小型化とPCに求められる性能の両立させるポイントをまとめたものですが、バッテリーと重量の項目がなければどんなに楽だろうか、とふと感じてしまったり。あと、この中にはないけど熱ですね。性能アップと排熱量アップってセットなので。

■新しい形状も考えた

これ、スライド撮影できなかったみたい。まぁ、VAIOの「今」のウルトラモバイルをどう定義するか、てのは悩ましい問題だったって事で。
入力しやすいキーボードはすんなりと継承することで落ちついたようですが、画面解像度については高解像すぎて文字が読みにくい(ええ、本当にそう思います)ため解像度を下げる案もあったそうです。これは社内で意見を募ってもほぼ50:50で割れたそうですが、最終的には「解像度一発変更ボタン」というアイデアを使うことで現状維持としたそうです。・・・初代でも欲しかったぞ、これ。


今回はここまで。次回は新型typePの2つの「シンカ」について紹介します。



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