下記ニュースより、まずはAspire Timelineから。
【速報】Acer、Core 2 Duo搭載で長時間フル稼働できる薄型超低価格ノート「Aspire Timeline」や「Aspire One」新モデル、「Aspire Revo」などを発表
HPにも新製品の情報が掲載されました。
Aspire Timeline
このパソコンはいろんなニュースが詰まっていますが、一番のニュースはCPUにCore2Duoを採用しながら、9万円を切る(89800円前後)バーゲンプライスにあります。今までもこの価格帯のパソコンはありましたが、モデル末期のバーゲンでもこの価格は衝撃的なものです。
重量こそ1.6kgと大きさの割にはずっしり重いですが、Mac Air並みの薄さと8時間駆動のバッテリ、13.3インチで解像度1366 x 768の画面の組み合わせは他社には脅威の価格です。家庭内モバイルではこれで十分でしょう。
本来、Acerなどの台湾メーカーは日本の小型ノートパソコンやアメリカのパソコンを、設計および製造してきた実績があります。中間マージンとなるメーカーが抜ければ、価格が下がることは容易に見当がつきます。
これによりネットブック旋風から始まった台湾メーカーの攻勢は、国産PCの本丸である高性能ノートパソコンの牙城に食い込んできたことになります。国産PCでは倍はしますから、実際に店頭に並べられたら勝負になりません。CPUのグレードを下げれば同価格帯のものはありますが、もし販売担当者でも性能差を埋めるセールストークは難しいです。
おそらく国産メーカーは実販売価格を下げて応対することになるのでしょうが、一部の特徴あるPC以外では太刀打ちは難しいでしょう。サポート体制では優位だとしても、パソコンがここまで普及して「家電」に近づきつつある現状ではこの優位性もいつまで続くかわかりません。
実際の発表はまだ先のようなので、注目したいと思います。
→AspireOneの新製品のエントリはこちら。
→Aspire Revoのエントリはこちら。
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