2010-07-10

日々自炊(スキャン)に追われる日々-DR-150のある生活-

Canon DR-150のレビューを書きたいと思いつつ、ThinkPad X100eやSONYのGigaPocketDigitalの準備などに忙殺されなかなか書けていません。そこで今回は日々使う中で感じる事をつれづれと綴っておきます。

さて。

人生初のドキュメントスキャナであるCanon DR-150が届いてからと言うもの、一日一冊以上のペースで自炊(スキャン)を続けています。毎日帰宅すると自炊対象の本とそれのカット台、定規、そしてDR-150とThinkPad X61は冷房をつけている居間に持ち込まれ、スキャン作業に使われています。


・・・リビングのテーブルの風景じゃないなぁ。

裁断機などと言う場所と金を必要とする道具はとても小遣いでは買えないので、スキャナで読み込ませながらその横でひたすら解体→カッターで裁断を繰り返しています。おかげでカッターの消費が早い早い。紙って固いんだという事を日々実感しながら毎日ざくざくと切り刻んでいます。


解体され、スキャン待ちとなった本達。


スキャンしていてわかったんですが、少しでもつるつるとした手触りのある紙はビリビリ音が発生するため夜中にスキャンが出来ません。岩波新書とかあの辺の紙は全てNG。マンガや文芸などの文庫本、紙の比較的厚い技術書などはほとんどのもので音がしません。手触りが少しでもつるつるとしてたら、このドキュメントスキャナではビビり音が発生すると考えて間違いないです。店頭だと賑やかなのでわかりにくいですが、深夜に作業をしてると

「ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ」

と音を発してかなり焦ります。

そんな事にもめげず、毎日ひたすら取り込みにフル稼働させられているDR-150。耐久テストみたいになりつつあるので、いいデータ取れると思いますよ>Canon様


しかし、DR-150のように恐ろしくコンパクトなドキュメントスキャナを使っていると 「ノマドワーク」 という言葉が現実味を帯びます。パソコンの電源さえ取れれば、PCのUSB給電でイーモバイル通信モジュールとドキュメントスキャナ、外付けHDDが動かせますから。


ルノアールなんかでお茶しながら冷房の効いた場所で仕事したらはかどるだろうなぁ、なんて本を切り刻むのに汗だくになりながら夢想してます。

ちなみに切り取った背表紙でゴミ箱が溢れています。だいぶきれいに切り取れるようになりましたw


読み込むスピードより、切るスピードの方が早くストックが溜まりつつあるので消化を急がないとです。場所さえ考えなければ上位機種を買うんですけどね。

【関連リンク】
Canon imageFORMURA DR-150を購入しました→開封式。


Canon imageFORMULA DR-150
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4 期待以上
4 Windows7 (64bit)  同梱ソフトウェアは非対応
4 Diskに十分な余裕がないと言われて保存できないことがある

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

裁断済で検索すればすでに裁断された
本がヤフオクに出品されています
スキャンし終わったらまとめて
売っちゃうといいですね

pc4beginner さんのコメント...

>匿名さん

これについてはデータの複製を促進するものなので難しいところです。個人的には非推奨。

理由として、自炊した本を売るのは完全にコピーしたデータを保持したまま売る事がほとんどだと思うので、ブックオフに本を売るのとは訳がちがうからです。手元にそれが残っている状態で譲渡をするのは、所有していた本を作った人になんの愛情も持たない行為かなと。まぁ、捨てちゃうのも愛情はないとも言えませんが、少なくとも作者に対して害はないはず。

ちなみに私の場合、基本的には廃棄、今後スキャンしなおす可能性のあるものは収納の奥深くに保存しています。もちろん裁断済の本も買った事はないです。上記を促進するものになりかねませんから。