IIJmioの契約内容を確認していたところ、
「IIJmio WiFi by エコネクト(長得)」
という見慣れないオプションが残っていることに気がついた。
「長得」なんて名前からして、かなり昔に申し込んだものっぽい。
まったく使った記憶がなかったので、2026年8月現在でも使えるのか、どうやって使うのかを調べてみた。
「IIJmio WiFi by エコネクト(長得)」とは
そもそも「長得」は、IIJmioが2017年に開始した長期利用者向けの「IIJmioプレミアム特典(長得)」。
IIJmioを一定期間以上利用しているユーザーを対象に、指定されたオプションの中から1つを無料で利用できるというものだった。
対象サービスには、
IIJmio WiFi by エコネクト
マカフィー モバイル セキュリティ
i-フィルター
トビラフォン
などがあり、その中から1つを選択して無料で利用できた。
私の契約情報に残っていた
「IIJmio WiFi by エコネクト(長得)」
は、このとき選択したものらしい。
現在「IIJmio WiFi by エコネクト」は月額398円(税込)の有料オプションなので、昔の長期利用特典で無料になっている契約が、そのまま残っているということになる。
なお、現在の「ギガプラン」には旧「長得」とは別の長期利用特典「長特」が用意されており、旧プランからギガプランへ変更すると「長得」は解除される。
そのため、旧プランで「長得」が残っている場合は、よく分からないからといって安易に解約しない方がよさそう。
今は「ギガぞう」アプリを使う
では、実際にどうやって使うのか。
以前はエコネクト専用アプリが提供されていたが、このアプリは2023年9月30日でサービスを終了している。
現在は株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)の「ギガぞう」アプリを使用する。
大まかな設定方法は、
スマートフォンに「ギガぞう」アプリをインストール
アプリを起動して「ログイン」
「提携事業者のIDでログイン」を選択
「エコネクトIDでログイン」を選択
エコネクトIDとパスワードを入力
Wi-Fi接続設定を行う
という流れ。
ここで注意したいのは、IIJmioの「mioID」を入力するわけではないこと。
エコネクトにはWi-Fi接続用の専用IDがあり、
のような形式になっている。
このエコネクトIDとパスワードを「ギガぞう」に登録して利用する。
IIJmioを契約していないスマホでも使える
今回調べていて一番「へえ」と思ったのがこれ。
「IIJmio WiFi by エコネクト」は、IIJmioのSIMが入っている端末専用というわけではない。
認証にはIIJmio回線そのものではなく、エコネクトIDとパスワードを使用するため、自分が所有している別のスマートフォンやタブレットでも利用できる。
しかも、IIJmio公式によればアプリケーション登録台数の上限は3台。
例えば、
IIJmioを契約しているメインスマホ
別キャリアのサブスマホ
SIMなしのタブレット
といった3台に設定することもできる。
古い長得の無料契約が残っているなら、意外と使い道がある。
どんなWi-Fiが使えるのか
IIJmio WiFi by エコネクトでは、Wi2系を中心とした公衆Wi-Fiスポットが利用できる。
エコネクトの資料では、
Wi2
Wi2_club
wifi_square
などのSSIDが案内されている。
ただし、ここは少々ややこしい。
現在使用するアプリは「ギガぞう」だが、「ギガぞう」の通常契約と「IIJmio WiFi by エコネクト」は別のサービス。
そのため、
「ギガぞうアプリに表示されているWi-Fiなら全部使える」
という意味ではない。
ギガぞう自体には「Wi2eap」「au_Wi-Fi2」「0000Wi2」「Wi2premium」など、さらに多くのSSIDに対応したプランがあるため、エコネクト経由で利用する場合は、自分の契約で利用可能なスポットかどうかを確認した方がよい。
Wi2では現在も公式のエリア検索が提供されているので、近所や出先に使えるスポットがあるか調べることができる。
ギガぞう Wi-Fi エリア検索
https://gigazo.wi2.ne.jp/area/
結論:昔の無料特典が今でも意外と使えそう
というわけで、契約情報に謎の
「IIJmio WiFi by エコネクト(長得)」
が残っていたので調べてみたところ、
「昔のIIJmio長期利用者向け特典で、現在もギガぞうアプリ経由で公衆Wi-Fiを利用できるもの」
だった。
しかも、
現在も通常契約なら月額398円(税込)
長得なら無料
ギガぞうアプリで利用可能
IIJmio回線が入っていない端末でも利用可能
最大3台までアプリに登録可能
ということで、無料のまま残っているのであれば、わざわざ解約する理由もあまりなさそう。
最近はスマートフォンの通信容量も増えて、公衆Wi-Fiを積極的に探して使うことも少なくなった。
とはいえ、地下や建物内などモバイル回線が弱い場所で使えたり、SIMを入れていないタブレットや予備スマホで通信できたりするので、無料なら設定しておいて損はなさそう。
長年IIJmioを使っている人は、一度契約内容を確認してみると「長得」がひっそり残っているかもしれない。
参考資料
IIJ「IIJmioプレミアム特典(長得)提供開始」
2017年11月7日
https://www.iijmio.jp/info/iij/20171107-1.html
IIJ「IIJmio WiFi by エコネクト」
公開日不明。2026年8月21日時点で参照可能
https://www.iijmio.jp/hdd/option/iijmiowifi/
IIJ「IIJmio WiFi by エコネクト アプリ切り替えのお知らせ」
2023年7月25日
https://www.iijmio.jp/info/iij/1689834554.html
IIJmio FAQ「ギガプランへ変更した場合の長得について」
公開日不明。2026年8月21日時点で参照可能
https://help.iijmio.jp/answer/61209bef2b2265001db0d367/
エコネクト「サービス利用マニュアル」
2023年
https://econnect.jp/news/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB.pdf
Wi2「ギガぞう Wi-Fi エリア検索」
公開日不明。2026年8月21日時点で参照可能
https://gigazo.wi2.ne.jp/area/
※本記事は2026年8月21日時点で確認したIIJおよびエコネクト、Wi2の公式情報をもとにした備忘録です。サービス内容、対応SSID、料金などは今後変更される可能性があります。
IIJmio えらべるSIMカード エントリーパッケージ
IIJmioの申し込み時に利用できるエントリーパッケージ。 最新の価格や適用条件はAmazonの商品ページでご確認ください。
Amazonで詳細を見る