2015-08-28

【レビュー】Panasonic DMR-BRX4000 その5 全力でもてなしたら「全録」になった。それだけ。

少し間が空きましたが(締め切りは大幅に過ぎていますが)Panasonic DMR-BRX4000のまとめです。結構雑になってしまいましたが、取り急ぎ。



正直、多機能レコーダーには興味はありましたが、機能の豊富さから使いづらいだろうなぁ、と思っていました。

ところが、この製品を使っていて機能の多さから使いきれないことはあっても、使いにくさはほとんど感じませんでした。これは「おもてなし」という一言で説明できると思うのです。

画面だけでなく、画面遷移の流れもとにかくわかりやすい。

もちろん細かな部分になると限界はあるのですが、許容範囲だと思います。
私の場合、録画検索の絞り込みでアニメと特撮が一緒にされているのがいまいちでしたが、これは各社とも同じなんですよね。

こういうジャンル分類は好みがあるので。。。
そして、全録レコーダーを使って感じたのは、

 ・撮り逃しがない
 ・全録番組の自由な視聴

というのは、おもてなしであるということ。

もちろんメーカーの企画は全録という機能ありきで始まっているはずですが、Panasonicというメーカーが作るとおもてなしが前面にじわじわと押しでてくると思うのです。

もちろん他のメーカーのエンジニアもそれは考えているでしょうし、当然のことです。しかし先のエントリに書いた「こう言うところがちゃんとしないと、コールセンターに怒られるんです」という台詞が、おもてなしの源泉になっていると思うのです。

エンジニアの独りよがりで設計するのではなく、ユーザーの声をどう反映するかを常に考えている。だからこんな面倒なイベント(失礼)も実施されているのではないでしょうか、と。

我が家ではPanasonicの製品は比較的値段が高いので敬遠してきたのですが、こういう「おもてなし」を何度も体験して「もうPanasonicでいいよね」と出費にシビアな嫁さんも納得してもらえました。グレードは検討中ですが、冬のボーナスで無事にレコーダーをお迎えできそうです。お迎えしたらまたエントリを書きます(書かなかったら何かが発生したということで。。。)。

最後に貴重な機会をいただいたPanasonic様とAMN様に感謝して当エントリを締めたいと思います。

【関連エントリ】

【まとめ】Panasonic DMR-BRX4000

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2015-08-27

富士フィルム「Wonder Photo Box」がUCHIDA TVに取り上げられています。

発売されて一月が経つ、富士フィルムの「Wonder Photo Box」。



ネット上に情報があまりなく、価格コムのスレッドもとても静か。
何気に当ブログでも購入しているのにまだエントリが上がっていません。

そんな中、内田洋行さんのネット配信番組「UCHIDA TV」で担当の方がたっぷりと語っているではありませんか。




おそらくこれだけたっぷりと、画面を実際に動かしながら語っているのは貴重です。
購入を検討している方はぜひどうぞ。

【関連リンク】

【まとめ】富士フィルム「Wonder Photo Box」情報まとめ

【まとめ】各社のデジタルフォトアルバム一覧

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【ニュース】おもいでばこがデジタルサイネージに正式対応<すごいのよ、これ!

・・・マジか。

「おもいでばこ」がデジタルサイネージとしても使える。「おもいでばこ」PD-1000シリーズのソフトウェアアップデート(Ver.1.10)を公開



こっそりデジタルサイネージ+電子メニューとして売り込んでいたおもいでばこ。普通のデジタルサイネージと比べて何がすごいって、これが「サーバ」なのでつないで表示させるモニタはたくさん用意できる。で、その売込み時にあったらいいなと感じた機能がほぼ盛り込まれてる。

例えば

■店舗前の客引きデジタル看板

天気や気温、イベントに合わせてスライドショーの内容をどんどん変えていくことができる。

■店内のデジタル広告

常連客が来店したら、こっそり好みの商品が流れるスライドに切り替えることができる。

■接客時の電子メニュー

紙のメニューだけでは説明しきれないものも、従業員がタブレットで写真だけでなく動画で説明したらより売り込みやすくなる。音や動きのある製品なら動画が組み込めるので猶更いい。iPhoneの注文システムを導入しているお店なら、おもいでばこアプリを追加するだけでこれができちゃう。

それらすべての画像を一元管理して、個別に別々の「看板」や「広告」「メニュー」を表示できる。その素材は一か所に集めて保管しておけばいい。動画も画像も全部。

これ、システムとして作るとすごく高いんです。しかもシステムとして導入すると、保守は導入会社に頼らざるを得ない。

でも、おもいでばこなら「自分で導入・運用できる」システムがたった3万円ちょっと(1TBがこれぐらい)で導入できる。後は自分で写真を撮って、自分で素材をスキャンして、自分で取り込んで、スライドを自分好みに作成するだけ。気に入らなければ何度でも作り直せるし、季節毎のメニューがある飲食やビューティ関係の店舗なら1年使い続ければ定番のメニューは完成するので、あとはアレンジを加えていけば済むので使えば使うほど運用コストは下がっていく。

データを守るバックアップも、USBハードディスクを繋いでおくだけ。万が一おもいでばこが壊れても、新しいおもいでばこを買ってきてハードディスクを接続して復元すれば壊れたおもいでばことまったく同じように使えるようになる。システムの高価な保守管理費用は不要。

複数店舗を経営する方でも、このバックアップを使えばクローンが簡単に作れるので母艦を1台用意して、変更がかかったら各店のおもいでばこを更新すればいい。誰でもできる。

C向けのデジタルフォトアルバムとしては高いといわれる販売価格が、B向けになった瞬間に暴力的な低価格になる。後は運用について提案をする人がいればそれで済む。なんだこれ。

公式の特設ページはこちらからどうぞ。

毎日変わる「おすすめ」を、気軽にテレビで伝えられるお店に|おもいでばこ

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2015-08-21

【レビュー】Panasonic DMR-BRX4000 その4 ファーストインプレッション

FansFans様経由でお借りしていた全録レコーダー、Panasonic DMR-BRX4000

今回やっとファーストインプレッションです。
次回、総括して終わりの予定。



ファーストインプレッションで感じたのは、とにかく良くできている、ということです。
使ってて不快に感じるものが全くありません。

その大きな理由が、各種機能やメニューの紐付けが秀逸なこと。
機能別や種類別ではなく、

「この画面からはこの機能が必要になるよね?」

とか、

「この画面を見ているのなら、この機能が便利だよね?」

という開発者の心の声が聞こえてくるようなメニューレイアウトなのです。
ザ、おもてなし。

例えば、このスタート画面。


これ以上何を削ぎ落とせ?と言いたくなるメニューが、とてもシンプルに並んでいます。
まるで年配の方に配慮したらくらくホンみたい。

でも、それは誰にでも使いやすいものと同義なのです。それこそ、シンプルなおもてなしではないでしょうか。

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録画一覧画面にも配慮が。
自分が使っている東芝のレコーダーはサムネイルがずらりと並んでいますが、録画内容を確認するのに必要な文字情報のエリアが広く撮られています。しかも選択されている録画情報だけ大きく表示されます。


「当然じゃん?」

てことしか言ってませんが、それを様々な理由で言い訳して出来ない製品がどれだけ多いでしょうか。当たり前の事を当たり前にやる。これもおもてなしです。

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新着番組画面は打って変わって大きなサムネイル。
画面右下にモーションリモコンでの操作ヘルプが表示されています。


モーションリモコンで使ってね?という意図が非常にわかりやすい。

実は私は殆どモーションリモコンを使わなかったのですが、使った時はこの画面はモーションリモコンで操作がしやすいのです。これは新機能でのおもてなしでしょう。

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他の各種機能でもおもてなしは随所にありますが、そちらは私よりよほど優秀な他のレビュアーの記事をお勧めします。ページ最下部にリンクが用意されています。

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このように各機能が「おもてなし」で使いやすくしたうえで、はじめて全録の機能が「便利だなぁ」と使えるレコーダーとして完成しています。

価格はそれなりにしますが、「全録」という高機能に胡坐をかくことなく、基本機能をしっかり磨く。そのうえで、「全録」という機能を楽しむことができるようになっている。

凄いなぁ、って使い始めた初日に思いました。



次回、全録についてと総括です。

【関連エントリ】

【まとめ】Panasonic DMR-BRX4000

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2015-08-13

【レビュー】Panasonic DMR-BRX4000 その3 セットアップ編(スマホ+webサービス)

FansFans様経由でお借りしている全録レコーダー、Panasonic DMR-BRX4000
セットアップ編の続きです。

さらりと終わらせる予定だったのですが、「おもてなし」が思いのほか詰まっていて大作になってしまっています。


前回も書きましたが、セットアップは(多機能レコーダーとしては)かなりしやすかったです。
ただし設定項目が多岐にわたるのと、webサービスを使うためにそちらへの登録作業が必要になるなどデジタルが苦手な人はきちんとセットアップしてくれる、信頼できるショップで買いましょうと繰り返しておきます。

さて、設定の続き。スマホアプリのセットアップです。

本体のセットアップだけでいいじゃん?というのは早計で、このアプリを用意しないとレコーダーの機能は大きく損なわれます。そしてアプリを使うためにはwebサービスのセットアップも必要なのです。

というわけで、セットアップを始めます。

ここから。

で、スマホにアプリ入れるまで一時待機。
スマホはiPhone5c。
性能的に可もなく不可もなく、大きさも手ごろなお気に入りです。

アプリのインストールは特に手間取ることは無いので割愛。


ここで本体のセットアップに戻ります。
「インストール完了」を選んで次に進み、webサービス系の設定に進みます。


それにしてもガイドがとにかく細かい。
しかしわかりやすい。
作ってる人、ホントスゲェ。



登録するサービスは視聴系の「ミモーラ」と操作・録画系の「ディモーラ」。

https://me-mora.jp/dc/pc/DESC/payExplain.html

無料で使える機能もありますが、月額300円払うと各種便利機能が使えます。
この辺りは上記リンクの内容も併せて検討をお奨め。
無くても結構いけるかなぁ。

この辺りからパソコンぽい画面に。

説明文も細かくなってきます。挫折する人多そう。

デジタル弱い人はここでギブアップするかな。

でも、よく読めばわかります。根気との戦い。

ネットワークの状態でこんな表示も。
ここまでで本体での設定は終わり。
アプリに戻ります。

アプリの初期起動時に使い方の説明が入ります。
これもまふたグラフィカルな「おもてなし」。

状況別の「使われ方」が表示される。
読み進めていくと利用同意書が表示され、セットアップに入ります。



ここで先ほど設定したwebサービスのアカウント(ユーザー)でのログイン作業が必要に。



ログインも完了すると、無線LAN経由で接続するレコーダーを自動的に探してくれます。

こんな説明が。すげぇ。

接続もサクッと。
というわけで設定篇はおしまい。
webサービスの設定だけは性格上難しく感じる画面になっていましたが、ここまで丁寧に案内されていてわからなかったらお店に頼むのが良いです。

これ以上は今のところ難しいんじゃないかな。

というわけで、次回はやっとファーストインプレッションです。

【関連エントリ】

【まとめ】Panasonic DMR-BRX4000

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2015-08-11

【レビュー】Panasonic DMR-BRX4000 その2 セットアップ編(本体+ネットワーク)

FansFans様経由でお借りしている全録レコーダー、Panasonic DMR-BRX4000
遅くなりましたがセットアップ編です。


先に書いておきますが、セットアップは(多機能レコーダーとしては)かなりしやすかったです。ただし設定が沢山あるので、1時間はかかると思います。

また、簡単ですがそもそもの知識が無い人は購入店舗に頼んだほうが良いです。
ネットワーク設定などがあるので、価格で選ぶのではなく信頼できる近所のお店に頼んだほうが良いと思います。以下の簡単な紹介で「?」の項目が一つでもあったら自分ではできないと思ってください。

さて。

多機能レコーダー、特に無線LANでネット接続ができる多機能レコーダーは設定項目が多岐にわたり面倒なのですが、「かんたん設置設定」というのを使ってみたらかなりわかりやすいです。

使ってみた。

ああ、民生品ってこのレベルまで説明が必要だよねという画面。
以下に画面をいくつか出しましたが、分かりやすくないですか?
これっておもてなしですよね。

絵は必須。

カラーですよ、カラー。
時間のかかる作業を後まわしにして、すぐ使える機能はすぐ提供する。
ユーザーの「待てない」真理をよくわかっています。
これもまた、おもてなし。


さて。我が家のテレビは東芝製。
しかし他社テレビのリモコン機能もちゃんと備えています。

設定でそれを聞かれる。

我が家は東芝製。

・・・わかるんだ。

すげぇ。

さて。
レコーダーでの設定で鬼門となるネットワーク設定。
特にwebサービスの「ミモーラ」や「ディモーラ」を提供しているこの機種では難航が予想されます。

ところが、ここにきて簡単度がさらにアップします。

・・・絵ばっかり。

リモコンの音声操作の説明も絵で完結。

これはわかりやすい。
有線LANは繋いでおけばそのまま設定が進みそうでしたが、我が家ではあえて設定が面倒な無線LANを選択。

無線を選びました。
WPSとありますが、バッファローのAOSSでも大丈夫。
推奨製品にバッファロー製のルーターを出しているのだから、AOSSの記述は欲しいところです。

AOSSと書くスペースはある。

ワンプッシュで

繋がります。


後は暫く待つだけで、完了。

引き続き各種設定が自動で行われます。

比較対象が数年前のレコーダーだからかもしれませんが、簡単。
躓く所が全くありません。

簡単ネットワークの設定が終わるとスマホ接続の確認がされます。

やっと終わった!

と思ったら、今度はスマホ!!!

長くなったのスマホ篇は次回。インストールから行きますよ。



【関連エントリ】

【まとめ】Panasonic DMR-BRX4000

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