2015-02-17

【まとめ】デジタルフォトアルバム

暫定公開。随時更新します。
(最終更新 2017/05/22)。
2011年にバッファローの「おもいでばこ」、2013年にトレンドマイクロの「ジュエリーボックス」とSONYの「パーソナルコンテンツステーション LLS-201」(2015年、ひっそりと生産中止に)が発売されて、じわじわと広がりつつあったデジタルフォトアルバム業界。

2015年には7/17に老舗富士フィルムから「Wonder Photo Box」が、8/27に光学業界の帝王Canonから「Connect Station CS100」が、そして2016にはPanasonicからSDカード推し!なクラウド連携製品の「パーソナルメモリーマネージャー」が発売されました。

5社5製品となったデジタルフォトアルバム業界ですが、各社の動きが昨年後半からぴたりと止まっています。CP+2017にも展示されたフォトアルバムは一つもありませんでしたし、アップデートも止まっています。

そんな中、老舗バッファローだけは最新型を投入してきました。最古参の意地がデジタルフォトアルバム業界を支えている。そんな状況です。

そんなデジタルフォトアルバムって何よ?というかたは、こちらをどうぞ。

【デジタルフォトアルバム】動画集

自分も「デジタル写真整理術のブログ」なんてのを立ち上げながらちょっとずつデジタルフォトアルバムの良さを伝えていますが、まだまだ製品カテゴリすら認知されていないのが現状。

そこでここでは製品の情報をひとまとめにしてお伝えします。
おそらく自分の知識は、各社の担当以外ではそうそう肩を並べる人間はいないと思います。
ぜひデジタルフォトアルバムの素晴らしさと、それぞれの製品の良さがお伝えできればと思います。

※2015/04/10 追記
SONYのLLS-201がひっそりと生産終了となっています。
第一報はこちらでどうぞ。

■デジタルフォトアルバム関連

製品をまたいだエントリはこちらにまとめました。

【雑感】デジタルフォトアルバムとBGM

【ネタ】デジタルフォトアルバム戦国時代。

【デジタルフォトアルバム】おもいでばこ+ジュエリーボックスは最強の組み合わせ。

■バッファロー おもいでばこ

5代目 2017/03/13~


4代目 2015/03/13~2017/03


初代~3代目 ~2015/03/12


言わずもがな、現在発売されている製品の中では最も歴史があり、最もブラッシュアップされている製品。初代すら有料バージョンアップで最新型と同等機能を持たせるなど、細やかなフォローも見逃せません。ネット経由で写真を見ないなら最有力候補。ヘビーユースに最も耐えうる一台です。

2017/03に再び新製品が発表・発売されました。

【製品情報まとめ】

【まとめ】バッファロー おもいでばこ

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バッファロー (2015-03-13)
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BUFFALO デジタルフォト・アルバム おもいでばこ 1TB PD-100S/W-L
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■トレンドマイクロ ジュエリーボックス


クラウド連携を売りにする製品。写真保存はフルHD画質という割り切りで大胆にコストカットをしており、その結果ネット利用が非常に快適になっています。最近では蛯原英里さんが愛用しているようです。かくいう自分も使っています。

そして安い。メモリオンリーのため、他の製品の半分ぐらいで買えます。クラウド連携の部分を外すと、シンプルな機能と併せデジタルフォトアルバム入門機と言っても良いでしょう。

但しオリジナルを保存しないことと、保存枚数が4万枚なこと、ネット経由での利用は2年目以降は有料である(※2015/04に無料化されました!!!)ことなど、敷居は低いのですが、その後編集や加工に使うのなら保存用に別途ストレージがを用意する必要があると思います。

※第一報はこちらでどうぞ。

【製品情報まとめ】

【まとめ】トレンドマイクロ ジュエリーボックス

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トレンドマイクロ
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■Canon Connect Station CS100


CP+2015に併せて発表された製品。
6月発売>9月末発売>8/27と発売日が二転三転した製品。発売直後に銀座ギャラリーに見に行きましたが、ちょっとさみしい展示状況でした。
CFスロットやRAW対応など、カメラメーカーらしい機能とNFCなどの先進機能を備えています。
ただしその分値段にも反映され、最低価格でも4万弱。これをどう売るのか、Canonの営業手段が問われるような気がします。

【製品情報まとめ】

【まとめ】Canon「Connect Station CS100」情報まとめ

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Canon コネクトステーション CS100
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■富士フィルム Wonder Photo Box

富士フィルム Wonder Photo Box

無事発売されたこの製品。詳細仕様の発表が最後になったこの製品ですが、発売はCanonに先んじました。おもいでばこの大容量ストレージとジュエリーボックスのクラウドストレージ、そして富士フィルムのプリントサービス連携を兼ね備える製品です。

全部入りということでそれが価格に反映されることを懸念していましたが、大型家電量販店の価格は新型思い出箱の1TBモデルと同程度の3万強。クラウド保存も2GBまでは無料と、無料化したジュエリーボックスに対抗する価格となっています。

しかしフルバックアップをすると月額3500円、年額換算で4万2千円。高い!

全世界販売で5万台を目指すということで、世界展開は国内限定のおもいでばこやジュエリーボックスに先んじていますが、いろいろなネックもあり果たしてどこまで販売台数を伸ばせるのか気になるところです。

【製品情報まとめ】

【まとめ】富士フィルム「Wonder Photo Box」情報まとめ(NEW!)

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■Panasonic パーソナルメモリーマネージャー BN-SDPAP3

2016/2という発売糸、クラウド連携以外に今のところ当ブログで各ネタがあまりないこの製品。
続報が入り次第、情報を更新していきます。

【製品情報まとめ】

【まとめ】Panasonic パーソナルメモリマネージャー(NEW!)

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■SONY パーソナルコンテンツステーション LLS-201


NFC対応など、SONYらしさがあふれていた製品。残念ながらひっそりと発売中止になりました。
後継製品もない模様。

自社製品との連携は素晴らしかったのですが、発売後のバージョンアップがほとんどなかったのがが残念です。SONYらしいといえばそれまでですが、初期仕様からユーザーの声を拾い、どのようにバージョンアップしていくかがこのカテゴリの肝だと思うのです。

デザインは最も優秀ですし、製品コンセプトも後発のCanonや富士フォルムに対抗できるものだったのに、とても残念です。このまま消えゆくのなら、「デジタルカメラ」という「文化」を守る会社としては役不足だなぁ、とおもう次第です。

これ、(仕様を含め)製品として成り立っていなかっただけですからね。猛省して欲しいです。

【製品情報まとめ】

【まとめ】SONY パーソナルコンテンツステーション LLS-201

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各デジタルアルバムの比較チャートはこちらです。
けっこう、差がありますよ。




当ブログのまとめはこちらからどうぞ。

パソコンとカメラに繋がるもの まとめエントリ

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