2009-12-30

Covia CMR-250を購入、そしてファーストレビュー

このところサボりがちだった当ブログですが、年末年始休暇に入りましたのでぼちぼちと更新を再開します※既にIMEの投稿をしましたが。

本日(もう昨日か)、今年最後の買い物(群)の第一弾としてamazonからこれが届きました。モバイル無線ルータのCovia CMR-250です。


今年はなんだかんだとモバイル強化の年でした。購入した物たちを並べうとこんな感じです。

 ・SONY VAIO typeP (ウルトラ(変態)モバイルPC)
 ・E-MOBILE D12HW (USB通信モデム)
 ・DOCOMO N-02B

これに昨年末のZAURUS SL-C3000とCFカード型のE-MOBILEと無線カード。購入するデジタルアイテムがモバイル続きです。「パソコンとそれに繋がるもの」ではなく「モバイルとそれに纏わるもの」と看板を変えた方が良いのか悩んでしまうほどですね。。。

そんな今年を締めくくるべく、またしてもモバイル強化の買い物が続くことになりました。既に第一弾は購入したDOCOMO N-02Bは全然使いこなせていない&まだ紹介できる感じではないので、第2弾のこちらを先に紹介していきます。

ちなみにこのモバイル無線ルータは、E-MOBILEのPocket Wi-Fiの機能をUSB接続の通信モデムで実現する、という機械です。

とりあえず今回は開封レビューを行っていきます。

箱を開くと、一番上にモバイルルーターが乗っかっていました。



箱の中には本体以外に、miniUSB端子の充電アダプタ、バッテリー、そしてマニュアルが入っています。



実は購入時にどこを探しても「これだ!」という大きさ比較が見つからなかったので、購入したてのN-02Bと比較です。縦方向はやや短く、幅は1.5倍ぐらいでしょうか。手で掴むにはやや大きいかな?といったところです。



実際に接続するD12HWを挿してみました。D12HWは最近のUSBモデムのようにコネクタが稼働しないので、3D USBアダプタを介しての接続です。結構幅を取る感じですね。



厚みはN-02Bと良い勝負。これならビジネスバッグに入れるには問題ないです。幅があるため上着のポケットは厳しそうですが、そこは今後の検討課題です。こちら側の側面にはAコネクタのUSB、リセットボタンやWPSボタンが配置されていますが、反対側には何もありません。



背面には充電に使うminiUSB端子と、電源スイッチがあります。非常にシンプルな構成です。



バッテリーはこれ。Fujifilm M603の NP-120 対応バッテリーという汎用品が使えるようです。amazonで1500円ぐらいで入手できるので、増設もばっちり。



ちなみにバッテリーは背面から格納しますが、基盤が(白くて見づらいですが)剥き出しなんです。大丈夫かな。



さて、いよいよ電源オン。WirelessとUSBのステータスランプが同時に光りました。格好いい。



暫くしたらWirelessのステータスランプだけがちかちか光ってました。おそらく自宅の無線LANの電波を拾ったのだと思います。

とまぁ、本日はここまででタイムアップです。ちなみに付属の電源アダプタですが、結構分厚くて持ち歩きには不便そう。大きさは携帯電話の充電器ぐらいなんですが、厚みは倍ぐらいあります。これはいただけないです。



次回以降のエントリで、セットアップとか実際に使ってみて試したいと思います。

→追加で購入した物断ちはこちら。Covia CMR-250(モバイル無線LANルータ)強化のため、周辺機器を購入

【amazonリンク】

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2009-12-29

Google 日本語入力はベータ版であることをお忘れ無く

もう一月近く経つんですねぇ、と時の流れの速さを呻きつつ。

■「Google 日本語入力」はATOKやMS-IMEを超えることはできるのか、実際に使って実用に耐えるかどうか試してみた(GIGAZINE 2009/12/03)
■Google、日本語変換システム「Google日本語入力」をベータ公開(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/12/03)

詰まるところ、語彙の豊富さはダントツだけど、精度の高さはまだまだといった具合です。

ちなみに私は全く使っていません。なぜなら、モノを書くのを生業としているからです。そして日本語的な間違いを極力避けたいので緻密な入力サポートを行ってくれるATOKに、広辞苑のパックを併用して使用しています。




ちなみにATOKの発売元であるJUSTSYSTEMSは、最新版のATOK2010発表の場で余裕とも取れる発言をしています。

ジャストシステム、一太郎2010やATOK 2010を発表~ATOKはiPhone、Android向けも近く投入。Google IMEは歓迎
(PC Watch 2009/12/11)

> 質疑応答でGoogle日本語入力を脅威と感じるかという質問に対しては、「Googleのような新しい取り組みをしている企業が日本語IME市場に参入することで、この市場に対する注目が集まる」と、参入を歓迎した。

ATOKが素晴らしいのはその精度の高さも大きな理由のひとつですが、私が最も推したいのは正しい日本語を入力しようと考えた際にサポートを行ってくれる機能です。特に辞書パックと併せてインストールを行うと、入力時に文字の語彙を調べながら入力できるため、恥ずかしい間違いをする場面が確実に減ります。

もう一つ注目したいのは、Yahoo!Japanやはてななどと連携し、google日本語入力の売りのひとつであるインターネットの集合知の利用もサポートしている点です。こちらは「ATOKダイレクト」という機能で、入力した語彙をそれらのサービスから検索する機能を提供しています。根幹の変換機能は正確に、そして最新の新語やカバーしきれない部分はwebサービスを使うというように使い分けることで、サポートの幅を広げています。

辞書パックになると1万円を超えますので高価に感じるかもしれませんが、文章作成を仕事にしている方ならその価値は十分にあると思いますよ。

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4 英語入力支援は魅力
4 英文作成支援機能が付いたがまだ難あり


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ATOKダイレクト
google日本語入力

2009-12-28

PC-NEWS 20091228

前回のNEWSエントリからずいぶん間が空いてしまいましたが、ここ一月で気になった情報をまとめました。
そろそろ当ブログのの更新も活発に活動再開と行きたいところです。

【パソコン本体】
■PC国内出荷、ノート型比率が7割に(CNet Japan 2009/12/25)
デスクトップは何かに特化しないと生き残れないですねぇ。サーバとしてなら良いと思いますが、小型化は避けて通れないと思います。

■エプソン、Windows 7搭載のネットトップPC「Endeavor NP12-V」(CNet Japan 2009/12/15)
省スペースナンバーワンのネットトップがWindows7搭載モデルを展開してきました。但し値段も少しお高め。

■Asus Eee PC 1005PE、次世代Atom N450採用で12.5時間駆動(engadget Japanese 2009/12/18)
■富士通からも新Atom採用ネットブック LifeBook MH380(engadget Japanese 2009/12/21)
■次世代Atom採用のEee PC 1005PE ベンチマーク&実機ギャラリー(engadget Japanese 2009/12/21)
次世代Atom採用機はバッテリ持続時間が延びる傾向にあるようです。性能はそこまで向上しているわけでは無さそうです。

■ASUS、厚さ19.6mm、アルミニウムボディで10万円を切るモバイルノート「UX30」発売(CNet Japan 2009/12/04)
CLUVは今後熱くなりそうなカテゴリですね。

■新ATOMの疑問(録画人間の末路 2009/12/22)
■新ATOM発表、ネットブックは変わるのか?(録画人間の末路 2009/12/21)
新Atomプロセッサについて触れてます。よく調べてます。凄い。

■自己流ミニノートの選び方 10.1インチと11.6インチの決定的な差(録画人間の末路 2009/12/18)
これ、面白いです。動画をネットブックサイズのパソコンで見たい方はぜひ。

■サイズ、ION採用の極薄ベアボーン「Slim-N10」(価格.com 2009/12/11)
■Intel Atomプロセッサー、NVIDIA ION graphics プロセッサー搭載、HDMI1.3対応 幅25mmの超極薄デスクトップPC
■[新製品] Atom N330+NVIDIA IONプラットフォームの薄型デスクトップ、Giada「Slim N10」(エルミタージュ秋葉原 2009/12/05)
手が空けば独立エントリも書きますが、こういうのが欲しかったんです。ちなみに
■Giada Slim-N10(ホワイト) Slim N10-WH(ビックカメラ)
ビック特価:43,980円(税込) と高いのが今の所ネック。

■オンキヨー、工人舎と協業--デュアルディスプレイ搭載ミニノートPCなど3製品発表(CNet Japan 2009/12/10)
開発費を削るため、こういうメーカー同士のコラボは今後加速するかもしれません。

【周辺機器】
■iPhoneやめました(Bitz誠 2009/12/25)
■「iPhoneやめました」の波紋(ゆーじのパソテク話 2009/12/25)
一部のネット界隈で(ネガティブな意見で)大反響の記事のようですが、事実ローカライズが薄いiPhoneを使いにくい層が居るのは事実。PCとの連携を考えない&従量課金サービスをフル活用すれば、ガラパゴス携帯と呼ばれる国産携帯電話は良くできてますよ。

■オリンパス、ICレコーダーとしても使える「ラジオサーバーポケット PJ-10」(CNet Japan 2009/12/18)
ラジオ付きとはいえ、けっこうな値段しますね。

■ビクター、HDビデオカメラ「Everio GZ-HD620」を発表--裏面照射型CMOSで高感度撮影(CNet Japan 2009/12/09)
デジカメは高感度の性能アップが著しいですが、SONYの製品に引き続きVictorもビデオの先駆者として頑張っているようです。

■7型タッチパネル搭載、3万円台の「クラウドデバイス」--BIGLOBE、Android端末を発表(CNet Japan 2009/12/18)
BIGLOBEは後述のbitcrawlerといい、ネットサービスをハードと連動させるビジネスの展開をもくろんで居るようです。とは言え、フォトポケの使いにくさを経験している私にはまだどれも信頼に足るものではありません。


【webサービス関連】
■手持ちのデジタルフォトフレームを無線LAN対応に--NECビッグローブ、bitcrawlerを開発(CNet Japan 2009/12/24)
だからどうした、と言ったら怒られるのでしょうか。機能をつける際にどんなサービスが提供できるのかを検討しているのは評価できますが、「携帯電話から」という点が同じビッグローブのサービス「フォトポケ」の使いにくさを連想してしまうので、なんとも言い難いです。
写真をどれだけ手軽に送信できるかがポイントなんでしょうね。

■バイドゥ、日本語入力システム「Baidu Type」を無償公開(CNet Japan 2006/02/16)
Googleに引き続き、百度(バイドゥ)も参戦です。漢字の国の変換システムはどんなものなのでしょうか。

■マカフィー、遠隔ウイルス駆除サービスを開始(CNet Japan 2009/12/15)
これは良いですね。写真者にも安心してウィルス駆除が出来ます。

■Googleカレンダーにオフラインタブが出現!3ヶ月分の予定の閲覧・編集が可能らしい
Google Gearの開発中止を発表したばかりですが、それを利用したオフラインサービスがあったことを知りませんでした。

■年末年始はサイバー犯罪者が活発に活動--マカフィーが12の詐欺を紹介(CNet Japan 2006/02/16)
啓蒙活動です。

■Googleの無料パブリックDNSサービス「Google Public DNS」を使ってネットのアクセス速度を上昇させる方法(GIGAZINE 2009/12/04)
■Google Public DNSについて調べてみた(Geekなページ 2009/12/04)
■Google Public DNS解説と個人的妄想(Geekなページ 2009/12/07)
http://などという呪文のあとに入力する文字を、インターネット上にあるサーバに接続させるための仕組みがDNSです。本来は国家レベルで対応するものを一企業がやってしまうと言うところにGoogleの大きさと怖さが伺えます。

【モバイル関連】
■PASMOのモバイルサイトがオープン、松本零士氏の描き下ろしマンガも(CNet Japan 2009/12/24)
PASMOユーザーとしては気になるニュースです。

■タッチパネルケータイ、操作性に「がっかり」--IMJモバイル調べ(CNet Japan 2009/12/24)
私もDOCOMOのN-02B購入しましたがガッカリでした。カメラとワンセグの時ぐらいですかね、使うのは。

■ウィルコム、「HYBRID W-ZERO3」を1月28日に発売--月額1450円からの専用定額プランも(CNet Japan 2009/12/17)
これはかなりの可能性を秘めた一台ですが、WILLCOMの経営状況がより傾いた場合、通信の保証は大丈夫なんでしょうか。

■ついに zaurus で WPA/WPA2 接続!!
かなり個人的なリンクですがご容赦を。ZAURUSはまだまだ現役です。

■NTTドコモ、無線LANに対応した瞬撮ケータイ「N-02B」を12月11日発売(CNet Japan 2009/12/08)
購入しました。レビューは今後。

【その他】
■USEN、ISP事業を19億6800万円でSo-netに譲渡(CNet Japan 2009/12/25)
USENはネット配信動画のGYAO!もヤフーとの協業にしてしまったので、ネット界隈から一旦身を引くのでしょうか。

■アフィリエイトへの不満、最も多いのは「収入が思うように伸びない」(CNet Japan 2009/12/24)
アフィリエイトやってますが、儲けようなんて思ったことないです。面白いと思うことをブログに書いて、気に入った賞品があれば紹介して、気が向いたら買ってもらう。元々webが稼ぐのが難しいセカイなのですから、これぐらい気軽な気持ちでやったほうが良いと思うんですけどね。

■ジャストシステム創業者、新会社「MetaMoJi」を設立(CNet Japan 2009/12/09)
こちらは非常に興味深い記事でした。浮川夫妻はどのようなビジョンを描いているのでしょうか。



過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-12-17

DELL「仕事に強いモバイルPCについて考える」に参加してきました。

昨日(もう一昨日ですが)AMN様が主催する「DELL「仕事に強いモバイルPCについて考える」ブロガーミーティング」というイベントに参加してきました。

イベントではVostroという中小企業や起業したてのベンチャーなどがターゲットの製品ラインの中から、発表されたばかりの超薄型モバイルのVostro V13のお披露目をしつつ、ブロガーからの意見を募るというものでした。

まずは本題とも言える新製品について。DELLの担当者も自負されていましたが、性能や機能、デザイン、そして価格のバランスをとったDELLらしい一台です。特にこの薄さを実現させたことには非常に自信を持っているようでした。



これで5万円台からというのは(つい最近SONYの素晴らしさを伝えたばかりとは言え)国内メーカー涙目の価格戦略です。デフレが叫ばれつつある今、低価格という魅力は何よりもユーザーに優先される項目です。しかし使い勝手や性能を犠牲にすると、実際使い始めればユーザーの心は離れてしまいます。そのバランスを取り、なおかつ低価格を実現したDELLの技術力には素直に脱帽です。

当面はシングルコアCPU、メモリ2GB固定のようですが、軌道に乗ったらマルチコア、メモリ4GBのモデルも検討をお願いしたいところです。Windows7Pro採用で10万円以下に抑えれば、価格競争力もあるんじゃないかと思いますので(大量のウィンドウをマルチモニタで開く身としては、コアとメモリは多ければ多いほど安心・・・)。特に個人事業主や小さな組織のビジネスシーンでは、一台のパソコンで複数の作業をこなさなければならず(ポップ作成の画像処理や、小さなシステムを自分のパソコンで動かす等)、マシンパワーが必要な瞬間が多々ありますのでぜひ検討していただきたいところです。

デザインについては、シニアマネージャーの伊田様、そしてVostroブランド全体のマーケティング担当の原田様が力説されていましたが一時期に比べかっこよくなりました。良く言えば無難、悪く言えば無骨なイメージのあるDELLですが、私的にはデスクトップのStudio Hybridあたりから随分とイメージが変わりつつあります。根底には使い勝手や製造のプロセスに配慮したと思われる部分がありますが、逆にそれこそがDELLを選ぶ信頼性の証だと思ってます。

撮影タイムが始まると立派なカメラで武装した方々の熱意に負け近寄れませんでしたので、近くにあったVostro 1220をイジイジしていました。



感心したのは、デザインが良くなっても相変わらずの堅牢性が感じられたこと。これがあるからこそビジネス使用ではDELLのパソコンは選択肢から外せないんですよね。使い込んで、良きパートナーとなってからその良さがわかる。ビジネスPCというのはこうあるべきだと思います。

そんな新製品の説明の後、今度は今後のVostroブランドの製品作りに生かすためのアイデアとして、3年後自分が開発するという仮定の下に参加したブロガーからアイデアを募る時間となりました。

出てきたアイデアは方向性は大きく以下のようなものでした。

 ・長寿命バッテリー
 ・クラウド(インターネット上の保存領域という考えから)
 ・セキュリティ
 ・より快適なバックアップ

私は最後のバックアップについて提言をしたのですが、他の項目についても共感できるものばかり。特に経営者の方と思われる参加者の、パソコン紛失の実体験を踏まえた上でのシンクライアントを活用したセキュリティの話は思わず聞き入ってしまいました。ベンチャーや中小企業こそ、「信頼」という大きな経営資源を守るためセキュリティに配慮したコンピュータの運用をしてもらいたいものです。

最後に(おそらくVostro V13の責任者である)伊田様の熱意を伝えておこうと思います。帰り間際にお話をさせていただいたのですが、その「聞く」事に費やすエネルギーの凄さ。素人の私の言葉をずいぶん熱心に聞いていただきました。そんな姿勢から感じられたのは「もっと良いパソコンを作ってやるぜ!」という気概と、熱意。SONYのVAIO Xのイベントで開発者の方からも感じた感じたものなんですが、こういう熱意こそが素晴らしい製品やサービスを産み出す原動力になると私は思ってます。とりあえず、あなたがいるからしばらくDELLプッシュします(おいおい)。

しかし。

先日のSONYのイベントに続き、ブロガーとして2回目の活動でしたが(なんらかの選考帰順があるとは言え)ブログを持っているというだけでメーカーの担当者や開発者等に話が聞けるというのは、すごい時代になったものです。この場を借りてこのような貴重な機会をくださいましたAMN、並びにDELLの関係者の皆様にお礼を伝えて終わりにしたいと思います。


2009-12-01

Office2010、beta版ダウンロード提供中(ただし英語版)

まだ英語版しか出ていないのですが、一応情報を掲載しておきます。

■Microsoft Office Professional Plus 2010 Beta のダウンロード

■Microsoft Office 2010 Beta

私もこれからダウンロードするところですが、2007からの大幅な変更があるのですが着実な進化を遂げているようです。

■「Office 2010」テクニカルプレビュー版レビュー 前編

■「Office 2010」テクニカルプレビュー版レビュー 後編

とはいえ、Office2003とOffice2007を持つ自分にとって、Office2010が果たしているのかと言われると微妙です。2007より大幅に高速化を果たしているようですが、私的にはOffice2007で定期的に発生するアウトルックの再起動が発生しないかが最大の関心事です。この原因についてはWindows Liveのサービスの一環であるOutlok Conectorが臭いのですが、Webサービスで後れを取っていて巻き返しを図るのならば、Officeの無料化ではなく、このような挙動をさせないようにするのが先決ではないでしょうか。

【関連記事】
■ニュース:Office無料化->2010年

2009-11-30

ニュース:どうやって使おう?工人舎 デュアルディスプレイモバイルノート「DZシリーズ」

■PC-NEWS 20091127にもちらりとリンクを載せましたが、改めて。

■工人舎 デュアルディスプレーモバイルノートを発表(ASCII.jp 2009/11/27)
■工人舎、デュアルディスプレイを搭載したモバイルノート「DZシリーズ」を発売(GIGAZINE 2009/11/27)



確かにデュアルディスプレイって便利です。私も仕事で使うノートパソコンに液晶モニタを繋いでデュアル化して使っていますし、自宅ではパソコンそのものが複数あるのである意味デュアルディスプレイです。

しかし、目の前にあるのはひとつだけです。この製品のようにフレームの枠がど真ん中に来るような状況で使う事はありません。

ひょっとしたら参照時にしか使わないとか、非常用とか、色々使い方があるのかもしれません。しかし文字打ちするときに、もう一方の画面に参考yじょうほうを出しながらタイピングするとき、フレームの枠が目の前で威張っていたら使いやすいと果たして言えるでしょうか。

こんなのはデュアルディスプレイを使っていればすぐ分かることです。ヒンジの使い方次第で如何様にも出来たはずなので、これはちょっといただけないです。

せっかく、凄く面白いのに。企画そのものはワクワク出来たのに。

工人舎という会社のモバイルノートパソコンに対するこだわりと、その技術力を見てきたからこそ、このパソコンの液晶画面の位置は非常に残念です。

PC-NEWS 20091130

All Aboutが忙しくてちょっと間隔が空いてしまいました。
というわけで、ここ数日間(主に今日)気になったニュース。

■パソコンソフト
■ZIP/RAR/LZH/ISOなどあらゆるファイルの解凍・圧縮が一発でできるようになるフリーソフト「Explzh」(GIGAZINE 2009/11/28)

家庭内や個人で利用する場合は無料(企業や会社の場合は税込1050円、10ライセンス以上でディスカウントあり

これだけ高機能でも、必要性が分かる人がどれだけいるのかとなると。次のソフトにも言えるんですが、結局運用する人次第なんですよね。

■めんどくさがりほどトクをするフリーのファイル管理ソフト「FenrirFS」(GIGAZINE 2009/11/27)

そのタグは自動的に付かないし、タグの付け方が行き当たりばったりになると大変です。
結局フォルダ分類が一番簡単だと思うんですが。

■周辺機器
■業界最小サイズのパソコン向け地デジチューナーが登場、大きさはUSBメモリ程度(GIGAZINE 2009/11/26)
■USBメモリー並みの業界最小サイズを実現したパソコン用ハイビジョン対応地上デジタルチューナー”ちょいテレ・フル”(BUFFALOプレスリリース)

パソコン用地デジチューナーは相性問題が出やすいのですが、それクリアできるのなら欲しいです。

■SSDの価格が劇的に値下がりする時期は?メーカー各社が見通しを明らかに(GIGAZINE 2009/11/26)

> 要するに2011年までSSDは徐々に値下がりすることはあっても、劇的に値下がりすることはなさそうです…。
残念。

■アップル、「MacBook」用電源アダプタのコピー製品メーカーを提訴(CNet Japan 2009/11/30)

磁石でくっつくマグセーフはアップルの特許ですが、これがひっかかったんでしょうね。

■エプソン、液晶ディスプレイ事業の営業機能をソニーグループへ移管(CNet Japan 2009/11/27)

SONYロゴのEPSONモニタが発売されるかも。

■値下がりが続く2TBのHDD、1GBあたりの単価が一番低い「最もお買い得なHDD」に近づく(GIGAZINE 2009/11/28)

> 日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)製の2TBモデルHDD「HDS722020ALA330」が1万3780円

この勢いだと、決算期には1万円台が見えてきそうです。2TBの次の容量が出れば決定的でしょうね。

■セキュリティ関連
■ソフマップ、ユーザーの目の前でHDDなどを物理的に破壊してくれるサービスを開始(GIGAZINE 2009/11/27)

これ、目の付け所が良い。パソコン廃棄ではデータ流出は個人単位でも不安がられますが、これなら安心です。

■その他

■Appleのスティーブ・ジョブズに苦情のメールを送ってiPodをゲット(GIGAZINE 2007/09/30)
■スティーブ・ジョブズからのメールはやたら短く簡潔だった(GIGAZINE 2009/11/24)

神様は気まぐれって事で。もしくはカネの臭いをかぎ分けているか。


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2009-11-27

PC-NEWS 20091127

今日気になった情報をまとめました。
なお、本日は簡易更新です。

■パソコン本体
■工人舎 デュアルディスプレーモバイルノートを発表(ASCII.jp 2009/11/27)


■パソコンソフト
■Gmail感覚のファイル管理ソフト「FenrirFS」--フェンリルが公開(CNet Japan 2009/11/26)
このタグ付けが面倒で、結局フォルダ管理に戻ってしまいます。フラットに管理できるのはよいのですが。

■パソコン周辺機器
■2TB、1万3000円台は当たり前!? 明日1万2000円台へ(ASCII.jp 2009/11/27)
来年春頃には1万円切ってくる勢いです。

■ビクター、iPodドックを内蔵したCDシステム「RV-NB50」--バスチューブ構造で重低音再生(CNet Japan 2009/11/25)

■リモコン型USBワイヤレスキーボード&タッチパッド(engadget Japanese 2009/11/25)
これ、面白そうです。

過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-26

Windows7のマルチタッチが呼び水?増殖中のボードPCに新機種「Gateway ZX4800-41」」

ボードPC、増殖中です。

■Gateway、マルチタッチ対応の液晶一体型PC(価格.com 2009/11/20)


解像度1600×900ドットと微妙にフルHDに足りない20型ワイド液晶を採用しています。Windows7の売りの一つであるマルチタッチに対応しているため、画像の拡大や縮小などをタッチ操作で行うことができます。

CPUにはCLUVの「Celeron T3000」、メモリは4GbyteのDDR2-800、HDDは750GBと性能的にはネットトップのちょっと上。「Windows 7 Home Premium」を採用しているのでマルチメディア関係にも問題無く対応出来ます。想定価格は100,000円前後のため、VAIO typeLなどの国産ボードPCと以前紹介したEeeTopのちょうど中間に位置するような製品です。

しかし、こう増えて来てもいまいち微妙な製品が多いと感じるのは何故でしょう。

これならAspire Revoなどのネットトップや、富士通TEOなどと小型の液晶テレビを組み合わせた方が満足できるかもしれません。もっとこう割り切った性能のものを出したほうが魅力が増すと思うのですが、如何でしょうか。

【関連リンク】
■ついに出た パソコン内蔵型モニタ「EeeTop PC」

ニュース:ポメラが魅力的なアップデートを実施 KINGJIM pomera DM20

まるで出汁(ダシ)を取るときにアクをすくうように、ネガティブ要素を「正当深化」(あえて進化ではない)で丁寧に取り除いてきたって感じです。

■“モノ書き”のためのプレミアムな「ポメラ」DM20--キングジム、編集機能を強化(CNet Japan 2009/11/26)
■デジタルメモ「ポメラ」に進化したプレミアムモデル DM20(engadget Japanese 2009/11/24)
■デジタルメモ「ポメラ」DM20発売(KINGJIM 公式リリース)


画面の大型化(解像度は従来機と同一)によってキーボードがはみ出したようなスタイルからフィットするようになるなど、外観上でも変更が加わっていますが、注目は地味な機能面の深化です。

■最大5階層までの「フォルダ管理機能」、

これは待っていた人、多いのではないでしょうか。
今までは単階層だったのでファイル管理が大変でしたが、これで分類が可能となります。
また、携帯電話の仕様に併せてフォルダを作成すればメールに添付して送信もできます。

■QRコード変換で、最大3200文字を携帯電話で読取可能に。

これは目の付け所が違うと感じました。そうそうメールで送る必要は無いので、機能を追加するのではなくソフトウェアで解決。しかも高精細で読み取りやすい液晶を使っているからできる芸当でもあります。すげぇ。

■ATOKに約30種類のオプション辞書を追加。

辞書の機能不足を呻く人は多かったのですが、辞書登録機能の強化や定型文登録機能、自動改行の設定などATOKならではの機能が追加されてきました。

■最大入力文字数が8000字→2万8000字へと大幅増

フルキーボードを出先で使うようなヘビーユーザーには足りなかったようで、3倍以上にアップ。
私の場合は8000字でも事は足りますので、メモ程度で使う人には関係ないかもしれません。

■保存ファイル数が6→1000と大幅増

これもある意味ビックリの仕様でしたが、ちゃんと解決してきました。

■「キーバインド設定」により、capsキーとctrlキーを入れ替え可能

あまりキーボードを使っていないので何ともですが、要望が多かったんでしょうね。

発売は2009年12月11日からと言うことなので、クリスマス商戦でボーナスを抱えて迷う人多いのではないかと思います。

ニュース:ThinkPadもどきがまた追加? ThinkPad Edgeシリーズ

赤いトラックポイントが付いていて黒い筐体なら確かにThinkPadでしょう。同じメーカーが発売しているし。

■レノボ、ThinkPad Edgeシリーズを年内発表?(engadget Japanese 2009/11/20)

ただ「Edge」ってどんな思いがこめられているのでしょう?「端っこ」とか「異端」とか?発売の際には「ThinkPad Entry」(入門機)とか「ThinkPad Value」(お得版)とか、そんな風にして欲しいです。

と、ここまで拒絶反応を示すのは、13インチモニタ+CLUVの組みあわせに1.6キロ台という何のひねりもない性能が発端です。ThinkPadのアイデンティティは「タフで、高性能で、携帯性に優れる」でしょ?タフはともかく他の2項目は満たせないじゃない。

何のためにIdeaPadという新しいブランドを確立させ、U350とかを作ったんでしょうか。黒く塗ってトラックポイント付きのキーボードにしただけにしか見えません。U350は良くできていましたし、All Aboutで記事を書いた時にもその良さについて書きましたし、当ブログ内でも比較エントリを作成して良さを伝えてしまった程です。が、これはスペックを見る限りではいただけません。

ThinkPadというブランドはSLシリーズを出したあたりで怪しい雰囲気を感じましたが、旧来のThinkPadとThinkPadもどきといいたくなるようなモデルが混在するようになるのかもしれませんね。

といいつつ、新しいモデルが出ると気になってしまうのが悲しい性なのですが。

【関連エントリ】
■ThinkPad X61のある生活 まとめエントリ

PC-NEWS 20091126

今日気になった情報をまとめました。
なお、21時以降に単発ニュースを追加します。

■パソコン本体

■デル、リビング向け超小型デスクトップPC「Inspiron Zino HD」--テレビ接続を考慮(CNet Japan 2009/11/25)
■Inspiron Zino HDミニデスクトップ国内発表、4万9800円から(engadget Japanese 2009/11/24)
独立エントリで書きたい製品ですが、情報が少ないので先ずはこちらで。

■iMac (27-inch Late 2009)/2.66GHz Core i5をiMovie 09で性能チェック(MACお宝鑑定団 blog(羅針盤) 2009/11/22)
まだまだCore i5はCore2 Duoとの性能差を引き出せるようなソフトが揃っていないようですね。これはCPUの設計が大幅に変わるタイミングの過渡期にはよくある光景ですが、1年もすれば優劣がはっきりするような気がします。

■パソコンソフト
■グーグルが考えるネットブック--「Chrome OS」からうかがえる方向性(CNet Japan 2009/11/25)
ついにgoogleが作ってしまったOSですが、廉価PCの世界では席巻しそうな勢いですね。

■「ユーザーはWindowsとの互換性を求めている」--MacBU、次期Office for Macを説明(CNet Japan 2009/11/25)
まぁ、そのためのOfficeですから。VBAが使えなかったと言うことにも驚きました。これが出るまでMacはお預けかな。。

■周辺機器
■サンワサプライ、乾電池駆動の手のひらプロジェクタ「400-PRJ002」(CNet Japan 2009/11/25)
Nikonから発売されているプロジェクタ付きのカメラより少し性能は良いみたいです。携帯電話との連携に優れていると売れるような。

■Webサービス関連
■グーグル、オフライン版「Gmail」で添付ファイルに対応(CNet Japan 2009/11/25)
いつのまにか、Gmailってオフライン版が出て居たんですねぇ。久しぶりに使って見ようかな。

■DeNAとNTTドコモが合弁会社設立、課金型UGCサイトを運営へ(CNet Japan 2009/11/25)
世界一と言われる日本の携帯電話の課金システム。これ、パソコンソフトにも使えないんですかねぇ。携帯電話の引落に併せてとか。ATOKなんて携帯版があるのですから、追加料金(従量制)でATOKが使えるようになるサービス出したら売れ真線か?>JUSTSYSTEM関係者様

■iモードブラウザ2.0の「かんたん認証」を利用した不正アクセス手法が発見される(CNet Japan 2009/11/24)
啓蒙活動。携帯電話も安全ではありません。


過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-24

Nikonレンズ(とそれに近いもの)、5千円キャッシュバック

デジタル一眼カメラは各社がキャッシュバックキャンペーンを展開していますが、Nikon(ニコン)が交換用レンズに対してキャンペーンを開始したようです。

ニッコールレンズ5000万本記念キャンペーン(Nikonホームページ)



これはレンズ関連だけでなく、フラッシュ(最上位のSB-900のみですが)や本体のレンズキットのレンズも対象となっていますのでかなり広範囲に適用が聞くものになっています。

キャンペーンは11月20日~来年2月14日(バレンタインデー)まで。期間中に購入した製品の「保証書のコピー」「レシートまたは領収書等のコピー」「製品箱のバーコード部分2点の切取り(コピー不可)」を応募専用封筒に貼付けて郵送する事になっています。保証書も対象になっていますので、証明するものをなくす心配も無さそうです。応募締切は2010年3月1日の当日消印有効となっています。

ちなみに私のお勧めは以下。

■本体(レンズキット)
Nikon D90 AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR

■レンズ
AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR
AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)

Nikonのカメラをお持ちの方でレンズ購入を考えている方、Nikonのデジタル一眼カメラを考えている方にはなかなか魅力的なキャンペーンではないかと思います。

【Amazonリンク】

Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVR
ニコン (2008-09-19)
売り上げランキング: 24689
おすすめ度の平均: 5.0
5 守備範囲が広くて使いやすい!


Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)
ニコン (2006-12-07)
売り上げランキング: 472
おすすめ度の平均: 5.0
4 D700との愛称はいいですね。
5 携帯性、品質、コストパフォーマンス最高です。
4 優秀だと思います
4 凄いです
5 使えます

2009-11-22

SONY VAIO X 簡易レビュー

ずいぶん前に作成していたWindows7モデル一気レビューの中に、VAIO Xもあったのですがうっかり挙げ忘れていたので追加します。

現在はだいぶ解消されたようですが、当初の想定を大きく上回る受注のため(だったらしい)手元に届くまでに2ヶ月~3ヶ月待ちと言われていました。まぁ、VAIOというブランド力、積み重ねてきた技術、そしてモバイルを作り続けてきたプライド。それらが結実したこのVAIO XはThinkPad大好きな私にも「スゲェ!」と素直に脱帽するほどの魅力があります。


基本的にはVAIO type PのSSDモデルと画面サイズとBTOオプションで選べるCPUのクロック数以外にはスペックに差がないため、動かした快適度はVAIO type Pと同じように「Atom Zでもここまで動くんだ!」と思えるほど快適なので、Microsoft Officeなどビジネスソフトを使うだけなら全く文句はありません。

そこで当エントリでは細かい使い勝手などを中心に取り上げます。とりあえず買って損の無い製品だと思いますよ。

■画面
きれいです。もうSONYの面目約如といったところです。11.1ワイドというとかなり小さく感じますが、1366*768の解像度との組み合わせだと見やすく感じます。先日のVAIO Xのイベントでも「モバイルでのベストバランス」とSONY関係者も言っていましたが、確かにそのとおりだと思います。低反射のグレア画面も映り込みが少ないので、オフィスの明るい環境でもそれほど気にはならないでしょう。また、発色についても癖が無く素直(と開発の人が言っていた。確かにきれい)なので、写真などの鑑賞にも優れています。ThinkPadには真似できません。。。

■キータッチ
幅があるせいか、VAIO type Pと比べて余裕はあるのですが、おそらくキーそのものはtype Pと同じものを使っていて、キーの間隔の隙間が大きい印象です。キーが小さすぎて押しにくいと思いましたが、type Pも慣れるまで使いにくかったので慣れれば何とかなるのかもしれません。またキーストロークは薄さを追及しているので非常に少なく、ノートパソコンでもThinkPadのようなストロークの深いキーボードやデスクトップパソコンを使っている方には違和感があるかもしれません。まぁ、慣れだとは思いますが。

■タッチパッド
最初は狭いと感じたタッチパッドが思ったほど使いにくくありませんでした。バッテリーとの兼ね合いで非常に狭い面積のタッチパッドですが小さなサイズに合わせて最適化がされているのか、普通に動かしても端から端まで一気に移動できます。使い勝手が悪いとは感じなかったのですが、やはりVAIO type Pのようなトラックポイントのほうがモバイルには似合うと思うのですがいかがでしょうか。

■端子の配列について
有線LANコネクタ、USB端子、そしてアナログ端子など必要なものは全て備えています。これなら仕事で使うのであればまったく問題ないでしょう。

とにかく一度といわず、何度も店頭で触れて確かめてみてください。最初はネガティブに感じた要素も、次第に慣れることで解消される部分が多いため、触れれば触れるほど魅力の増す製品です。私はThinkPad + VAIO type Pの布陣が完全に機能し始めてしまったため(タイミング悪すぎですよ!)購入にはどうしてもいたりませんが、モバイルパソコンをこれから考える方にはお勧めの一台です。

【関連エントリ】
■SONY VAIO X まとめ+リンク集エントリ

■SONY VAIO typeP まとめエントリ

2009-11-21

8時間駆動PC「TimeLineシリーズ」にCLUV採用の新モデル追加

AcerがTimeLineシリーズにCLUVのCPUを採用した新モデルを発表するようです。とは言え、元々省電力CPUを採用するモデルだったのでマイナーチェンジと言っても良いでしょう。


■エイサー、CULVノートPC「Timeline」2機種(価格.com 2009/11/19)

Windows7対応モデルが一段落して、ようやく個別モデルのニュース記事が書けるところまでリリースペースが落ちてきましたが、どうやら今のキーワードは「CLUV」のようです。これ、何なのかというと今年頭ぐらいにインテル社が提唱した「Atomプロセッサよりずっと性能が良くて、省エネルギー性はそれに迫るものがあるよ」というCPUに付けた総称です。とはいえ、提唱元のインテル社は既にこの呼称は使用していないようですが、着実に認知度は上がっているという面白いキーワードです。

しかし。

日本製ノートパソコンの長所は、軽く、長持ちバッテリーで高性能がキーワードでした。ネットブック攻勢から始まった海外製のパソコン進出は、重く、そこそこ使えるバッテリーで、そこそこの性能でした。この性能部分がCLUVによって埋められ(日本製ノートパソコンもこれを採用してコストダウン)、その恩恵でバッテリーの持続時間もアップさせています。軽さだけはまだまだ国産のノートパソコンには圧倒的にかないませんが、価格差が2倍程度あることを考えるとユーザーの視線は厳しいかもしれません。

軽量化については汎用部品を諦めたり、素材のこだわりで調達価格が上がるなどコストダウンが難しいため、ワールドワイドに使いまわす製品を作る海外勢にはやや難しいかもしれません。しかし骨格の共通化をはかり、そこの素材を日本仕様のものだけ変更したり、外装部品の交換やSSDの積極的な採用などを積み重ねればかなりの軽量化が果たせるかもしれません。しかも、安価に。

東芝のDynabookはワールドワイドに販売されており価格的にも対抗できるかもしれませんが、B5モバイルノートの分野で攻め込まれるとそう言っていられなくなる可能性が有ります。

13~15インチで展開しているTimeLineシリーズですが、今後軽量化を行い、12インチクラスに切り込んできたらなんて考えると、国産メーカーは厳しいだろうなと思います。

とは言え、サポート体制などでまだまだ海外勢は(特に初心者に)厳しいので、いきなりシェアを奪われることはないと思います。それでも積み重ねでじりじりと切り崩され、気が付いたら国産メーカーが1社も残っていないという事態は避けて欲しいものです。

【関連エントリ】
■SONY VAIO typeP まとめエントリ
■SONY VAIO X まとめ+リンク集エントリ
■ThinkPad X61のある生活

低価格15型ノートPCのInspiron 15に考える、おデブノートの魅力

CLUVという対ネットブック用語と、その製品をWindows7発売に合わせて各社が揃えてきました。この結果、そろそろネットブック熱のメッキが剥げやしないかと少々心配になっている今日この頃です。そんなことを考えていたら、こんなニュースを見つけました。

■ネットブック並みのお手頃価格15型ノート Inspiron 15(ASCII.jp 2009/11/02)


以前のエントリ「PC購入:HP Compaq FY154」でも触れましたが、今14インチから15インチのワイドモニタの「デブ」パソコンはモノによっては激安で購入できる場合があります。特にHPやDELL、Acer等海外製パソコンはその傾向にあります。画面サイズが大きいため、ネットブックと比べて年配者なら文字の読みやすさで圧倒的にこちらが有利ですし、処理能力の高さやメモリ搭載量の余裕など、64bit時代を迎える上でこのおデブノート達は凄く魅力的なカテゴリなのです。

有利なのは性能や画面サイズだけではありません。本体幅に余裕があるためテンキーを搭載した機種も出始めていますが、これならデスクトップのキーボードと何ら変わることなく使えます。ライトユーザーと言われる人たちはキーボードが壊れるまで酷使するなんて滅多にないのですから(私はかなり使いますが、それでも壊したことはないです)「交換ができないからダメ」なんてのは関係ない場合がほとんどです。

また、持ち運びしないのならバッテリーの持続時間も関係ありません。ちょっと他の場所で使いたいときだけバッテリー駆動させ、電池が減ったらコンセントに繋げばいいだけです。国産のノートパソコンが売りにしている長時間駆動が必要なくなると、一気に価格帯が下がってしまうのです。

もちろんデスクトップと比べればやや高く、性能も見劣りします。しかしデスクトップと比較した場合、今度は優れた省スペース、省エネルギー性が魅力となってきます。最近のデスクトップはノートパソコンの部品を取り入れ省エネルギー性と省スペース性を手に入れた製品もありますが、それらは必然的に性能が低めに、価格は高めとなり、デスクトップ本来の魅力を失ってしまいます。

無線LANを導入すればコンセントだけの配線で済むノートパソコンは片づけも楽ちんなので、狭い部屋で使うにも便利。前述のノートパソコンを使っている私の親も「デスクトップじゃなきゃヤダ!」と言い張っていたのですが、今ではもう「デスクトップには戻れない」と言ってしまう有様です。

もちろんデスクトップの拡張性や高性能も魅力です。しかしネットブックの安さに惹かれてそちらを検討するぐらいなら、ちょっと冷静になって考えるとベーシックなおデブノートはとても魅力的な製品です。秋モデルでこれらに当てはまる手頃な製品を、価格.comで絞り込んだリンクを作成したので、宜しければ参考にどうぞ。

■価格.com 低価格おデブノート

【関連エントリ】

■ThinkPad X61のある生活

2009-11-20

ついに出た パソコン内蔵型モニタ「EeeTop PC」

27インチモニタサイズのiMacやNECのVALUESTAR G タイプWで実現されている製品が、やっと普及価格帯でも商品化されてきてきました。

■ASUS、20型タッチパネル液晶一体型「EeeTop PC」(価格.com 2009/11/20)
これのどこが素晴らしいかと言うと、HDMI入力端子を搭載していること。つまり、HDMI端子を備えているパソコンのモニタとして使うことができるのです。小型ネットトップの進化を応援していた人間として、これ以上の進化はありません。

惜しむらくはアナログRGB端子を持っていないこと。まだまだノートパソコンではアナログRGB端子が主流となっているため、例えば我が家のThinkPad X61やVAIO type Pが接続できません。過去のVALUESTAR G タイプWでは付いていたようなので、ここはぜひ検討していただきたい部分です。

しかしHDMI端子で統一さえしてしまえば、普段使いには画面内蔵(とここで言っておきます)のパソコン機能を使い、高い性能が必要になったときだけ外部の高性能デスクトップを起動すればよいのです。普段使いはほとんどの方がネットやメール、Officeなどビジネスアプリの使用になるのですから問題にはならないでしょう。また、一人暮らしの方ならゲーム機のモニタとして使うことも可能になりますし、ワンセグチューナーなどを付けておけばテレビにも早変わりします。

パソコンの性能としては、OSにはWindows7 Home Premiumを採用。CPUにデュアルコアAtom 330、2Gbyteのメモリー、320GBのHDDを搭載などネットトップとしてMaxの性能を盛りこんでいます。これなら、モニタ性能さえ良ければAspire Revoのようなネットトップのシェアを確実に一定量持っていくことができるでしょう。

お値段は8万円前後とやや高めの設定ですが、タッチスクリーンを搭載していることも考えると発売当初の売値としてはこんなもんだろうと思います。ただし年末商戦で6万円台に突入したりすると、このマシン、急激に魅力を増すのではないでしょうか。

というわけで早く実機をさわってみたいものです。発売は11/28開始なので、もう少し待つ必要が有るみたいです。

【関連エントリ】
■小型デスクトップは便利
■Acer Aspire Revo まとめページ

KENWOODのポータブルプレーヤ「Media Keg MG-F」に思う不満

新製品のニュースを読んで感じたことがあったので、まとめニュースから独立させました。

■ケンウッド、microSDカードも使えるデジタルオーディオ「Media Keg MG-Fシリーズ」を発売(CNet Japan 2009/11/19)


特徴を挙げるとこんな感じの製品です。

・内蔵メモリ
・microSDカードスロットを搭載しており、メモリ容量の増設が可能
・4Gbyteと8Gバイトモデルの2種類、価格はそれぞれ1万5000円/1万8000円前後
・クリアな音楽再生を実現する高品位D/Aコンバーター
・ヘッドホンアンプとヘッドホン端子のレイアウト最適化によるノイズ低減
・遮音性の高いカナル型ヘッドホンなどを採用
・CDジャケットも表示できる2.0インチ液晶

iPod nanoをご存じの方なら、「で?」と思ってしまう特色です。音質などのチューニングは音響メーカーであるKENWOODならではの味付けが施されているかと思いますが、iPod nanoと比較すると飛び道具もなく、容量も少ない。SDカードの領域をシームレスに使えるかどうかはわかりませんが、ユーザーは「あのフォルダの中にある曲」ではなく「あのアーティストのあのアルバム」という検索を知ってしまうと、この方式は非常に不便なんです。音をたしかめられる売り場が減っているため、唯一の武器もうまく伝わらないんじゃないでしょうか。SDカードを使える事を武器としていたPanasonicも撤退してしまいましたし、

もういっそのこと、各音響メーカーはiPodに接続する超小型アンプ付きヘッドホンとか開発してみてはいかがでしょうか。音質が武器なのですから、出力された音のチューニングをスピーカーだけでなく、積極的に制御して「iPodじゃないみたい!」と驚かせれば売れるんじゃないかと思います。iPodTouchのような極薄の筐体なら背面に張り付かせれば良いだけですし、プロテクタや外部電池などと組み合わせれば、出っ張りがちなアンプ機能をうまく埋め込めるでしょう。

カセットテープ時代(古)、KENWOODのポータブルプレーヤーは音が良くスタイリッシュで憧れていました。過去にそんなワクワクした商品を生み出していたのですから、きっと今だってできるに違いありません。

なんて書きつつ、おしまい。

【関連エントリ】

■レビュー:音楽プレーヤー、イヤホン

PC-NEWS 20091120

本日気になったニュースです。

■パソコンソフト
■Googleの独自OS「Google Chrome OS」をスクリーンショットで徹底解説(GIGAZINE 2009/11/20)
■Googleがパソコン向けの独自OS「Google Chrome OS」の詳細を正式公開、実際に動作しているデモムービーも(GIGAZINE 2009/11/20)
■Google Chrome OS 開発版 ダウンロード提供開始、普通のPCで動きます(engadget Japanese 2009/11/20)
GoogleがついにOSまで作ってしまった、というニュースです。恐らくはインスタントオンのOS搭載として採用されることになると思いますが、数秒で使えるようになる(起動する、ではない)のはWindowsはもとより、電源ONからのスタートでは携帯電話と同レベル。Windows陣営の反撃に期待したいところです。こうやって切磋琢磨があれば、結果的にユーザーの利益になって行きますので。

■セキュリティ関連
■舞台はメールからSNSへ! 脅威のターゲットが変貌と警告(ASCII.jp 2009/11/16)
>SNSの運営者をよそおってID/パスワードの変更を行なわせるフィッシング(偽装)サイトに誘導するケースもある(実際にはID/パスワードの詐取が目的)。
これはひっかかってしまう可能性多いのではないでしょうか。ちなみに最近、私のメールには「VAIOの注文について」とか、「DHLでの発送について」とか、それっぽいタイトル(ただし英文)のウィルスファイルつきのメールが手を変え品を変え届きます。もう、避けられないんですかねぇ。ウィルスメールって。

過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

Acer Aspire Revo(R3610)Windows7モデルの情報

世間では、Aspire RevoといえばWindows VistaモデルのR3600から、Windows7モデルのR3610と変わってきていて、情報もずいぶん揃ってきました。



そこで当エントリでは気になる参考情報を集めてみました。最後に用意したR3600のまとめエントリと併せ、購入に際しての参考にしていただければと思います。
(最終更新 2009/11/18)

■通常の使用には十分耐える

前モデルのR3600に採用されたCPUのAtom N270(1.6Mhz) と同クロックながら、コア数が2つとなったAtom 330とWindows7との組みあわせは良好なもののようです。メモリが2GbyteのモデルであるA44を私も店頭で試してきましたが、R3600ではもたついたファイル操作などの処理が問題なくできるのには驚きました。

このマシンはIONチップセットが最も電力を消費する(確か20W)のですが、N270でも4Wしか使っていなかったものが8Wに増加しただけになります。AC駆動のため、バッテリー駆動するノートパソコンのように電力消費量をシビアに削減しなければならないものではなく、またWindows7の優れた電力制御と組み合わせれば、4Wの差は性能アップとのトレードオフで十分なものです。

■メモリは64bitOSでも、IONプラットフォーム(Atomプロセッサ?)の制約で3Gbyte程度しか使用できない。

これはメモリを4Gbyte積んだ、上位機種のA45のみに発生する問題です。
(追記中)

【関連エントリ】
■Acer Aspire Revo まとめページ
■小型デスクトップは便利(ThinkCentre A61 Ultrasmall等)

2009-11-19

延命?スケジュール通り?NetWalkerに漢字辞書モデル追加

巷での噂もずいぶんと少なくなり、落ち着いてしまった感じのあるSHARP NetWalkerに漢字辞書を搭載したモデルが追加されるようです。

■モバイル端末「NetWalker」に電子辞書モデル登場(ASCII.jp)


主な機能としては以下の3つが追加となります。
 ・「広辞苑 第六版」「新英和中辞典(第7版)」など7種類の辞書を
  収録したマイクロSDカードを同梱
 ・辞書閲覧ソフトでインターネット上にある約1,000種類の
  辞書コンテンツから検索可能
 ・今後解説される電子書籍販売サイト「NetWalkerライブラリー」
  から書籍を購入可能

ハードウェア的には従来機と同様に、辞書コンテンツが収録されたマイクロSDカード(別途発売も予定)を同梱し、インターネット辞書と電子書籍サイトとの連動などソフトウェアの追加が主だった変更点です。

型式は「PC-Z1J」となり、12月上旬から発売開始予定。価格は5万円前後とありますが、現在のNetWalkerの販売価格を見る限りでは4万~4万5千円ぐらいになると思われます。

・・・と、通り一辺倒のニュースサイトでも取り上げるネタを並べつつ。
問題はこれが当初のスケジュールにあったものかどうかと言うこと。ぼちぼちと売れているようですが、評判を聞く限り10万台/年を豪語されていた重役の方には申し訳立たない程度の売り上げと思われるこのモデル。洗練された電子辞書専用機種の使い勝手に、インターネット機能でどこまで切り込めるかは見物です。

昨年のWILLCOM D4といい、このNetWalkerといい、(その前のEM-ONEや最新の光タッチMebiusなども)ZAURUSの時に感じた「スゲェ!」度が失われつつあるように感じます。私の手元にあるZAURUSはHDDがイカレはじめたのかカレンダーデータが飛んだりしていますが、ハコそのものは頑強なので、ばらしてCFカードなんかと換装すればまだまだ行けそうな気配です。

しかし上記に挙げたマシン達はいかんせん壊れやすそうと感じてしまいますし、ソフトウェア的な完成度もどうしても納得がいかない。また、作りも微妙にチープです。ZAURUS SL-C3000で感じたソフトウェアの完成度、PDAとして使う上で求められる頑強さ、何よりそこに置いたとき感じられる満足感。そんなものが失われていないでしょうか。

その分販売価格も下がっていますが、例えばどうように値下げ圧力に晒されながらもVAIO type PやVAIO Xのような独創的な商品を送り出し続けるSONYに感じるような作り込み、所有する満足度がいまいち足りないように感じます。それをどのように使い、どんな風に生活を便利にさせるのか。独創的なアイデアのシャープペンを作ったSHARPだからこそ、そんな事を期待してしまいます。

ぜひ、現行NetWalkerのネガティブな要素を打ち消した新しいNetWalkerを開発して欲しいと心から願っています>SHARP開発陣の皆様。

【関連リンク】
 ■SHARP NetWalker まとめエントリ

PC-NEWS 20091119

本日気になったニュースです。

■Windows7
■69%がWindows 7に満足 XPユーザーからは辛口の意見も(ASCII.jp 2009/11/18)
私もほぼ同じような見解です。しかしながら最新のソフトの対応状況など、そろそろXPから卒業するタイミングを迫られてる事も事実です。唯一懸念があるとすれば、過去資産を生かせるXP Modeを普及バージョンとなるであろうHome Premiumに搭載しなかったマイクロソフトの選択が今後問題とならなければよいのですが。


■パソコンソフト
■マイクロソフト、「Office 2010」パブリックベータ版をリリース(CNet Japan 2009/11/19)
■Download Microsoft Office Professional Plus 2010 Beta※日本語版はない
ついにパブリックβ版がリリースされてきましたが、残念な事に日本語版がないです。まだ出ていないだけだと思いますが、気の早い方は上記のリンクから入手出来ます。※ただしWindows Live IDが必要

■Webサービス関連
■ソースネクスト、プリペイド型通信カード「いきなり 最大21Mbpsモバイル」など発売(CNet Japan 2009/11/18)
価格破壊を続けるソースネクストの製品なのでちょっと期待しましたが、「いきなり 最大21Mbpsモバイル」が9万9800円、「いきなり 最大7.2Mbpsモバイル」は8万3800円(それぞれ税込)とごく普通(月割りでそれぞれ7677円/6646円)。イーモバイルとのセット販売を使って手に入れた方がお得だと思うのですが、いかがなものでしょうか。

■セキュリティ関連
■なぜ止まらない? ファイル共有ソフトでの情報漏洩(ASCII.jp 2009/11/12)
ファイル共有で情報漏洩がされる仕組みについて詳しく解説しています。ファイル共有そのものは全く推奨できませんが、もしされている方がいたら一読することをお勧めします。


過去のPC-NEWSはこちらから。

■PC-NEWSまとめエントリ※ヘッドラインが確認できます。

2009-11-18

VAIO typeP 買い足した周辺機器 その4 3D USBアダプタ

VAIO typeP関係で買い足した周辺機器、最後は3D USBアダプタというコネクタ部分を自由に方向を変えるツールです。


小さな筐体に各種スロットを詰め込んでいるため、各種コネクタ間の余裕が少なく、USB機器を接続する際にコネクタ周りがちょっとでもおデブさんな機器や、他の機器の併用の際に問題が出ることも購入前から判明していました。


そこで解決策として、コネクタの方向を自由に変更できるアダプタを買いました。600円弱で購入できるこのアダプタはUSB機器を自由な角度で保持し、コンパクトにまとめられる優れものです。VAIO typePに限らずモバイル機器を使う人なら手に入れると非常に便利な一品です。

たとえば、上記のイーモバイルの通信機器を使う際に、アンテナのように垂直に立てられるため非常に便利です。使わないときにはまっすぐにして胸ポケットにしまっておけるため、さっと取り出せますし、USB機器のコネクタを保護した状態で持ち運べるのでなかなか役に立っています。


他にもUSBメモリを邪魔にならないように立てて使ったり、外付けHDDのコネクタを奥に誘導して邪魔にしないようにするなどかなりの頻度で使われています。おそらく今回の投資の中で最もコストを回収出来ているものではないでしょうか。モバイル使いなら、一つは持っていると便利な道具です。

ただし使い始めに、自由関節が非常に渋く折れるのではないかとヒヤヒヤしながら曲げていました。個体差もあるとは思うのですが、力の弱い女性などは最初男性の方にグリグリと動かしてもらうほうが良いかもしれません。

サンワサプライ 3DUSBアダプタ AD-3DUSB8
サンワサプライ
売り上げランキング: 2526
おすすめ度の平均: 3.5
4 自分の環境では、何故かイーモバイルの通信速度が倍になります!?
2 関節壊れやすい。。。
4 便利ですが作りがもろいです
3 目的次第では便利
4 定番になってほしいけどあまり売ってないね


というわけで、買い足した周辺機器シリーズは終わりです。そろそろWindows7に移行しようと思いますが、その前にバックアップを取らないと。→と思ったら良いツールを見つけました。これについては又今度。

【関連エントリ】
■SONY VAIO typeP まとめエントリ