2013-12-16

【レビュー】maxell VDR-2000(i-VDRレコーダー)

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、前回の開封レビューに引き続きiVDR採用のHDDレコーダー maxell VDR-2000 を紹介していきます。我が家では東芝Qosmio D710の横に鎮座しています。


ちょいとこの画像ではわかりにくいのですが、奥行きは横に置かれた3.5インチ外付HDDとほぼ同等。幅はそのHDD容量2個分ぐらいです。iVDRカセットとHDDを並べて内蔵しているので、まぁそんなもんですね。

左側にスロット、右側に内蔵HDDとなっている。
既に稼働して半年以上経過しているのですが、カセット方式のHDDの恩恵は素晴らしいです。カセットが壊れなければレコーダーを買い換えながら録画データが保全でき、内蔵HDDと移動させつつ整理すればカセット毎のカテゴライズも可能です。

カセットが半ばダンピング的価格で取引され、1TBが1万円を切っています。既にこのモデルは手に入れにくくなっていますが、この価格破壊の間にぜひi-VDRの使い勝手の良さを体感して欲しいです。きっと離れられなくなりますよ。

凄く強引にまとめましたが、とりあえずおしまい。


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2013-12-10

【雑記】無線LANルーターは定期的に再起動しよう。

タイトルそのまんまです。

我が家で活躍中の無線LANルーター、WZR-1750DHP×2。ドラフトAC対応で超高速、ハイエンドで多機能、機器同士で強力に通信、電波の穴を塞いでくれるという優れものです。

性能だけでなくお値段もハイスペックだけどスゲく満足。
とはいえ、それでも時折ぐずつく事があります。
そんな時は男は黙って再起動です。

あまり知られていませんが、ルーターってパソコンでも出来ます。無線はちょっと難しいですが、有線ならちょっと技術書読みながら作業すれば誰でも出来ちゃいます。

作り方はデスクトップパソコンに大量のLANポートを用意して、それにネットワークサーバを構築するだけ。つまり、ルーターってコンピュータなんです。知ってる人には何言ってるんだお前な話ですが。

      ィ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙t, 
     彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ 
     イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r''ソ~ヾ:;;;;;;゙i, 
     t;;;;;;;リ~`゙ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    i,;;;;;;! 
     ゙i,;;;;t    ヾ-‐''"~´_,,.ィ"゙  ヾ;;f^!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
     ト.;;;;;》  =ニー-彡ニ''"~´,,...,,.  レ')l. < おまえは何を言っているんだ 
     t゙ヾ;l   __,, .. ,,_   ,.テ:ro=r''"゙ !.f'l.   \____________ 
      ヽ.ヽ ー=rtσフ= ;  ('"^'=''′  リノ 
    ,,.. -‐ゝ.>、 `゙゙゙゙´ ,'  ヽ   . : :! / 
 ~´ : : : : : `ヽ:.    ,rf :. . :.: j 、 . : : ト、.、 
 : : : : : : : : : : ヽ、  /. .゙ー:、_,.r'゙: :ヽ. : :/ ヽ\、 
  :f: r: : : : : : : : !丶  r-、=一=''チ^  ,/   !:: : :`丶、_ 
  : /: : : : : : : : :! ヽ、  ゙ ''' ''¨´  /   ,i: : : l!: : : : :`ヽ、 
 〃: :j: : : : : : : ゙i   `ヽ、..,,__,, :ィ"::   ,ノ:: : : : : : : : : : : :\ 
 ノ: : : : : : : : : : :丶   : : ::::::::: : : :   /: : : : : : : : : : : : : : : :\

それはさておき。

つまり、ずっと動かし続けていれば多少不安定にもなります。
なのでたまに再起動すると安定するんですねー。

ちなみに修正バッチも時折出るので、それを当てるとさらに改善されたりします。
バッチ適用はそんなに難しくないので、どうも安定しないという人はチャレンジしてみてください。

今日はそんな感じで。

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2013-12-09

【雑記】カメラもデジタルアルバムも進化したけど、人間だけ進化できてない。

土曜日、デジタルフォトアルバム機器のセミナー講師にお呼ばれして講師をし、即売会でもちょっとだけお手伝いしてきました。売って歌える講師です。何度か笑いも取りました。


演目は、この「おもいでばこ」と言う製品です。

この製品は今月、2011年発売の初代から数えて3代目の製品が登場します。スマホ・タブレット連携を大幅に強化し、プログラマの腕でサクサク動くようチューニングされたUIはテレビでもタブレット・スマホでも快適に動く製品です。

このおもいでばこにはジオタグ表示機能があり、ジオタグが付いている写真では地図を表示する事が出来ます。スマホ・タブレットではこのジオタグが付与できますし、コンデジでもそう言う製品は増えました。おいらのコンデジもGPS機能があり、ジオタグが付けられます。

FinePix F770EXR。スゲ名機だと思います。
旅行の写真を見ていて、地図と一緒に見ているとどこで撮影したか一目で分かり、感動がより一層蘇ります。

しかしデジイチのNikon D5100を持っていると、より写りの良いこちらを使い気味。ジオタグ付けるために、いちいちこのカメラやスマホでも写すのははっきり言って面倒です。

D5100はフラッシュも駆使すれば写らないものはないので便利なのだけれど。。。
と言うわけで、GPS機能内蔵のD5300を入手する事になりました。





このカメラはWi-Fi機能も備えているので、無線LANの電波からおおよその現在位置を特定できるA-GPS機能を持っています。なのでGPSの電波捕捉までの時間が大幅に短縮されています。

今度沖縄に旅行に行く予定なので、このカメラで武装して快適な撮影旅行を楽しんでこようと思います。帰ってきたら、おもいでばこでテレビで楽しんだり、タブレットで一人でニヤニヤしたりする予定。

このように着々と写真を楽しむ環境を構築していますが、ここにたどり着くまでにはかなりの出費と勉強をした上で経験を積んでいます。だからここまで楽しめるとも言えるでしょう。

しかし、普通の人はここまで投資もしないだろうし勉強もしないでしょう。
そんな人にどうやってこの楽しさが伝わるのか?

実は講座中や販売中、そんな事をずっとぐるぐる考えていました。

カメラは非常に使いやすく仕上がっています。
そしてそれで撮影した写真は、おもいでばこを使えば簡単に楽しむ事が出来ます。

でも、それでも多少の学習が必要です。
つまり、写真を自分と同じぐらい楽しむには進化しようと努力が必要なんですね。

その学習はそんなに大変ではありません。
予算はちょっとかかりますが、一度揃えればそうそう買い換える必要もありません。
なので息長く楽しめます。

これをどう伝えればいいのか。
進化する事がどんなに素晴らしい事だと伝えればいいのか。

そんな事を少し悩んでしまった土曜日でした。

今日はそんな感じで。

2013-12-05

【比較】Nikon D5300とD3200の外観の感想(D5100ユーザーとして)

少し前の話なのですが、所用でお出かけするタイミングで、購入検討中(当時)のD5300を見に行ってきました。

以下、所有しているD5100と、隣にあったD3200との比較を交えつつ感想を書いていきます。

D5300の展示機は新色のグレーのみでした。
右肩の背面がかなり傾斜していて、ボタンが飛び出たデザインです。
そのせいでコマンドダイヤルは奥まってまわしにくくなった感じです。

D5300はこの傾斜のせいで、ダイヤルの突起量が少ない。。。
D5100は傾斜が無かったので、まわしやすいんです。

D5100ではそんなこたぁない。
ちなみにD3200もその傾斜が無いのでまわしやすかったです。逆だろ!ふつう。

普通にでっぱてるので操作感が良好なD3200。。。
新レンズ、18-140VRは結構太いです。
プラスチック筐体なので仕方ないのですが、小さく作ったカメラが大きく見えてしまいます。

太。
D5200までは18-105VRが付いていましたが、他社はズーム幅が18-135のものが多く望遠側が物足りない印象がありました。この対策のレンズでもあるのでしょう。自分は18-200VRというもっと望遠が効くレンズがあるので普段は使わないと思いますが、動画撮影時にレンズの動作音が小さいのでこのレンズキットを買います(18-200VRはかなりうるさい)。

右肩にWi-FiとGPSのモジュールが入っています。
GPSは掴むまでの時間がかかるのが難点ですが、このD-5300のGPSはスマホなどのGPSと同じくWi-Fi電波からおよその位置を特定するA-GPS機能を持ってるので、街中のビル群の中でもおよその位置を掴みやすくなっています。むしろそっちの方が速い。

Wi-Fiも付けたからGPS無いってがより生きる。
赤外線の受光部はグリップ中央。Nikon伝統です。

どのカメラでもここのような。
マイクはステレオ。D5100はモノラルだったので羨ましい(D5200はステレオ)。

この距離でステレオ効果はあるか分かりませんが。
GPSが右肩に入ったせいで、レリーズモード・セルフタイマー・リモコン撮影」ボタンがレンズ着脱ボタンの下部に移動しています。

ボタンのレイアウトは大変そう。
底面はこんな感じ。D5100比較だと凹凸のパターンが変わってます。


グリップは少し小さくなった感じ。シャッターボタンの位置がより前に出っ張っている印象になります。少しエッジが効きすぎていて、慣れるまできつそう。

エッジが効きすぎていてかえって手に馴染まない。
その点、D3200は大人しいです。D5100も同様。
D5300は新素材のボディなので各部の設計を見直した結果だと思うのですが、D5100ユーザーの自分には慣れるまで時間かかりそうです。

D3200はまだ大人しい(ボディ素材は従来品と同じ)
左肩にはスピーカーが付いています。一応付いてる、的な。

音は出すだけって感じです。
あと、ライブビュー切り替えレバーも角度が付いてしまったので指が滑るような気がします。
なんだかデザインに凝ったあまりあちこち使いにくくなってるような。

レバーが上に向かって傾斜してるの分かりますかね?
右肩部はとにかく小さく見せようとして、操作感を損ねているような気がします。
これは短時間触っただけの感想なので、長く使うとまた変わるかもしれません。

何か窮屈なのよね。
でも、見た目はすっきりです。小さく見える。


ポップアップフラッシュ周りのエッジが効いたデザインと相まって、Nikonはこのクラスでは最もカッコ良いと思います。

D5300
D3200
ちなみに接岸部はD5300はボックス型、D3200は少し広がった形のものです。D5100もボックス型なんですが、私はこの少し広がった形のものに変えてます。ボックス型はなんとなく狭く感じるんですよね(実際は何の影響もない)。この接眼部は数種類発売されていて、値段も数百円なので交換していろいろ試すと面白いですよ。

D5300はこんな感じのすっきりタイプ。
D3200は広がった感じ。目に当てる時こっちのほうが安定するような。
バリアングル液晶とGPS機能は私の選択で外せない項目なのでD5300しか選べないのですが、触れた感じではD3200のほうが好印象でした。

普通に撮影を楽しむだけなら、D3200も良い選択肢だと思います。これにD5300のWi-FiとGPS付くなら考えるなぁ。スマホで撮影できるから、バリアングル液晶の代用も可能だもの。

今日はそんなかんじで。

まとめエントリを作成しました。他の情報はこちらからどうぞ。

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2013-11-28

【レビュー】ThinkPadの軽くて薄いほう、ThinkPad X1 Carbon

今回、ThinkPad Xシリーズの最高峰であるThinkPad X1 Carbonをお借りしたのでそのレビューです。

初代発表当初、さらっと封筒から取り出された薄さが売りのThinkPad X300。その流れを汲み、開発されたThinkPad X1を経て、F1ボディと同じく軽くて硬いCarbon(カーボン)素材を取り入れた最新モデルがこのThinkPad X1 Carbonです。

Carbon!!!

このX1 Carbon、モバイルパソコンとして全ての数値が高く、またコストパフォーマンスも悪くない。タッチパネル非搭載ですが(X1 Carbon touchというタッチ対応モデル有)、タイピングメインの使い方ならトラックポイントと併せてWindows 8でも十分に使えるパソコンでした。

全方位に優れた製品でした。

このマシンの特徴として、まず薄く軽いことがあげられます。
軽量高剛性のCarbon(カーボン)素材を使う事でThinkPadの拷問と呼ばれる耐久テストをこの薄さでクリアしているのです。素晴らしい。

薄い!!!

画面側なんてペラペラ。しかも軽い。
細かな配慮にも抜かりはありません。ノートパソコン、特に薄型のモデルは超時間の利用では排熱しきれずに動作が不安定になるものもありますが、この製品は大胆に放熱坑を設けているのでその心配は全くありません。実際、一日中利用していてもそんな状況になる事は全くありませんでした。

側面から底面まで大量に設けられた放熱穴。
そして14インチというXシリーズ最大の画面サイズを採用した事で、パームレストも大きく取られています。手のひらを余裕を持って受け止めてくれるので、超時間のタイピングでも疲れ知らずです。

どれだけ余裕があるか一目瞭然。
ThinkPad伝統である消音・音量調整・設定ボタンにマイクオフボタンを完備。このボタン、
ちょっと使いたい時に便利なんですよね。
マイクはチャット利用時に便利そう。
なお、このX1シリーズ辺りから電源プラグの形状が次世代のスクエアタイプに切り替わってきています。最新の筐体が薄いX240などもこの形状なので、今後のモデルはこの形に切り替わっていくと思われます。

プラグの形状が変わった。

本体にジャストフィットの厚み。

そしてThinkPadの製品を語る上で外せないのがキーボードの出来です。新世代の6列アイソレーションキーボードと大型タッチパッド、ロープロファイルのトラックポイントと次世代ThinkPad達の先がけとなったキーボードを採用しています。

これが今後の標準となるはず。
アイソレーションタイプのキーは高さはありませんが適度な入力感があり、底打ち感が少ないので超時間のタイピングでも指が痛くなるような事はありません。北海道北斗市中央に向かって凹んでいるので雑なタイピングでもキーを打ちし損じる事もありません。薄方キーボードのお手本のよう。

ただしタイピング音はペチペチと古いThinkPadのタイピング音を知ってる人にはやや甲高くチープな音になっています。すぐ慣れましたが。

ストロークはないが絶妙なチューニングで底打ち感はない。
Windows 8時代の非タッチパネル画面ノートPCでは必須の大型タッチパッドもついていますが、トラックポイント使いの自分にはカーソルキーを使う事であまり必要性は感じませんでした。

タッチは凄く良いです。サラサラ。
X240などと異なりトラックポイント用のクリックボタンは独立しています。ほんの僅かですが出っ張っているためギリギリ及第点なつくり。出来ればもう少し突起して欲しいです。

一応出っ張っているが、物足りない。段差などあれば。。。
そしてロープロファイルのトラックポイント。クラシック派な自分にはクラシックドームが使えないロープロファイルは鬼門かと思われたのですが、昔よりエッジ部分が主張しなくなったのでタイピング時の誤爆が減って問題無くなりました。キーのストローク量が減ったのも理由の一つかと思います。
指への追従性もいいですし、これならOK牧場です。ちなみにX230も同じような理由で問題無くなりました。

トラックポイントも進化を遂げてます。
あと、ポートはSDカード、USB3.0、miniディスプレイポート(変換かましてHDMI出力可能)など。
可もなく不可もなくです。


性能については最近のPCはそんなに差がないので割愛します。

私にはちょっと画面が大きすぎると感じましたが(Xシリーズの12インチサイズに飼い慣らされてしまった)、普通の人なら14インチぐらいは画面サイズが欲しいはず。

今だと価格もこなれてますし、モバイルPCが欲しい人にはいい選択肢になりました。

そんな感じです。


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