2025-06-24

いまさらix1500。でも、ぜんぜん困ってない話。

明日(もう今日ですが)、ScanSnapの新製品が発表されるらしい。現行機種のix1600/1400が2021年だったので、4年ぶりの主力商品の更改となる(ちがうかな?)。

どんな製品が出てくるのか興味がありますが、その前にちょっと振り返っておきたい話があります。

いまだにix1500、我が家ではめちゃくちゃ現役です。


わが家で使ってるのはさらに前の、2018年10月に発売されたScanSnap ix1500。すでに後継機のix1600が登場してかなり経っていますが、「買い替えようかな?」と思うほどの決定打は、いまのところありません。もちろん、スペックで見れば差はあるんですよ。最大のトピックはこれ。

・ 速度の向上

ix1600はスキャン速度が33%向上とかなり高速化されていました。
でも、ix1500でも「待たされてるなぁ」と感じることはほとんどない。それ以前がix100だったので、オートシートフィーダなどの利便性や高速化など、落差が激しかったんですよね。
日常的に何十枚もまとめてスキャンするわけじゃないので、とても大きなトピックなんですが。
そして、入れ替えの壁がこれ。

・ ScanSnap Cloudの差はゼロ。

何故有料化しない?とPFUの経営を疑うほど優秀な、無料で使えるアプリを使う際の差が無かった。Google DriveやEvernoteへの送信機能などは使っていないのですが、それでもこのScanSnap Cloudを使ってしまったら他のスキャナは使えないと思うんですよね。

とにかくスキャンしてこいつに管理させる。デジタル写真の管理ソフトならLightroomでしょうけど、スキャンデータならこれなんですよ。とにかくマジで優秀です。

そして最後にコレ。

・ 使ってるけど、そんなに頻繁じゃない。

これが一番大きいかもしれません。

  • 週に一度のレシート整理(経費や保存用のやつ)
  • 年に数回の文書スキャン(書籍など)
  • 各種プリントのデジタル保存(マンション理事会とか)
  • 書類をPDF化してメール送信

こうして並べると「そこそこ使ってるじゃん」って気もするんですけど、でもやっぱり「買い替えるほどの頻度か?」っていうと微妙なんですよね。
ix1500のスキャン性能で足りてるし、不便に思ったことはここ数年ないかも。
クソ真面目に作ってるのか、壊れる傾向もないんですよね。
B向けの品質、そのまま持ってきてるのか?というほどカチッと動く。
ジャンルは違うけどC社のプリンタの情けないほどひどい品質低下と比べると、もう、ね。

結論:「使ってて困ってない」

だから、ix1500を使い続けている理由はこれに尽きます。
いまの使い方に対して、不足がまったくない。
もはや家電というより“文房具”に近い感じで、生活の中にしっくり溶け込んでる存在です。
無かったら死ぬほど困る。

とはいえ─

明日の新製品、やっぱり気になります。

そんなわけで、ix1600が出たとき「これは乗り換えたい!」と思うようなトピックは少なかった。でも、今回はどうだろう。

スキャン精度?さらなるスピード?
あるいはAI的な仕分け?オフィス以外の新しい提案?

「これはさすがに欲しい!」と思わせてくれるような進化があるのか──
今の満足度を超えてくる何かがあるのか──
ユーザーとして、ちょっと楽しみに待ってます。

今日はそんな感じで。

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