2012-05-28

AndroidやiPhoneは全ての人に良い製品ではない、と言う話。

人のブログに書き込んだコメントがボリュームありすぎて、自分のブログにも残しておきたくなったのでちょっとだけ手を加えて以下に掲載。

スマートフォンと呼ばれる携帯電話が猛威をふるっていて、今年の夏のdocomoの新製品は全てスマホという有様になっています。

しかしこんな事で良いんですかね?と言う話です。なぜならスマホはパソコンのように比較的簡単にフリーズしますし、ちょっとしたことで安定しなくなりますし、通信費は高いし電池の持ちも悪いです。携帯電話としては失格なところが多々あります。そのせいか、身の回りのdocomoユーザーからは「きっとAndroidが悪い。先駆者のiPhoneなら大丈夫」なんて声を聞くこともあります。

ですがしかしそんな事もないです。
iPhoneだろうがAndroidだろうが、まずアプリが増えると不安定になる確率が高くなります(特に常駐アプリ)。もし端末の利用状態を調べて
・メモリ不足
・ネットワーク通信の恒常的な利用
・常駐アプリが多い
 のいずれかに該当するものがあれば、それを解消するだけで安定するはずです。 まぁ、iPhone(iPodtouch)の方が安定していると感じますがガラケーにはかないません。

特にネットワーク通信を酷使してるとアプリ単体がサクッと落ちたり、端末そのものが強制再起動が必要な状況になることもあります。ガラケー並の安定性はまだ求めるのは酷、と割り切った方が良いです。私はたまにガラケーにSIMを差し替えて使いますが、フルブラウザが使えないことを除けばガラケーの方がよほど快適です(ただその一点のみの問題でスマホを使っています)。

ちなみに私自身はビジネス利用携帯は未だdocomoガラケーです。通話とメールしかしませんし、iモードで最低限のwebにアクセスできますから。

開発を知る人間として擁護させてもらえれば、OSを端末用にフルカスタマイズできて管理されたアプリしか入らないガラケーと、有り様のOSをフィットさせ、なおかつ様々なアプリを受け入れるスマホとの安定性を比べるのは酷な話です。バグのないアプリなんて基本ありませんし(仕様と言われる不具合がそれです)、そのバグが複数積み重なって悪さをすればそれを動かすOSにも悪影響は及びます。

この不安定さは、各種の自由を受け入れる代償と言ってしまっても良いです。管理がAndroidに比べより厳しいiOSが安定しているのもそれが理由ですし、完全コントロールされているガラケーが再起動と無縁なのも不自由を強いることで問題をコントロールしているだけですから。ちょっと脱線しますが、MacはWindowsと比べて安定していると言われますが、あれはハードに最適化されたOSとある程度管理されたアプリの世界だからと推測します。
もしかなりのアプリを入れているなら、まずはその整理をして常駐アプリを減らすだけでもかなり安定すると思います。あと、一日一回の再起動(自分は朝1か寝る前にやります)も結構効きます。

そんなわけで、「スマホ万歳」的な今の風潮には懐疑的です。通信料が高くつくスマホを必要とするユーザーがはたしてどれだけいるんだろうか、と。私はオタクなので脊髄反射で飛びついていますがw

まぁ今日はそんな感じです。

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