先のニュースで取り上げたNikon D300Sから随分遅れましたが、こちらのエントリモデルであるNikon D3000についても取りあげます。
このD3000は、機能的にはバリアングル液晶を搭載したNikon D5000からバリアングル液晶を省いたモデルとなっています。ライブビュー撮影も不可能となっている点はやや残念なポイントです。
設定ダイヤルの「GUIDE」(ガイド)メニューから「撮る」を選ぶと、説明に従って設定することで、様々な表現の設定が可能となっています。デジタル一眼カメラの長所は様々な設定をつかいこなしての撮影がありますが、この機能を使えば初心者でも「背景をぼかす」とか、「背景は流すけど、人物はとめる」などのイメージに併せての撮影が出来てしまいます。その他にもセルフタイマーや連写の設定もこちらで可能です。
繰り返しになってしまいますが、デジタル一眼カメラは様々な機能が使える事が魅力ですが、その操作を覚えるのに一苦労ですし、途中で諦めてしまう方も少なくないと思います。その点、このGUIDEメニューを使えば難しい設定を憶えなくてもプロのような効果が使えるのですから、初心者には嬉しい機能ではないでしょうか。
なお、バリアングル液晶が無くなったことで重量は485gと、D5000の560gと比べてかなり軽量に仕上がっています。もちろん上位機種であるD90譲りの動画撮影機能や高感度撮影も無く割り切った感じのある一台ですが、移動する物体のピント合わせに有効な3Dトラッキングや大型背面モニタなど、一部の基本機能については採用されています。
販売価格も3万円ほど違ってくるようなので、D5000で重さに悩む方には比較検討の候補となる一台でしょう。
【関連エントリ】
■ニュース:APS-Cフラッグシップ強化-Nikon D300S-
■インプレッション:デジタル一眼カメラ Nikon D5000
■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D90
■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D40
■レビュー:デジタル一眼カメラ Nikon D50
【関連リンク】
■ニコン、“ガイド機能”装備のエントリーモデル「D3000」(デジカメWatch)
■Nikon D3000(Nikonホームページ)
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