大変お遅くなりましたが、先月参加した発表会についてブログにまとめます。
計三回の予定で、文章はChatGPTで壁打ちしながら作っています。
2026年7月14日、PFUが開催したScanSnapの新サービス発表会に参加してきました。
今回発表されたのは、新しいScanSnap本体ではなく、クラウドとAIを組み合わせた新サービス「ScanSnap Cloud+」。併せてスマートフォンのカメラをScanSnapのように使える「ScanSnap Camera」の発表もありました。
PFUは今回、以下ををテーマに掲げていました。
「スキャンの、その先へ。」
これまでの「紙を簡単にデジタル化する」から一歩進み、スキャンした情報を、その後どう活用するかまでをScanSnapで支援しよう、というのがポイントのようです。
ScanSnap Cloud+とは?
もともとPFUは2015年から「ScanSnap Cloud」を提供しています。対応するScanSnapで読み取ったデータを、PCを介さず直接クラウドサービスへ送信できる仕組みです。
今回登場した「ScanSnap Cloud+」は、このScanSnap Cloudを発展させた有料サービスで、発表会のあった2026年7月14日から提供が開始されています。
その中心となるのが、
・ScanSnap AI
・ScanSnap Camera
の二つです。
「ScanSnap AI」でスキャン後の作業も自動化
ScanSnap AIには、大きく三つの機能があります。
手書きにも対応したOCR
まず、手書き文字にも対応しました。
従来のScanSnapでも検索可能なPDFを作成できましたが、資料への書き込みや手書きメモなども文字として認識し、検索・活用できるようにしたそうです。タイプされた文字も従来より精度が向上しているようです。
AIによるファイル名生成
スキャンした文書の内容をAIが読み取り、それに合ったファイル名を自動的に生成するようです。発表会ではセミナーの案内チラシを読み取り、内容を反映したファイル名を付けるデモが行われました。
従来のScanSnapのアプリでも似た処理はしているのですが、一部を切り取ってファイル名を作成するものだったので、読み取り場所が見当違いだったり名称がいまいちな場合がありました。これはAIでスキャンした対象全体を読み取ってファイル名にするので、格段にファイル内容を表したものになります。
「リンク付きPDF」で次の操作へ
「リンク付きPDF」についても面白い機能でした。これはPDF内の日付、住所、メールアドレス、URL、電話番号、QRコードなどを認識し、クリックできる情報としてPDFに付加するものです。
例えば、以下のような操作が可能になります。
・日付 → カレンダー登録
・住所 → 地図表示
・メールアドレス → メール作成
・URL/QRコード → Webページを表示
「スキャンして保存」で終わらず、その情報から次の行動へつなげる動線を作ってくれる。これはデジタルならではの強みですし、スキャンの概念を変える可能性がある機能だと思いました。
スマートフォンがScanSnapになる「ScanSnap Camera」
もう一つの柱が「ScanSnap Camera」です。
もともとモバイル版の「ScanSnap Home」アプリにはスマホカメラで撮影して取り込む機能がありましたが、これが「ScanSnap Camera」として強化され、スマートフォンだけでも紙文書を手軽に取り込めるようになりました。
自動クロップや台形補正、向き補正、背景除去、カラー自動判別などの基本機能は無料で利用できますが、有料版ではさらに以下が利用可能になります。
・影けし
・フラット補正
発表会では三つ折りの請求書を撮影し、紙の折れや撮影時の影を自動補正するデモが行われていました。もちろん、ScanSnap Cameraで取り込んだ文書でもScanSnap AIを利用できます。
つまり、ScanSnap本体を持っていなくても、スマートフォンからScanSnap Cloud+を利用できるようになったわけです。
料金は月額980円から
ScanSnap Cloud+の料金は以下の通りです。
| プラン | 月額(税込) | AI処理可能ページ数 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 利用不可 |
| S | 980円 | 100ページ/月 |
| M | 1,980円 | 300ページ/月 |
| L | 2,980円 | 600ページ/月 |
有料プランで利用できる主な機能は共通で、違いは主にScanSnap AIで処理できるページ数。なお、スキャン単位ではなく枚数単位であることに注意が必要です(ここ、以降のブログで書いてみる予定)。Sプランには無料トライアルも用意されているようです。
ScanSnap発売25周年の次に目指すもの
発表の最後に、ScanSnap Cloud+について単なるScanSnapの新機能の追加ではなく、今後どこへ向かうのかを示すものと説明していました。
これまでは「紙を簡単にPDFにする」してきた。
今回のScanSnap Cloud+では、その先にある
「内容を理解する」
「整理する」
「次の行動につなげる」
ところまでをScanSnapの領域に広げようとしています。
これが、冒頭にあった「スキャンの、その先へ。」ということかなと。
今回はまず、発表会で何が発表されたのかを中心にまとめました。
ただ、今回の発表は最後の「次に目指すもの」で書いたように、単純に「ScanSnapにAI機能を追加した」わけではないというのがポイントだと思います。
なぜスマートフォンのScanSnap Cameraを用意したのか。
AI時代にPFUはScanSnapをどのような存在にしようとしているのか。
次回は「個人的に注目したポイント」を掘り下げてみたいと思います。
参考資料
株式会社PFU
「ワンタッチPDFの、その先へ。AIで紙を“残す”から“活かす” 新サービス『ScanSnap Cloud+』提供開始」
2026年7月14日
PFU公式プレスリリース
株式会社PFU
「ScanSnap Camera」
2026年8月21日参照
PFU公式製品ページ
株式会社PFU
「ScanSnap AI」
2026年8月21日参照
PFU公式製品ページ
PFU「ScanSnap Cloud+」新サービス発表会
2026年7月14日開催。発表・質疑応答の文字起こしを参照。
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