タイトルは、iPad以降に発売された様々なタブレット端末で文字を読むという点に特化して検証した結論です。少なくとも解像度が現状のものではどれも足りません。
スマホではiPhone4のピクセル密度326ppiのRetinaディスプレイのような高精細ディスプレイが採用され、紙の表現に近づいてきました。しかしタブレットではiPadでピクセル密度が約132ppi、史上最も高精細と謳っているOptimusPadでも約168ppi、XOOMが約149.449ppiと、まだまだピクセル密度が足りません。
現在のタブレット端末達は文字をきれいに見えるようにチューニングされた液晶になっていますが、電子書籍に求められるのはピクセル密度の高い液晶です。どんなにきれいに見せようとも、ピクセル密度が低いと細かな文字の表示ができないのためです。紙のように柔軟にフォーマットを替えることが出来ないので、細かな文字も読めるようにすることは必須でしょう。
このタブレットのピクセル密度がクリアされた時こそ、本当の意味で電子書籍端末の普及のターニングポイントを迎えるような気がします。
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