2021-07-03

パソコンとカメラに繋がるもの まとめエントリ

当エントリでは、各まとめ記事へナビゲートします。(随時更新)

★最新情報★
 【まとめ】デスクエニウェア(最終更新2021/07/03) (NEW!)
 Google Home Mini (最終更新2019/02/08)
 デジタルフォトアルバム (最終更新2017/05/22)
 【まとめ】RICOH THETA (最終更新2015/11/06)

★更新中★
■ノートパソコン・タブレット
 ・lenovo ThinkPad X240(最終更新2014/10/24)

デジタルカメラ (最終更新2015/03/09)
 ・【まとめ】RICOH THETA (最終更新2015/11/06)

デジタルフォトアルバム (最終更新2017/05/22)
 ・おもいでばこ
 ・ジュエリーボックス
 ・SONY パーソナルコンテンツステーション LLS-201
 ・Canon Connect Station CS100
 ・富士フィルム Wonder Photo Box
 ・Panasonic パーソナルメモリーマネージャー

■その他ガジェット
 ・【まとめ】ファーイーストガジェット デスクエニウェア(最終更新2021/07/03)

★中断中★
■PDA、スマートフォン、モバイルコンピュータ
 ・NEC Lifetouch Note(最終更新2011/12/22)
 ・Apple iPad(最終更新2010/09/27)

■ネットトップパソコン
 ・Acer Aspire Revo(最終更新2010/09/28)

■ノートパソコン・タブレット
 ・SONY VAIO typeP(最終更新2011/04/21)

■デジタル一眼カメラ
 ・Nikon D5300 (最終更新2014/10/10)

■その他
 ・Windows 8関連(最終更新2012/11/13)
 ・Amazon Kindle3(最終更新2011/04/26)
 ・PC-NEWS(最終更新2009/11/19)

★★★更新完了★★★

■デスクトップパソコン
 ・小型デスクトップは便利(ThinkCentre A61 Ultrasmall等)

■ノートパソコン・タブレット
 ・ThinkPad Tablet 2 
 ・DELL XPS12 
 ・Acer W3-810
 ・SONY VAIO X
 ・lenovo ThinkPad X100e 
 ・ThinkPad X61のある生活

■周辺機器(キーボード)
 ・lenovo ThinkPad USB トラックポイントキーボード

■PDA、スマートフォン
 ・Zaurusのある生活
 ・SHARP NetWalker
 ・Pocket WiFi S (S31HW)

■その他ガジェット
 ・【まとめ】EPSON MOVERIO BT-200

【まとめ】ファーイーストガジェット デスクエニウェア

「デスクエニウェアの凄さ」と題してあげたエントリのまとめです。
※暫定アップ中。

更新をさぼる癖があるため、いったんここまでの投稿を区切りとしてまとめておきます。


Makuakeで先行販売されたこの製品、ぼちぼち一般販売もされると思います。

皆さんにも是非とも使っていただきたい、世界を変える製品です。

無事手元に届き、生活にもなじんできました。

使い勝手について】

01,PC利用環境の「隙間」を埋めて変える・改善する


02,「袖机」があるビジネスデスク


03,どこにでも持ち出せる


04,膝上と収納時の収まりの良さ


【利用環境について】

05,真のデジタル化を迫られる


【実際の利用について】

06,在宅ワークのあり方を変える


07,オフィスの実質フリーアドレス化をサポートする


2021-06-24

【デスクエニウェアの凄さ】07,オフィスの実質フリーアドレス化をサポートする

前回から少し時間が経ってしまいました。

今回はデスクエニウェアをオフィスで利用する想定で、どのように便利なガジェットであるかを紹介します。フリーアドレスのオフィスで働く方だけではなく、一定以上の役職の方や営業職の方なら仕事を快適にしてくれるツールです。

活躍の場はオフィスのほうが多いかもしれない


デスクエニウェアについては、「隙間の改善」「持ち運び」「収納力」「収まりの良さ」という使い勝手に対するエントリと、実際に使う準備となる「デジタル化で利用環境を整える」というエントリを参照ください。
また、公式でMakuakeから先行販売していた際の文章が非常に参考になるのでそちらも併せて読むことをお勧めします。

■Makuakeの販売ページ(こちらでの販売は終了しています)

 →https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/  

■公式製品紹介

 →https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/communication/


それでは、今回の本題であるオフィスでの利用について紹介します。このデスクエニウェアは、パソコンを快適に使える時間を増やせるツールとなります。

そもそも、現在のオフィス環境はフリーアドレスが増えています。しかし、実はフリーアドレスではなくても、労働時間の多くがフリーアドレスに近い状態の方も増えています。

例えば、出席する会議が多い人は自席になかなか戻れず、フリーアドレスに近い状態になります。

会議漬けの方は自席に戻る機会も少ない

自席から会議室までの距離が長いと、待機スペースやより近いフリースペース等で仕事をされている方を多く見かけます。このような場所にあるソファやデスクはPC利用の姿勢が取り辛い構造になっています。カフェ等で作業をされる方も同様でしょう。

オフィス専用でない家具でのPC利用は身体にストレスがかかる。

会議やカンファレンスなどでは、状況によっては机がなく椅子のみの場合があります。机があったとしても椅子についている簡易版や、幅が狭くパソコンが使いづらい場所の場合もあります。

また、移動中の空間で仕事をする方も増えています。タクシーや電車等でパソコン作業をする際、膝上での利用となり、パソコンを入れているバッグなどに乗せて使うしかありません。
パソコンだけでなく紙資料なども同様の作業状態に。

このように、「みなしフリーアドレス」で働いている方はパソコン利用の環境が整っていない場所にいることが多くなっています。

そんな環境で必要なのは、適切な姿勢で快適に使える机です。デスクエニウェアはパソコンを入れて持ち運べる机という点にフォーカスがあたっていますが、パソコンを使いやすい姿勢で利用できるというメリットがあります。

パソコンを使う姿勢で、肘から先が楽に収まる。

また、パソコン関係の小物をまとめて持ち運べる、というメリットもあります。各種充電器やバッテリー、マウス、ペンやメモ帳までならすべて入ります。

パソコン含め、この量が入る容量がある。

椅子さえあれば、楽な姿勢でパソコン作業ができる。
小物もまとめて持ち運べるので、オフィス内のパソコンの持ち歩きも楽になる。

デスクエニウェアを直訳すると
「どこでもデスク」
となりますが、うまく名前をつけたものです。

しかも、使い終わったらまとめて棚やロッカーに入れるだけです。

このように、フリーアドレスのオフィスで働く方だけでなく、実質フリーアドレスの方にも非常に効くツールなのです。

先日、やっと届いたので次回から利用した感想に移る予定です。



















2021-05-31

【デスクエニウェアの凄さ】06,在宅ワークのあり方を変える

Makuakeの販売期間が終わってしまったデスクエニウェアですが、当ブログのエントリはまだ続きます。これまでに「隙間の改善」「持ち運び」「収納力」「収まりの良さ」という使い勝手に対するエントリと、実際に使うための「デジタル化で利用環境を整える」というエントリを書いてきました。

今回はこれらを踏まえ、デスクエニウェアが在宅ワークでどれだけの力を発揮するかを書いていきます。今まで書いたエントリが無いとこれが書けなかったのです。製品そのものの詳しい話は下記のリンク先の情報を見ることをお勧めします。

Makuakeの販売ページ→https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/  

公式製品紹介→https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/communication/

少なくとも自分の世界はこの製品で変わる。

在宅ワークでのデスクエニウェアの利用の前に、まず自宅(家、部屋)のコロナ前の在り方について書いておきます。古くは仕事をするのに適した書斎という部屋が自宅にありましたが、現在ではこのような名前の部屋は死語になっています。自宅には基本、奥様や子供を中心とした構成になっています。また、お子さんがいないDINKS(これも死語かな?)や一人暮らしの方の場合には仕事は職場で行うので、自宅にはくつろぐ場所しかありませんでした。

素敵な空間であればあるほど仕事には向かない

この状況が2020年、在宅ワークを急遽求められた方達は一変したのです。仕事をするのに適した環境の無い自宅に仕事が持ち込まれ、プライベートとビジネスの板挟みになりながら仕事をするしかありません。時にはリビングのテーブル、時には子供部屋の勉強机、ダイニングテーブルやたまにカフェなどで仕事をするノマド(放浪者)になっているのが実情ではないでしょうか。

放浪先のリビングやダイニング、子供部屋を都度オフィスとしなければなりません。そのためには前のエントリで書いたように、「徹底した電子化」インターネットの各種サービスやクラウドストレージを何処でも快適に使える環境を整えて、移動し続けても仕事ができるようにする必要があります。デスクエニウェアはその鍵となる道具になることが、お分かりになるでしょうか。

そもそも、オフィスは仕事をしやすくするために設計されています。

しかし、リビングやダイニングはくつろぐために設計されています。

PC利用に適した環境がいずれかは言うまでもありません。それを埋める必要があるのです。

無機質なオフィスは合理的でもある

デスクエニウェアの利用を主とした仕事環境を整えることは、その問題を解消する手段にもなります。13インチ程度の薄型長時間駆動モバイルPC(UMPC)とインターネット環境に、クラウドツールと徹底した資料の電子化を組み合わせることで、いろんな人が何十年と言い続けていた「オフィスのデジタル化」が完了してしまうのです。

仕事道具セットを作ってしまえば、割と簡単。

在宅ワークで家族に肩身の狭い思いをしている方も、デスクエニウェアを使うことで邪魔にならないところに移動しながら仕事をすることができます。どこにも場所が無ければ、モバイルWi-Fiを収納に突っ込んで一時的に外出するのもありでしょう。車をお持ちの方なら、後部座席にドリンクとデスクエニウェアを持ち込めば簡易オフィスに早変わりします。運転中は前座席のほうが快適ですが、止まっている車内では後部座席のほうがゆったり出来てお勧めなのです。

外が明るければパソコンも見やすく割と快適な場所になる。

このデスクエニウェアの紹介を通じて自分が伝えたいのは、これを手に入れて再定義(リデザイン)された仕事の仕方(ビジネススタイル)が、コロナ後の主流なビジネススタイルの一つになるという確信なんです。今まで書いてきたブログエントリはその説明でしかありません。とりあえずデスクエニウェアを買う。そしてそれに合わせてパソコン利用環境を構築する。それが人より一歩、時代を先んじる行動だと思うのです。そう考えると安い投資だと思います。

この製品が与える衝撃(インパクト)について語るときに、初代iPodや初代iPadと並べて話をするんですが、それだけの社会的インパクトを与える可能性がある製品だということを何とか伝えたいのです。例に挙げた2製品は発売直後に買いましたが(特にiPadは発売日に銀座で並んで3Gモデルを買った)、デスクエニウェアもそれぐらい急いで手に入れようとしています。時代に遅れないために。

「そうは言ってもまだ職場で働いてるよ!」という方もいるでしょう。というか、これだけコロナで追い詰められても、必要もないのに無駄に出社させるバカ、もとい、無能、違った、思考停止な会社運営者(経営者と呼びたくないのでこう書きます)は非常に多いです。

そこで次回はオフィスでもこのデスクエニウェアを導入するメリットについて書きます(あ、予定していたエントリ本数が増える・・・)。もしその内容が許される環境にいる方は、取り残される人は置き去りにしてさっさとこちら側に来ることをお勧めします。

最後に、私も使っている在宅ワークのお勧めグッズを3つ紹介します。
最後は膝上机利用が前提です。

1つ目はキャンプ用の丸めて圧縮できるクッションです。下の画像はAmazonのリンクになっています。

パソコン利用の前傾姿勢で自宅の椅子を使っていると、お尻がいたくなります(そういう姿勢での長時間利用を考慮されていない)。オフィスチェアなら長時間座っていても問題ないのですが、それが難しい方はこれ一つ敷くだけで非常に楽になります。持ち運びもしやすいので、カフェなどにも持ち込めます。

ちなみに膝上机を使うと姿勢が少し後ろ倒しになるので、もっと楽になります。

次に、腰枕です。これも圧縮して持ち運べるものがおすすめです。下の画像はAmazonのリンクになっています。

良い姿勢を保つためには背もたれに腰を姿勢よく保持し続けてほしいのですが、椅子の形状がそれを許さない場合、これを使うと姿勢を保ちやすくなります。

ちなみに膝上机を使うと、腰枕により密着しやすくなります。

最後に、キャンピングチェアです。これは膝上机の利用が前提です。下の画像はAmazonのリンクになっています。

家の中に座るところすらない、という方はこの椅子を空きスペースで組み立てて、これに座って膝上机を使うとどこでもオフィスになります。背もたれの高いタイプなら寄りかかることもできるし、使わない時は非常にコンパクトです。デスクエニウェアを購入した方にはセットでお勧めしたい製品です。


2021-05-30

【デスクエニウェアの凄さ】05,真のデジタル化を迫られる

これまでのデスクエニウェア関連のエントリで、「隙間の改善」「持ち運び」「収納力」「収まりの良さ」と、製品そのものについて書きました。しかし膝上机がまだまだ市民権を獲得していないため、使い方も併せて紹介しないと「世界を変えるツール」と言っても「ナニイッテルノオマエ?」で終わってしまいます。

少なくとも自分の世界はこの製品で変わる。

そこで今回はデスクエニウェアを十全に力を発揮するための環境について書きます。製品そのものの詳しい話は下記のリンク先の情報を見ることをお勧めします。

Makuakeの販売ページ→https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/  

公式製品紹介→https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/communication/


まず、使い方の前提としてより快適に使うための準備が必要になります。その最重要キーワードが「徹底した電子化」となります。特に紙媒体は原則電子化して、インターネットの各種サービスやクラウドストレージを何処でも快適に使える環境を整える必要があります。

サンプルとして、デスクエニウェア無しでは生きられそうにない自分の環境を紹介します。

半分ぐらいは普通の人はいらないもの。

仕事のPC環境はマイクロソフトの「Office365」と「Microsoft Teams」、そしてCiscoの「Webex」で完全にクラウド化されています。紙書類は富士フィルムの複合機でスキャンされてPDF化されますし、それらの電子データを12.1インチのモバイルPC「Panasonic レッツノートSZ5」とiPhoneで使っています。

仕事のモバイルセットはこのような感じ

プライベートのPC環境は同じく「Office365」と「Adobe Creative Cloud」等でほぼクラウド化されています。クラウドにアップロードできないものは母艦となるPCにつないだ外付けのネットワーク共有したり、写真データなら「おもいでばこ」を使った連携を行います。紙や印刷媒体はPFUの「ScanSnap」のix100やix1500(現行型ではix1600/ix1400)を状況に応じて使い分けでPDFやJPEG変換して電子化して保存しており、先の共有フォルダやおもいでばこ、クラウドストレージに分類して保存されています。これらを状況に応じてデスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコンやタブレット・スマホで使い分けています。

プライベートのモバイルセットはこんな感じ

このようにデスクエニウェア上のパソコン、正確には13インチクラスのウルトラモバイルパソコン(UMPC)ですべての情報(データ)が参照できる環境を作ることが前提となります。仕事環境はサラリーマンだとままならない方も多いと思いますが、手元の紙媒体はスキャンしてメール送付することで電子化は可能です(私はそうしています)。

ScanSnapは据え置きとモバイルの2台体制、スマホ接続も可能

オフィスはすべての居室から無線LANで社内ネットワークに接続できますし、自宅もバッファローの無線LANルーター中継機で高速インターネット通信が出来ます。外出先でも公衆無線LANやモバイルルーター、スマートフォンのテザリングでインターネット通信ができるようにしていますし、これらを支えるための充電設備やモバイルバッテリーも揃えています。

親機はリビングの高いところに設置。

中継器は廊下のコンセントに。

外出時はモバイルルーターとテザリングで。

さらにノートパソコンでは効率が落ちる作業は無理にノマド作業にせず、23インチのデスクトップパソコンや、ノートパソコンを40インチの4Kモニタや外部キーボード、マウスやタブレットを繋げる固定環境も用意して使っています。


画像や動画処理等を行うデスクトップ環境。

デスクエニウェアの利用と矛盾するように感じるかもしれませんが、そもそもデスクエニウェアはパソコンを「無理しないで」使うためのガジェットです。ノマド時の生産性を上げたら、それでフォローできない作業があるなら補足できる環境も作る必要があります。

ただし、従来の隙間時間だった移動中のノートパソコン作業がデスクエニウェアによって主な作業時間となり、固定の作業環境はそこでしかできない作業を行う従の場所となります。すでに営業職や管理職の方はこのようなビジネススタイルに移行しているため、デスクエニウェアをフルに活用する環境を整えるとこれなしでは仕事ができなくなるでしょう。

こんな風に働いてみたいなぁ。。。

このように、既に発生しているPC利用スタイルの変化を明確に再定義するガジェットがデスクエニウェアなんです。これによりモバイルのスマホ、タブレットとの関係性も再定義されますが、話が長くなるのでここでは割愛します。

次回は、在宅ワークでこのデスクエニウェアがどれだけ素晴らしいツールになるかと、その際のTipsについて紹介します。

【デスクエニウェアの凄さ】04,膝上と収納時の収まりの良さ

Makuakeの販売期間が迫ってるデスクエニウェア、ここまでに「持ち運び」 「収納力」「隙間の改善」と3つのテーマのエントリを書きましたが、まだまだエントリを追加します。 ちなみに、公式のページが一番ちゃんとした情報を書いています(当然ですが)。興味がわきましたらこちらもどうぞ。

Makuakeの販売ページはこちら→https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/  


今回は2つの収まりの良さについて書いていきます。1つは利用時の膝の上での収まりの良さ、もう1つはしまっておく際の収まりの良さになります。まずは膝上での収まりの良さについてです。

乗せると、しっくりくるんです。

このデスクエニウェアは、一日中ウロウロしながら使い続けると膝上の収まりが非常に良い事に気が付きます。

通常の膝上机は、ビーズクッションのような非常に柔らかく腿に密着する素材が多くなっています。素人考えでは密着されるため安定性が向上すると思いますが、構造体が無いので天板が揺れてしまい、タイピング時の安定感が不足します。大きく重量のあると重みで安定しますが、その場合は重くて乗せているのが辛くなりますし、大きいので収納が不便になります。

安定させるには重みが必要で、それが辛い。

自分が使っているiMoovは折りたたみ構造なので収納性は抜群ですが、剛性はさらに不足します。

それに対してデスクエニウェアは側面に骨組みが入り、内部の仕切りも柱のように構造体を支えるモノコックのような構造になっています。そのためタイピング時に剛性が不足するようなこともなく、快適にタイピングし続けられます。クッションも入っているので不快な揺れを太ももで感じることはほとんどありませんし、ソファで使われるファブリック生地が表面に使われているので肌触りもよくなっています。

個人的にファブリック生地のソファが好き。

ここでポイントなのが、総重量。デスクエニウェアが軽くて収まりが良くても、乗っかっているPCが重いと意味がありません。「収納力」のエントリでいくつかのサイズのパソコンを試したことを書きましたが、やはり1kg前後の13インチクラスの製品までがこの製品のターゲットになります。私のメインPCは仕事用の12.1インチのレッツノートSZ5とプライベート用の14インチのThinkPad P40yogaですが、後者はちょっとかったるいです。

もちろん、1日中同じ姿勢で乗せ続けていたら苦痛でしょう。しかしこの製品はノマドしながら作業することが前提なので、大きなモニタと外付けキーボードやマウスを駆使して作業を行う方には向いていません。そういう方は広々としたビジネスデスクと重厚な仕事の道具を用意することをお勧めします。

次に、使わない時の収納についても触れておきます。

まず、一般的なビジネスデスクは恐ろしく場所をとり、片づけることができません。当然ですが。

これに、場所をとるなと言うのが無理。

次に膝上机ですが、なぜか収納を考慮しておらず丸い形のものが多くなっています。そのため収納が難しくなり、持て余してしまいます。

再び。これの収納を想像できますか?

ところがデスクエニウェアは、コンパクトに自立するので、椅子の横やソファの隣、棚などにすっきりと設置可能です。ファブリック生地を生かしてソファの端などにクッションのように置くこともできます。オフィスなら個人ロッカーや袖机に収まるサイズですし、ボクシーなデザインなので邪魔になりません。縦置き、平置き等を選ばないのもポイントです。

フローリングの上においても違和感がない。

使わない時は空間の中で収まりが良く、使うときは膝上で収まりがいい。生活にすぐにフィットする優れたガジェットだということを大きな声で言いたいのです。

次回は、このデスクエニウェアを使ったパソコン利用を快適にするためのアイデアをつらつらと書きます。このガジェットはビジネススタイルを合わせることで十全の能力を発揮するので、その点についてまとめます。Makuakeの終了までに間に合えばよいのですが。

2021-05-29

【デスクエニウェアの凄さ】03,どこにでも持ち出せる(Tips付き)

Makuakeの販売期間が迫ってるデスクエニウェア、前回前々回に続きサクサクとエントリを追加します。Makuakeの販売ページはこちら↓

https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/  

今回はこの写真だと、下の部分について書きます。

今回は「持ち運び」について。この製品は前回取り上げた収納だけでなく、持ち運びについてもよく考えられています。詳細はMakuakeの製品紹介記事を参照していただいたいのですが、利用状況まで考えて設計されたハンドルは、上記写真で見てわかるように「あれ?ハンドルどこだ??」という状態で収まります。皮の幅広いハンドルはプロトタイプでは持ちやすさにやや難がありましたが、最終製品版を見せていただいた時にはきちんと調整がかかっていました。流石。

このハンドルのサイズと位置が絶妙。

そこまで大きくないので、ノートPCのように抱えて持ち歩くという選択肢もあったと思います。しかしハンドルが付いたことで格段に可搬性が高まり、PC補器やスマホを収納して持ち歩くと、驚くほどコンパクトなモバイルPCワーク環境が出来上がります。

仕事を持ち運ぶには、全てが収納されたデスクエニウェアを持ち歩くだけ。ノマドのようにフラフラするのにも、デスクエニウェアがあれば簡単に環境ごと移動ができてしまいます。

フリーアドレスのオフィスを実現するのには、こういう製品が必要だと思います。自分も実際にフリーアドレスのオフィスにいますが、使いやすい「机」を探すのが結構大変です。しかしこれがあれば、ソファや会議室の壁近くの椅子ですらオフィスになります。凄い破壊力を秘めてます。

ただし、この製品の可搬性は「室内」に特化しています。天板はむき出しなので不慮の激突で傷が付く可能性があるので扱いに気を使いますし、収容力もPCに関連したものでいっぱいになってしまうので、ミニマリストとまでいかなくてもビジネスツールをPC+αにまとめる必要があります。ライフデザインならぬ、ビジネスデザインの改革も併せて求められるガジェットという側面をもっています。

その解決策として、これを入れるシンプルなバッグを準備しています。

かなりシンプルな麻のツールバッグを準備。

雑誌MonoMaxの付録だったアーバンリサーチのツールバッグです。これ、デスクエニウェアがちょうど入る大きさで、大きなサイドポケットが5つもついているので収納を補完できます。メイン部分も少し余裕があるので、バインダーぐらいならメイン収納に合わせて入れられますし、傷の心配が大きく減ります。

※入手可能なものだと、amazonで類似の製品があります。

これを使うことで、電車や車で持ち出すのが非常に楽になります。肩にかけられますし、使う際には上からスポっと取り出すだけ。後はデスクエニウェアを膝の上にのせ、パソコンを引き出してセッティングするだけ。使い終わったらパソコンをしまってデスクエニウェアごとツールバッグに入れるだけ。実際に使うのを楽しみにしています。

次のエントリでは、膝上でのおさまりについて書きます。短くなりそうなので、トピックはもう一つ追加するかも。

【デスクエニウェアの凄さ】02,「袖机」があるビジネスデスク

前回に引き続き、道具ごと持ち運べるモバイルワークデスクのデスクエニウェアについてです。早早割は売り切れてしまいましたが、早割はまだまだ残ってます。5月末まで。このチャンスに是非。

https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/  

Macbookとの相性はホント良い。

今回はこの製品が持つ収納の魅力について紹介します。

膝上机というジャンルの製品は数多くありますが、実は収納付きというものは殆どありません(自分はまだ見たことがないです)。

オフィスデスクは袖机や机上の棚など、PC補機の収納スペースが有ります。
しかし膝上机を使おうとすると、これらを持ち歩くための鞄が必要になってしまいます。在宅ワークでは専用の仕事机が無い方は、同様の悩みを持っているはずです。

かく言う自分も、ノートPCを社内や自宅内で持ち歩いている時、ショルダーポーチも併せて持ち歩いています。老眼鏡とか(これがないと仕事できない)マウスとか(あったほうが便利)ACや延長コード、会社連絡を受けるスマホ、等等。

パソコンに、どうしても「備品」がいる。

デスクエニウェアには、PC周辺機器+スマホまでが入ります。

プロトタイプをお借りしたときは、これだけ入れていた。

よくある収容力ゼロの膝上机と、これらが収納できるデスクエニウェアを使い比べると、この収納に圧倒的な利便性を感じます。

ただし収容力は限られているため、補機類も出来る限りコンパクトなものが望ましいです。すると13インチまでのMacbookに準じた、省スペースで高効率のPCとの組み合わせが望ましくなります。8、10、14、15インチも試しましたが、やはり12~13インチがピタッと来る。本当によく考えられています。

ちなみに、デスクエニウェアを使うと外部バッテリーを使ってPCの駆動時間を伸ばすことが出来ます。使い方は収納スペースにモバイルバッテリーを入れてPCにつないでおくだけ。USB充電ができないPCでも、ACコンセントがあるモバイルバッテリーを使えば解決できます。下に紹介したような製品ならギリギリ入ります。




モバイルバッテリーを組み合わせれば、デスクエニウェアは机+コンセントまで再現した環境になります。これは収納があるから出来る技で、他の膝上机では絶対真似できない使い方になります。

他にも、使い込めばまた違った活用方法が見えてくるかもしれません。

このように収納があることで使い方に幅が出るため、従来の膝上机とは全くの別物と言える利便性が生まれるのです。まさに、「袖机」を付けたビジネスデスクのように。

次回は持ち運びについて書きます。デスクエニウェア持ち運び性が優れた製品ですが、一歩踏み込んで365日持ち運べる提案もします。

2021-05-01

【デスクエニウェアの凄さ】01,PC利用環境の「隙間」を埋めて変える・改善する

4/27にクラウドファンディングを始めたこの製品。

道具ごと持ち運べるモバイルワークデスクを謳う製品です。

https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/

車の中でプロトタイプのテストをしていた際の写真

ファーイーストガジェット様のご厚意で、プロトタイプの段階から製品をお借りしたり、話を伺いました。


私自身も昨年からずっとこのような製品を探していて、今は「iMoov」(https://www.aoki-style.com/feature/pcstandimoovastuto/)という製品を使っています。

そんな経緯もあり、この製品についての会話が尽きませんでした。たくさん、この製品について話をさせていただき、プロトタイプから最終製品化する段階で提案もさせていただいたりもしました。


この製品には、たくさん書きたいことがあります。

たまに世界を変える可能性を秘めた製品と出会いますが、これもその一つだと思っています。多分、ファーイーストガジェットのお二人よりそう思ってる自負があります。

自分が使っている「iMoov」も良い製品ですが、製品が持つ可能性はデスクエニウェアのほうがはるかに高い。より多くの人に突き刺さる能力と機能があります。


だから、思ったこと、感じたことを「デスクエニウェアの凄さ」と銘打っていろいろ書いていきます。その第一弾として、「隙間」の事を書きます。


デスクエニウェアは、隙間を埋めるPCデスクです。

隙間とは、ノートパソコンを置く机と身体との隙間です。

新幹線の席。カフェ等でもこんな隙間が生まれる


オフィスの椅子は、PC利用のために前後、上下に距離を調整できます。

しかし、自宅のダイニングやカフェ、新幹線の席などはそのような調整機能はありません。それぞれの固定された机と座席を使うので、パソコンの位置は状況が変わると利用位置が変わってしまいます。

デスクエニウェアを使うとそんな問題が発生しなくなります。

デスクエニウェアは膝の上に置く机なので、そもそも机は使いません。

椅子も(別途書きますが少し手を加えれば)どんな椅子でも問題ありません。

だから、場所を選びません。

膝の上にデスクエニウェアを置けば、そこがPCを使う作業場になります。

座る場所さえあれば机が出現する。

また、オフィスデスク以外でPCを利用すると、利用を想定していないため不自然な姿勢で使う場合も多々発生します。そのため体への負担もかかってしまいます。

ちょっと極端ですが、こうなります。

その負担も、デスクエニウェアを使うと解消されてしまいます。

腕が自然に落ち、体勢もよくなる(製品はiMoov)。

常にノートパソコンとの距離は一定に保たれ、腕をまっすぐ降ろして手のひらをノートパソコンのパームレストの上に乗せる形になります。背もたれに寄りかかった状態でも、自然な姿勢で使い続けられるのです。

さらにパソコンを非常に近い位置で使うため、モバイルノートパソコンのような小さな画面でも見やすくなります。

11インチのMacbookAir '13midも見やすかった

これだけの機能なら、似た製品は数多くあります。

「膝上テーブル」で検索をかければ、本当にたくさん出てきます。

だけど、それらとデスクエニウェアは違うものです。

いくつかの機能が組み合わさることで、「モバイル」ワークデスクとなっています。

そのいくつかの機能と、組み合わさることの効能は次回以降に。