(最終更新 2010/02/04)
あちこちでこれでもか!と情報があふれているiPhone、もしくはiPodtouchの(実質上)上位互換製品であるiPad。いつの間にかモバイル系のツールに特化しつつある(本当はもっとパソコンも紹介したいんですけど、なかなか。。。)当ブログでは、今までに紹介してきた製品たちと比較しつつiPadはどんな使い方ができるのか検証しておきます。で、考えれば考えるほど欲しくなってきます。。。不思議。

■iPadの性能まとめ(情報がありしだい随時更新)
・CPUは専用開発のApple A4 1GHz
・保存メモリは16GB・32GB・64GB
・9.7インチのLEDバックライトIPS液晶(すげぇ)
・↑もちろんマルチタッチ
・解像度:1024×768ピクセル
・外部出力時、ドック経由では1024×768固定みたい。
・純正コンポジットケーブルの場合、576p、480p、576i、480i。
・無線LANは802.11(a/b/g/n)対応
・Bluetooth2.1+EDR
・加速度計、電子コンパス(GPSは3Gのみ?)
・スピーカーとマイクもある。通話もOK?
・外寸 242.8 mm×189.7 mm×13.4 mm
・重量 680g(Wi-Fiのみ)730g(3G)
・バッテリー持続は10時間(スタンバイで1ヶ月以上)
・ドックコネクターとACアダプターは同梱される
・ソフト関係では、電子書籍アプリ「iBook」とiPad対応「iWork」が発売されるらしい
・お値段は円換算で約4万4千円ぐらいから。CLUVノートPCぐらいですかね。
・WiFiモデルは60日以内、3Gモデルは90日以内に出荷予定。
日本だとキャリアはやっぱりソフトバンクですかね?
・
フラッシュ未対応。これ重要。■対iPodtouch
まだレビューすら挙げていないですが、12月に購入した身内の敵と比較して見ましょう。
Apple的には別物としていますが、デジタル小物は庶民にはほいほい買えるものではないので
どちらかと迷うだろう、ということで。

・携帯性なら間違いなくiPodtouch。通勤のお供ならこっち。
首都圏なら公衆無線LAN活用でiPhoneじゃなくても結構いける。
・自宅で使うならiPad。やっぱり高解像度と大画面は魅力。
ただしネットブック持ちには競合してしまう。
・キーボード使いたいならiPad。純正でサポートしてきた。
ただしそれならMacBookでもいいか?と個人的には思う。
・年配の方にiPhoneのよさを伝えるならiPad。
画面は大きければ大きいほど喜ばれます(経験上)。
というわけで、大きさが違いすぎて同じ土俵に上がっていないと思います。
■対VAIO typeP(最新型Loox Uも可)
SONYの小型PC最終兵器であるVAIO typePとも比較しておきます。
こいつはパソコンと考えるといろいろ不満はありますが、Windowsが使えるPDAとすると
こんなに便利で所有欲を満たしてくれる製品はありません。

・携帯性はVAIO typeP。けどiPadも悪くない。
・操作の快適性ならiPad。OSから専用品なのでチューニングがばっちり。
VAIO typePは画面も小さく見づらいので要注意。
・フラッシュ使えなきゃヤダ!ならVAIO typeP。
Appleは小型デバイスのフラッシュ採用に消極的なので今後の対応も期待薄です。
・バッテリーの持ちは互角。
どちらもパソコンの代わりにはなりませんが、Windowsで動いているtypePのほうが汎用性あるかも。
但し方向性が違うので比較対象にはならないかも。
■対ネットブック(標準的なもの)
VAIO typePほど尖ってないけど、室内でうろうろ持ち運ぶのに便利なネットブックは
どうでしょうか。

・携帯性はいい勝負。ネット部区は気を使わなくて済むかな?
・価格で選ぶならネットブック。汎用品の部品の集合なので修理も簡単。
・満足度ならiPad。知り合いに自慢しまくれます。
・バッテリーの持ちはiPad。ネットブックにこれを求めてはいけません。
・パソコンとしての機能を求めるならネットブック。iPadは新しいジャンルの製品です。
回転式のタッチパネル液晶を備えているならネットブックでいいと思います。
が、タッチパネル非搭載で主な用途がwebブラウズなど「見る」専門ならiPadが快適です。
というわけでこれも比較になりません。
■対ZAURUS(ちょっと古いけど)
タッチパネル、電子図書ビューア、インターネットなど時代を先取りしていたマシンとの比較。
サイズ以外は惨敗と思いきや、そうでもなかったり。iPodtouchとの戦いでも同じことが言えます。

・携帯性ならZAURUS。大きさが違いすぎます。
・快適なweb環境はiPadの圧勝。比較になりません。
・電子図書の読みやすさは互角。
ZAURUSは小さいくせに640*480と高精細なので馬鹿にできないのです。
・タッチパネルは個人的にはZAURUSの勝ち。
感圧式なのでタッチするデバイスを選ばず、手書き文字入力も快適。
ZAURUSは電子辞書としてのマーケットも一定の成功を収めていますし、実は今まで比較してきた中でいちばん競合する製品です。しかしとっくの昔に開発も生産も販売も終わっている製品ですので、比較するのは間違っているように思います。
■対docomo N-02B(異種格闘)
そもそも比べるのが間違ってますが、一応。

・携帯性はぶっちぎりでN-02B。比べるのが間違ってる。
・電子図書などのビューアならiPad。比べるのが間違ってる。
・インターネット接続は互角?ガラパゴス携帯は使いこなすとすげぇのです。
まぁ、PC用のwebページが見たいのならiPadの3Gモデルでしょうけど。
・基本的には両方持つことをお勧めします。どちらもお互いの代わりにはならないので。
というわけで、基本的には「既存の製品と比較しても何も価値がわからない」といえると思います。個人的にはフラッシュ対応していればパソコンのwebブラウズは完全にカバーできたのに、と思う一方、電子図書ビューアとしての機能を売りにしているので今度どのようなラインアップをそろえられるかがキーだと思います。
ちなみにこれ、マルチタスクじゃないんです。iPodtouchにマルチタスクをバリバリさせている自分には一寸辛いかも。
iPad関連はまとめエントリを作成しましたので、よろしければこちらもどうぞ。
■Apple iPadまとめエントリ