iPadという大きな壁に立ち向かうには、まだちょっと力不足のWindows陣営のような気がします。というわけで、ネットブックでのタブレットPC本命が登場のニュースです。
ついにマルチタッチ対応の軽量タブレット「EeePC T91MT」が発売、SSD搭載でワンセグにも対応(GIGAZINE)
楽しく!スマートに!マルチタッチ対応のEee PC Touchシリーズ「Eee PC T91MT」を発表(ASUS ニュースリリース)
コンセプトは素晴らしく「薄く、軽く、安く、そして使える」タブレットPCです。
Windows 7 Home Premiumを使用したことによるマルチタッチへの対応。
台湾製ながら、ワンセグチューナーを搭載するというローカライズ。
マグネット式で収納される付属のスタイラスペンでも指でも操作が可能。
※iPadはスタイラスはNG
タッチパネル使用時にも、バッテリー込みの重量が960gと軽く、幅225mm×奥行き164mm×高さ25.2mm(最厚部28.4mm)と片手で持つのに邪魔にならないサイズです。
最大解像度1,024×768ドット(WSVGA)のマルチタッチ対応の8.9型ワイド回転式タッチスクリーンを備え、デジタルフォトフレームとしてもいけるマルチぶり。
保存領域こそ32GBのSSDと少なめですが、2台目としては十分でしょうし、SSDによる高速化と静音性は差し引きでおつりが来ます。メモリも2GBと必要十分。
これで希望小売価格が59,800円と、VAIO type Pの値段付けが馬鹿らしくなるぐらいの激安商品です。本当に凄い。しかし、じゃあ買うかと言われると、「もうちょっと!」と言いたくなるスペックが水を差します。
その最大の元凶がCPU。Intel社のAtom Z520と私の所有するVAIO type Pと全く同じCPUを採用しており、こいつの速度は嫌と言うほど分かっています。これとWindows 7の組みあわせが快適な操作感を生むかと言えば、実物を触ってみないと正直疑問です。
また、バッテリー駆動時間が公称で約5.1時間。実働で2時間半ぐらいでしょうか。私の所有するX61が大容量バッテリー使用時で今これぐらいですが、持ち運んで使うにはちょっと厳しいレベルです。
もう一歩、後一歩が出ればWindows陣営のiPadの対抗馬としてお勧めできる商品です。
というわけで使って見て試したいなぁ、なんて思う今日このごろです。
ちなみに色はホワイトとブラックの2種類。1月30日(土)から販売は開始されているようです。興味のある方はぜひぜひ。
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