iPad否定派は、こんな現実も見ながら論じても良いと思うのです
LG Display、フル稼働でも追いつかない「iPad」ディスプレイの供給
iPadの初期の販売台数には誰もが驚いているようだ。Appleが販売台数を発表した後、いくつもの技術系アナリスト企業が、年間のタッチスクリーンタブレット販売予想を根本的に修正しなければならなかったと述べている。
iPadはまだまだ万人受けする機械には仕上がっていないと思うのですが、アナログ的な人がデジタル機器を使う上で心理的障害を取っ払った機械としては確実に評価できるレベルに仕上がっています。 そう考える理由となったのは、自分の親父と電車で話しかけられたおじいちゃんの反応。
親父はインターネットには興味はあるけどパソコンなんて使えねぇ、と常々言っています。しかし箱根で道に迷った時のマップの使い勝手(前回のエントリiPad雑感 2010/07/21(購入2ヶ月弱)参照)と、すぐにマスターできたタッチパネルでの操作に興味津々でした。パソコンはNGでも、iPadならOKだったのです。
また、総武線で問いかけてきたおじいちゃんの「そんなこともできるのか?」といういちいちビックリされることに、「ひょっとして今のモバイル製品のすごさって全く伝わってない?」とも感じました。だってiPadの機能って、ガラケーの画面大きくしただけでもある程度実装可能ですもの。そんな人がモバイル機器のすごさに気づくことができる。iPadはモバイルの伝道師にもなれる可能性が有るのです。
それ以外にも、いろんなな人にiPadを使ってもらうと皆さん目をキラキラさせて「遊んでる」。「楽しい」と感じさせてしまうエンターテイメント性こそがiPadを販売的にダッシュさせた要因と思うのです。
楽しければ操作も勝手に憶える。操作を憶えれば、より効果的に使える。すると新たな操作を・・・と正の連鎖反応がはじまる。画面が大きくなっただけのiPodTouch(iPhone)のパフォーマンスは、スマホだってできるだろうし、ガラケーにだってできるはず。
画面サイズという制約が無くなった携帯電子機器の能力にいい加減気づくべきだと思う。携帯できない携帯電子機器がこれだけ売れたって事は、ここに新たな金脈があるって事なんだから。
というわけでまだまだiPadもってウロウロする日々は続きます。気づきは日々ありますよ!
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■Apple iPadまとめエントリ
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