久々に当ブログで他人のブログに言及。
MuramasaがMacBook Airになれなかった理由(404 Blog Not Found)
私事になりますが、月曜日にiPadしかもって無くて不自由し、昨日はVAIO type Pを併せて持ち歩いていたらとても便利でblogの更新などもはかどりました。iPadはやはり基本的に見るツールで作るツールではない、と言うことを感じた瞬間でした。
おそらくこの回答がMacbook Air 11インチなのでしょう。やや大きな画面とやや高い解像度、物理キーボードとUSBコネクタ、タッチパッド。PCとしての最低基本機能を満たすマシンが1キロちょっとなのですからそれを待ち望んでいたユーザーにはバカ売れするでしょう。
それに対して比較論としてMuramasaを持ち出すのは面白かったのですが、補足が必要かなと考えます。Sharpはモバイル機器を作るのを得意とする会社で、以下のように対抗できるカテゴリの商品を作っていた時期があります。
・PC
Mebius - MacbookAir
・タブレット(PDA)
Zaurus - iPad
※あえてNetWalkerは割愛
・携帯電話
Zero3 - iPhone
タブレットは乱暴な紐付けですが、iPadをiPodtouchに置き換えると分かりやすいかもしれません。私は実際そういう形で置き換えて、その補完製品としてiPadを使っています。
さらに、SHARPは電子書店のSharp Space Townを持っていて、これをもう少し活用すればAppleStoreとまでは行かなくてもSharp独自のマーケットとして各製品を紐付けるコンテンツとなり得る可能性を持っていました。
それだけのネタを持ちながら全く対抗できていないのは、ひとえに責任者(つまり社長)がコロコロと変わるからでしょう。長期のビジョンを持てないから場当たり的な施策しか打てず、サラリーマン社長では思い切った舵取りも出来ず、任期が切れれば退任せざるを得ない。もちろん業績が悪ければ辞任もあり得る。
これで同じ事が出来たら素晴らしいと思いますが、残念ながらこれが日本企業の現実です。
ちなみにMuramasaの中でも950gの軽量ボディとクレードル接続で外部HDDとしても使えるなどサブマシンとしての割り切りがあったMM1と、Macbook Air 11インチの販売価格を最後に挙げておきます。
CPUにCluesoeを採用していたMM1と、メインはCoreiシリーズに移行したとはいえまだまだパワフルなCore2Duoを採用しているMacbook Air 11インチは価格の差以上のコストパフォーマンスがあります。
・Muramasa MM1 17万円前後(オープンプライス)
・Macbook Air 11 8万8800円~10万8800円
結論:Macbook Air 11は売れないわけがない。
さ、日本企業の皆さん頑張ってください。
2 件のコメント:
OSがMac OSだし、普通のノートPCだし、一般人は買わないのでは?
>pollo440さん
バカ売れという表現は確かに適当ではなかったかもしれません。でも、このサイズのこの価格帯としてはバカ売れすると思います。
この11インチモデルは基本的にセカンドPCとしての需要だと思いますが、だからこそMacの入り込む余地が大きいと思います。
ビジネスに使う方でワードやエクセルがメインの方はVAIO Xのようなマシンの方が確かに適当だと思うのですが、カジュアルユーザーはwebブラウザとFlashとPDFが見れればOSに拘る必要はそれほど無くなって来ていると思うのですが、いかがでしょうか。
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