2015-12-22

フラットヘッドスキャナの「ToRiZo」(トリゾー)」をお借りしました。

来年は「デジタル写真とプリント写真の融合」というテーマを、未だ未踏のブルーオーシャンとなっているデジタルフォトアルバムという大陸への架け橋の一つとする予定でした。そのために重要なのがスキャナ。我が家ではix100+ScanSnapCloudが大活躍中です。

最強だぜ、こいつ。

そしたら、ひょんなご縁で我が家にやってきた「torizo」君。残念ながら忙しいので開封が来週以降になりそうですが、非常に興味深い製品だったりします(その忙しさの発生源に、そろそろ筆を折らんといかんかもというぐらい自信を失っているのは内緒)。



テクノロジー的にはix100+ScanSnapCloudとは対極にいる「枯れ切った」フラットヘッドスキャナです。乾電池駆動とか、SDカード保存とか、シンプルなソフトウェアとか、ガジェット好きな人からはあまり受けなさそうなスペックシートだったりします。

でも、世の中ではix100やScanSnapCloudのスペックシートだけで突き刺さるガジェットヲタクは超少数派なので、こういう「枯れた」アイデアの製品が無いと本来スキャナを使うことで幸せになれる人たちにスキャナが生み出す「おもてなし」を提供するのは難しい筈なのです。それはプリント写真とデジタル写真の関係や、デジタルフォトアルバム業界にも言える事なんですけど。製品の多様性が縦(テクノロジー)と横(対象者)両方の軸に伸びないと、マーケットは産まれてこないと思うのです。

まぁ、そもそもガジェットヲタクはテクノロジーの現実も見ずに文句を言うのでそこに受けるかどうかはあまり考えませんけど(今、沢山の人を敵に居まわした気がするけど後悔はしない)。

ix100+ScanSnapCloudが見せてくれたスキャナの未来と、現在を繋ぐ製品として暫く試していこうと思っています。シートフィードスキャナー(ix100)やスタンドスキャナー(SnapLite/SV600)だけでなく、フラットヘッドスキャナーでも新しい価値が発生すれば、「スキャナって便利だよね」という、まず最初にユーザーに言ってもらいたい一言をもっと多くの人に言ってもらえると思うのです。

でも、今現在商品のテスターとしてのキャパはおなかいっぱいです。まだもう一個、「お願いが・・・」と頼まれてでっかくて家族に「邪魔だ!」と怒られるものがやってくるんだぜ。。。torizo君は「あら、便利そう」と言ってもらえましたが。

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